小雀陣二流、N-VANで作る料理キャンプベース~四国グルメ×海を楽しむ春合宿!徳島の自然と食材を味わい尽くすグルメキャンピング~

徳島の自然と食材を味わい尽くすグルメキャンピングのイメージ

今回の舞台は徳島のアウトドア天国

アウトドアコーディネーターの小雀 陣二さんご協力のもと、N-VANとともに季節にあわせたキャンプの楽しみ方を紹介する合宿企画がスタート。

小雪の舞う東京を抜け出し、プロジェクトメンバーが向かったのは、徳島県の海陽町。古くから海運業で栄えたこの土地には、美しい海と山に囲まれた大自然が残り、カヤックやサーフィンなどのマリンアクティビティをはじめ、近年はトレイルランニングやクライミングも盛んな注目エリアなのです。東京からは10時間弱。遠路遥々、車を走らせます。

「毎日寒いから、ちょっとでも暖かいところでキャンプしたいじゃない。海陽町には、カヤックガイド時代の仲間がいて、いろいろな遊びも、おいしいものも用意してくれるからさ」とは、N-VANのハンドルを握る小雀さん。

参加メンバーは、小雀さんを筆頭に、最古参メンバーの私ヒロリ、あとは小雀さんのアウトドア仲間の池ちゃんが愛車のCR-Vに乗って現地集合の予定です。

おいしいものと楽しいことがあると聞けば、多少のドライブなんてなんのその。「ナビは任せて!」と張り切って助手席に乗り込んだものの、あれも食べたいし、これも食べたいし、なんてガイドブックを眺めているうちに、眠たくなってまいりました。小雀さん、運転よろしく……。

 

やっぱり、四国といえばまずはうどんでしょ!

タライにたっぷりの釜上げうどん

タライにたっぷりの釜上げうどん。これにカボスをたっぷり絞っていただきます。

キャンプ場で池ちゃんと合流すると、早速、朝ごはんの支度を始めます。腹が減っては、なんとやらですね。

空模様は今ひとつですが、N-VANのサイドオーニングに取り付けられるN-VAN専用オリジナルプライバシーテントを開いてしまえば、多少の雨なんて全く気にならない、即席キッチンリビングが完成です。

「まずは、やっぱり四国といえばうどんだよなぁ」

そういいながら、道中買ってきたうどんをゆでつつ、小雀さんは荷台をゴソゴソ。巨大なタライを取り出しました。それどうするつもり?

「徳島の一部では、ゆでたてのうどんをタライで提供する郷土料理があるらしいんだよ。ザルうどん、ならぬタライうどん!」

「俺、これたくさん買ってきましたよ。なんにでもかけたらうまいでしょ」と池ちゃんが出してきたのは、大量のカボス。うーんなんだか、早速四国キャンプっぽくなってまいりました。

「こりゃ、温まるね~。ちなみにチュンチュン、今日は何をする予定なの?」

「それはあとでのお楽しみ。ヒントは、このタライとだけいっておこう。まあ、腹ごしらえが済んだら、ガイドさんが待っている海に出かけてみよう」

タライと海がヒント? 今ひとつピンとこない池ちゃんと私を横目に、小雀さんはうまそうにうどんをすするのでした。

 

タープを立てる様子
タープを立てる様子
N-VAN専用オリジナルプライバシーテントの設営はわずか5分で OK。タープを立てるのが不安なキャンプビギナーでも、これさえあれば安心です。
タープの窓の部分
タープをくるくる丸める様子
窓の部分をクルクルっと丸めれば、開放感も抜群。網戸付きなので風通しも虫対策もバッチリです。

 

3人でタープに入っている様子

3人でつかっても、この通り広々。さて、今日はどんなアクティビティが待っているのかな?

 

まるで一寸法師スタイル?

ザルに乗る小雀さん

持ち前の器用さで、早くもザルをコントロールするコツをつかんだ小雀さん。ちょっと腰が引け気味。

海に向かうと、そこに待っていたのはガイドの杉本さんと巨大なザルでした。      

「おはようございます。早速ですが、今日はみなさんにこのザルに乗っていただきます」

え、ザルに乗るの? そもそもザルって乗れるの? 杉本さんってカヤックのガイドじゃないの? 聞きたいことは山ほどありますが、いわれるがままにザルに乗せられ、海へと押し出されます。

「見て、見て。これ、一寸法師みたいじゃない?」

さすが、カヤックガイド経験のある小雀さんは、1本のパドルで器用にザルを操ってどんどん進んでいきます。池ちゃんと同乗した私たちのザルも、なんとか前に進むようになってきたころ、気がつくと足元が水浸しに。え、これ水入ってきてない?

「そりゃ、ザルですからね。どんどん水を出さないと沈んじゃうかもしれませんよ~」と笑顔の杉本さん。

ひー。池ちゃん、早く漕いで、早く水出して!

 

ザルのような船

待っていたのは、ザルのような見ための船。ではなく、これはまさにザルそのものでしょ。
ザルを前にたたずむ大人3人
まじで、これに乗れるんですか? と疑心暗鬼になる常識のある大人3名。
ザルを海に運ぶ様子
重量は約30kg と超ヘビー級。大人2人でようやっと海に運び出せる重量です。
ガイドの杉本さん
ガイドの杉本さんは、余裕の片手運転。 たしかカヤックのガイドさんでしたよね?
ザルに乗るヒロリと池ちゃん
ヒロリ&池ちゃん号も、徐々に様になってきました。が足元はびしょびしょで沈没寸前!?

 

海岸線をクルマで走る様子

天気も回復し、まさにアウトドア日和! 海岸線沿いには気持ちのいい道が続きます。

 

断崖絶壁の続くリアス式海岸沿の様子

雨も上がり、温かい太陽が出始めた午後には、海沿いのトレイルへと案内してもらいました。

断崖絶壁の続くリアス式海岸沿いに延びる美しいトレイルを、のんびりと歩きます。

「ここのトレイルは、マウンテンバイクで走るのもおもしろいし、岩場はロッククライミングにも人気です。あ、あっちに見えるのは、朝ドラのロケ地にもなったウミガメが産卵に来るビーチなんですよ。次の機会には、ぜひカヤック旅にも行きましょう」

杉本さんの解説を聞きつつ、なんとも恵まれたフィールドを眺めます。こんな大自然に育まれた食材はおいしいに決まっているよな、と考えていると、別れ際に杉本さんが車から何やら取り出しました。

「徳島は柑橘類や阿波牛、阿波尾鷄も有名ですが、海産物も最高なんです。みなさんで、ぜひどうぞ」

なんだかすっかり私の頭の中は見透かされていたようで。

キャンプに帰ると、早速火をおこし、BBQ(この地域では、海産物の BBQ を「海賊焼き」と呼ぶらしい)にして味わいました。おいしいお店に行くのも旅の楽しみですが、地元の食材を自分たちで料理するのもキャンプならではの醍醐味です。

お腹もいっぱいになり、天気もいいし、そろそろお昼寝タイム。目覚めたら、食べたい地元食材がまだまだ車にのっています。小雀さん、夜は何食べます?

 

オリジナル焚き火台で回線を焼く様子
今回もチュンチュン作のオリジナル焚き火台が。バンバン焼きましょ!
焚き火台の前で歓談する様子
これだけおいしそうな匂いがしたら、そりゃ、こんな顔にもなりますって。

 

CR-V専用に設計された「2WAYダンボールカーゴマット」

CR-V専用に設計された「2WAYダンボールカーゴマット」は、 なんと組み立てると家具になるという優れもの。

 

用意したテーブルとチェア

シートは、テーブルとチェアの2種類展開。もちろん、キャンプにもぴったりです。

 

テールゲートメッシュを設置したクルマ

気持ちのいいお昼寝に虫は大敵。この「テールゲートメッシュ」さえあれば、快適なお昼寝が楽しめます。

 

クーランマラン 杉本雅明さん
【shop data】今回、お世話になったのは…
クーランマラン 杉本雅明さん
徳島で遊ぶなら、地元の自然を知り尽くした杉本さんに相談してみましょう。カヤックからトレッキングまで、幅広いアウトドアアクティビティのツアーをアレンジしてくれます。もちろん、各種道具はレンタルも可能です。ザルだけのガイドではありません!

 

取材・撮影協力:徳島県「まぜのおかオートキャンプ場」

 

*この記事は、2019年2月21日、Circle hに掲載したものです。Circle hは、ホンダアクセスが運営するオンラインストアの旧名称です。現在は「ホンダアクセス PayPayモール店」として出店しています。

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