子どもがよろこぶ「メロちゃんボタン」ってなぁに? 子育てファミリーに押してもらいました!

メロちゃんボタンを試す子育てファミリーたち

突然ですが、「メロちゃんボタン」をご存じですか? メロちゃんボタンとは、押すとクルマのパワースライドドアが開閉されて、楽しいメロディが流れるボタンのこと。子どものクルマの乗り降りを楽しくサポートしてくれるので、子育て中のご家庭にはとっても便利!

今回、0歳〜8歳までの子育てファミリーのみなさんにホンダアクセス本社に集まってもらい、メロちゃんボタンを実際に使ってみてもらいました。子どもたちは一体、どんな反応をするのでしょうか? ママとパパのご意見もうかがいます。

 

目次

 

まずは動画を見ながらメロちゃんボタンを解説

まずはじめに、メロちゃんボタンを使ったことがないというパパ、ママ、子どもたち総勢20名のみなさんに、デモ動画を見てもらいながら、ホンダアクセスのスタッフがメロちゃんボタンの説明をしていきます。動画がはじまると、子どもたちも見入っていました。

 

メロちゃんボタンを使ったことがないというパパ、ママ、子どもたち

子どもたちも真剣に聞いています

今回、メロちゃんボタンを体験いただくために用意したクルマは、「N-BOX Custom G・EX ターボ Honda SENSING」※1をベースにしたカスタムカー。

メロちゃんボタンは、押すとパワースライドドアの開閉操作ができるボタンで、開閉と同時にメロディが流れます。選べるメロディは、「エレクトリカルパレード」「アンパンマンのマーチ」「ミッキーマウスマーチ」「となりのトトロ」「ピンポンパンポン」の5曲。

※1 「メロちゃんボタン」適応車種は、N-BOX、オデッセイ、ステップワゴン、フリード/フリード+。年式によって取り付けできない車種もあるため、詳しくはHonda販売会社にご確認ください。

 

メロちゃんボタンのイメージ

好きな曲や自分の声を10秒間録音できる機能もあり、「あける」と「しめる」のボタンを長押しし、録音開始の音が鳴ったらマイクに向かって話すと録音できます。また、作動時にはダウンライトが足元を照らしてくれるので、暗い場所でも安心です。

 

メロちゃんボタンの各部の名称解説の図

説明が終わり、いよいよ子どもたちにボタンを押してもらいます。

子どもにもっとドライブを楽しんでもらいたいという思いから誕生したメロちゃんボタン。果たして子どもたちに喜んでもらえるのでしょうか!?

ボタンを見ればどんなものでも押したい子どもたちは、「やりたい! やりたい!」と興味津々です。

 

赤ちゃんも反応!? メロちゃんボタンを押してみよう!

小さい子から順番に、ということでトップバッターは、なんと生まれて1か月の小さな小さな男の子を抱っこして来てくれた木谷さんファミリーです。

 

木谷さんファミリー

木谷さんファミリー

運転席の後部座席に後ろ向きでチャイルドシートを設置。そっと赤ちゃんを乗せると、さっきまでパパの腕の中で安心していた赤ちゃんが、せきを切ったように泣きだしました!

 

ここじゃない! 抱っこして! と号泣する赤ちゃんの様子

ここじゃない! 抱っこして! と号泣

泣いている赤ちゃんを心配しつつママがメロちゃんボタンを押すと、「アンパンマンマーチ」が流れてドアが閉まりはじめました。そして音楽が流れた瞬間、音に反応して「お?」という表情になった赤ちゃん。

そのときに一瞬だけ泣き止んだのですが、意外に音量が大きかったようで、びっくりしてそのあとまたすぐに泣き出してしまいました。メロちゃんボタンは音量調節もできるので、事前に調整しておけばびっくりしなかったかもしれません。生まれてはじめての大仕事。本当におつかれさまでした。

 

一瞬「お?」という表情を見せた赤ちゃん

一瞬「お?」という表情を見せた赤ちゃん

 

小さな男の子はやっぱりクルマとボタンが大好き!

2番目は、ホンダアクセスのロビーに並んでいるホイールやクルマの模型などで遊びたくてたまらない、元気な1歳7か月の男の子のいる菅野さんファミリー。

 

菅野さんファミリー

菅野さんファミリー

「ボタン」を見てうれしそうに押してくれた息子くん。メロディが流れてドアが動くと「アレー?」という表情で驚いた様子。「上手、上手」と周りの大人たちに褒められると、「もう1回!」と、2回、3回と連続で押し、パチパチパチと拍手してごきげんです。

 

菅野さんパパと息子さんがメロちゃんボタンに挑戦する様子

上手にできました! パチパチパチ!

 

続いて、ちょっと人見知りで笑顔がかわいい2歳の男の子がいる岡本さんファミリー。実はママのお腹には赤ちゃんが! もうすぐお兄ちゃんです。

岡本さんファミリー

岡本さんファミリー

乗り物が大好きだという息子くん。はじめは不思議そうな顔でボタンを押していましたが、「ボタンを押すとドアが開く」という機能を理解したとたん、楽しげなお顔に。にこにこと何度もボタンを押してくれました。

 

ボタンを押すたびにどんどん笑顔になる岡本さんファミリーの息子さん

ボタンを押すたびにどんどん笑顔に

今のところクルマに乗るのを嫌がったりすることはないそうですが、これからイヤイヤ期に突入し、「クルマに乗りたくない!」ということもあるかもしれません。「そんなときにメロちゃんボタンは役に立ちそうですね」といった感想をいただきました。


少し大きい子どもたちは、録音機能を体験

続いて、絵が上手な小学3年生のお姉ちゃんと、はにかみやさんの保育園年長さんの妹ちゃんがいる、鈴木さんファミリー。

 

鈴木さんファミリー

鈴木さんファミリー

スタッフや周りの大人たちに囲まれて緊張したのか、控えめな様子。スタッフが「録音機能を使ってみようか?」と提案すると、静かにうなずいてくれました。では、さっそく録音機能を体験してもらいます。

録音開始の合図の「ピーッ」という音がすると、モジモジしながら「とびらが開きます」とささやくふたり。再生してみると、マイクから遠かったこともあり、声が小さくて聞こえません。次はスタッフも一緒に「せーの」と参戦し、「とびらが開きます!」と録音。再生してみると、一番声が大きかったのはスタッフで、一同大笑い! ふたりも笑顔になりました。

 

岡本ファミリーの姉妹がメロちゃんボタンを押す様子

お姉ちゃんは、「誰も見てなければもっとたくさん押してみたかった。押すの楽しかった!」と、帰り際にこっそりママに話してくれたそう。クルマには子どもが押しても良いボタンは普通ないので、珍しかったようです。妹ちゃんは、「せーのでみんなで一緒に言ったのがおもしろかった」と言っていたとか。

5番目は、わんぱくでケガが絶えない2歳の男の子と、おませな小学1年生の女の子がいる高崎さんファミリー。この日は偶然、オレンジ系で親子コーデになってしまったとか。

 

高崎さんファミリー

高崎さんファミリー

ボタンに手が届かない弟君を抱っこしてあげるお姉ちゃん。仲良し姉弟もボタンと一緒に、録音機能も試します。「とびらが開きます!」と元気よく声をそろえて録音できました。

 

岡本ファミリーの届かない弟くんを抱っこするお姉ちゃん

届かない弟くんを抱っこするお姉ちゃん

「お姉ちゃんが抱っこしてくれてうれしかった」とご満悦の様子の弟くん。「ボタンが押せて楽しかった。もっといっぱい押したい」とお姉ちゃん。やはり子どもの「ボタン押したい欲求」は大人が思う以上に大きいようです。

最後は、おめめクリクリでほがらかな2歳と、パパに似てスラリと長身の5歳の女の子がいるラミンさんファミリー。ラミンさんのご出身は、アフリカ北部にあるニジェール共和国。

 

ラミンさんファミリー

ラミンさんファミリー

みんながやっているのを見て、今か、今かと待ちくたびれて、途中泣いてしまっていたお姉ちゃん。ようやく自分の番になり、すっかり笑顔。さっそく録音機能を試してみることに。

はじめはマイクがどこにあるかわからず、うまく録音できませんでしたが、「ボタンの横にマイクがあるんだよ、ここに向かって話してね」とスタッフから教えてもらうと、マイクに向かって「とびらが開きます!!」と叫び、録音大成功。何度もボタンを押して自分たちの声に笑いながら、「これ、欲しい~!」と連発していました。

 

ラミンさんファミリーの姉妹たちがマイクに向かって元気に言う様子

マイクに向かって元気に言えました

保育園のお迎えの帰り、なかなかクルマに乗ってくれないのが最近の悩みとママ。「どっちが先にメロちゃんボタン押せるかなー?」と言ってみたら、競ってクルマに乗ってくれるかもしれません。

「もっとボタン押したかった!」とお姉ちゃん。「パパも押したかったよー」とパパも悔しがっていたとか。大人にも「ボタン押したい欲求」はあるようです。それは、人類共通の欲求なのでしょうか!? ちなみに録音機能を使って好きな音楽を録音することもできるので、大人も楽しめそうです。

 

メロちゃんボタンの感想、率直に教えて!

撮影終了後は、自由に動き回る子どもたちを眺めながら、メロちゃんボタンの感想や、子育てファミリーが欲しいカーアクセサリーについて、ざっくばらんに語っていただく座談会を開催しました。

 

出席ファミリーが座談会する様子

ほとんどのみなさんが「うちのクルマにもあったらいいな」「楽しかった」と高評価でしたが、「率直な意見もください!」と聞いてみると、岡本さんから「ボタンの位置が高くて小さい子どもはとても押しにくいので、高さ調節ができたらいいですよね。あと、ボタンの長押しも、1、2歳の小さな子にはむずかしいかな」といったご意見が。ドアの開閉ができるボタンなので、簡単に押せてしまうのも問題ですが、もう少し、子どもが押しやすい高さでもいいのかもしれません。

 

生後1か月の息子さんと参加してくれた木谷さんファミリーが語る様子

生後1か月の息子さんと参加してくれた木谷さんファミリー。「音にびっくりして泣いてしまったので、音量を最初に確かめればよかったですね。まだ早かったかな」とパパ。ママからは「反応しないだろうねと言いながら来たので、反応してくれたのには驚きました」といった感想をいただきました。もちろん音量調節は可能なので、丁度よい音量でご使用ください。

 

菅野さん、鈴木さんのパパが語る様子

菅野さんパパからは「小さいうちは曲だけでもいいですけど、もう少し大きくなったら一緒に歌える歌ありでもいいかもしれませんよね」といったアイデアが。また、高崎さんからは、「好きな曲を録音できる機能はあるけれど、最初に入っている曲も選べたら楽しいですよね」といったご意見も。子どもの年齢や家族の好みに合わせて、曲や高さなどがカスタマイズできるといいのかもしれません。

鈴木さんママは、「走行中に勝手に押して開いてしまわないか」と心配だったそうですが、そこはもちろん大丈夫。チャイルドロックが搭載されているので、開いてしまう心配はありません。今回いただいたご意見は、ホンダアクセススタッフもしっかりと受け止めたとのこと。もしかしたら、今後、バージョンアップしていくかもしれません。

 

カーアクセサリーで子連れドライブをもっと楽しく快適に

子どもを連れてのドライブは、楽しいけれどやっぱり大変。ほかにはどんなカーアクセサリーがあったら快適なドライブになるか、さらにご意見をうかがいます。

8歳と5歳の娘さんとクルマで移動するときは、「いかに飽きさせないかが大切」と鈴木さんママ。「アニメのDVDを再生するのは王道かもしれませんが、ずっと見ていると車酔いしてしまうので、うちではしりとりやなぞなぞをよくするんです。そういった遊びをAIが考えてくれるような機能が欲しいです」という斬新なアイデアに、ほかのパパ、ママたちも「それいいですね!」と共感。「移動時間の遊びを補助するアプリはいいですね!」と、スタッフも貴重な意見に興味津々です。

 

 

座談会中も子どもたちはお構いなしの様子

座談会中も子どもたちはお構いなし。そろそろ飽きてきた……?

小さい子どもがいる木谷さん、菅野さん、岡本さんからは、子どもを抱っこしながら荷物、買い物袋など、持ち物がいっぱいのときは「自動でドアが開閉できるといいな」というご意見が。すかさず、スタッフが「ハンズフリースライドドアがあります!」と説明し、体験していただくことに。

ハンズフリースライドドアは、赤ちゃんを抱っこしたまま足元のセンサーでドアの開け閉めができる機能。荷物で両手がふさがっているときにも便利です。先ほどメロちゃんボタンを体験していただいたN-BOXに「ハンズフリースライドドア」の機能が搭載されているので、ママの腕の中でスヤスヤ眠っている息子さんと一緒に、木谷さんママに試してもらいました。

 

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ハンズフリースライドドアを試す木谷さん

「両手がふさがっているときは便利ですけど、鍵が開いていてスライドドアが閉まっている状態では、スライドドアは開かずに施錠されるんですね。鍵が閉まっているか開いているかがを示してくれる機能があるといいですね」と木谷さんママ。最近のクルマには、電動ドアミラーにオートリトラミラー※2という機能がついていて、ドアをロックするとミラーがたたまれるのだとか。ロックがかかっているかどうかはドアミラーを確認するといいようです。

N-BOXはハンズフリースライドドアとメロちゃんボタンが後付けできる※3ので、クルマを買ったあとにつけたいと思ったら、Honda販売会社に相談すれば問題ないようです。

そのほかにも、雨の日に、傘を固定しておける「カサクリップ」、スライドドアの開閉に連動して乗り降りのときに便利なステップが自動的に格納される「オートサイドステップ」などなど、子育てパパ・ママにとっては「がんばればなんとかなるけど、あったら便利」なアクセサリーがたくさん。もっといろいろ体験してもらいたいけれど、子どもたちはすっかり飽きてしまい、思い思いに遊んでいます。そろそろ座談会も終わりにしましょう。

※2 車種・グレードによっては、オートリトラミラー機能が装備されていない場合もあります。

※3 一部対応していない車種もあり。

 

子どもたちみんなで楽しくお絵かき中

みんなで楽しくお絵かき中

 

お気に入りのおもちゃで遊んでいる子どもの様子

お気に入りのおもちゃで遊んでいます

 

楽しく笑い合うパパと子どもの様子

子どもたちのかわいさに癒やされた、にぎやかな撮影となりました

途中、飽きて泣いてしまった子もいたけれど、「メロちゃんボタン」を試してくれた子どもたちのほとんどは、「もっと押したかった!」「楽しかった!」と、クルマに乗っている間は終始ニコニコ。パパとママ、家族と一緒に過ごせること、それが子どもたちにとってはかけがえのない時間のようです。

今回体験していただいた、「メロちゃんボタン」のような便利なカーアクセサリーを使えば、何かと準備が必要な子連れドライブがさらに快適に! うまく取り入れて、家族で楽しいカーライフを満喫してください。

 

メロちゃんボタンの情報はこちら

文/牧野 佐千子
撮影/福井 麻衣子