アウトドアコーディネーターの小雀陣二(こすずめ じゅんじ)さんご協力のもと、季節にあわせたキャンプの楽しみ方を紹介する合宿企画。
今回は、西湖でキャンプをしてマウンテンバイクで周辺をトレイルする1泊2日のプラン!
アウトドアビギナーの2人を交えて、初心者がいどむマウンテンバイクのようすや、大人の秘密基地としてのN-VANの積載のようすもあわせて紹介します。
※MTBツアーについて詳しくは番外編もご覧ください。
- 小雀陣二(こすずめ じゅんじ)
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“チュンチュン”の愛称で親しまれ、アウトドアコーディーネーターとして数多くの雑誌、メディア、イベントで活躍中。イベントなどでアウトドアの楽しさを発信するとともに、『ダッチオーブン極楽クッキング』、『山グルメ』、『3ステップで簡単!ご馳走 山料理』など著書も多数。
アウトドアの達人・小雀陣二さんと西湖でキャンプ×MTB!
梅雨明けから暑さに溶けてしまいそうなある日。猛烈な暑さと日々の仕事からの逃避行をもくろむプロジェクトメンバーのもとに、小雀さんからお出かけのお誘いが届きました。
今回は避暑を兼ねて、新型N-VANをキャンプに実践投入してみようとの提案です。N-VANに遊び道具を満載し、向かうは富士五湖のひとつ、西湖。
「昼間は涼しい富士の樹海でマウンテンバイクを楽しんで、夜は湖畔のキャンプ場でまったり過ごしませんか」
待ってましたよ、そういうお誘い!そうと決まれば、キャンプの準備もしなきゃいけないし、新しいウェアもそろえたい。では、本日の仕事はここまでで切り上げて、お先に失礼いたしま~す。
S660のトップキャリアに道具を載せて合流!
「お前ら、遅いんじゃないか~」とやる気満々の小雀先生。今日は、勉強させていただきます!
キャンプの達人に弟子入り志願。
待ち合わせ場所のキャンプ場に向かうと、ひと際目立っているキャンプ仕様のN-VANを発見! 小雀さん、早くもすっかりおくつろぎ中のようです。
「見てよ、このクルマいいでしょ? 軽自動車なのにこの圧倒的な積載量。キャンプ道具とマウンテンバイクをのせたうえに、車中泊だって余裕でできちゃうよ。ところで君たち、道具はそれだけ?」
「僕ら、キャンプ道具だけは持ってきたので、あとは小雀先生にお任せしたいのですが…」
今回、合宿初参加となる新入部員、深澤くんと種平くんは都会派アウトドアビギナー。愛車のS660 に積んだ「トップキャリアバッグ」に、自分のテントと寝袋だけはしっかり詰めてきました。
あとは、小雀さんの絶品キャンプ料理のおこぼれにあずかりつつ、いろいろとアウトドアの遊び方を指南してもらおうって魂胆なのです。
「お、道具だけは一丁前じゃないか。じゃあ、今日はいろいろ教えちゃうよ。まずは早速テントを張って、自転車こぎに行こうよ」
さすが小雀さん、わかってらっしゃる。お言葉に甘えさせてもらいます!
マウンテンバイクツアー!山頂からは富士山も
2人が慣れないテントの設営に四苦八苦しているあいだに、小雀さんはあっという間に着替え終えて、愛用マウンテンバイクの整備を始めました。
「N-VANは自転車もそのまま積めるし、収納のオプションも豊富。細かいギアが多い自転車道具もすぐ取れるように整理整頓できて便利だね。今日は車中泊にしようと思うから、テントも張らないんだ。はい、準備完了」
やはり、できる男は準備が早い!
なんとか2人がテントを整えた終わったころ、ガイドを務める「アロハバイク トリップ」の高柳さんも合流し、マウンテンバイクツアーがスタート。
まずはウォーミングアップがてら、西湖の湖畔を軽くこいでまわります。
「今日はこのあと、あそこに見える山に登って、一気に湖畔まで下りてきますからね」
えー、あんなところまで登るんですか…。
しかし、実際にこぎ始めてみると、森の中を貫くトレイルは最高に心地いい。都心は35℃を超える猛暑日だっていうのに、緑に囲まれた森の中は別天地です。えっちらおっちらとこぎ続けるうちに、なんとか2人も山頂に到着しました。いい汗、かいたぜ!
展望台からは雄大な富士山、眼下には湖畔のキャンプ場が見下ろせます。
「じゃあ、あとはキャンプ場まで一気に降りますよ!」
登るのは大変でしたが、下りはあっという間。森を吹き抜ける涼しい風と、心地いい疲れを全身に感じながら、キャンプ場に戻ってきました。ああ、ハラヘッタ!
キャンプ×好きなものを組み合わせて楽しもう
「2人も夕飯作り手伝ってよ。はい、深澤くんは火をおこして。種平くんには食材切ってもらおうかな」
「は、はい!」
調理には、本日もオリジナル焚き火台「小雀号」が大活躍。贅沢なキャンプディナーがそろいました。男3人、焚き火を囲みながら、楽しい夜はふけていきます。
さて新人の2人、初めての本格的なキャンプはどうだった?
「今までもキャンプはしたことあったけど、こんなに楽しくて、贅沢なキャンプは初めて。これまで僕がしていたのは、果たしてキャンプだったのかな?」と深澤くん。
種平くんは、「僕も、キャンプってもっとしんどいものだと思い込んでいたけど、こんなに快適に楽しめるとは驚きました。今度、友達誘っておさらいしてきます!」と、早くも次のキャンプの計画まで立て始めました。
弟子2人の感想を聞く小雀さんは満足げです。
「うんうん。知識と道具さえそろえば、キャンプの楽しみ方は無限大だからね。今回のように、キャンプと何か好きな遊びを組み合わせれば、いろいろな楽しみ方ができるんだ。2人もこれをきっかけにキャンプを続けて、自分の好きなスタイルを見つけてよ。それじゃあ、おやすみ」と、クルマに潜り込んで眠ろうとする小雀さん。さすが、できる男は撤収も早い!
「ちょっとちょっと、もっといろいろ教えてくださいよ。キャンプ仕様にしてきた自慢のクルマも見せてくださいよ~。まだ、寝ないでくださいよ~」
小雀先生の「オトナの秘密基地」N-VANの積載をのぞいてみましょう
①車中泊も余裕、余裕!
「N-VAN専用クイックエアマット(2,140×640mm)」を使えば、車中泊も快適。助手席側に大きな開口部が作れるピラーレス仕様を採用しているので、「N-VAN用サイドオーニング」を組み合わせることで、開放感あふれるリビングを設置することができます。
②汚れた道具もそのままのせちゃえ:自転車の固定にも
荷室全体に「ラゲッジマット(TPO タイプ)」を敷いておけば、泥で汚れたり、雨にぬれたアウトドアギアもそのまま積んでしまってOKで、掃除もらくらく。車内に設置した伸縮式の「クロスバー」は、自転車の固定にも役立つが、ぬれた道具や衣類を引っかけて干すためにも役立ちます。
③自分だけのプライベート空間を確保
「テールゲートタープ」があれば、人の多い場所でもプライベートな作業場兼リビングが作れます。リアゲートに付属の吸盤でくっつけるだけの超カンタン取り付け。タープを立てる自信がない方でも、これなら安心です。
※テールゲートタープは販売を終了しています。
④自転車だってらくらく積めちゃう
見てください、このゆとりある室内の高さ! 自転車が積めるクルマは多いですが、「楽に積める」クルマは案外少ないもの。N-VAN は、助手席、後席ともフラットに収納でき、荷室の床がかなり低くなる設計を採用。一生懸命持ち上げなくても、自転車をらくらくのせることができます。
⑤道具は“見える収納”で管理する
自転車やキャンプには、細かい道具が必要不可欠。すぐに使いたいものは、「ルーフインナーサイドパイプ」と「ルーフインナーラック」を組み合わせた棚に入れています。箱の中にしまってしまうと見失いがちな小物は、見えるところに収納しておくと便利なんです。
⑥電源ーデジタル時代に必要不可欠な装備
現代人にとって今や「USBチャージャー」は必要不可欠な装備でしょう。キャンプ道具にもデジタル化の波が押し寄せていて、ヘッドライトやランタンもUSBで充電して繰り返し使えるモデルが増えています。荷物が減るし、経済的だし、一石二鳥ですね。
- 【shop data】今回、お世話になったのは…
アロハバイクトリップ - 富士山周辺でのMTBトリップを計画するなら、まずはこちらにご相談を。隅々のトレイルまで把握しているガイドの高柳さんが、さまざまなレベルに合わせてツアーをアレンジしてくれます。自転車からヘルメットなどの小物にいたるまで、必要な道具はすべてレンタル可能。手ぶらでMTBの魅力を体験することができます。
取材・撮影協力:山梨県「キャンプビレッジ・ノーム」
*この記事は、2018年8月24日、Circle hに掲載したものです。Circle hは、ホンダアクセスが運営するオンラインストアの旧名称です。現在は「ホンダアクセス PayPayモール店」として出店しています。