N-VANカスタムでクルマにキッチンが誕生! リュウジさん監修「じゃがアリゴ」で外ごはんを作ってみました

N-VANキッチンでリュウジさんの料理を作るイメージ

Hondaの軽自動車「N-VAN」。趣味や用途に合わせて、自分好みにカスタムすることができる人気のクルマです。巷で「スーパーハイト系」と呼ばれる車内の広さを生かして、今回はなんとその車内で「料理」に挑戦、名づけて「N-VANキッチン」!

作る料理は、多くのバズレシピで知られる料理研究家リュウジさん監修のレシピ3品です。今回、代表的なバズレシピを外ごはん用にカスタムしてもらいました。

そんな「N-VANキッチン×リュウジさん」企画に挑戦するのは私、ライターの金子です。料理はほぼできないし、しかも慣れないキャンプ場で…と尻込みしましたが、「簡単バズレシピのおいしい外ごはん」と聞いて興味津々!

しかもクルマの中で料理をするなんて…想像できますか?

でも、これがとっても使いやすいし楽しい! リュウジさん直伝のレシピに加えて、「車内キッチン」の楽しさも合わせてお伝えします。

 

目次

 

バズレシピが大人気!「リュウジ@料理のおにいさん」とは?

今回の「N-VANキッチン」企画でレシピのナビゲーターを務めてくれるのは、大人気の料理研究家リュウジさん。

料理研究家リュウジ

リュウジさん 料理のお兄さん/料理研究家
「今日食べたいものを今日作る!」をコンセプトにTwitter@ore825YouTube、Instagram@ryuji_foodlaboでレシピを更新し続ける。Twitterのフォロワー約97万人(2019年10月現在)。第5回、第6回料理レシピ本大賞で入賞受賞。株式会社バズレシピ代表取締役。

 

料理研究家リュウジのやみつきバズレシピと爆速バズレシピ

こちらの2冊はリュウジさんの著書で、カエライフ編集部メンバーにお借りした私物。もともと料理が得意ではなかったそうですが、この本のおかげで簡単においしく作れるようになったとリュウジさんを大絶賛! 付箋いっぱいでめちゃくちゃ使い込んでいますよね…。

 

料理研究家リュウジのYouTubeチャンネルから抜粋

料理研究家リュウジのYouTubeチャンネルから抜粋

画像出典YouTube:本家本元!!バズりました!!【奇跡のじゃがアリゴ】考案者 料理のおにいさんリュウジ

リュウジさんはSNSで話題のバズレシピをたくさん生み出していますが、その代名詞ともいえるレシピが「じゃがアリゴ」。YouTubeは驚異の174万回再生(2019年10月現在)を誇る、まさにバズレシピ。これはフランスの郷土料理「アリゴ」というチーズ入りマッシュポテトが元になっていて、ビヨ~ンとのびるのが特徴です。そんなフランス料理をカルビーの人気スナック「じゃがりこ」と雪印メグミルクの棒状モッツアレラチーズ「さけるチーズ」で作っちゃうというのがリュウジさんスタイル!

 

「料理研究家リュウジのやみつきバズレシピ」の無限湯通しキャベツのレシピページ

そしてもう1つの代表的バズレシピが「無限湯通しキャベツ」。せん切りキャベツにお湯をかけて、しらすと調味料を混ぜるだけ。「無限に食べ続けたくなるおいしさ!」というのがレシピ名の由来です。これだけ聞くと、なんだか私でも作れる気がしてきました。

 

リュウジさん直伝! 外ごはん用にカスタムしたレシピ3品

外ごはんに使う材料「じゃがりこ」

そんなリュウジさんのバズレシピを「外ごはん」として作ってみたいとリュウジさんに相談したら、3品のフルコースを教えてもらえることになりました。メニューはこちら!

  • じゃがアリゴ リッチバージョン
  • 無限湯通しキャベツ おつまみバージョン
  • マッシュルーム缶アヒージョ ゴージャスバージョン

どれもSNSでバズった人気レシピを元に、リュウジさんが外ごはんの気分をより盛り上げるために、リッチなレシピにカスタムしてくれました!

 

料理研究家リュウジ
リュウジさんポイント
僕のレシピは簡単に作れるものばかりだから、料理の初心者でも大丈夫!じゃがアリゴはちょっとコツが必要ですが、アドバイスするので安心してください。
今回紹介するレシピはビールがすすむものばかりなので、外ごはんが盛り上がるはず。もちろん運転手さんはノンアルコールでお願いします!

 

N-VANキッチンを公開! 外ごはんでも電化製品が使えます

後方ドアを開けたN-VANキッチンとテーブルセッティングをした全体像

 

後方ドアを開けたN-VANキッチンとテーブルセッティングをした全体像

こちらが今回用意したN-VANキッチンです。クルマの後方に「テールゲートタープ」を設置すれば、プライベートな空間を作ることができます。しかもこれ、吸盤で車体にくっつけるだけ! クルマを乗り入れることができるオートキャンプ場なら、こんな風にあっという間に「外リビング」までつくれちゃいます。

テーブル、チェアもN-VANキッチンに合わせてオシャレなものを用意してみました。料理がテーマだけど、せっかくならインスタにあげられるぐらいフォトジェニックにこだわるのも楽しみのひとつ!

 

後方ドアを開けたN-VANキッチンの細部

もちろん機能性だってこだわってますよ! N-VANの広々とした車内に「マルチボード」という台を設置すれば、調理台のでき上がり。料理がしやすいちょうどいい高さで、かがむことなく料理ができちゃいます。家で作るのと変わりないどころか、私のキッチンより広いかも!

さらに車内の天井には、キッチンペーパーやラップなどを入れておける便利な「ルーフインナーラック」という網棚も装備。

 

N-VANキッチンの外部電源入力キットに発電機を繋げて、車内のコンセントにIHコンロを繋げている様子

両サイドには「有孔ボード」(下写真右)という鍋つかみやボウルを引っ掛けられるボードまで付いているので収納性も抜群です。

車内の左後方部には「外部電源入力キット」があり、AC電源が利用できるキャンプ場や発電機を準備すればIHコンロや電気ケトルを車内で使うことができます。これなら外ごはん作りの初心者にはハードルの高い、焚き火や炭火で料理する必要がないので安心ですね。

準備もできたところで、さっそくリュウジさんのバズレシピで料理スタート!

 

1品⽬「じゃがアリゴ リッチバージョン」

じゃがアリゴの材料を並べた様子

普段、料理をほとんどしない私でさえ、材料ってこれだけ? と感じます。というかこれって料理の材料になるの? と半ば疑心暗鬼になりながら、まずは「じゃがアリゴ リッチバージョン」から調理開始!

 

料理研究家リュウジ
リュウジさんポイント
もともとのレシピでは使っていない、牛乳、バター、にんにくを加えて、コクと香りのあるリッチな味にカスタムしました!

 

材料(2人分)

  • じゃがりこ(チーズ味) 1個
    ※サラダ、明太子などほかの味でも
  • さけるチーズ(細かく裂く) 1本(25g)
    ※好きなモッツアレラチーズでも
  • 牛乳 1カップ(200ml)
  • にんにくチューブ 1~2cm
  • 塩 ひとつまみ
  • 切れてるバター 1かけ(10g)
  • パセリ(みじん切り) 少々
  • 黒こしょう 少々

 

じゃがアリゴをN-VANキッチンで作っている様子

①小鍋にじゃがりこ、牛乳、にんにくを入れて中火にかけます。沸騰したら火を止め、ふたをして2~3分そのままおいてふやかします。

 

料理研究家リュウジ
リュウジさんポイント
牛乳はグラグラ沸騰させると、香りが飛ぶので強火はNG!

 

じゃがアリゴをN-VANキッチンで作っている様子

じゃがアリゴをN-VANキッチンで作っている様子

②もう一度、弱火にかけてじゃがりこをスプーンでつぶしながら混ぜ、とろとろの状態になるまで煮たら、塩ひとつまみを加えて火を止めます。

 

料理研究家リュウジ
リュウジさんポイント
じゃがりこのかたまりがなくなるまでつぶした方が、なめらかな口触りになるので、ここは丁寧にやりましょう! テフロン加工の鍋を使うときは、金属ではなく木製のスプーンを使うと傷つきません。

 

じゃがアリゴをN-VANキッチンで作っている様子

③火を止めて細かく裂いたさけるチーズとバターを加え、よく混ぜます。

 

料理研究家リュウジ
リュウジさんポイント
チーズを加えたら火を止めるのが鉄則! 加熱しすぎるとチーズが伸びにくくなるんです。混ぜるには意外と力がいるので、ここからはスピード勝負。しっかりまとまるまで混ぜましょう。

 

じゃがアリゴをN-VANキッチンで作っている様子

確かに力がいるのでテーブルに移動して、本腰を入れます。とにかく混ぜて混ぜて、混ぜまくります! 混ぜれば混ぜるほど粘り気が出てくるのが楽しい!

 

じゃがアリゴをN-VANキッチンで作っている様子

混ぜること数分。トルコ風アイスみたいにビヨ~ンとしっかりとした粘り気ができました。

 

まるでビストロ! ミルクとバターを使ったリッチな仕上がり

じゃがアリゴを盛り付けている様子

ちょっとこれ、見てください、間違いなくおいしいでしょ! 好みでパセリと黒こしょうをふったら完成です。

 

料理研究家リュウジ
リュウジさんポイント
できあがったじゃがアリゴは、バゲットにつけたり、ステーキのつけ合せにしたり、レトルトミートソースと溶けるチーズをのせてグラタン風にするのもおすすめです。

 

ステーキとじゃがアリゴ

写真のじゃがアリゴはチーズを入れてからすぐに火を止めなかったので、少しゆるくなってしまいました…。

 

じゃがアリゴのミートソースグラタン

じゃがアリゴ+レトルトのミートソース+ピザ用チーズを重ねて、表面をバーナーで炙っただけ!

バターとミルク、にんにくの香りがめちゃくちゃリッチな雰囲気になっています。あの「じゃがりこ」が、こんなにも変身するなんてびっくり! レストランで出されてもわからないクオリティです。

 

2品目「無限湯通しキャベツ おつまみバージョン」

無限湯通しキャベツ おつまみバージョンの材料を並べた様子

「じゃがアリゴ」のでき映えに気をよくした私は、リュウジさんをすっかり信頼。続いて「無限湯通しキャベツ おつまみバージョン」も作っていきます! コンビニでもそろう身近な材料ってところも、料理初心者にはうれしいポイントです。

 

料理研究家リュウジ
リュウジさんポイント
元のレシピでは「しらす」を使いますが、「ソフトさきいか」でおつまみ風にカスタムしました。20種類くらいカスタムを考えましたが、これがいちばんおすすめ!

 

材料(2人分)

  • キャベツ 1/4個
  • ソフトさきいか 50g
    ※太いものがあれば、細かくさいておく
  • ごま油 大さじ1
  • 塩 少々
  • うま味調味料 少々
  • 黒こしょう 少々
  • ラー油 少々

 

スライサーでキャベツをせん切りにしている様子

①キャベツはせん切りにしてザルに入れます。

 

料理研究家リュウジ
リュウジさんポイント
包丁が不慣れな人はスライサーを使うと簡単! 切るのが面倒なら、せん切りになっているキャベツも売っていますよ。

 

電気ポットでキャベツの湯通しをしている様子

②熱湯を全体にまわしかけ、水気をきってボウルに入れます。

 

料理研究家リュウジ
リュウジさんポイント
やけどに注意しながら、まんべんなく熱湯をかけてください。水気をきるときもやけどに注意して。これが終われば、ほぼ完成したも同然です!

 

湯通しした千切りキャベツに調味料をあえてる様子

③さきいか、ごま油、塩、うまみ調味料を加えて混ぜます。ごま油のいい香りが食欲をそそります! これも絶対おいしいでしょ!

 

しんなりとシャキシャキの食感が混在。さきいかのうまみでお酒がすすむ!

無限湯通しキャベツ おつまみバージョンの出来上がりの様子

器に盛りつけたら、黒こしょうとラー油をひとまわしして完成! ソフトさきいかがいい感じにしな~っとキャベツに混じり合って、そう言われないとソフトさきいかが入ってるなんてわかりません。意表をつく1品です…、リュウジさんすごい!

 

3品目「マッシュルーム缶のアヒージョ」

マッシュルーム缶のアヒージョの材料を並べた様子

最後に作るのはなんとスペイン料理でお馴染みのアヒージョ! こんな本格レシピを自分の手で作る日がこようとは……。

 

料理研究家リュウジ
リュウジさんポイント
今回は豪華バージョンにしたかったので、舞茸やしめじなど好みのきのこ、ウインナー、オリーブなどをプラスして具だくさんに! どんな鍋でも作れますが、スキレット(100円ショップで購入可)で作るとキャンプっぽい気分になれますよ。

 

材料(2人分)

  • マッシュルーム缶 1缶(固形量65g)
  • 厚切りベーコン 40g
  • 舞茸など好みのきのこ 適量
  • グリーンオリーブ 適量
  • 缶詰ウインナー 適量
  • 赤唐辛子(種を除く) 1~2本
  • にんにくチューブ 1~2cm
  • 塩 少々
  • オリーブ油 適量

 

マッシュルーム缶からスキレットに入れている様子

① マッシュルーム缶は水気を捨てて、5mm幅に切ったベーコンを入れます。缶詰のマッシュルームは初体験。どんな味なのでしょうか…?

 

缶詰に入ったウインナーを初めて見るライター金子

リュウジさんが「缶詰ウインナーって食べたことがない人が多いようですが、一度食べてみればわかるおいしさなんです!」と推す、こちらも初体験の食材。このウインナー、なんだか形が斬新…。

 

スキレットにオリーブオイルを注いでいる様子

② 残りの材料をすべて入れる。

 

料理研究家リュウジ
リュウジさんポイント
赤唐辛子は必ず種を除いてから入れましょう。種をとらないと辛みが強くなってしまいます!

 

きのこやウインナーなど具だくさん! ごちそう感あり!

マッシュルーム缶のアヒージョ

③ 火にかけてグツグツしてくればでき上がり。え、もう終わり!?

こちらは外ごはん気分を盛り上げるために、キャンプ用のミニかまどに固形燃料を入れて直火で調理。キャンプ初心者なので火をつけるのに悪戦苦闘したけど、料理の手間はほぼゼロ。ほかにもえび、いか、たこなど魚介を加えてもおいしそうですね。

 

いざ試食! お手軽なのに味はレストラン級!

料理研究家リュウジのレシピで作った料理がテーブルに並ぶ様子

じゃがアリゴはチーズ、サラダ、たらこバター味でも作ってみました!

夏はそうめんをゆでることしかしない私が、たった1時間ぽっきりでテーブルいっぱいの料理を作ることができました。思わず写真を撮って自慢したくなるでき映えに自分でもびっくり! リュウジさんのレシピもさることながら、クルマに設置したN-VANキッチンで作ったなんて思えないほど。

 

料理研究家リュウジのレシピで作った料理を食べるライター金子

まずは「マッシュルーム缶のアヒージョ」からパクリ。缶詰の食材っておいしくないと思っていたのですが、生のマッシュルームよりプリっとしていておいしいじゃありませんか! 舞茸とソーセージもいい味出してる。

お次は「無限湯通しキャベツ おつまみバージョン」。正直なところ、そもそもソフトさきいかって「料理の材料じゃないじゃん!」と作る前から心配していました。しかし、ソフトさきいかのうま味がしみ出て、キャベツとよく合う。まさに無限に食べられる奇跡の味!

そして今回、最高に驚いたのは「じゃがアリゴ リッチバージョン」。鼻から抜けるバターとにんにくの風味に、しっとりとした舌触り。これって本当に「じゃがりこ」だったの? 材料を鍋に入れて混ぜ混ぜしただけで、こんなに変わるものなの? 街のビストロみたいなプロ級のおいしさなんですけど!!

 

料理研究家リュウジ
リュウジさんポイント
うまく作れたみたいでよかったです! 僕の料理は材料や手間が少ないので、外ごはんにもピッタリなんです。まだN-VANキッチンにおすすめのレシピはたくさんあるので、またご紹介しますよ!

 

【まとめ】N-VANキッチンで作ってみた感想

料理が苦手な私が、まさかキャンプ場で料理をする日が来るなんて思いもしませんでした。しかし今回、「N-VANキッチン」で料理をしてみると、あら不思議。楽しいじゃないですか!

車内にはコンセントもあれば、フライパンを引っ掛けるフックに、網棚まである。クルマの中にミニキッチンができちゃうなんてワクワクしませんか?

今どきのクルマって、走るだけじゃないんですね! 数えきれないオプションパーツの中から、自分の好きなようにカスタムができる。仕事用だって、趣味用だって、キッチンにだって七変化できるクルマって単純にすごい!

もちろん料理が大好きな人からすると物足りない点もあるかもしれません。しかし「できないことより、できることのほうが多い」のがN-VAN。現に私のキッチンよりも広いし、使い勝手も良いのですから!

 

RYO KANEKO(金子 良)
ライター/金子良(かねこ りょう)
文化服装学院卒。スタイリスト、ギャラリー勤務の経験を経て、編集の世界へ彷徨うこととなる。男性美容メディア「Beauty Museum」で編集・ライターとして活躍。twitter @beautymuseum_jp 

 

文/金子良
写真/矢野 宗利

 

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