憧れていた「運転席の収納」をホンダカーズで取りつけました!|森 風美の車中泊。ただ今、軽バン改造中 vol.7

憧れていた収納をホンダカーズで取りつけたイメージ

女子キャンパーとしてさまざまなメディアで活躍中の森 風美(もり ふうみ)さん。

もともと「徒歩キャンパー」だった彼女は、「車中泊キャンパー」にもなるべく2019年4月に人生で初めてクルマを購入! 選んだクルマはHonda「バモス ホビオ」です。

この連載では、DIYや純正アクセサリーを使いながら「女子キャンプのための車中泊スタイル」を完成させていく道のりを紹介していきます。

7回目は愛車に取りつけたいと思っていた「運転席エリアの収納」について。その収納が欲しかった理由や、取りつけのためにホンダカーズへ出向いた様子をレポートしていただきます! クルマの小さなすり傷を補修できる「タッチアップペイント」の使い勝手も紹介するのでお見逃しなく。

※2018年5月に販売終了

過去の連載記事はこちら↓↓↓

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目次

森 風美

森 風美(もり ふうみ)
年間80泊するほどキャンプを愛し、女子でも楽しめるキャンプスタイルをSNSで発信している女子キャンパー。女性向けアウトドアWebメディア「なちゅガール」の編集長も務める。ほか雑誌・テレビ・イベント出演など幅広い分野でも活躍中。アウトドア料理の万能スパイス「motteco(もってこ)」の開発も手がける。
Instagram @fu_u.m
twitter @fu_uyu
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運転席に座ったまま小物が出し入れできる「収納」が欲しかった!

大型ルーフコンソールを紹介する様子

この運転席の上部に取りつけできるのが純正アクセサリー(=オプション)大型ルーフコンソール

こんにちは、森 風美です! 以前、N-VANのレポート取材をしたときに、その存在を知ったのが「大型ルーフコンソール」。実際に触れてみて「私のバモスにも取りつけたい!」と思っていた憧れの収納です。

今回、ようやくその願いをディーラー(=クルマの直営店)に行って叶えてきました!

収納スペースが充実している本格的なキャンピングカーと違って、小さな軽バン(=バンタイプの軽自動車)では収納を作るスペースが充分に確保できません。そんな軽自動車の収納を拡張させてくれるオプションパーツが「大型ルーフコンソール」なのです。

取りつける場所は、クルマの運転席エリアのデッドスペース。運転席から助手席までの横長収納で、運転席に座ったままで小物がさっと出し入れできるのが魅力的

クルマのオプションというと「購入するときにオーダーするもの」というイメージが強いと思いますが、クルマを買ったあとでも在庫があればディーラーで取りつけてもらえます。バモスの場合はHonda車なので、ホンダカーズというHondaの直営店で取りつけてもらうことになります。

私の場合、クルマを購入したのはホンダカーズとは別の販売店だったのですが、問い合わせたところ、自宅の近くにあるホンダカーズで注文予約をすれば、取りつけOKとのことでした。

 

どうやって自分のクルマに合うオプションを探すか?

そもそも私の愛車にはどんなオプションが用意されているのか? Honda車の場合、純正アクセサリー(=オプションパーツ)を扱っている、ホンダアクセスという会社が窓口になっています。具体的には、次のようなフローで確認していきます。

  1. ホンダアクセスのクルマの一覧ページから愛車を探す
    販売を終了したクルマの一覧ページはこちら
  2. 純正アクセサリーカタログ(PDF)を確認する
    (各ページの下方にアイコンがあります)
  3. カタログを見て欲しいものを決める
  4. 用品適用検索システムで在庫状況を確認する

 

私の愛車バモス ホビオの場合、クルマ本体の販売は終了していますが、在庫があればオプションを購入することができます。私は欲しいアイテムが決まっていたので、4の用品適用検索システムというサイトをチェックしました。

 

ホンダアクセスの用品適用検索システムの画面

画像出典:Twitter @Honda_Access ※ただし初年度登録から9年までの車両のみ検索可能

この用品適用検索システムの使い方は、自分のクルマの自動車検査証(=車検証)に記載してある「車台番号」を入力して、検索ボタンを押せば、オプションのリストを表示させることができるんです。価格や在庫までチェックできるのが便利!

さっそく私もやってみたところ…

 

用品適用検索システムの検索結果

Honda通の人しか知らなさそうなサイト!? 在庫がすぐにわかって、見ているだけでも楽しい!

上記のように表示されました! 「インテリア」のタブから「大型ルーフコンソール」の価格と在庫があることを確認。

「ほかにもいいオプションはないかなぁ」といろいろな項目もチェックしてみると、バモスの車体と同じ色の「タッチアップペイント」というアイテムを発見。カタログの説明を見ると、車体につけてしまった小さい傷をペイントでごまかせる(=補修塗装する)アイテムのようです。

つい先日、自宅の駐車場で車体をガリガリ擦ってしまったのですが、車体が特殊な「バニラクレム」という色なので、ホームセンターには売ってなくて困っていたところ。迷わずこちらも注文することに!

続いて、ホンダカーズに行って取りつけてもらった様子をご紹介します。

 

「運転席の収納」を取りつけに、行ってきましたホンダカーズ!

ホンダカーズのイメージ

やってきましたホンダカーズ! あらかじめ電話で「大型ルーフコンソール」の取りつけ日程を予約してから来店しました。奥に整備工場が見えます。

 

ホンダカーズの店長と話す森 風美さん

改めて、今回取りつける「大型ルーフコンソール」の説明を店長さんからお聞きします。取りつけの説明書も入っていたので「この状態で引き取ってDIYもできますか?」とお聞きしたのですが、「配線の関係もあるため、すべて取りつけしてからのお渡しになります」とのこと。DIY好きの私はちょっとしょんぼり。

 

大型ルーフコンソールをホンダカーズで取りつけている様子

せっかくなので取りつける様子を見学させてもらいました。すると、まさかのミラーや室内灯など、前室の部品をすべて取り外して作業を開始! 「これは自分でやるもんじゃない!」が率直な感想です。

通常はクルマを預けて取りつけてもらいますが、今回は特別に数時間で作業していただけるというので(本当にありがとうございました!)、近くのカフェで仕事をしながら待機することに…。

 

大型ルーフコンソールを取りつけ終わった様子

ジャジャーン!!! 見てください!!

 

大型ルーフコンソールを取りつけ終わった様子

念願叶って感激! フロントガラスの上に取りつけられた大型ルーフコンソール

デッドスペースだった運転席エリアの空間に、念願の「大型ルーフコンソール」が取りつけ完了! 最初はちょっぴり違和感があったけど、運転にはまったく影響しません。今までこのスペースを遊ばせていたのがもったいないくらい!

 

タッチアップペイントを使って、クルマの傷修復に初挑戦!

タッチアップペイント

車体の小さな傷を補修塗装できる「タッチアップペイント」

そうそう、気になっていた「タッチアップペイント」も受け取りました。私のバモスの車体と同じ色でちょっと感動! 「これで恥ずかしい擦り傷とさよならできる!」と期待が膨らみます。

 

タッチアップペイントの使用前と使用後

駐車場のコンクリートで擦った大きな傷が、見事に修復!

写真左はアップでお見せするのは恥ずかしいバモスの擦り傷…。使い方に自信がなかったので、店長さんに特別にお手本を見せていただきました。マニキュアを塗るときのようにハケをしごいて、ポンポンと叩くように塗るだけで、写真右のようにまるで「なかった状態」に! 塗ったあとはマニュキュアと同じようにすぐに触らず、1日くらいしっかり乾かせばOK。

 

タッチアップペイントを試す森 風美さん

後方ドアから荷物を出し入れするときにつけた小さな傷は、自分で修復してみました。傷が見えなくなっていくのがとっても楽しくて、「もっと傷ないかなぁ」とクルマを一周したほどの快感です!

また傷ができたらすぐに補修できるよう、タッチアップペイントはクルマに積んでおこうと思いましたが、保管は直射日光が当たる場所や高温多湿の場所はNGのようです。夏の車内は40℃を超えることもあるので断念…。

 

最寄りのホンダカーズはクルマための「かかりつけ医」

ホンダカーズのみなさんと森風美さん

お世話になったホンダカーズのみなさんと記念撮影!

今回、ホンダカーズに行くのは初めてでした。最初は何をどう頼んでいいのかわからなくて、「大型ルーフコンソールを取りつけたいのですが、どうしたらいいのか教えてください!」とお願いしたら、とても親切に対応していただきました(お茶まで出してもらっちゃった!)。

初めてのクルマを買ってから約1年。ブレーキオイルやバッテリー、車検の話も教えていただき、よりクルマに対する理解が深まりました。わからないことがあったらホンダカーズに聞きに行けば、すぐに疑問が解消されます。まさに愛車のための「かかりつけ医」!

これまですべてDIYで進めてきたバモスの車中泊カスタムですが、「純正アクセサリーをそろえて、買っちゃうのも楽チンでいいなぁ」と思った1日でした(DIYもなんだかんだ時間もお金もかかるし、失敗も大いにある)。

今回取りつけた「大型ルーフコンソール」の使い心地は、次回「車中泊のクルマの収納」でご紹介します!

 

※本記事に掲載された情報は、記事公開時時点のものです。

文/森 風美
写真/松本 いく子

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