100均グッズで「フィット」を車中泊仕様にカスタムしてみました|【連載】森風美の「軽バン改造中」vol.12

女子キャンパー森風美の連載「ただいま軽バン改造中」100均グッズで車中泊仕様にカスタムのアイキャッチ

女子キャンパーとしてさまざまなメディアで活躍中の森 風美(もり ふうみ)さん。

愛車の軽自動車Honda「バモス ホビオ」をDIYでカスタムしながら、キャンプ好き女子の車中泊スタイルを提案しています。

今回はHondaのSUV風コンパクトカー「FIT CROSSTAR(フィット クロスター)」を、100円均一グッズ(以下、100均グッズ)を使って車中泊仕様にカスタムします!

車中泊仕様にするのにかかった費用は、なんと2,500円だけ! (布団セットは除く)

カスタムの方法や便利な100均グッズはもちろん、フィットが車中泊に向いているかどうかも解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

※2018年5月に販売終了

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目次

02_女子キャンパー森風美さんのポートレート写真。登山をしているところ

森 風美(もり ふうみ)
年間80泊するほどキャンプを愛し、女子でも楽しめるキャンプスタイルをSNSで発信している女子キャンパー。女性向けアウトドアWebメディア「なちゅガール」の編集長も務める。そのほか雑誌・テレビ・イベント出演など幅広い分野で活躍中。アウトドア料理の万能スパイス「motteco(もってこ)」の開発も手がける。
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まずはHonda「フィット クロスター」の概要をチェック! 車中泊に向いているかも検証してみました

03_Hondaのフィット クロスターを100均グッズで車中泊仕様にカスタムする森風美

★「100均グッズで車中泊仕様にカスタムする様子から見たい!」という方はこちらをクリック

こんにちは。キャンプ女子からすっかり車中泊女子が板についてきた森 風美です!

普段の私は、愛車のバモス ホビオをDIYでカスタムして車中泊とキャンプを楽しんでいます。すっかり車中泊の楽しさに目覚めた私を見て「カエライフ」編集部より新たなミッションが届きました。

それは「Hondaのフィット クロスターを100均グッズで車中泊仕様にカスタムせよ!」。

 

04_Hondaのフィット クロスターの前後左右

今回、車中泊仕様にするクルマは、こちらの「Honda FIT e:HEV CROSSTAR(ホンダ フィット イー エイチ イー ブイ クロスター)」。

ひと目見た瞬間、「サーフブルー&ブラック」のカラーが、すごく可愛いって思いました! カッコよさとキュートさが同居していてアクティブな女性に似合いそう!

クロスターの特徴は、SUVテイストをふんだんに盛り込んでいること。たとえば、前後バンパー・ルーフレール・専用のフロントグリルがついていたり、他のタイプより外径の大きなタイヤが採用されていたり。街乗りだけでなく、アウトドアにも適したエクステリア・インテリアになっています。

まずは、「フィット クロスターで車中泊できるの?」という部分からチェックしていきます!

 

室内は広々! 自転車も入るほどの収納力

05_Hondaのフィット クロスターのラゲッジカバーを取り外したところ

ラゲッジルームにあったラゲッジカバーを取り外したところ

フィットはうちのクルマと違ってコンパクトカーなので、「車中泊するには、室内はちょっと狭いのでは?」と思っていました。

でも、Honda車って外から見るとコンパクトでも、実際に中に入ってみると室内空間はとっても広々しているんですよね。私の愛車バモスも室内の広さに驚かれることが多いです。

 

06_Hondaのフィット クロスターの後部座席を倒す森風美さん

後席をたたんだ「ユーティリティー・モード」(かっこいい名前!)は、自転車も入ってしまうほどの収納力。燃料タンクを運転席下に配置したことで、室内後部の高さがしっかりと確保できて、荷室容量を大きくできたのだそう。家族4人でキャンプに行く時も、余裕で荷物が積めちゃいそうです。

 

ほぼフラットになる! 身長170㎝以下の人は余裕で車中泊可能

07_Hondaのフィット クロスターの後部座席を倒した状態「ユーティリティー・モード」にして、森風美さんが斜めに寝てみたところ

フィットは後部座席を倒すと、ほぼフラットになります。この写真は、後部座席を倒した状態「ユーティリティー・モード」にして、斜めに寝てみたところです。

私の身長は165cmですが、斜めになればじゅうぶん足を伸ばして眠れます。でも、これだと1人しか眠れないので、ここからまっすぐに寝るために車内を少しずつカスタムしていこうと思います!

 

08_前列シートと倒した後部座席のあいだにできた溝を指差す森風美さん

運転席と助手席を最前までスライドさせると、最長で約170cmのスペースができました。ただし、前列シートと倒した後部座席のあいだに20cmほどの溝ができるのが課題です。

布団を敷いて足を運転席側に向ければあまり気にならないかな?と思いましたが、フィットは荷室に向かって低くなっているので、運転席側を頭にした方が快適に寝られそう。

 

09_Hondaフィット クロスターで車中泊するためにニトリの敷布団を敷いているところ

そこで、後部座席のヘッドレストをめいっぱい前に引っ張り出してみました。スマートフォンフォルダー(オプション)も取り外して、家にあったニトリの敷き布団(「すぐに使える寝具6点セット(シングル)」、幅100㎝×丈210㎝)を敷いてみます。

 

10_Hondaフィット クロスターで車中泊するためにニトリの敷布団を敷いているところ

フィットの形に合わせて敷布団の端を少し折り込んでみたら、意外にも完全にフラットな状態になりました!

ニトリの敷布団の厚さがちょうどよかったのか、とくに板を置いたりマットを敷いたりしなくても、敷布団だけで十分快適に眠れそう! 100cmの幅が想定外に(笑)シンデレラフィットです!

 

11_Hondaフィット クロスターで身長165センチの女性が快適に車中泊できるか寝て試している

さっきは斜めに寝てみましたが、今度はまっすぐに寝てみました。枕を置けば、でこぼこ感もまったくありません! シーツの色もクルマに合っていてとってもいい感じ!

 

12_ Hondaフィット クロスターで身長172センチの男性が快適に車中泊できるか寝て試している

カエライフ編集部の神山さん(身長172㎝)にも、寝てみてもらいました。身長が170㎝以上ある方だと、まっすぐ寝るには運転席と助手席のすきまに頭を固定する感じになります。斜めになったり少し屈んだ体勢になれば眠れそうです! 身長が180㎝以上の人だとちょっと窮屈かもしれません。

 

13_Hondaフィット クロスターにニトリの布団を敷いて車中泊している森風美さん

掛け布団をセットしてベッドメイキングは完了です。車内に置く荷物が少なければ2人で寝られそう。個人的には屈んで寝る方が好きなので、かなり広々したスペースに感じられました。

 

14_Hondaフィット クロスターを運転する森風美さん

ちなみに、布団を敷いたままでも、問題なく運転できます。

家からベッドメイキングをした状態で出発できると、目的地ですぐに就寝できるので、これは車中泊する人からしたらかなり重要なポイント。仮眠するときに、駐車した後で真隣にクルマが来てしまい「少し移動したいな~」と思ったらすぐに移動できます。

 

100均グッズだけでできる!? 「フィット クロスター」を車中泊仕様にカスタム

快適な車中泊に欠かせないフラットなベッド(寝床)は確保できたので、ここからは指令通りに100均グッズで車中泊仕様にカスタムしていきます!

 

15_ダイソー、セリアなどの100均ショップで車中泊のためのグッズを購入する森風美さん

100均ショップで使えそうなアイテムを物色中……

というわけで、ダイソーとセリアをまわって、ゲットしたアイテムはこちら! 

16_ダイソーとセリアで買ってきた車中泊のためのアイテム

買ったアイテムが車内でうまく使えるかは、実際にやってみないとわからないので、予備の分も含めて少し多めのアイテムを買っておきました。気軽にたくさん買えるのが100均グッズのいいところ! では順番に設置していきます。

 

①「ゴムロープ」と「サンシェード」で目隠しシェード作り

17_ダイソーのキャンプコーナーにあった「ゴムロープ ピンチ付」

今回はダイソーのキャンプコーナーにあった「ゴムロープ ピンチ付」(120cm)をカーテンレールとして使います。

本来はキャンプギアを吊るしたり、洗濯物を乾かすのに使うものなので、目隠しの必要がないときには、洗濯物を乾かすためにも使えます。

 

18_ホンダフィットのグラブレールにゴムロープを取り付けている森風美さん

グラブレール(運転席と助手席のドア上部にある取っ手)に、ゴムロープのフックを引っ掛けます。

目隠し&日よけのために、フロントウインドウや運転席と助手席の窓をすべてシェードで覆って車中泊仕様にする方法もありますが、窓を3面とも塞ぐのは結構手間がかかるので、2列目とのあいだにシェードをつけるのがオススメ。さらに、こうすることで、車中泊仕様にしたままでもクルマを動かせます。

 

19_ダイソーのフロントガラス用のサンシェード

ダイソーのカー用品コーナーにあった「フロントガラス用のサンシェード」。タッチアップ式で小さく収納できるのが魅力的ですね!

 

20_ゴムロープにサンシェードをとめているところ

先ほどのゴムロープにサンシェードをピンチでとめます。これで、目隠しができました!

これだけだとサイドが少し開いて光が差し込んでしまうので、ダイソーのマジックテープ「面ファスナー」を使ってしっかりと隙間を防ぎます。

 

21_窓ガラスに隙間なくサンシェードをはっているところ

面ファスナーはマジックテープに両面テープがついているので簡単に取り付けができて、車内のカスタムには重宝するアイテム。

手前側には少しでも車内をおしゃれに見せるために、セリアの「サンシェード」を重ねてピンチに挟みました。二枚重ねにすることで、遮断性もちょっぴりUP!

 

②後部席の窓には「日よけカーテン」を設置

22_ダイソーの車内用日よけカーテン

後部席の窓にはダイソーの「車内用 日よけカーテン」を取り付けます。スライド開閉タイプで寝るときにサッと締められるのがとっても便利です。

 

23_ダイソーの日よけカーテンを後部座席の窓につけているところ

アジャスターで調整できるので窓の形に合わせて設置できます。吸盤で止めるだけなので簡単! あっという間にサイドのカーテンが完成したかと思いきや……さらに、荷室に繋がる部分に謎の三角窓が!!

ここからサンサンと太陽の光が入ってきてはせっかく日よけを作った意味がありません。

 

24_三角窓をふさいでいるところ。レジャーシートをカットして両面テープでとめる

小さい窓なので気にならない方は放置してもいいのですが、今回はレジャーシートをカットして窓を防ぎました。ダイソーの「しっかり貼れてはがせる両面テープ」を使えば、必要なくなったら綺麗に剥がせます。

 

③リアウィンドウには「サンシェード」を設置

25_セリアのサンシェード

セリアで売っていたキャンプ柄の「サンシェード」がとてもおしゃれだったので、荷室のドア窓部分にはこちらを使います。先ほど、目隠しシェード作りで一瞬登場したサンシェードもこちらです。

 

26_リアウィンドウをサンシェードでふさいでいるところ

本来はフロントガラスに使うサンシェードですが、そのままリアウィンドウに使ってしまいます。吸盤がついているのでこちらもキュッと止めるだけ。

出っ張っているドライブレコーダーが邪魔でちょっぴり歪んでしまいましたが、日よけには問題なさそうです。

 

27_ホンダフィットで快適に車中泊するために目隠しシェードをつけたところ

これで目隠し&日よけが完成しました! 頻繁に車中泊をする人なら常設のカーテンをつけるのもアリですが、たまに車中泊をする人にはじゅうぶんな車内空間ができたんじゃないかなと思います。

目隠し&日よけにかかった費用はなんと1,100円(税別)! 布団はお家にあるものを使っているので、これさえあればどこでも車中泊ができると思うとかなりお得です。

車中泊に必須のカーテンの付け方は、こちらの記事でも紹介しています。私の愛車バモス ホビオの話なのでフィットとはいろいろ違いますが、ぜひチェックしてくださいね!

 

「フィット クロスター」での車中泊をもっと快適に! 便利な100均グッズと使い方をご紹介

フィット クロスターを車中泊仕様にする、という目的は達成しましたが、せっかくなので、ここからは車内をより快適にしていくためのアイテムをプラスしてみたいと思います!

ご紹介するのは以下の100均アイテムです。

  • セリア「バックルボックス」
  • セリア「ラッセバスケット」
  • セリア「クルマ用ソフトドアポケット」
  • ダイソー「アシストグリップ用マルチフック」
  • セリア「タッチライトブロック」
  • セリア「モンターニュ ミニテーブル」
  • その他セリアの雑貨

それぞれの商品の特徴や使い方を詳しく解説していきます。

①セリア「バックルボックス」に小物を収納!

28_セリアのバックルボックスに洗面道具を収納している

数ある100円均一の収納グッズの中でも特に私のお気に入りなのは、セリアの「バックルボックス」というアウトドア感のあるミニコンテナボックスです。カーキ・ネイビー・ベージュの3色とバリエーション豊か!

写真のように小さめのストレージボックスには洗面道具を入れて使っています。銭湯に行く時は一式このままカバンに入れて持っていきます。

 

②セリア「ラッセバスケット」はシューズボックスに!

29_フィット クロスターの荷室の床下にある「カーゴフロアボックス」に靴を収納しているところ

フィット クロスターはアウトドアでの使用を考えて工夫されていて、荷室の床下に防水トレイ「カーゴフロアボックス」があります。濡れたタープや靴をそのまま収納できるようになっています。

ここにシューズトレイとして買ってきた、セリアの「ラッセバスケット」がぴったり! 先ほどのバックルボックスも一緒に収納できます。

ちなみに、カーゴフロアボックスのサイズは、e:HEVとガソリン車で少し違うそうです。

 

30_ラッセバスケットに入れた靴を車内の布団の上に置いている

ラッセバスケットを使うことで、カーゴフロアボックスがいっぱいの時は、布団の上に置いておいても大丈夫です!

 

③セリア「クルマ用ソフトドアポケット」で収納力アップ!

31_セリアの車用ソフトドアポケット

車中泊のときにあると便利なのが、小物の収納スペースです。そこで、セリアの「車用ソフトドアポケット」を、シートベルトのところに差し込んでみました。これならソフトな素材なので、頭をぶつけたりしても痛くありません。

 

32_セリアの車用ソフトドアポケットにスマホやマスクなどを収納

スマホやマスクなど、どこに置いたのかわからなくなって大探しするアイテムを枕元にさっと収納。反対側にもつけてゴミ箱にするのもいいかもしれません!

 

④ダイソー「アシストグリップ用マルチフック」で吊り下げ収納!

33_グラブレールには、ダイソーのアシストグリップ用マルチフックをひっかけて、ダイソーのティッシュボックスカバーをつるす

後部座席のグラブレールには、ダイソーの「アシストグリップ用マルチフック」をひっかけて、ティッシュを吊るしました。カーキ色の「ティッシュボックスカバー」はセリアのもの。

車内を広く使うためには、布団の上には何も置かずに3次元をうまく利用するのが◎です。

その他、車中泊に役立つ収納アイテムについては、こちらの記事でも紹介しているので、チェックしてくださいね!

⑤セリア「タッチライトブロック」を車内照明に!

34_セリアのタッチライトブロック

車中泊をするときにクルマの車内灯を使い続けるのはバッテリーがちょっぴり不安……。そこで、天井にはセリアの「タッチライトブロック」をつけました。LEDライトが4つ並んでいて、ライト面がそのままスイッチなので、暗闇の中でも点けたり消したりしやすいです。

単4電池3個(別売)が必要ですが、光量はバッチリ。連続点灯時間も12時間あるので、2泊くらいならじゅうぶんもちそうです。

 

35_タッチライトブロックの裏側にマジックテープをはり、天井にくっつける

このフィット クロスターは天井の素材が起毛のテキスタイルなので、先述のマジックテープで張り付けましたが、背面にマグネットがついているので、金属の場所にはどこでもマグネットで張り付けられます。

気になる点を挙げると、光の色が暖色ではないので、リラックスモードには向かないかもしれません。フィルムを貼ったり、オレンジのマジックで塗ったりすれば、もっと暖かい色になると思います。

 

⑥セリア「ミニテーブル モンターニュ」は便利なミニテーブル!

38_セリアのアウトドアグッズのシリーズ、モンターニュのミニテーブル

セリアには「モンターニュ」というアウトドアグッズのシリーズがあり、今回はミニテーブルを購入しました。カラーはレッド・グリーン・ホワイトとたくさんあるのですが、より広く、より可愛くするために、北欧調のトレイを上に乗せてみました。

 

セリアのアウトドアグッズのシリーズ「モンターニュ」のミニテーブルの上に、北欧調のトレイを置いて可愛らしい雰囲気に

 

⑦その他セリアの雑貨がおしゃれ&便利! 

36_セリアで買ってきたおしゃれで、かわいい車中泊用のアイテム

今回買ってきたプラスアルファのアイテム。車内で楽しく過ごすためにはお気に入りのアイテムを揃えることが大切! セリアにはかわいい雑貨が多いので、ついつい買いすぎちゃいます。丸太を輪切りにした木目柄のクッションがとくにお気に入りです!
また、車中泊の時はラグを用意しておいて、車外に敷けば靴の脱ぎ履きがとっても楽チン! 

 

37_車中泊のときは車外に小さめのラグを敷いて靴の脱ぎ履きをするのが森風美さんのおすすめ

カーゴフロアボックスにそのまま収納できる小さめのサイズを選びました。敷きっぱなしにして忘れないように注意してくださいね!

 

【番外編】布団はルーフボックスに収納でOK

39_フィットクロスターのルーフボックスに布団を収納する森風美さん。布団はダイソーの布団ケースに入れて

このフィット クロスターにはルーフボックスがついているので、布団を使わないときはルーフボックスにしまっておけます。この布団ケースもダイソーで買ったものです。

ルーフボックスがあると、押入れのような感覚で使わない荷物を収納できるのがいいですね! ただ、持ち上げるのに力がいるので軽いものに限られます。

 

「フィットクロスター」は100均グッズだけでも車中泊仕様にカスタムできる!

40_車中泊するために快適な空間にカスタムしたフィットクロスターの車内でくつろぐ森風美さん

今回は、100円均一ショップで買えるアイテムで、フィット クロスターを車中泊仕様にカスタムしてみました。使ったグッズの金額は、合計2,500円(消費税別)でした! コップやコースターなど「可愛いから」という理由で無駄遣いしたのにもかかわらず、かなりお安く済んじゃいました。

100均ショップは、カー用品もアウトドア用品も充実しているので、特別な用意をしなくてもアイデア次第で車中泊に使えるアイテムがたくさんあります。ダイソーは実用的な便利グッズが多く、セリアはおしゃれなグッズが多いので、それぞれ店舗を回ってお気に入りのアイテム探しを楽しんでみてください!

ご紹介したアイテムは2020年9月に売っていたものですが、品揃えやデザインが頻繁に変わるので、もしお気に入りのアイテムが見つかったら、多めに買っておくのがおすすめです。

フィット クロスターはコンパクトカーでありながら、車内が広く高さもしっかりあるので、とても車中泊のしやすいコンパクトカーだと思います。アウトドアシーンのために作られた車なので走行もスムーズで、車中泊仕様にすれば日本全国どこでも行ける相棒であり、秘密基地になります。

ただ車中泊するにあたって、今時ではないですが、パワーウィンドウと手回しウィンドウ(レギュレーターハンドル)が併用できるクルマだったらもっといいのになー、と思っています。車中泊中に少し換気をしたいときにエンジンをかけにいくのが、ちょっぴり面倒なのです……。

初めてのコンパクトカー車中泊仕様カスタムでしたが、「カエライフ」編集部からのミッション「Hondaのフィット クロスターを100均グッズで車中泊仕様にカスタムせよ! 」は達成できたかなと思います! 過ごしやすすぎて、撮影後そのまま寝てから帰りたくなっちゃいました。

次回も車中泊に役立つDIYの情報をお届けいたします。以上、森 風美でした!

文/森 風美
写真/木村 琢也
編集/平林 享子(LIG)

※本記事に掲載された情報は、記事公開時時点のものです。

 

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