フリー素材モデルの大川竜弥です。
趣味はネットサーフィン、読書、ゲーム、映画鑑賞、筋トレとインドアなものばかり。ステイホームの影響もあり、日の光を浴びない生活が続いています。
そんな私に、カエライフ編集部からこんな依頼がきました。
普段からインドア派な私ですが、アウトドアに興味がないわけではありません。
小学生のころ遠足で行ったキャンプはいい思い出として残っていますし、最近はYouTubeでソロキャンプの動画を見ることもあります。しかし、長年インドア生活をしてきた生粋のインドア派な私に、キャンプ体験ができるのでしょうか……?
カエライフ編集部がなにを言いたいのかよくわかりませんが、アウトドアが得意ではない私でもかまわないのであればありがたくお受けすることにします。アウトドアでインドアを楽しむ謎の企画。ともあれ早速、キャンプ場に向かいました!
キャンプ場に到着後、タープ張りにチャレンジ!
今回お世話になるのは、千葉県館山市にある「キャンプマナビス 」。7,000坪超の広大な敷地を持ち、森と海を同時に楽しめるキャンプ場です。
源泉掛け流し露天風呂をはじめ、各種レンタル商品、フードメニューもあり、キャンプ初心者でも気軽に楽しめる設備が整っています。
太平洋を望む「海サイト」にN-VANを駐車。天気がよければ抜群のオーシャンビューを満喫できるそうですが……、天気はあいにくの曇り。そして、強風。最悪です。
するとここで編集部の方から電話が。
まずは、クルマに積んであったタープ張りにチャレンジ。インドアを楽しむ企画とはいえ、こうしたアウトドアな一面も見せておかないとライターとしての仕事の幅が広がりませんからね。
しかし生粋のインドア派な私にとっていきなりタープ張りはハードルが高すぎる。YouTubeで「タープ張り やり方」「タープ張り 初心者」と検索して動画を見たものの、ちんぷんかんぷん。
加えて、海岸で強風という過酷な環境。私のような初心者が手を出すには危険すぎます。早々にタープ張りをあきらめ、N-VANの中でインドアな趣味をエンジョイすることにしました。
N-VANの広々とした荷室ならインドアな趣味をエンジョイできる
私が用意したのは人をダメにするソファとクッション、マンガ、ゲーム機、プロジェクター、各種筋トレグッズなど。これだけあれば自宅と同様、インドアな趣味をエンジョイできます!
N-VANの荷室長は1,510mm、助手席を倒せば最大2,635mmまで広がります。荷室幅は、1,390mm。ひとりで過ごす分には、十分すぎるほどの広さですよね?
カーペット代わりの寝袋を敷いて、セッティング完成!
荷室高が1,365mmあるため、車内で部屋着に着替えても窮屈さは感じません。これで準備万端です。
インドアをエンジョイしつつ、少しずつアウトドアに興味が……
自宅から持ってきた人をダメにするソファを置き、全力でダラダラ。キャンプ場というアウトドアな環境なのに、自宅と同じようにリラックスできる。この矛盾した空間、ある意味最高のインドアです。贅沢の極み。
感動を共有するため、慣れない自撮りをして「N-VANでキャンプ場にやってきました! 天気は曇り、強風と決してグッドコンディションとはいえないけど、広々とした荷室でダラダラしています。たまにはアウトドアもいいですね!」とツイート。
いいね、リツイートともに反応が少なく、リプライに至ってはゼロでしたが、私の感動は伝わったと思います。
自宅で繰り返し読んだマンガも、潮風を浴びながらだといつもとは違った作品に感じるような気がします。気がするだけで、内容はまったく同じですが……。
ただ、少しずつ「アウトドアもいいかも」という気持ちになってきました。
読書の次は、ゲームをすることに。さすがN-VAN、広々とした荷室なので快適ですが、いつもはオンラインゲームをプレイしているため、安定したネット回線がないキャンプ場では遊ぶことができず……。
反省を活かし、次回はオフラインでも遊べるソフトを持ってきます。
ここで取引先から連絡があり、急きょオンラインミーティング。助手席にHonda純正アクセサリーの「簡易テーブル」を取り付ければ、即席のデスクが完成です。
キャンプ場で食べるカップ焼きそばは絶品!
カエライフ編集部が一応焼きそばの材料と調理器具を用意してくれていたのですが、タープ張りと同じくアウトドア初心者の私にはハードルが高いため、せめてキャンプの気分だけでも味わおうと電気ポットでカップ焼きそばを作りました。
N-VANには「外部電源入力キット」があり、キャンプ場の外部電源設備を接続することで、エンジン停止中でも車内にAC100Vを引き込めます。
スマートフォンで時間を計り、カップ焼きそばの完成を待ちます。集中力が必要な作業です。
小学生以来ですが、やはりキャンプ場で食べる焼きそばは美味しい。鉄板で調理した焼きそばではなく、カップ焼きそばだけど。
食後は、荷室で映画鑑賞。ウインドウに「プライバシーシェード」を取り付ければ昼間でも車内が暗くなり、プロジェクターで映像を流すことができます。取り付けは吸盤なので、ものの数分で設置完了。
N-VANの荷室に作った疑似ホームシアター。アウトドア初心者の私だけではなく、キャンプ慣れしている人でも活用できる設備です。
パソコンに動画データをダウンロードしてプロジェクターにつなげば、データ通信量を気にすることなく長時間の映画鑑賞も可能です。
N-VANはキャンプに欠かせない相棒だった!
最後は、荷室で筋トレにチャレンジ! 立ったまま腹筋ローラーをする「立ちコロ」は厳しいですが、膝をついた「膝コロ」は問題なくできます。
「アウトドアに興味はあるけど、毎日のルーティンにしている筋トレができないのはちょっと……」と思っているトレーニーもこれなら安心ですね。
さらに、工夫次第でこんな筋トレもできます。N-VANの荷室を利用した「リバースプッシュアップ」。
上腕三頭筋を鍛えるリバースプッシュアップは本来自宅にあるテーブルやイスを使うメニューですが、荷室の高さは525mm。リバースプッシュアップをするには、ちょうどいい高さ。さすが世界のHONDAです。トレーニーのことをよく理解していらっしゃる。アイディア次第で他にも車体を利用した筋トレができるでしょう
「自重メニューだけだと満足できない……」というトレーニーは、トレーニング器具を持ち込んでもいいかもしれません。N-VANの最大積載量は、350kg。そこまでする必要があるかどうかは別にして、バーベルやダンベルを積み込めます。
しっかり筋肉を追い込んだあとは、南房総の海を眺めながらプロテインを飲む……。気づけば生粋のインドア派な私がアウトドアを求め、ついにはN-VANの車内から飛び出していました。(1.5mほど)
筋トレは、筋肉にいつもと違った刺激を与えることが大事。私にとっては非日常的な空間である荷室で筋トレをやり、非日常的な景色を見ながらのプロテイン。新鮮な体験に、心なしか筋肉も喜んでいるような気がします。
カエライフ編集部から依頼がきたときは「生粋のインドア派な自分にキャンプ体験ができるのか……」と不安になりましたが、いざ体験してみればN-VANのおかげで予想以上にエンジョイできました。
広々とした荷室や外部電源入力キット、簡単に疑似ホームシアターが設置できるN-VANは、キャンプに欠かせない相棒。
今度は天気がいい日に「アウトドアでインドアをエンジョイ」するのではなく、「アウトドアをエンジョイ」にチャレンジしてみます! アウトドアっていいものですね!
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