【実例集】クルマ×タープでオートキャンプを快適に! カーサイドタープ・シェルターまとめ8例

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最近、アウトドアでのクルマの活用法として人気になりつつあるのが「カーサイドタープ」。クルマとタープを連結するキャンプサイトの設営できるアイテムです。

本来、タープは木にロープで連結したり、別売りのポールを接続して立ち上げたりといった方法が必要でした。しかし、クルマをタープ張りに活用すれば設営も簡単になるうえ、立木のない原っぱ系のキャンプサイトでもポールを使うことなくタープを立てることが可能。しかも、クルマとつながっているため雨に濡れずにテントからクルマへ出入りできるなど、様々なメリットもあります。

そこで今回は今までカエライフで紹介してきたカーサイドタープの活用法を一気にご紹介。それぞれのアイテムを実際に使っているユーザーの言葉で使用感をお伝えします。「オートキャンプ用にタープが欲しいけれど、どれを選んだらいいんだろう」と悩みがちな皆さん、要チェックですよ!

目次

 

カーサイドタープのメリット&デメリットは?

カーサイドタープにさまざまなメリットがあります。

カーサイドタープのメリット
  • 設営が簡単なためデイキャンプにも最適
  • クルマの入り口と連結するため雨の日でも
  • 荷物の出し入れがしやすく、天候の急変にも強い
  • タープの片側をクルマが支えるため、必要なポールやロープ、ペグの数が少ない
  • 商品によってはテント代わりとしても使えるため、荷物の量を減らせる
  • テントと比べて価格がリーズナブル

では、逆に「クルマを使っているからこそのデメリットは?」というと、意外と少ないのです。

強いてあげるならば、設営した後でクルマを動かそうとしたときに一度タープを外さなくてはいけないところ。「氷がなくなったので、ちょっと近所のコンビニまで」といった場合に、少し面倒ではあります。

それから、ポールなどで立ち上げることを前提とした一般的なフィールド用のタープをカージョイントパーツやポールを使ってカーサイドタープとして使う場合は、連結方法と設置場所に注意しておきたいところ。風に煽られたときに金具やロープがボディを擦ってクルマが傷ついた、なんてことにならないように、十分に注意を払って設営しましょう。

 

カーサイドタープおすすめ5選! アウトドアのプロが使い方をレビュー

ここからは実際にカーサイドタープを使用しているアウトドアのプロや、ブランドスタッフの声をもとに、オススメ商品をチェック! アウトドアブランドが販売しているギアやN-VAN専用アクセサリーの使用実例を見ながら、自分のキャンプスタイルにぴったりのカーサイドタープを見つけましょう。

ogawa・カーサイドシリーズをogawaスタッフが紹介!

まず紹介するのは、テント業界の老舗にして、最近はクラシックな鉄骨テントがキャンプシーンでも大人気のogawa。実はogawaが積極的にプッシュしているのが、クルマと連結して使うカーサイドタープシリーズや、鉄骨テントのサイドパネルをクルマに連結するキャンプサイトの設営方法です。さっそくプロならではの使い方を教えてもらいましょう!

テントブランドogawaのスタッフ
キャンパルジャパン株式会社
ogawaブランドを継承し、商品の企画・製造を行うキャンパルジャパン株式会社のみなさん。左下から時計回りに企画・広報課の大木秀樹さん、齋藤素子さん、福吉直也さん、飲食部の小室徳之さん。ogawaでは商品の企画と広報をスタッフが兼任し、商品のフィールドテストも行っている。
ogawa公式HPhttps://www.campal.co.jp/
Instagram @ogawa.since1914

カーサイドタープAL-Ⅱ

Hondaの軽自動車N-BOXにogawaのカーサイドタープAL-Ⅱを取り付け。斜め前から写した画像

■紹介商品
【ogawa】 カーサイドタープAL-Ⅱ

参考価格:25,300円
左右3ヵ所ずつのレザーパッチで取り付け幅調節可能で、フラップ付きメッシュ窓を搭載するなど、キャンプメーカーらしいこだわりが込められたカーサイドタープ。視界と出入りを邪魔しないデザインのサイドパネルで、ほどよくプライバシーと日除け性能を確保しています。
収納時サイズ:W58xD13xH130cm
展開時サイズ:W170〜250×D250×H220cm

ググッと張り出したサイドパネルと延長されたポールのおかげで、別売りのポールを用意せずとも自立しつつ、効果的に日差しや雨を防いでくれます。付属のアンカーバッグに砂や水を詰めた2Lペットボトルを入れれば、ペグを打てない場所でもポールをより安定させることができます。

大木さん:カーサイドタープAL-Ⅱはシリーズの中でサイズ感も一番小さく、デイキャンプでの使用や車中泊におけるリビングスペースとして使うのにぴったり。車高170〜200cm程度の車両に適している商品なのですが、車高約180cmのN-BOXはピッタリですね。

 

Hondaの軽自動車N-BOXのリアハッチに、ogawaのカーサイドタープAL-Ⅱを取り付け。真横から写した画像
Hondaの軽自動車N-BOXのリアハッチに、ogawaのカーサイドタープAL-Ⅱを取り付け。真横から写した画像。タープのなかに野あそび夫婦がいる

そしてカーサイドタープの裏技的使い方として、リアハッチに取り付けるという手も。汎用品ならではの幅広い車種に取り付けられる設計を逆手に取れば、全幅147.5cmのN-BOXのリアにも設置でき、ハッチを追加のタープとして使うことができます。広く使えるぶん、両サイドからの日差しや雨が避けられなくなるため設置する方角は気をつける必要がありますが、そのぶん景色も楽しめるはず。

カーサイドリビングDX-Ⅱ

Hondaの乗用車STEPWGNに、ogawaのカーサイドリビングDX-Ⅱを取り付け。真横から写した画像。タープのなかにogawaスタッフのおふたりがいる

■紹介商品
【ogawa】カーサイドリビングDX-Ⅱ

参考価格:56,000円
カーサイドシリーズのなかでもロングセラー&最大サイズのモデル。2021年にリニューアルし、どんなクルマのボディカラーにもフィットするナチュラルなカラーリングとなった。
収納時サイズ:W69xD17.5xH17.5cm
展開時サイズ:W210〜330×D320×H200cm

アルミ合金とグラスファイバーの3本のポールを使って設置するogawaのカーサイドリビングは、椅子やコットも置ける広々とした空間を確保でき、就寝スペースとして使うことも可能。左右に出入り口があるほか、メッシュ窓もついているため、季節を問わずゆったりと過ごせる空間を手軽に作れます。

大木さん:STEP WGNなどの普通車のワンボックスにちょうど良いサイズです。少人数でのキャンプならカーサイドリビングDX-Ⅱで日中は過ごしつつクルマを就寝スペースに使えば、テントを持ち運ばなくてもキャンプできますね。テントメーカーとしては別にテントを立てて欲しいところですが(笑)。

 

ogawaのカーサイドリビングDX-Ⅱ。ポールを使って自立させた画像

引用元:ogawa ONLINE STORE

 

大木さん:それからカーサイドタープのデメリットである「クルマに吸盤をくっつけて固定するため、設置後はクルマを動かすのが難しい点」ですが、こちらのモデルに関してはご安心を。別売りのポールで固定すれば自立するため、クルマを動かしたくなってもサイトを撤収する必要がありませんよ(上写真参考)。

カーサイドシェルター

Hondaの軽自動車N-BOXに、ogawaのカーサイドシェルターを取り付け。斜め前から写した画像。

■紹介商品
【ogawa】カーサイドシェルター

37,400円
カーサイドタープとカーサイドリビングの中間サイズにあたり、2本のアルミ合金ポールをクロスさせる形で設置する商品。使い勝手の良さからユーザーの人気度も高い。
収納時サイズ:68x18x18cm
展開時サイズ:W175〜285×D247×H210cm

カーサイドシェルターは、日除け雨よけのタープ使いから、フルクローズしてシェルターとしても使用できる万能アイテム。ogawaのカーサイドシリーズの中では中間サイズといっても、やや箱型の形状のため、上述のカーサイドリビングに負けないほどの快適さを誇ります。サンドベージュ×ダークブラウンのバイカラーもナチュラルな雰囲気で、手持ちのキャンプギアともマッチしやすいはず。

大木さん:絶妙なサイズ感で使い勝手が良い人気商品です。フルクローズにもメッシュにもなる大型の窓もついていて、通気性も確保可能。オールシーズンで快適に使用していただけます。どんな車種でも合うと思いますよ。

 

カーサイドシリーズ共通で使用できる吸盤

上記で紹介してきたカーサイドシリーズには吸盤が2つ付属していて、ノブを回せばクルマのルーフと強力に接着します。しかし、DIYでボディペイントをして塗装面がざらざらとしているクルマの場合は、吸盤がくっつきづらいことも。

 

三沢真実さんのカーサイドシェルター使用例

 

カーサイドシェルターにS字フックを取り付けてルーフキャリアと接続した例
カーサイドシェルターにギアタイを取り付けてルーフキャリアと接続した例

そんなときに参考にしたいのが、カエライフで取材させていただいた三沢真実さんのアイデア。三沢さんもカーサイドシェルターを愛用しており、S字フックやギアタイ(自由に曲げられるワイヤーをラバーで覆った結束用のアイテム)を活用して、シェルターとルーフラックを接続して固定しています。フックなどがない場合は、ヒモで固定するのもおすすめです。

【番外編】テントと車を接続してタープ代わりに使う方法

Hondaの乗用車STEPWGNに、ogawaのオーナーロッジ タイプ52R T/Cを接続した画像

そしてogawaの皆さんがオススメする方法が、カーサイドシリーズでも使われている吸盤を活用して鉄骨テントのパネルとクルマを接続する方法。こちらはogawaのオーナーロッジ タイプ52R T/CをSTEP WGNと接続した例です。

 

Hondaの乗用車STEPWGNに、ogawaのオーナーロッジ タイプ52R T/Cを接続した画像。テントのなかからクルマを写している

出入り口となるサイドパネルを跳ね上げてクルマと接続することで、ポールを使わずにテント内、車内、中庭と、3つのスペースをつくることができます。

 

Hondaの軽自動車N-BOXに、ogawaのオーナーロッジ ヒュッテレーベンを接続した画像

こちらはogawaのオーナーロッジ ヒュッテレーベンとN-BOXを接続した例。三角形状のサイドパネルをクルマに固定しています。

クルマとテントをつなぐ部分が斜めになることで、雨の侵入もほどよくシャットアウトしてくれ、荷物の出し入れも簡単にできるのがメリットです。

Hondaの人気軽自動車・N-VAN専用のギアを人気女子キャンパーがチェック!

ogawaのカーサイドタープ・シェルターはどんな車種とも相性バツグンですが、強度や使い勝手の面でより安心なのが、車種専用設計のアクセサリーです。ここからはN-VAN専用の「テールゲートカーテン」を実際に使用し、女子キャンプの第一人者であるこいしゆうかさんにチェックしてもらいました!

女子キャンパーこいしゆうかさんのプロフィール写真
こいし ゆうか さん
イラストレーター、キャンプコーディネイターとしてテレビやラジオなど幅広いメディアで活躍。キャンプ歴は11年、「女子キャンプ」の言葉の生みの親。オリジナルテント「PANDA」のデザインも手がける。
公式HPhttp://koishiyuka.com/

 

Hondaの軽自動車N-VAN専用、ホンダアクセスのテールゲートカーテン。斜め前から写した画像
Hondaの軽自動車N-VAN専用、ホンダアクセスのテールゲートカーテン。真横から写した画像
■紹介商品
【ホンダアクセス】N-VAN専用テールゲートカーテン

参考価格:24,200円
全10ヵ所に付属の吸盤でがっちりと装着できる点や、車種専用設計ならではのピタッとハマる点も、シンデレラフィットを追求するキャンパーの琴線に触れるところ。
収納時サイズ:W60×D10×H10cm
展開時サイズ:W26×D18×H189cm

こちらはN-VAN用の純正アクセサリーのテールゲートカーテン。リアハッチに被せて吸盤で固定することで後部の空間を拡張できます。両サイドには重しとしてペットボトルを入れるポケットもついています。カーテンをロールアップすれば開放的なスペースを確保でき、フルクローズの状態にすればプライバシーを確保できるので、着替えスペースとしても使用できます。

こいしさん:サイドまでしっかりと覆われているので、天候や場所に左右されることなくどんな状況でも使いまわせるアイテムだと思います。黒い幕だから、中でライトアップしてても透ける心配がないのが良いですね。景色を見渡したり通気を確保したりするための窓がないので、のんびり過ごすための空間というよりも荷物置き場の拡張や着替え場所として使うのがオススメです!

安価で初心者も手が出しやすい!ロゴスのパネルリンクタープの使い心地は?

次に紹介するのは、人気アウトドアブランド「ロゴス」のカーサイドタープ。アウトドアブランド製品のメリットは、車種を限定しない汎用性と、量産品のため価格がリーズナブルな点。そのぶんフィット感に難があったり取り付けにちょっと工夫が必要だったりしますが、クルマを乗り換えても引き続き使うことができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

引き続きこいしさんに登場いただき、使い心地をチェックしてもらいました!

 

Hondaの軽自動車N-VANに、ロゴスのパネルLINK タープ200(後継モデル:neos Link Panel・PLR)を取り付け。真横から見た画像。

Hondaの軽自動車N-VANに、ロゴスのパネルLINK タープ200(後継モデル:neos Link Panel・PLR)を取り付け。斜め後ろから見た画像。
Hondaの軽自動車N-VANに、ロゴスのパネルLINK タープ200(後継モデル:neos Link Panel・PLR)を取り付け。斜め前から見た画像。
■紹介商品
【ロゴス】パネルLINK タープ200

※写真のパネルLINK タープ200は販売終了。機能をさらにアップデートした後継モデルのneos Link Panel・PLR(6930円)が発売中
高さが5段階に調節でき、車高に合わせやすいのがポイント。収納サイズも小さいため、荷室のスペースが限られる軽自動車でのオートキャンプにもおすすめ。
収納時サイズ:W60×D10×10cm
展開時サイズ:W200×D200×H190/180/170/160/150cm

多彩なキャンプギアで知られるロゴスがリリースするカーサイドタープは2本のフレームを使用したアンブレラタイプのタープ。別売りのカージョイント用吸盤とポールを使えば自立させられます。さらにロゴス独自規格であるPLR対応(テントやスクリーンの出入り口に連結できるシステム)のテントと組み合わせることでテントとタープ、クルマの三者を連結して使用可能です。

 

Hondaの軽自動車N-VANに、ロゴスのパネルLINK タープ200(後継モデル:neos Link Panel・PLR)を取り付け。こいしさんが車内に腰掛けている使用イメージ

こいしさん車種を選ばず手軽に設置できるのはアウトドアブランドのタープならではの魅力ですね。収納もコンパクトなので、クルマに常備しておくと良いかと。区画サイトでもあまり邪魔にならず設営できますし、バーベキューやちょっと休憩がしたいときに手軽に使えるアイテムだと思います!

他にもこんなタープが! アウトドアのプロのクルマ×タープ術をチェック

今まで紹介してきたクルマとタープの活用術は、アイテムがあればすぐに真似できる現実的な方法。とはいえ、費用や手間ががいくらかかっても良いので、納得のいくものがほしい人、そして他人とカブらないものが欲しいという人もいるのでは。

そんな人におすすめなのが、自作タープやタープ付きのルーフトップテント、ガレージブランドのアイテムです。ここではカエライフが取材してきた方のなかから、憧れのクルマ×タープ術を実践している3組をピックアップします。

自作タープ

「自分のクルマやキャンプスタイルにぴったりのタープが欲しいけど、市販品ではなかなか見つからない」という人は、アウトドア用以外のタープをカスタムして使ってみてはいかがでしょうか?

キャンピングカー専門誌の編集長を長年つとめ、キャンピングカーに詳しい編集者・ライターの渡辺圭史さんが実践しているタープ術を紹介します。

キャンピングカーや車中泊についての情報を発信するアウトドア好きの編集者・ライターの渡辺圭史さん
渡辺 圭史(わたなべ けいし)さん
1971年、東京都生まれ。アウトドア好きなフリーランス編集者、ライター。アウトドア用品メーカー、出版社を経て、キャンピングカー専門誌『キャンプカーマガジン』編集長に。現在はWebサイト「キャンピングカーナビ」編集長を務めながら、いろいろなメディアでキャンピングカーや車中泊についての情報を発信中。
Instagramkeishi1971

 

ダイハツ・ハイゼットカーゴにKookaburraの日除けシェードセイルを取り付ける渡辺圭史さん

■紹介商品
【Kookaburra】日除けシェードセイル

購入時参考価格:3,000円
家庭のテラスやガーデニングなどでの使用を想定して作られた商品。紫外線カット率が98%と高く、防水繊維を使用しているため雨よけにもなる。
展開時サイズ:W217xD134xH115cm

渡辺さんが使っているのは、Kookaburra(クッカバラ)の日除けシェードセイルという、ガーデニング用のタープ。アウトドアシーンで使用しても、悪天候にならない限りは実用性も十分です。

渡辺さん:一般的なキャンプ用タープだと、私の乗っているハイゼットカーゴには大きすぎたんです。いろいろ探した結果、この商品にたどり着きました。

 

レインガーター(雨どい)にキャプテンスタッグのテント・タープ用カージョイントを取り付けてタープを固定することを説明する渡辺圭史さん

設置方法はごくシンプルで、車両のレインガーター(雨どい)にキャプテンスタッグのテント・タープ用カージョイントを取り付けて固定するだけ。少しの工夫と柔軟な発想があれば、クルマ専用のギアでなくても取り付けできます。

ルーフトップテント+タープ

アメリカやヨーロッパで人気を集め、近年は日本でも見られることが増えつつあるのがルーフトップテントです。クルマの屋根(ルーフ)に取り付けることで、車種に関係なく車中泊を楽しめたり、設営や撤収が楽になったりと、様々なメリットがあります。

実はメーカーによっては、タープ付のルーフトップテントを販売している場合も! 今回は実際にタープ付きのルーフトップテントを使用しているキャンプインストラクター・野あそび夫婦の使用実例をチェックします。

野あそび夫婦のプロフィール画像
野あそび夫婦
アオさん、エリーさんのご夫婦ともに1988年生まれ。「自然のなかで遊ぶように暮らす」をモットーに、2018年から「野あそび夫婦」のユニット名で活動を開始。2019年には日本初のキャンプ民泊「NONIWA(ノニワ)」をオープンし、アウトドアライフプランナーとしてキャンプ民泊の運営をしながら、キャンプ体験や地域密着型ワークショップの開催、メディアを通して地域やアウトドア情報の発信などをおこなう。
公式サイトhttps://noasobifufu.com/
Twitter @noasobifufu
Instagram @noasobi_fufu
Youtube https://www.youtube.com/c/noasobifufu/
キャンプ民泊NONIWA 公式サイトhttps://noniwa.jp/

 

野あそび夫婦が愛用している、Wild Landのルーフトップテント「パスファインダー2」

■紹介商品
【Wild Land】 パスファインダー2

実勢価格:約400,000円
リモコン&スマホのアプリを使えばわずか1分で設置が完了する電動式のルーフトップテント。ソーラーパネルを搭載しているため、電池切れの心配も無用。
収納時サイズ:W235xD142xH38cm
展開時サイズ:W217xD134xH115cm

埼玉県ときがわ町でキャンプ民泊NONIWAを運営しつつ、キャンプインストラクターとしても活躍中の野あそび夫婦。愛車の日産キャラバンNV350に搭載しているのが、最近人気のルーフトップテントです。

こちらの商品は幅広のタープが付属しているため、ルーフトップテントにありがちな「寝る場所はあるけれど日中過ごす場所がない……」という問題も解決しています。

 

野あそび夫婦が愛用している、Wild Landのルーフトップテント「パスファインダー2」の使用イメージ

アオさん:電動式のルーフトップテントならボタンひとつで簡単に設営が完了するため、足りないものをコンビニに買いに行くときも簡単なのが魅力です。テント設営の時間を省略できるため、そのぶんふたりでゆったり過ごしたりと、自分たちのために使えるようになりましたね。

ガレージブランド

ここ最近のキャンプシーンに突如として現れ、ルーフトップテントと並ぶキャンパー憧れのアイテムとなったのがガレージブランド。尖ったコンセプトとこだわり抜いたデザインを小ロットで実現するガレージブランドのキャンプギアは、その希少性もあいまってリリースされるや否や毎回争奪戦になるものも多くあります。

そんなガレージブランドを代表して、38exploreを主宰する宮崎秀仁さんのカーサイドタープ活用術を見せてもらいました。

38explore宮崎 秀仁さんのプロフィール画像
宮崎 秀仁さん
1973年生まれ。アウトドアブランド「38explore(サーティーエイト・エクスプロー)」主宰。持ち前の発想力と手先の器用さで、「用の美」を追求した独自のキャンプギアを企画制作する。本業ではフリーランスのインテリアデザイナーとして、店舗内装の設計や施工などを手がける。Instagramのフォロワーは1.9万人のカリスマキャンパー。
Instagram @38explore

 

38exploreのカーサイドシェルターの画像

■紹介商品
【38explore】 カーサイドシェルター

※参考商品
宮崎さんが現在開発中のカーサイドシェルター。クルマと連結するのはもちろん、ティピータイプのワンポールテントとしても使えるように設計されています。

38explore(サーティーエイト・エクスプロー)で開発中の単管パイプ並みの太さを誇るポールとポリコットンのフライシートを使った六角形タイプのカーサイドシェルター。納得がいくまで修正中とのことで、発売はもう少し先になりそうです。

 

38exploreのカーサイドシェルターを設営している画像

宮崎さん:単体でテントとしても使えるところがポイントです。僕自身は車中泊があまり好きではないので、どうやったら車内空間をもっと広く感じられるか考えて、これを作ってみました。

発売されると即完売が予測されるこちらの商品。今後の動向から目が離せませんね!

 

まとめ

せっかく荷物をたくさん積んでクルマでキャンプ場にいくのだから、キャンプをしている間ずっとクルマを放っておくのは考えてみればもったいない話です。

カーサイドタープを積極的に活用すれば、キャンプ道具を下ろした後の車内をもうひとつの居場所としてフル活用することが可能です。設営も手間がかからないうえ、急に雨が降ってきてもすぐに車内に荷物を移動させられるなど、キャンプを快適に楽しめるメリットも盛りだくさん。

皆さんもぜひキャンプ場はもちろん、河原でのBBQなどでも活躍するカーサイドタープを手にいれてみてはいかがでしょうか?

文/廣田 俊介
写真/木村 琢也、よねくら りょう
編集/井上 寛章 (LIG)