
子どもだけじゃない! 大人も楽しめる「工場見学」の魅力
週末のお出かけスポットとして人気を博している「工場見学」。日ごろ目にする食品や製品が作られる過程を見られるのに加えて、食事を楽しめたり、お土産を豊富にそろえていたりするなど、工場を観光施設としてテーマパーク化する企業が増えています。子どもだけでなく大人も楽しめる工場は、今エンタメスポットとして進化してきているのです。
今回は、関東・東海エリアからクルマで訪れたい魅力的な工場見学スポットを、カエライフがこれまでに取材した中から独自の視点で4つご紹介します。家族連れはもちろん、カップルのデートや友人同士のお出かけにもぴったり。次の週末は、ものづくりの裏側をのぞくワクワクのドライブへ出かけましょう。
山梨県:桔梗信玄餅工場テーマパーク

山梨の銘菓として有名な「桔梗信玄餅」。テーマパークという名の通り、工場見学だけでなく、桔梗信玄餅の詰め放題ができるアウトレットや、レストラン、カフェ、直売所など、桔梗屋のすべてを堪能することができるスポットです。

工場見学では、桔梗信玄餅が製造される工程を窓からのぞき見。機械化された製造工程だけでなく、桔梗信玄餅の巾着型パッケージが人の手によって結ばれていく様子も。さらに桔梗屋が販売する「桔梗信玄生プリン」など、信玄餅以外の商品の製造過程も見られます。
テーマパークの目玉は「お菓子の詰め放題」。専用の袋に桔梗信玄餅を詰められるだけ詰めて、価格はわずか220円。大変な人気のため日によっては平日でも朝8時前、休日は早朝6時には整理券の配布が終了してしまうこともあるようです。どうしても詰め放題を体験したい場合は暗いうちから並ぶか、施設内の宿泊施設に泊まりましょう。

さらに「グリーンアウトレット1/2」「Price Half Rond.」「お弁当激安コンビニ」という施設では通常購入するよりもお得で飲食や商品の購入が可能。工場見学や詰め放題をした後は、レストランで食事をしたりショップでお買い物をするのがおすすめです。
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2023.09.19名称:桔梗信玄餅工場テーマパーク
住所:山梨県笛吹市一宮町坪井1928
クルマでのアクセス:中央自動車道一宮御坂ICから5分
営業時間:9:00~18:00 ※工場見学の最終受付は15:00
入場料:無料
駐車場:あり(無料:100台)
定休日/休業日:年中無休
公式サイト:https://themepark.kikyouya.co.jp/
茨城県:めんたいパーク大洗

茨城県大洗の港でひときわ目を引く、明太子専門のテーマパーク「めんたいパーク大洗」。辛子明太子で有名な「かねふく」が運営する施設です。工場直売のできたて明太子が購入できるだけでなく、レストランや工場見学コーナー、キッズコーナーも併設された、大人も子どもも一日楽しめるスポットです。
工場見学ができる「見学コーナー」には大きな窓が設置されており、窓から明太子を作っている様子を見ることが可能。生産工程を見た後はできたての明太子を試食、購入したり、フードコートで食事をしたり、明太子を存分に味わえます。

フードコートでは、できたての明太子をふんだんに使った「鬼盛り! めんたい丼」や、具がぎっしり詰まった巨大な「ジャンボおにぎり」が味わえます。そして、訪れた人の多くが驚くのが「明太ソフトクリーム」。つぶつぶした食感と甘さ、しょっぱさが絶妙にマッチした、ここでしか体験できない不思議な美味しさです。


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名称:かねふくめんたいパーク大洗
住所:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8255-3
電話番号:029-219-4101
営業時間:平日 9:00~17:00
土日祝 9:00〜18:00
・フードコート
平日 9:30〜16:00
土日祝 9:30〜17:00
・工場稼働時間
9:00〜16:30
※日曜、祝日は稼働していないことがあります
定休日:年中無休
駐車場:普通自動車120台 大型バス12台
公式サイト:https://mentai-park.com/ooarai/
静岡県:うなぎパイファクトリー

関東から少し足を延ばし、東海エリアへ。静岡県浜松市にある「うなぎパイファクトリー」は、工場見学に加えて、併設のカフェで限定メニューやジャンボパフェ、ジェラートなど名物スイーツが楽しめるほか、ショップで規格外のお徳用品やグッズも購入可能。家族連れやカップルで賑わう人気スポットです。
工場見学では、うなぎパイの繊細な製造工程を窓からのぞけるようになっています。壊れやすいうなぎパイを扱うロボットの繊細な動きは、ずっと見ていても飽きません。見学記念には特別パッケージのうなぎパイがもらえるという太っ腹なサービスも。

施設内の「うなぎの寝床」を模した細長い通路では、うなぎパイにまつわるクイズも。「夜のお菓子」と呼ばれる本当の意味は……? 意外に知られていないうなぎパイの秘密は、きっと日常生活に戻ってから誰かに話したくなるはず。


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2024.04.23名称:うなぎパイファクトリー
住所:静岡県浜松市西区大久保町748-51
クルマでのアクセス:東名高速「浜松⻄インター」から約10km
営業時間:10:00~17:30
入場料:無料
駐車場:あり(無料)
定休日/休業日:公式サイト「営業カレンダー」参照
公式サイト:https://www.unagipai-factory.jp/
愛知県:ブラックサンダーワクザクファクトリー

発売30周年を迎えたブラックサンダー初の工場見学施設が2025年5月にオープン。その名も「ブラックサンダーワクザクファクトリー」。ブラックサンダーの製造工程を楽しく見学できるだけでなく、さまざまな限定商品の購入をしたり、ブラックサンダーにまつわる楽しい体験をしたりできるユーモアあふれる人気スポットです。

全身を包み込むシアターでは、壁だけでなく床にも広がる迫力の映像と音響に身をひたしながら、ブラックサンダーの視点でお菓子ができ上がるまでを体験。毎分864個作られるブラックサンダーの製造ラインでは、「ザクザク食感」の秘密を間近で見学することができます。


さらに楽しいのがブラックサンダー詰め放題(1回1100円)。詰め放題の条件は「持ち上げて倒れなきゃOK」。袋の中だけでなく、袋の上に積み上げても大丈夫。積み上げのバランス次第ではとんでもない数のブラックサンダーをゲットすることも……。

愛知県には無料で体験できる工場が他にもたくさんあります。おなじみのヨーグルトや牛乳の製造工程を見ることができる「明治なるほどファクトリー 愛知」や、「八丁味噌の郷」の工場見学など、楽しい場所が盛りだくさん! 気になる方は以下の記事からチェックしてみてください。
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2025.10.07名称:ブラックサンダーワクザクファクトリー
住所:愛知県豊橋市原町蔵社88
クルマでのアクセス:東名高速三ヶ日ICよりクルマで約28分
営業時間:工場見学|10:30~15:30 ※工場見学のみ予約必須
SHOP|10:00〜17:00(SHOPのみ)
入場料:無料
駐車場:あり(無料)
定休日/休業日:年末年始、お盆期間
公式サイト:https://www.yurakuseika.co.jp/wakuzaku-factory/
【番外編】千葉県:海ほたるパーキングエリア

番外編として、工場見学ではありませんが「社会見学」というに相応しいドライブスポットを紹介します。
海ほたるパーキングエリアは、千葉県木更津市と神奈川県川崎市を結ぶ「東京湾アクアライン」の中間地点にある、海上のパーキングエリア。神奈川県側から海中のトンネルを抜けるとすぐのところにあります。
360°海に囲まれた5階建ての人工島には、東京湾を一望できるビュースポットや、千葉県のグルメを多数味わうことができる飲食店など、楽しめる施設がたくさんある大変人気のスポットです。

そんな海ほたるについて、あまり知られていないのが東京湾アクアラインの構造を体験しながら学ぶ社会見学。実は交通量が増加した場合を想定して作られた第3の海底トンネルがあり、その中を見学できるんです! ガイドの案内にしたがって、避難経路を歩きながら、トンネル内のさまざまな設備について学びます。

トンネル内を見学したあと、海中から地上に上がる120段の階段を上り切ると、海底トンネルの掘削に使用した巨大なカッターのモニュメントがそびえ立ちます。そのカッターで1日7mずつトンネルを掘り進めたとのこと……。アクアラインの真実を垣間見る、大人も子どもも大興奮の社会見学です。なお見学できるのは、毎週火曜から金曜。事前予約が必要です。詳細は以下の記事から。

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2025.06.24名称:海ほたるパーキングエリア
住所:千葉県木更津市中島地先
クルマでのアクセス:東京湾アクアライン「木更津金田IC」から 5.7km
東京湾アクアライン「袖ケ浦IC」から 9.3km
首都高速湾岸線「浮島IC」から 9.5km
営業時間:24時間営業(各店舗の営業時間は店舗毎に異なります)
駐車場:1階大型車92台
2階上り線196台(内身体障害者用5台・電気自動車急速充電器2基)
3階下り線196台(内身体障害者用5台・電気自動車急速充電器2基)
レストラン席数:フードコート230席・レストラン2店舗計248席
入場料:無料
定休日/休業日:年中無休
公式サイト:https://www.umihotaru.com/
ドライブの目的地に進化した工場
規則正しく動く機械でリズミカルに裁断され、ベルトコンベアーを整然と流れていく商品たち。美しく素早く作業する工場の職人たちの手仕事。そうした普段見ることのできない製造工程を見ることができるのが工場見学の魅力です。しかし、それだけでなく、併設されたお土産ショップや体験施設までが用意されているのが現代の工場。
新しいエンタメへと進化した工場見学は、大人も子どもも楽しく過ごすことができ、知的好奇心も満たしてくれます。いつもとは少し違った休日を過ごしたい方は、ぜひ「大人の工場見学」で検索してみてはいかがでしょうか。
文/矢澤 拓
写真/KEI KATO(ヒャクマンボルト)、宮越 孝政
編集/矢澤 拓、TAC企画