
年末年始こそ行きたいパワースポット。心を整えるドライブ
新しい一年を気持ちよく迎えるために、運気を高めておきたいと考える人は多いはず。今回ご紹介するのは、自然豊かな神社や湖畔など、心を落ち着けて祈りを捧げられるパワースポットです。歴史や伝承に触れながら、静かに自分と向き合う時間をもてる場所ばかり。その土地に流れる空気や、参道を歩くときの感覚に意識を向けることは、日々の雑念から少し距離を置き、気持ちをリセットするきっかけになるでしょう。
クルマで向かう旅なら、自分のペースで移動しながら、街から自然の多いエリアまで行動範囲もぐっと広がります。ちょっと足を延ばしてみることで、思いがけない発見や景色と出合えることも。新年のスタートに合わせて、心を整えるパワースポットドライブへ出かけましょう!
明治神宮(東京都)

東京を代表する神社として知られる明治神宮は、都心にいながら深い森に包まれた特別な空気が感じられるスポットです。さらに「車祓い(くるまばらい)」を受けることもでき、交通安全を祈る神社としても有名。参拝や車祓いを済ませたあとも、そのまま帰ってしまうのは少し惜しい場所。広い境内には、心身を整えられる見どころが点在しています。
まず訪れたいのは、明治天皇と昭憲皇太后を祀る本殿。その左手に寄り添うように立つ「夫婦楠(めおとくす)」は、二本の楠がまるで一つに見えるほど近くに根を張る御神木で、夫婦円満や良縁の象徴とされています。また、表参道口に立つ高さ12mの第二鳥居は、木造の明神鳥居として日本最大級の規模を誇り、くぐるだけで気持ちがすっと引き締まります。

さらに時間があれば、境内に広がる明治神宮御苑へ。明治天皇が当時お身体の弱かった昭憲皇太后のために散策路として整備した庭園で、四季折々の自然が穏やかに心をほぐしてくれます。見どころは、湧水が澄んだまま湧き続ける「清正井(きよまさのいど)」。昔から不思議な力が宿る湧水として語られ、とくに浄化・リセットのパワースポットとして人気です。


都会の喧騒を離れ、静かな森の空気を吸い込みながら歩く散策は、それだけで心が軽くなるはず。新年や節目のタイミングに、改めて「整える」時間を過ごすのにぴったりの場所です。
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2021.12.27名称:明治神宮
住所:東京都渋谷区代々木神園町1-1
クルマでのアクセス:新宿駅からクルマで約10分
電話番号:03-3379-9281
営業時間:日の出と共に開門し、日の入りに合わせて閉門
駐車場:約30台(無料)
入場料:無料
公式サイト:https://www.meijijingu.or.jp/
宝登山神社(埼玉県)

埼玉県長瀞町にある宝登山(ほどさん)神社は、三峯(みつみね)神社・秩父神社と並ぶ「秩父三社」のひとつで、火災除けや盗難除け、諸難除けの神として古くから信仰を集めています。「宝の登る山」と書くように、金運や財運アップのご利益があるといわれ、多くの参拝者が訪れる人気のパワースポットです。

境内に入ると、真っ白な二の鳥居が印象的。金色の模様が施された装飾が華やかで、社殿へと続く参道は木々に囲まれた静かで穏やかな空間です。本殿は1900年の歴史を記念して平成21年に改修され、極彩色の彫刻が施されています。とくに、孝行を題材にした「二十四孝」や、鯉が龍になる姿を描いた「登竜門」の彫刻は見どころ。出世や昇進を願う人々がこの彫刻に祈りを捧げます。


境内には金運円満を祈る「お宝小槌守みくじ」や、鯉と龍の刺繍が入った「吉祥寶守※」などの縁起物もそろっています。大黒天の像も祀られ、商売繁盛や豊穣の神として信仰されています。
自然豊かで清らかな空気に包まれ、参拝を終えるころには心身ともに浄化されるような感覚に。長瀞のドライブで立ち寄れば、山と水と神の力が交わる特別な時間を感じられるでしょう。
※吉祥寶守は時期により頒布が休止することもあります。詳細は公式サイトよりご確認ください。
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2024.07.11名称:寳登山神社(宝登山神社)
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828
クルマでのアクセス:東北自動車道・花園ICからクルマで約20分
電話番号:0494-66-0084
開所時間:8:30〜17:00(10〜3月は16:30まで)
入場料:無料
駐車場:あり ※境内への駐車は禁止、社務所下駐車場が使用可能
定休日/休業日:年中無休
公式サイト:https://www.hodosan-jinja.or.jp/
小鹿神社(埼玉県)

秩父郡小鹿野町にある小鹿(おしか)神社は、全国のライダーたちの間で「バイク神社」として知られる交通安全祈願の名所です。町全体で「ウエルカムライダーズおがの」という活動を行い、バイクをモチーフにした看板やロゴが町中に点在しています。東京モーターサイクルショーでの発信をきっかけに認知が広がり、宮司による交通安全祈願が評判を呼んで、現在では全国からライダーが集まる聖地となりました。

鳥居をくぐると緑に包まれた静かな境内が広がり、週末にはカラフルなバイクが並びます。訪れたライダーたちが思い思いにメッセージを残すノートもあり、ページをめくると全国各地からの想いや車種名が並び、バイカーの息吹を感じます。


オリジナルのお守りも人気で、小鹿神社のロゴ入りナンバープレートボルトや交通安全ステッカーなど、バイク乗りならではのアイテムがそろいます。小鹿野は古くから宿場町として栄え、ここ小鹿神社はかつて旅人が道中の安全を祈った土地。その精神は今も受け継がれ、すべての乗り物、すべての旅人を見守る神社として愛されています。ドライブ途中に立ち寄っても心が落ち着く、優しい時間が流れる場所です。
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名称:小鹿神社
住所:埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野1432
クルマでのアクセス:東北自動車道・花園ICより約30km
電話番号:0494-75-2437
開所時間:御朱印の受付8:00~17:00
入場料:無料
定休日:なし
駐車場:あり(無料)
公式サイト:https://kanko-ogano.jp/spot/小鹿神社/
冨士山下宮小室浅間神社(山梨県)

富士山の麓に数多く点在する浅間神社の中でも、地元で「下宮さん」「下浅間」の愛称で親しまれているのが冨士山下宮小室浅間神社です。観光地のにぎやかさから少し離れており、穏やかで落ち着いた空気に満ちています。
創建は平安時代初期とされ、征夷大将軍・坂上田村麻呂が戦勝を祈願したそうです。ご祭神は富士山を象徴する女神・木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)。桜の語源ともいわれるほど美と自然の象徴とされ、近年は「美容の守護神」としても人気が高まっています。

境内には落ち葉が掃き集められた小さなハートを見られる時期もあり、恋愛成就や縁結びのご利益のある神社らしい心遣いも。晴れた日には雄大な富士山の姿も境内から望むことができ、どこにいても大きな存在に見守られているような感覚を覚えます。

さらに小室浅間神社には、サラブレッドや木曽馬、ポニーたちが暮らす神馬舎があります。ここでは850年以上続く神事「流鏑馬(やぶさめ)祭」が受け継がれています。

流鏑馬に参加する射手は、祭りの一週間前から精進潔斎(しょうじんけっさい)に入り、女性との接触も会話も禁じられるほど厳格な決まりの中で心身を整えます。
祭りでは、馬が走った後に残る蹄跡から吉凶を占う「馬蹄占」も行われます。占いの内容は、来年の農作状況や地域の災害予兆など、土地の暮らしに結びついたもの。華やかさだけでなく、地域に根付く文化を感じられます。
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名称:冨士山下宮小室浅間神社
住所:山梨県富士吉田市下吉田3-32-18
クルマでのアクセス:中央自動車道河口湖ICから約15分
電話番号:0555-22-1025
営業時間:9:00〜17:00
入場料:無料
駐車場:あり(無料)
定休日:なし
河口湖畔 八木崎公園(山梨県)

河口湖の南岸に位置する八木崎公園は、湖と富士山をゆったりと望める開放的なロケーションが魅力のスポットです。北岸の大石公園のような観光客の賑わいからは少し離れ、静かで落ち着いた雰囲気。旅の途中でひと息つきたいときや、心を整えたいときにぴったりの場所です。
毎年6月中旬から7月中旬に開催される「河口湖ハーブフェスティバル」の会場として知られ、公園の一角ではラベンダーなどのハーブが育てられています。花が咲き、香りが風に乗る季節はまさにヒーリングスポットです。
ここでぜひ試してほしいのが、地面に素足をつける健康法「アーシング」。体にたまった電磁波や余分なエネルギーを地面へ流し、地球からのエネルギーを受け取るといわれています。富士山という大いなる存在を真正面に感じながら行うアーシングは、体の深部がじんわりと温まるような感覚があり、心身がすっと軽くなるようなリセット体験を味わえます。

また、秋には丸く色づくコキアが紅葉し、富士山を背景にした景色は見応え満点。季節ごとに異なる表情を見せてくれる公園は、何度訪れても新しい癒しと発見がありそうです。
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名称:八木崎公園
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町小立897-1先
クルマでのアクセス:中央自動車道河口湖ICから15分
入場料:無料
駐車場:あり(普通車15台)
定休日:なし
パワースポットは「自分と向き合う」場所
新しい一年を心地よく迎えるために、気持ちを整えたり、運を呼び込みたいと考える方にとって、自然に囲まれた神社や湖畔のスポットは、まさにリセットの時間を与えてくれる場所です。とくにクルマでめぐる旅なら、電車やバスでは行きにくい場所にも足を延ばせて、静かで豊かな「自分と向き合う時間」をつくることができます。
今回紹介した神社や公園は、どれも自然と深く結びつき、土地に根付いた信仰や物語が息づくスポットばかり。参道を歩き、手を合わせ、風を感じ、深く呼吸するだけで、日々のざわつきをやさしく洗い流してくれるような感覚があるはずです。
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文/矢澤 拓
写真/疋田 千里、平林 きょうこ、よねくら りょう
編集/矢澤 拓、TAC企画