
世界122か国を巡り、過酷な登山も数々経験してきたイモトアヤコさん。サバイバル旅ではない、ゆるいアウトドアライフを楽しもうと2018年からキャンプをスタート。結婚や妊娠・出産のライフイベントを経て、2024年9月には愛車GORDON MILLER(ゴードンミラー)のキャンピングカーを購入し、家族や友人とのキャンプライフを再開しています。ゴードンミラーに出合い変わった“キャンプ観”、一人時間と家族時間との両立など、イモトさんが求める理想のオフ時間について聞きました。

- イモトアヤコさん
- 1986年、鳥取県出身。2007年より日本テレビ『世界の果てまでイッテQ!』に出演。バラエティ番組を中心に、TBSラジオ『イモトアヤコのすっぴんしゃん』(水曜23:00〜)ではパーソナリティを務め、ドラマ、舞台など俳優業にも活躍の場を広げる。エッセイ本『棚からつぶ貝』『よかん日和』(ともに文藝春秋)を刊行するなど、執筆活動も行っている。
2019年、結婚を報告。2021年に長男の出産を発表。2024年9月にGORDON MILLER(ゴードンミラー)のハイエースベースのカスタムモデルGMLVAN V-01を購入し、車中泊キャンプを楽しんでいる。 - Instagram:@imotodesse
YouTube:イモトの日常チャンネル
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世界の極地を巡ったイモトアヤコが、ゴードンミラーのハイエースを手に入れるまで
2026.01.06広いは価値! 快適フル装備のハイエース
「いつでもどこへでも、自由に移動できるアイテム」として、クルマはなくてはならない存在、と話すイモトさん。29歳で購入し8年間共に過ごしたミニクーパー、子育て中の2年間を支えてくれた光岡自動車、そして2024年9月からは、家族でキャンプと車中泊ライフを楽しめたらとゴードンミラーが新たな相棒となりました。

せっかく買い替えるなら積載量最大の広いスペースで過ごそうと、これまでの愛車とは真逆とも思えるハイエースを購入。「まさかハイエースを買うことになるとは」と自分でも予想外の選択だったそう。
でも実際に乗り始めると、後部座席をフルフラットにしなくても足を伸ばして眠れるなど、快適さは想像以上でした。

「仕事の現場にゴードンミラーで行くことも多いので、待ち時間をのんびりと過ごせます。 子どもと出かけるときは、車内が遊び場にもお昼寝空間にもなる。“広い”ことには、それだけで価値がありますね」
より心地よくドライブを楽しみ、家族や友人たちとのキャンプライフを充実させようと、サスペンションやサイドオーニング、ルーフキャリア、はしごなど、可能な限りゴードンミラーのオプション品は付けてもらったそう。

はしごは「息子にとってはアスレチックのよう」で、気づけば登ろうとするので目が離せないといいます。

設営と撤収のラクさに魅了されて付けたサイドオーニングは、「大人一人でも設営できるそうですが、私は背が低くてちょっと難しい」ということで、取材時はスタッフとイモトさん合わせて3人で設営しました。


寒い季節も車内で快適に過ごすために、走行充電できるポータブル電源も購入し、「火器の使用がNGな駐車場でも、お湯を沸かしてコーヒーが飲める」と重宝している様子。

「ものすごく寒がりなので、冬のキャンプでは電気毛布が必須。このポタ電があれば一晩中使えて、汗をかくくらい暖かくて、これならどの季節でも車中泊ができる! と思いました」
車中泊でも家と変わらない寝心地を追求すべく、180cm×60cmのシングルサイズの布団を愛用中で、2人分敷いても十分なスペースがあります。
「番組の登山部で、いろんな環境下でテントを張って寝てきましたが、地面がゴツゴツしていたり斜度があったりするのがすごく苦手で…。エアマットで眠るのも体に合わず、布団にはこだわりました」


ゴードンミラーで過ごすキャンプ時間
ゴードンミラー購入以来、家族とのデイキャンプ、1泊キャンプを含め年に4~5回キャンプに出かけているというイモトさん。家族3人で車中泊できる広さは十分ありますが、「パーソナルスペースが大事」という夫はテント泊、イモトさんと息子さんは車中泊、という組み合わせでキャンプを楽しんでいるそう。
「息子にとっては、クルマ=ハイエース=家以外の遊び場、という認識のようで、ゴロンゴロンと転がっては笑い声をあげています。私と息子だけなら悠々と眠れるので、ちょっと体を起こして長座で過ごしたいときも、寝っ転がりたいときも、車内のレイアウトを変えずに過ごせてめちゃくちゃ便利です」

普段のキャンプではカレーやパスタ、鍋料理を作ることも多いそうですが、ラクに済ませたいときに重宝するというのが、海外ロケでも散々お世話になってきた非常食の「アルファ米」。どうしたらアルファ米をおいしく食べられるか。試行錯誤を重ねた結果、お湯を半分ほど加えたあとに混ぜてからまたお湯を入れてきっちり15分待つ、という“解”を見出しました。
「海外でパン食が続くと調子が悪くなってしまうので、ロケに行くときはアルファ米と塩昆布が必需品でした。スタッフの皆さんも『アルファ米と塩昆布さえあればイモトは大丈夫』と言っていましたね(笑)」


20代の頃は、海外ロケ続きで「1年の半分は移動していた」といいます。家でゆっくり料理する時間もなく、「自炊はほぼゼロ」という生活だったそう。子どもが生まれたことや、自身が30代半ばになり体力の低下を感じてきたことが、料理を始めるきっかけになりました。
「20代までは、登山を含め海外ロケはすべて、10代の運動経験で培った体力で乗り越えてきたんです。でも30代になって、体づくりをしなくちゃ仕事をこれまで通り続けられないぞ、と思うようになり、パーソナルジムに通い始め、食べるものにも意識を向けるようになりました。そして息子は、当たり前なんですけど、親が与えたもので大きくなっていく。これはちゃんと栄養を考えなくては! と、遅ればせながら思うようになり、料理を楽しめるようになりましたね」
そう話すイモトさんは、キャンプでは現地でたけのこを掘ったり、近くのスーパーで旬の食材を調達して、豪快に調理したりする様子をYouTubeチャンネルでも公開しています。
「同じものを食べるにしても、味わいが違うのがキャンプの醍醐味」というのも、キャンプにハマっている理由のひとつだと話します。

“車中泊だけじゃない”新たな過ごし方
車中泊キャンプをもっと楽しもうとゴードンミラーを購入したイモトさんですが、約1年一緒に過ごすなかで、「車中泊にこだわらなくてもいいんだ」と思えるように。“キャンプ”の概念が変わり、楽しみ方の幅が広がったといいます。
「1泊以上のキャンプは予定を調整したり、天気のことを心配したりと、ある程度の準備が必要になりますよね。でも、キャンプ場まで行けなくても、景色のキレイな駐車場で、コーヒーを飲みながらぼんやりと外を眺めるだけでもリフレッシュできる。テイクアウトしたご飯を車内で食べるだけで、十分な休日のイベントになります」
ときには、都内から1時間以上かけてドライブに出かけ、駐車場に止めた車内から海を見ながらコーヒーを飲んで、また帰る…なんてオフの過ごし方を楽しむことも。


「無駄な移動かもしれませんが、“移動する”ことが、私にとっては究極の気分転換になる。一人でぼんやり自然を眺める時間に憧れつつも、景色には5分で慣れてしまうので、結局、Netflixの恋愛系リアリティショーを見たりして(笑)。非日常空間で日常を過ごす、何しに来たんだっけ…という無駄さもまたいいかなと思っています」
家族との時間を愛しむ一方で、「一人の時間や空間を持つことが、心身が元気でいるために欠かせない」と話すイモトさん。子育てに追われる日々のなかでさらに、そう実感するようになりました。

「ゴードンミラーを買って、初めて車中泊をしたとき、秘密基地に隠れてワクワクしながら過ごした子どものときの感覚を思い出したんです。“ここは自分だけが知っている場所”という、ちょっとした背徳感にも似た感じ。ゴードンミラーは、一人時間を過ごせる移動手段でもあり、家でもテントでもない中間の“場”。そんな空間を持てたことが、とてもうれしいですね」
興味を持ったら即行動に移し、世界を切り開いてきたイモトさん。ゴードンミラーのハイエースという相棒と共に、家族と過ごす時間も、一人で過ごす時間も、そのどちらも今のイモトさんらしい“冒険”なのかもしれません。
これからも、自分らしいペースで広がっていくイモトさんの“旅する日常”に注目です。
▼前編はこちら▼
世界の極地を巡ったイモトアヤコが、ゴードンミラーのハイエースを手に入れるまで
2026.01.06文/田中 瑠子
写真/やまひらく
編集/くらしさ(TAC企画)
撮影協力/秋ヶ瀬公園