
春は鮮やかに咲く花々や新緑、夏は目が覚めるような青空、秋の紅葉、冬の霧氷——。四季折々に表情を変える大分の山々を走り抜ける「やまなみハイウェイ」は、ドライブにぴったりな絶景ルート。風景の移ろいを楽しみながら、温泉やグルメなど、大分の自然に浸ることができます。今回は、edit Oita編集部と共にレンタルバンでやまなみハイウェイを巡り、車中泊でその魅力を体験しました。
大分県の魅力を発信するWEBメディア「edit Oita(エディットおおいた)」
<コラボ記事>
Parks Yamagaにレンタルバンの新拠点が誕生。車中泊旅で感じる大分の大自然
2026.01.23目次
レンタルバンで「やまなみハイウェイ」をドライブ

やまなみハイウェイを楽しむなら、車中泊旅を選ぶのもアリ。
大分空港からクルマで約30分。杵築(きつき)市山香(やまが)町の商業施設「Parks Yamaga」内にあるバン専門のレンタカーショップ「VANLIFE RENTAL CAR by GORDON MILLER(バンライフレンタカーバイゴードンミラー)」で、 ゆったりと車中泊ができる大型バンを借りました(事前要予約)。

準備が整ったら、いざ出発。これからどんな体験が始まるのか、心が弾みます。
バン専門のレンタカーショップ
VANLIFE RENTAL CAR by GORDON MILLER
1泊2日で巡る「やまなみハイウェイ」ドライブルート

杵築市山香町からレンタルバンに乗って、九重(ここのえ)町、竹田市久住(くじゅう)町に向かって出発。1泊2日の車中泊でやまなみハイウェイエリアを旅します。
九州が誇る絶景ドライブルート「やまなみハイウェイ」
大分県と熊本県を結ぶ九州屈指の山岳ルート、やまなみハイウェイ。由布岳やくじゅう連山、阿蘇の外輪山を望むダイナミックな自然を間近に感じられるコースで、四季を問わず多くのドライバーでにぎわいます。

「やまなみハイウェイ」の起点は水分峠から
やまなみハイウェイとは、大分県由布市にある水分(みずわけ)峠を起点に、終点の熊本県阿蘇市一の宮町までを結ぶ県道11号の愛称。全長約50kmあり、一帯は標高1,000m近くある山間部を縫うように走り、カーブが続くものの見晴らしは壮観。ワインディングを楽しみながらも安心して走れる道のりです。
さらに別府市や玖珠(くす)町を含む広域ルートは、「九州横断の道 やまなみハイウェイ」として国交省が認定する「日本風景街道」に選ばれています。県道11号を軸に周辺エリアが一体となって魅力を発信しています。

「やまなみハイウェイ」の冬季情報
標高の高い場所にあるという土地柄、冬季(11月下旬~3月下旬)は雪や霜、雨による路面の凍結、積雪の可能性も。20cmほどの積雪で通行止めになる区間(特に長者原から牧ノ戸峠付近)があるため、冬場は出かける前に気象状況や道路交通情報の確認は必須。状況によって道路上に通行止めの案内表示が出ているので、走行には気を付けましょう。
また、やまなみハイウェイに向かう際に利用される大分自動車道(湯布院IC~九重IC)周辺も標高が高く積雪しやすいので、11月下旬から3月下旬ごろまでは冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)の装着やタイヤチェーンの携行をお忘れなく。

▼冬季の道路情報の確認(雪道の対策)
由布市 冬季の道路情報(標高など)
九重町 冬季における道路凍結等の注意について
▼各エリアの状況が確認できるライブカメラ
竹田市近郊の道路情報(竹田市内のライブカメラ一覧)
阿蘇、九重、由布院のライブカメラ
▼道路規制状況の確認
おおいた防災情報ポータル(大分県管理道路の規制情報)
くじゅう連山を正面に望む絶景ロード「長者原(ちょうじゃばる)道標」
やまなみハイウェイのほぼ真ん中、飯田(はんだ)高原に位置する長者原。くじゅう連山を正面に望みながら、真っすぐにのびる一本道を走り抜ける、爽快感あふれる絶景ドライブロード。まさに大分県を代表する風景のひとつです。噴煙を上げる硫黄(いおう)山や三俣(みまた)山などの標高1,700m級のくじゅう連山は、峰々が続く様から「九州の屋根」と呼ばれています。窓を開ければ、草の香りと風の音に旅情をかきたてられます。

くじゅう連山の麓である長者原には登山口があり、トレッカーたちの聖地としても知られています。また周辺にはキャンプ場や温泉もあり、アウトドアにぴったりな場所。特に夏は避暑地として、秋は紅葉やススキが広がる景色を目当てに多くの人でにぎわいます。


長者原道標のすぐそばには、「タデ原湿原」があります。約38haあるタデ原湿原は、中間湿原として国内最大級の面積を誇ります。2005年には、大分県竹田市にある標高約1,300mの高さに広がる盆地・湿原「坊ガツル」と共にラムサール条約に登録されました。遊歩道が整備されており、春はキスミレ、夏はヒゴタイ、秋はアケボノソウなど、希少な植物や生き物を観察することができます。


また、タデ原湿原に隣接する「長者原ビジターセンター」は、阿蘇くじゅう国立公園くじゅう地域を展示にて紹介。くじゅうの自然の営みを解説してくれるさまざまな仕掛けが施されています。
• 施設名:長者原ビジターセンター
• 住所:大分県玖珠郡九重町田野255-33
• 電話番号:0973-79-2154
• 営業時間: 9時〜17時(11〜4月は〜16時)
• 定休日: 12月29日〜1月3日
• 駐車場:有
• 公式サイト:https://kujufanclub.com/
ビュースポット! 「やまなみハイウェイ」の展望台
クルマを走らせているだけでも雄大な自然を感じられる、やまなみハイウェイ。展望台に立てば、見渡せる景色はさらにダイナミックに。由布岳やくじゅう連山、阿蘇五岳など、展望台ごとに表情の違う山並みが楽しめます。
今回は、ドライブ途中に立ち寄りたい3つの展望台をピックアップしました。
初夏にミヤマキリシマが山肌をピンクに染める「牧ノ戸峠第一展望台」

牧ノ戸峠登山口から登山道を歩いて約15分。東屋に立つと、三俣山や硫黄山、タデ原湿原が眼下に広がります。やまなみハイウェイエリアの展望台のなかでも標高が高く、またプチ登山体験もできるので、登り着いた瞬間の達成感はひとしお。初夏は天然記念物のミヤマキリシマがピンク色に山肌を彩ります。
• 名称:牧ノ戸峠第一展望台
• 住所:大分県玖珠郡九重町田野
• クルマでのアクセス:長者原道標からクルマで約10分
• 駐車場:有
阿蘇五岳と雲海を見渡す「やまなみハイウェイ展望台」

竹田市久住(くじゅう)町方面へ進むと、大分と熊本の県境付近にある「やまなみハイウェイ展望台」。瀬の本高原の向こうに阿蘇五岳が連なる大パノラマは、感動を声にすることも忘れてしばし見とれてしまうほど。晴れた日は山々がくっきりと姿を見せ、夏は裾野に水田が広がり、秋は赤く色付く山々が。また秋から冬の早朝には雲海が漂うことも。ヘアピンカーブが続く途中にあるので、駐車場の出入りには要注意。
• 名称:やまなみハイウェイ展望台
• 住所:大分県玖珠郡九重町湯坪
• クルマでのアクセス:長者原道標からクルマで約15分
• 駐車場:有
阿蘇の高原と夕日を眺める「久住高原展望台」

「ぐるっとくじゅう周遊道路」沿いにある「久住高原展望台」では、牧歌的な草原と遠くに連なる山並みを一望できます。草原が夕日に照らされてオレンジ色に光ると、あたり一面がやわらかなグラデーションに。駐車スペースが限られているので、ほんの少しクルマを停めて、その景色を心に焼きつけましょう。
• 名称:久住高原展望台
• 住所:大分県竹田市久住町大字白丹
• クルマでのアクセス:長者原道標からクルマで約25分
• 駐車場:有
大自然を望みながらのランチは格別
やまなみハイウェイ沿線には、ドライブ途中に立ち寄りたくなるランチスポットがあちこちに。素朴な定食屋をはじめ、そば店、カフェ、パン屋など、各エリアごとにバリエーションも豊富にあります。
「おおいた豊後牛」を丼や定食でいただける「農家レストランべべんこ」や、軽食やソフトクリーム、特産品を挟んだハンバーガーなどが食べられる「九重“夢”大吊橋」の食事処など、くじゅう連山を見ながら食事が楽しめる店舗や、くじゅうの高原野菜をふんだんに使ったランチ、大分県の郷土料理など、訪れるたびに選べるグルメが待っています。
ここでは、眺める景色もごちそうになる、3つのランチスポットをご紹介。
やまなみハイウェイの真ん中にあるドライブイン「レストハウスやまなみ」

ドライブや登山客が多く立ち寄る、やまなみハイウェイの真ん中にある休憩スポット。やまなみハイウェイが開通した1964年にオープンしました。目の前には標高約1,000mのタデ原湿原が広がります。
手軽にテイクアウトをして、外の空気と一緒に味わうなら、ご当地バーガーはいかが?

ドライブ客に人気の「やまなみチーズバーガー」は、新鮮野菜と大分県産の黒毛和牛のパティにデミグラスソースを合わせ、町内のパン屋特製のバンズに挟んでいただきます。
店内で販売するおみやげで人気のご当地ドリンクの「九重四季サイダー」は、九重の湧水を使用。少し強めの炭酸にマイルドな甘みがバーガーにぴったり。
そのほかにも、地元食材を取り入れたレストランメニューやスイーツ、おみやげがそろいます。2階のレストランでは「豊後牛のステーキ膳」や「大分県産ハーブ鶏南蛮膳」など、大分県産メニューもずらり。雄大な三俣山を眺めながらゆっくりとすごすことができます。

• 施設名:レストハウスやまなみ
• 住所:大分県玖珠郡九重町田野260-2
• 電話番号:0973-79-2345
• 営業時間:4月~11月 9時~17時、12月~3月 9時30分~16時
• 定休日:火曜(天候・道路状況などにより臨時休業する場合あり)
• 駐車場:有
• 公式サイト:http://resthouse-yamanami.com/
由布岳の美しい姿を望める絶景カフェレストラン「湯布院 千家(ゆふいん せんけ)」

開放的な景色と共にいただくランチとスイーツなら、湯布院というロケーションも外せません。湯布院ICからクルマで約10分の場所にある「湯布院 千家(せんけ)」は、どの席からも秀峰・由布岳を愛でることができます。特にテラス席は遮るものがなく由布岳が見られる特等席。


ランチには、旬の野菜と、米粉を使った特製ホワイトソースで仕上げたグルテンフリーの「彩り野菜のチキンドリア」。そして、旨味たっぷりの大分県産のシイタケがゴロゴロ入った「焼きカレー」もオススメです。チーズの上には大分県産の卵「蘭王(らんおう)」のまぶしいほどに輝く、濃い黄身が食欲をそそります。
ランチメニューは朝から夕方まで、どの時間に訪れても選ぶことができます。大分県の素材をふんだんに使ったものや、大分県の郷土料理・とり天もオススメ。
1階にはテーブル席とカウンター席が、2階には靴を脱いでゆっくりくつろげる席もあります。小さなこどもが遊べるスペースもあるので、ファミリーもウェルカム。見て、食べて満たされるカジュアルランチをぜひ。

• 施設名:湯布院 千家
• 住所:大分県由布市湯布院町川上2850-7
• 電話番号:0977-84-5525
• 営業時間:8時30分〜17時
• 定休日:木曜、第2金曜
• 駐車場:有
• 公式サイト:https://www.senke.info/
森の中で贅沢な時間を「サーラカリーナ瀬の本」

最後は、edit Oita編集部がおすすめするイチオシのスポットをご紹介。ちょっぴり優雅で特別な昼下がりをすごす、本格イタリアンです。
県道11号をひとつ奥に入ると、スパやヴィラ、美術館が建ち並ぶ瀬の本エリアの森に佇むレストラン「サーラカリーナ瀬の本」。瀬の本の自然にトスカーナの景色を重ねたオーナーがこの場所を見初め、10年以上ピッツェリア・トラットリーアを営んでいます。

天井が高く、大きな窓の開放感ある店内でいただくランチはコースで(事前要予約)。前菜盛り合わせ、パンザロッティー、スープ、季節のパスタ、阿蘇の肉料理、ドルチェ、コーヒーが味わえます。
どのメニューにも大分県・熊本県産の旬の新鮮食材を取り入れた、伝統的なイタリア料理と、独創的な料理が登場します。


季節感を大切にした華やかなサーラカリーナのイタリアンは、繊細で美しく、素材の味が際立つ一皿。味も盛り付けも上品で、食材それぞれが引き立つ味わいが印象的。一つ一つにこだわり、丁寧につくられているのが伝わってきます。
コースのほかにアラカルトからも注文できます(ランチのみ)。

• 施設名:サーラカリーナ瀬の本
• 住所:大分県玖珠郡九重町大字湯坪字瀬の本628-29
• 電話番号:0967-44-1122
• 営業時間:LUNCH 11時30分~13時30分(ラストオーダー)
※コースご希望の場合は前日までの要予約
DINNER コースのみ(前日まで要予約)※18時30分一斉スタート
• 定休日: 不定休
• 駐車場:有
• 公式サイト:https://senomoto.salacarina.com/
ソフトクリームにケーキも! 高原スイーツに満たされる

やまなみハイウェイエリアのドライブ途中には、スイーツが堪能できるスポットも点在。
竹田市久住町は日本でも屈指の酪農産地で、新鮮な生乳を使ったソフトクリームを味わえる店も多くあります。竹田市内では「ソフトクリーム王国竹田」と銘打って、20種類(2025年実施分)のソフトクリームを巡るスタンプラリーも開催されるほど。
九重町でも、自社牧場のミルクを使ったジェラート店「ミルクランドファーム」や、特産のブルーベリーを使ったソフトクリームやピザを提供する店も。
そのなかでも、やまなみハイウェイで欠かすことのできないスイーツをチョイスしました。
まず食べてほしい! 「くじゅう高原ガンジー牧場」のソフトクリーム

やまなみハイウェイを代表するソフトクリームといっても過言ではない、「くじゅう高原ガンジー牧場」のソフトクリーム。日本で数百頭しか飼育されていない、希少な「ガンジー種」という珍しい乳牛から搾った、レアなミルク「ゴールデンミルク」を使用。ほんのりベージュがかった色からも伝わる、深いコクとまろやかな甘み。だけどすっきりとした切れの良さがあり、何度でも食べたくなるおいしさ。
このソフトにガンジー牛のヨーグルトをかけた、ヨーグルトソフトクリーム(写真右)も人気。さっぱりとしたやさしい酸味とソフトのコクがベストマッチします。

ガンジー牧場は売店だけでなく、ポニーやウサギにえさやり体験ができるふれあい牧場や牛たちを育てる牛舎、ガンジー牛の乳製品をつくる酪農工場、レストランなどがあり、小さなこどもから大人までがリラックスできるスポットです。
• 施設名:くじゅう高原ガンジー牧場
• 住所:大分県竹田市久住町大字久住4004-56
• 電話番号:0974-76-0760
• 営業時間:9時〜17時
• 定休日:なし
• 駐車場:有
• 公式サイト:https://www.guernsey-farm.net/
ランチ後に食べたい「レストハウスやまなみ」のプリンソフト

ランチでも紹介したレストハウスやまなみの人気スイーツ。
阿蘇のジャージー牛乳とくじゅう連山の麓で育まれた卵を使った自家製プリンにソフトクリームをのせた、プリンソフト。ボリュームがありながらもほどよい甘さとミルクの香りが広がります。登山帰りやドライブの締めにもぴったり。

• 施設名:レストハウスやまなみ
• 住所:大分県玖珠郡九重町田野260-2
• 電話番号:0973-79-2345
• 営業時間:4月~11月 9時~17時、12月~3月 9時30分~16時
• 定休日:火曜(天候・道路状況などにより臨時休業する場合あり)
• 駐車場:有
• 公式サイト:http://resthouse-yamanami.com/
全種類食べたい! 「シェ・タニ瀬の本高原店」のケーキバイキング
ソフトクリームの食べ比べは、やまなみハイウェイを走る楽しみのひとつですが、edit Oita編集部がおすすめしたいのは、地元で人気のケーキバイキング。こちらの甘い誘惑も見逃せません。

「シェ・タニ瀬の本高原店」のケーキバイキングは、常時20~30種類のケーキが並びます。季節のフルーツをふんだんに使ったショートケーキや、3種類のチョコレートムースが堪能できるデリスショコラなど、60分間食べ放題。いろんな種類をたくさん食べるか、好きなものをリピートするか、悩ましいところ。


2025年から軽食メニューも登場。パスタやクロックムッシュのセットにお好みのケーキを1カット選べるので、ランチでも訪れたい!

• 施設名:シェ・タニ瀬の本高原店
• 住所:大分県玖珠郡九重町湯坪瀬の本628-8
• 電話番号:0967-48-8077
• 営業時間: 10時~17時(16時ラストオーダー)、ケーキバイキングは 11時~15時
• 定休日:不定休
• 駐車場:有
• 公式サイト:https://www.chez-tani.com/
「やまなみハイウェイ」ならホテルもいいけど車中泊も

大自然に恵まれたやまなみハイウェイエリアには、九重“夢”温泉郷や久住エリアの温泉、由布院温泉などの温泉も充実。温泉付きのホテルや旅館、ロッジもあり、宿によっては登山客向けにお弁当付きのプランがあるなど、このエリアならではの個性も光ります。またオートキャンプ場やRVパークなどの施設も豊富なので、車中泊する場所も選ぶことができます。
久住高原なら車中泊で自然を満喫しよう
今回は竹田市久住町の「久住高原コテージ」の敷地内にあるオートビレッジへ。



西日本最大級のサイト数を持つ久住高原コテージのオートビレッジ。炊事場やトイレを完備。20Aの電源付き区画も選べます。テントサイトは1区画100㎡と広々としたスペースが自慢です。


またオートビレッジの宿泊客も、久住高原コテージ名物の絶景温泉「満天望温泉」が利用可能(大人600円)。露天風呂が思いっきり遊んだ1日の疲れを癒してくれます。
朝、夜の食事もコテージ内のレストランでいただくこともできるので(要予約、料金別)、最小限の荷物でも車中泊が叶います。
夜は星空を、朝は朝焼けとコーヒーと



温泉で体も温まり、クルマに戻るころにはすっかり夜が深まっていました。頭上にはこぼれ落ちそうなほどの星空。ただ静かに時を忘れて見入ってしまう、天然のプラネタリウムに心を奪われます。

翌朝、日の出時刻に合わせて起床。雲の多い朝でしたが、東の空にじわじわと昇る朝日が雲の間から顔を見せてくれました。

ゆっくりと寝袋を片付けて、お湯を沸かしてコーヒーを片手に深呼吸。標高1,000m級の高原で満天の星空と、目覚めと共に昇る朝日を独占できるなんて……! クルマの旅だからこその体験がそこにあります。

久住高原は、夏は涼しくすごしやすい場所。季節を選んで車中泊をすれば快適。また、やまなみハイウェイ沿線の温泉地もすぐそばにあるので、クルマでふらりと温泉をはしごできるのも車中泊の醍醐味です。
• 施設名:久住高原コテージ オートビレッジ
• 住所:大分県竹田市久住町白丹7571-23
• 電話番号:0974-64-3111(予約は利用の6カ月前より)
• 営業時間: チェックイン/アウト:13時/11時
• 定休日: なし
• 駐車場:有
• 公式サイト: https://www.kujukogen.com/
「やまなみハイウェイ」の道の駅・里の駅に立ち寄ろう
ドライブの途中で道の駅や里の駅に立ち寄るのも、ドライブの面白さ。やまなみハイウェイからほど近い場所では、竹田市の「道の駅すごう」や「道の駅たけた」、熊本県の「道の駅波野」などがあり、地元のとれたて野菜や名産品、おみやげを各スポットで選んで巡りたくなります。
やまなみハイウェイ沿線にある2つの道の駅・里の駅は必見!
新たに生まれ変わる「道の駅ゆふいん」

湯布院ICのすぐ隣りにある、由布市の玄関口であり、やまなみハイウェイの入口でもある道の駅。物産館や休憩室、レストラン、道路情報案内所を併設する道の駅ですが、令和9年まで改修工事を実施中のため、現在は仮設店舗でおみやげ品と農産物を販売しています。



リニューアル後は、由布岳を一望できる新たなランドマークとして生まれ変わる予定。どんな道の駅になるのか期待が高まります。
• 施設名:道の駅ゆふいん
• 住所:大分県由布市湯布院町川北899-76
• 電話番号:0977-84-5551
• 営業時間:9時〜17時 ※1~2月は平日10時~16時(変更の可能性あり)
• 定休日:なし(変更の可能性あり)
• 駐車場:有
• 公式サイト:https://www.michinoekiyufuin.com/
九重IC最寄りの物産館「里の駅 九重ふるさと館」

九重ICからクルマで約5分の場所にある、三角屋根が特徴の外観が目印。店内には地元の人がつくった新鮮野菜や、手づくりジャム、お菓子、雑貨などが並びます。

特におみやげとして人気なのが、九重町の特産品であるブルーベリー製品。ジャムやソースなど、ほどよい甘みと酸味で、果肉がはじける食感が食べ応えあり。
地元食材を使った料理を提供する食事処も併設しています。

• 施設名:里の駅 九重ふるさと館
• 住所:大分県玖珠郡九重町大字右田1918-14
• 電話番号:0973-73-4008
• 営業時間: 平日 10時〜16時、土日祝 9時~17時
• 定休日:不定休
• 駐車場:有
• 公式サイト:https://r.goope.jp/k-furusatokan/
「やまなみハイウェイ」周辺の見どころ5選
やまなみハイウェイの見どころは、1泊だけでは巡りきれません。そこで、今回は紹介しきれなかったクルマでの旅だからこそのスポットを、edit Oita編集部が厳選してご紹介。旅の日程や季節に合わせて、オリジナルのドライブプランに取り入れてみてください。
温泉が流れ込み年間で水温が高い「金鱗湖(きんりんこ)」由布市

由布院を代表する観光スポット。秋から冬の朝、朝霧に溶け込む幻想的な景色を見ることができるときも。
詳細はedit Oitaの記事へ
黒岳の麓から湧き出る「男池(おいけ)湧水群」由布市

環境省の「日本名水百選」、大分県が選定した「豊の国名水15選」にも認定。湧出量は平均毎分14t、1日に約2万tが湧く。
詳細はedit Oitaの記事へ
豊かな自然と涼を体感。宇賀なつみと巡る、由布院周辺の水スポット
2024.09.25
足がすくむほどの高さを歩く「九重“夢”大吊橋」九重町

日本一高い歩行者専用吊橋。橋の上からは「震動の滝」や紅葉の名所「九酔渓(きゅうすいけい)」なども見ることができる、迫力の渓谷美を一望。
詳細はedit Oitaの記事へ
気分爽快! 宇賀なつみ、くじゅうの大自然でデジタルデトックス
2022.11.18
自然体験型フィールド「NU:KUJU(ヌークジュー)」九重町

飯田高原の自然を体感できる複合型施設。カフェやアート体験も。
詳細はedit Oitaの記事へ
シュワシュワはじける高濃度炭酸泉「ラムネ温泉館」竹田市

建築家・藤森照信氏が手がけたレトロな建物がトレードマーク。ぬる湯の炭酸泉が特徴。
詳細はedit Oitaの記事へ
温泉の概念が変わる! シュワシュワ気泡が楽しい長湯温泉で宇賀なつみが整う旅
2022.11.09
バンライフで楽しみ広がる! クルマだから行ける大分のスポット

やまなみハイウェイは、大分の雄大な自然と四季折々の絶景を楽しめる人気のドライブルート。草原や山並み、空の色が移ろう景色を眺めながらのドライブは、何度走っても新しい発見があります。
星空の下で過ごす夜も、朝の光の中を走り出す瞬間も、クルマでしか味わえない特別な時間。車中泊仕様のレンタルバンなら、自分のペースで巡る自由な旅が描けます。
やまなみハイウェイには、クルマだからこそ見ることができる大分の風景が待っています。
文/牧 亜希子
写真/ただ(ゆかい)
編集/TAC企画
企画・撮影協力/edit Oita編集部
※「やまなみハイウェイ」周辺の見どころ5選の写真はedit Oita編集部より提供