N-ONE e:がそばにある風景 ─ 電気自動車と過ごす日常

N-ONE e:

誰かの暮らしにクルマが溶け込むとき、その関係性は移動手段を越えて、そっと風景の一部へと変わっていく。この章では、N-ONE e:と人が交わすささやかな瞬間を、1枚ずつ拾い上げ、書き留めていきたい。

目次

 

人と小さなEVが咲かせる ─ レンズ越しに見た暮らしの温度

──朝の光がビルの窓に反射して、街を淡く照らしている。秋の空は今日も澄んでいて、明るい1日の始まりを予感させる。家を出るときはスマートフォンとノートパソコン、そして温かい飲み物を持って。スタートボタンを押すと、パワーユニットが静かに目を覚ます。無音で振動もない車内ではお気に入りのミュージックが耳に心地良い。いつもの出勤風景もN-ONE e:と一緒だと少しだけ違って見える。信号待ち、風が爽やかに流れていく。小さなクルマなのに、シートに身を委ねれば不思議と余裕が生まれる。だから朝の混雑した道でも、焦らず自分のペースでいられる。

陽気で爽やかな朝

陽気で爽やかな朝

午前のアポイントを終えたら、話題の「アロハテラス」でランチ。今回選んだロコモコプレートは、とろりとした半熟卵とハンバーグに、ジューシーなグレービーソースをかけたハワイの伝統的な料理。店内のゆるやかな空気も相まって、「次は友達を連れてきてあげたいな」と自然に思える。

ヘルシーな素材が使われているロコモコ

ヘルシーな素材が使われているロコモコ

駐車場からアロハな雰囲気

駐車場からアロハな雰囲気

午後の予定を片付けていくうちに、空は少しずつオレンジを帯びはじめていた。「今日はよく頑張ったな…」そんな小さな満足感に背中を押されて、自然とお気に入りの場所へと向かう。

海が見えるベンチに腰を下ろすと、ふわりと潮の香りが胸の奥まで透き通っていく。海風に髪が揺れるたび、肩に乗っていた“いろいろ”がひとつずつほどけていく。忙しい毎日の中でこんなふうに心を整える時間をくれるのも、このクルマのさりげない魔法だ。

N-ONE e:と夕焼け

今日は綺麗な夕焼け

N-ONE e:と夕焼け

暗くなる前に帰ろう

使いやすさとデザイン、そのどちらも妥協しないから生活の自由は広がっていく。──都会で働くわたしの日常。慌ただしさの中にも笑顔でいられる瞬間がちゃんとあって、N-ONE e:はそのひとつひとつの時間にやさしく寄り添ってくれる。

走るN-ONE e:

明日はどんな日になるだろう?

 

休日の深呼吸 ─ 心をリセットする秋色の一日

翌日はひさしぶりのオフ。「せっかくだし、少し遠くまで行ってみようかな」そんな独り言を、まだ眠そうな車内に溶かした。肌寒さを感じてシートヒーターを点け、気まぐれに走り始めたら屋根をぽつんぽつんと雨粒が叩く。でも、不思議と嫌じゃない。少しだけ色味を落とした世界はいつもよりやわらかく光を拡散する。クルマごと雨宿りできそうな場所を探していると、道の先に大きなイチョウの木が立ち、視界いっぱいに枝を伸ばしている。横にとめて外へ出ると、空気には雨の香りと落ち葉の匂いがふわりと混ざり合っていた。

イチョウとN-ONE e:

一面黄色の世界で

イチョウとN-ONE e:

贅沢すぎる雨宿り

気づけば天気予報を裏切って雨はすっかりあがっていた。なんだろう…こんな小さな奇跡に出会えるとちょっとだけ得した気分になる。

その余韻のまま南へと舵をきる。ずっと気になっていたカフェは、築100年の国登録有形文化財を改装した「トレイクル」。内外観ともにとても素敵だけれど、なによりスタッフ皆さんの雰囲気が心地良い。おすすめの手作りおからマフィンと紅茶ラテをテイクアウト。カップが指先をほんのり温めてくれるのがうれしい季節。

トレイクル店内

タイムスリップしたかのような店内

トレイクル外観

建物はもともと銀行だったそうだ

そのまま近くの海岸へ。

秋の浜風は肌寒い、ここで活躍するのがAC外部給電器(Honda Power Supply Connector)最大1500Wの電力が取り出せて、停電時や災害時の非常用電源としても使えるほどの安心感。もちろんこうしたアウトドアシーンでも頼れる存在。クルマを駐車して電源をオン、電気ブランケットを足元にかける。11月の海辺でこんなに暖かいのはプチ贅沢だ。寒さで早く帰りたくなる季節でも、この外部給電があれば「もう少しここにいたい」と思える。

AC外部給電器

外でコンセントが使えると

N-ONE e:と女性

休日の過ごし方が変わる

マフィン

いつもより長居できそう

 

日常の続きを探しに、“まだ見ぬ景色”へ

1日の終わりに思う、少し外に出るだけでもこんな小さな幸せが潜んでいるんだ。ただ海を眺めながらゆったり過ごすだけで、心の奥に灯りがともる。「また来よう」そう呟いた瞬間、波が寄せては返し、なにかをそっと肯定するように足元を濡らした。

海

海はいつ来ても優しい

──そんな穏やかな日常にフォーカスしていると、ふと遠くへ行きたくなる瞬間がある。それは退屈だからでも、現実逃避したいからでもなくて、衝動に近い。街の信号が赤から青に変わるたび、どこかへ続いていく“道の気配”を感じるようになった。その行き先を考えたとき、真っ先に浮かんだのは“神話の最果て”、出雲大社だった。

最終章では、いよいよN-ONE e:と秋の中国地方へロングドライブ。季節が色を変えていくその旅路で、このクルマの"もうひとつの表情”に触れていきたい。

N-ONE e:

物語は写真家へバトンタッチ

 

今回の記事で使用したクルマ
N-ONE e: 純正アクセサリー装着車
ボディーカラー:チアフルグリーン
ボディサイズ:長3,395×幅1,475×高1,545mm
ホイールベース:2,520mm
車両重量:1,030kg
駆動方式:FF
サスペンション:Fマクファーソン式 R車軸式
モーター:MCF7(交流同期電動機)
最高出力:47kW[64PS]
最大トルク:162N・m[16.5kgf・m] 
バッテリー容量:29.6kWh
充電走行距離 WLTCモード:295km

N-ONE e:の純正アクセサリーはこちら

 

▼写真・文

小川 元貴さん

X @omaphotovanlife
Instagram @oma_photraveler
HP Ogawa brothers
note 小川兄弟

 

▼第一章はこちら▼

写真・文/小川 元貴
編集/カエライフ編集部
撮影協力/アロハテラストレイクル