
これまでの愛車歴はバモスからN-VAN、そして今は軽バンEV(電気自動車)「N-VAN e:」を乗りこなす、Honda LOVERのカーミットさん。「いつでも好きなものだけに囲まれていたい」と、ガレージや車内はお気に入りのアメリカ雑貨にあふれた“大人の秘密基地”のような空間です。そんなこだわり抜かれた空間はどうでき上がったのか、話を聞きました。

- カーミットさん
- 栃木県在住。アメリカ雑貨好き。セサミストリートに登場するマペット「カーミット」が好きすぎて、SNSのアイコンやハンドル名に。年1~2回は、仲間と冬キャンプで車中泊を楽しむ。愛車歴はHonda・バモス→N-VAN→N-VAN e:のHonda LOVER
- Instagram:@green.d_man5
目次
アメリカ雑貨大好き! ドライブの相棒はカーミット
毎日の通勤のほか、仲間とのキャンプや車中泊でも、EV(電気自動車)の「N-VAN e:」を愛用しているカーミットさん。「アメリカ雑貨が大好き!」と、車内には雑貨やワッペン、フィギュアにぬいぐるみたちであふれています。


高校時代にアルバイトをしていたガソリンスタンドでアメリカ車(以下、アメ車)を目にしてから、アメリカンカルチャーへの興味関心が一気に高まったのだそう。
「ボディサイズが大きくて、少しレトロなデザインのクルマが勤め先のガソスタに入ってきたとき、『なんだ、あのカッコいいクルマは……!』と衝撃を受けたんです。先輩に『あれはアメ車っていうんだよ』と教えてもらい、調べ始めてすぐに、アメ車も含めたアメリカンカルチャーに惹かれていきました」
もともとものを集めるのが好きな子どもだったそうですが、「セサミストリート」のキャラクターに惹かれ、ワーナー・ブラザースのアニメ「ルーニー・テューンズ」のキャラクターに魅せられ、ディズニーキャラクターが大好きになり…と、気づけばキャラクターたちのおもちゃや雑貨、ポスターがどんどん増えていったと笑います。どれも見ているだけでかわいいなぁ……と感じさせてくれる遊び心に心躍らされていったそうです。
車内には自身のニックネームである「カーミット」くんのぬいぐるみも複数同乗中。


数あるキャラクターの中でも、カーミットくんが特別だった理由とは…… と聞くと、「だって、とにかくかわいいでしょう?」と笑ったあとに、自身と重なるところがあるのだと話してくれました。
「カーミットくんはもともとセサミストリートに登場するマペット人形でしたが、その後ウォルト・ディズニー・カンパニーという大企業に買収されたんです。僕自身も、小さな下請会社から親会社のメーカーに引き抜いてもらって今があります。カーミットくんと似た経験をしているなと思って、親近感を抱いちゃいました」
バモスからN-VANへ。惹かれたのはHondaの遊び心
アメ車に心惹かれつつも、これまで乗ってきた愛車歴は、Honda・バモス、N-VAN、そして現愛車のN-VAN e:。20代半ばにバモスと出合った際の、後部シートをフルフラットにしたときのワクワク感が忘れられないといいます。
「こんなに車内空間が広くなるなら、キャンプに行って車中泊もできる! と遊びの選択肢が一気に広がったんです。それ以来、遊び心にあふれたHonda車が大好きになりました」
そう話すカーミットさんのクルマには、随所にHonda愛があふれています。


一時期、奥さんからの強烈な要望もあり「4WD(四輪駆動)で林道遊びにも行ってみよう」とジムニーに乗ったこともあるそうですが、N-VANのフォルムに惹かれて、すぐにHonda車に戻ってきたそうです。
「通勤でもクルマが欠かせない生活なので、燃費を考えると軽自動車が最適。積載量も多いので、好きな雑貨を飾りつつ、キャンプや遊びのアイテムを積んでも十分な広さが確保できます。それに、N-VANのセミボンネット型が、ちょっとアメ車っぽくてカッコいいでしょう」

ガソリン車から電気自動車のN-VAN e:に買い替えたのは2025年1月。電気のほうがお得では……という経済的な理由のほか、電気自動車ならではのパワーと静かな乗り心地に惹かれたといいます。

「自分用の1台のほかに、家族3世代みんなで週末に出かけるための1台、妻が仕事で使う1台と、家に計3台あるんです。そうなるとガソリン代の家計への影響は大きい。自分の通勤用なら1日の走行距離はある程度決まっているので、充電式の電気自動車が合っているのではないかと考えました」
時代にも合っているということで総じて気に入っているそうです。
Honda純正にこだわりながら、カスタムを加える
Honda車に乗るなら、アクセサリーもすべて純正のもので統一したいというカーミットさん。ホイールはHonda純正のものを使いつつ、ホイールキャップやナットなどの一部は社外品を使って好みのアレンジをプラスしました。



フードラッピングもHonda純正を選び、フード部分を艶消しブラックに。ここに、細い線によるイラストを施し、オリジナルデザインのラッピングを完成させました。
車体にラインを描く技法は「ピンストライピング」といわれ、アメリカではよく知られています。カーミットさんは、アメ車が集まるイベントでピンストライパーのカイキンさんに出会い、「作品にすっかり魅せられ、ぜひ描いてほしいとお願いした」んだそうです。

ちなみに、冬になるとスタッドレスタイヤになり、春夏仕様のホイールより「落ち着いた印象になる」ことから、フードも艶のあるブラックのものに衣替えするのだそう。
「毎日一緒に移動する相棒ですから、ホイールとラッピングの印象やトーンを統一したい」と細部までこだわりが詰まっています。
週に1回は洗車するなど、「暇さえあればクルマをキレイにしている」そうで、「僕に乗ってもらえたクルマはすごく幸せだと思う!(笑)」という言葉にも納得です。
好きが詰め込まれたガレージとルート66への思い
カーミットさんのこだわりは車内だけに留まりません。
自宅リビングからつながるビルドインガレージには、お気に入りのアメリカ雑貨や大型パネル、ぬいぐるみやボードがずらり。アメ車のイベントや古着屋さんなどでヴィンテージ品を見つけては、値引き交渉を楽しみつつ買いそろえたアイテムだといいます。


「アメリカから輸入されたものなので、日本ではなかなか出合えない“一点もの”が多いんです。お店に飾られたぬいぐるみやボードなど、もともと販売対象じゃないものを『これ買えませんか!』と交渉することもあります。一期一会を楽しみに、限られた予算の中で買い物をするプロセスもすべてが好きですね」

一つたりとも理由なく置かれたものがない、という完璧なコレクションに、取材に伺ったスタッフ一同、感嘆の声を上げました。
「かわいいなぁ、好きだなぁと思うものに囲まれていたら、毎日が幸せになるでしょう。どんな日も、このガレージからクルマに乗って出かければ気分が晴れる。クルマの中もガレージも、自分だけの秘密基地ですね」
アメリカにはまだ行ったことがないとのことで、「いつかルート66を走れたら……」と夢を語ります。

「フードトラックでホットドッグを食べたり、道路沿いのダイナーでステーキを頬張ったりできたら最高です。でも、こう見えてすごくビビりなんで、英語であいさつするだけで緊張しちゃいそう。今からカンタン英会話を勉強し始めないといけないですね」

大きな声で笑いながら、心の底から楽しそうに愛車を紹介してくれるカーミットさん。ブレずに“好き”を貫く人生って幸せそうだな…と思わせてくれます。
後編では、N-VAN e:と過ごすアウトドアバンライフのポイントや活用術を詳しく伺います。
文/田中 瑠子
写真/やまひらく
編集/くらしさ(TAC企画)