
車中泊を始めたきっかけは、48歳で出合った登山。街乗りも車中泊も、両方の快適さを兼ね備えた一台を探し求めた末、フリード クロスターのベストな大きさと“顔”のカッコよさに惹かれたといいます。「人生は一度きり!」と挑戦に貪欲なGAKUさんのこれまでと、55歳から始めたいというこれからの人生の楽しみ方を聞きました。

- GAKUさん
- 埼玉県在住。介護事業会社の経営者。フリードクロスターのカスタムの様子や車中泊動画をYouTubeチャンネル「Enjoy life!フリードスタイル」で、趣味の登山の様子は「GAKU CHANNEL」で配信中。
- YouTube:Enjoy life!フリードスタイル
YouTube:GAKU CHANNEL
街乗りも車中泊も。両立が叶うベストなクルマに出合った
「街乗りも車中泊もできる、ちょうどいい大きさ」に惹かれ、Honda FREED CROSSTAR(以下、フリードクロスター) で車中泊を楽しんでいるGAKUさん。フロントライトの内部がブラックというカッコいい“顔”にも一目ぼれしたのだそう。
車内のカスタムの工夫や、車中泊の様子は、YouTubeチャンネル「Enjoy life!フリードスタイル」でも発信中。デザートベージュとブラック、アクセントにシルバーを加えた3色で統一された外観と内装に、GAKUさんのこだわりが詰め込まれています。

GAKUさんがフリード クロスターに乗り始めたのは2025年11月。以前はHondaのステーションワゴン「シャトル」に乗っていましたが、車中泊をもっと快適に過ごせる1台を……と2年ほど次の愛車候補を探していたといいます。
「より広い空間を求めていましたが、ハイエースまで行くと大きすぎますし、キャンピングカーはさらに大きい。普段使いと車中泊とを両立できる理想の大きさを探していたときに、フリード クロスターに出合ったんです。まさにちょうどいい大きさでしたし、僕自身がベージュやカーキなどのアースカラーが好きで、黒も好き。親和性が感じられるルックスがすごく気に入りました」
フリードにはもともと馴染みがあり、奥様がフリードの初期型を新車で購入し、14~15年使っているのだそうです。使い勝手の良さやアレンジのしやすさをよくわかっていたことも、購入の決め手になりました。
「譲れなかったポイントは、両側スライドドアで限られた駐車スペースでも隣を気にせずドアを開閉しやすいところと、身長176cmの僕でも悠々と寝られる広さがあるところ。フリード クロスターは、運転席・助手席それぞれシートを前方向へ詰めることで約190cmまで寝られるスペースを確保することが可能です。街乗りで運転しやすい大きさで、中に入れば、外観からは想像ができない広さが感じられるところもいいなと思いました」


車中泊を始めたきっかけは、48歳ゼロから始めた登山
そもそもGAKUさんが車中泊を始めたのは、登山にハマったことがきっかけでした。それまで運動習慣はほとんどありませんでしたが、2020年に、先に登山を始めていた奥様に誘われ、栃木県の茶臼岳(ちゃうすだけ)を登ったことが“人生の転機”になりました。
「妻はもともと友人と登山を楽しんでいたのですが、コロナ禍でなかなか集まれなくなってしまって。『このままだと登る機会が減っちゃうから、一緒に行かない?』と誘われ、行ってみることにしました」
ロープウェイで登って山頂まで短い距離を歩くという初心者コースでしたが、ちょうどそのとき、雲海が広がるベストタイミングに恵まれたのだそう。初めて見た絶景を前に言葉をなくしたと振り返ります。

「そこからですね。ドハマりして、すぐにカメラを買いに行って。僕みたいに初心者から登山を始める人の参考になればいいかなと、登山の様子を撮影して編集して、YouTubeチャンネルまで立ち上げちゃいました」
当時48歳。それから6年間、数々の山を登ってきた挑戦の記録は「GAKU CHANNEL」で発信されています。本格的な雪山登山の様子には、それまで本当に登山未経験だったの⁉ と驚かされます。

「登山も動画づくりも、一度興味をもったらとことん調べ尽くして、自分でやってみなければ気が済まないタイプなんです(笑)。でもまさか50歳を目前に、新しい趣味にゼロからハマるなんて思っていませんでした。人生って面白いし、いくつになっても遅すぎることはありませんね」
登山を始めると、登山口の駐車場で車中泊をすることが多くなり、「車内に寝袋を広げて寝る」という簡易的な車中泊を5~6年は続けていたそう。
「登山口は標高が高く、夏でも小型扇風機があれば涼しく過ごせます。でも、たまに夫婦2人で登山に行くときには、道の駅に泊まることも多く、標高が下がると途端に暑くなるんです。2人で車中泊ができる広さがあって、夏をもっと快適に過ごせるようなクルマはないかなと思うようになったのも、フリード クロスターに乗り換えた理由の一つでした」

フリード クロスターの納車から1カ月半後には、夫婦で三重県に2泊3日の車中泊旅に出かけました。160cm弱の妻と2人で寝そべっても、余裕で過ごせる広さに、やっぱり買い替えてよかった! と実感したといいます。
車中泊旅で“終の棲家”探しへ⁉ 55歳からの人生プラン
昨今オフの過ごし方は「登山はほどほどに、車中泊を楽しむほうにシフトしがち」というGAKUさん。とはいえ、今夏の26年7月には南アルプスの北岳・間ノ岳を1泊2日で登る予定のほか、夫婦で四国を訪れ愛媛県の石鎚山に登ろうと話しているのだとか。
さらに、今年迎える“55歳”を、人生の一つの節目にできればと構想中だと話します。
「今は小さな介護事業の会社を経営していますが、55歳になったら引退しようとずっと考えてきました。というのも、僕のおやじが55歳のときに倒れてしまったんです。それまで一生懸命働いてきて、”さあこれからは自分の自由な時間だ”というときに動けなくなってしまうなんて……。人生は一度きりなんだ、と痛切に感じて、僕は元気で動けるうちに楽しみ尽くそう! と思うようになりました」

そこで描いているのが、フリード クロスターと共に“終の棲家”探しの旅に出かけ、夫婦で過ごす場所を見つけて移住する人生プランです。
「僕が登山にハマったのは、キレイな景色が見られるから。青空が広がり、雲が流れて山にかかっていく。山でしか見られない景色に出合うためだけに、一生懸命準備をして、体重をコントロールしたり体力をつけたりして登山に向かうんです。これからの人生は、そんなキレイな景色に囲まれた地域で過ごしたいですね」

候補地は、北アルプスの景観を望める富山県や諏訪湖を臨める長野県など。2泊3日の車中泊旅をしながら山を登り、「ここだ!」という地を探しに行きたいと笑顔を見せます。
「妻は企業勤めの会社員なので、僕が先に旅に出かけて、候補地が絞られてきたら『ここはどう?』と“提案の旅”に誘おうかな。構想中でどこまで実現できるかわからないですが、人生って自分がこうしたい、と決めない限りその通りには絶対ならないと思うんです。まず何をしたいのかを具体的にリストアップしていくことが、人生を楽しむ第一歩になると思っています」

「50代のおっさんでも、こんなふうに準備すれば、この標高の山を登れるんだ。DIY初心者でも、こんな内装にカスタムできるんだ。そう思ってくれたら、じゃあ自分も行けるかなと行動に移す方が出てくるかもしれないでしょう。誰かの背中を押せたらいいなというくらいの気持ちで、これからも続けていきます」
まさにYouTubeのチャンネル名「Enjoy life!フリードスタイル」通りの人生を歩んでいるGAKUさん。フリードと共に歩んでいくこれからの人生のチャレンジがますます楽しみになりました。
後編では、普段使いと車中泊仕様の両立を叶えたカスタムのこだわりをご紹介します。
文/田中 瑠子
写真/やまひらく
編集/くらしさ(TAC企画)
撮影協力/&GREEN龍ケ崎