自由の女神、恐山・仏ヶ浦…さらにウニ丼まで。情報量多すぎ! 下北半島ドライブ

本州の果てへ! 青森・下北半島観光ドライブで巡る“異世界”モデルコースのタイトル画像

実は、全国8位の広さを誇る青森県。三方を海に囲まれながらも、山間部も多く、「海岸線を走っていたら、いつのまにか山岳道路になっていた」など、景観の変化の大きさは全国でも指折り。さらに、信号が少ない区間が多く、目的地が連続するので、ドライブには最適だ。

そんな噂を聞きつけたカエライフ編集部が、ZR-Vで青森観光ドライブをするために埼玉県からはるばるやってきた。前編では、日本海側の津軽半島をドライブしたが、後編の今回は、太平洋側にある鉞(まさかり)型の下北半島ドライブをお届けする。

八戸市からスタートし、下北半島へと北上すると、異世界に迷い込んだような風景を楽しむことができる。“日本一の自由の女神”や、日本三大霊場のひとつである恐山、約2kmにわたり奇岩が連なる仏ヶ浦、本州最北端の大間崎と最北東端の尻屋崎といった、“本州の果て”へ。八戸から下北半島を一周しながら、クルマでしか辿りつけない“異世界青森”を巡るロードトリップ。

菜の花ロードを走るZR-V

目的地のひとつ、横浜町の菜の花ロード

目次

 

八戸を出ると、青森の景色は少しずつ現実感を失っていく

青森県の南東部にある港町・八戸へUターンして6年目のライターの栗本です。今回はカエライフ編集部が遠路はるばる青森県にやってきたので、後編をナビゲートしたい。

学生時代は何もないと思っていた地元だが、運転できる年齢になって県内をドライブしてみると、他の土地にない絶景や、日本と思えないような光景を見られることがある。今回は八戸市から、ほぼ未踏の地である下北半島を一周するドライブに出かけることにした。

ドライブのスタートは、朝の蕪島(かぶしま)から。

ZR-Vと栗本さん

さぁ、出発だ! ダサいポーズしかとれない昭和生まれ

蕪島はウミネコの繁殖地として国の天然記念物にも指定され、毎年3月上旬頃に蕪島に飛来したウミネコは、8月頃には蕪島を旅立っていく。島の頂上には、古くから信仰を集めてきた蕪嶋神社があり、商売繁盛、漁業安全の祈願ができる。

八戸市在住の筆者にとっては日常の光景だが、この日は寒暖差のためか霧がかかっていて、すでに非日常感があった。

蕪島を背景に走るZR-V

蕪島をバックに走らせる。このドライブの相棒はHondaのZR-V。ボディーカラーはプレミアムクリスタルガーネット・メタリック。

ここを起点に北上していく。目的地は本州の果て、下北半島。 日常の景色が、北へ向かうほど少しずつ変わっていく。

<スポット詳細>
  • スポット名:蕪島
  • 住所:青森県八戸市鮫町鮫56-2
  • 電話番号:0178-34-2730
  • 営業時間:8時30分〜17時20分(※10~3月は16時50分まで)
  • 駐車場:有(49台)
  • URL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_29.html(青森県公式観光サイトより)

 

「なぜここに自由の女神像が?」から始まる、青森の違和感

まずは海沿いに伸びる青森県道19号で、八戸市からおいらせ町方面へ。 奥入瀬川と明神川を過ぎたあたりを少し内陸に進むと、いちょう公園がある。約32haの広さを誇る敷地内には、運動施設や広場、カフェなどが整備されており、町民の憩いの場として親しまれている。

ZR-Vと遠くに見える自由の女神像

いちょう公園に到着! 木々の向こうに自由の女神像が見える

公園の池のほとりにあるのは、東北の小さなまちには似合わない自由の女神像だ。

いちょう公園の自由の女神像

本体11.5m、台座7m、階段2.3mを合わせた計20.8mの国内最大の“日本一の自由の女神像”

なぜここに自由の女神が……? という疑問が浮かぶが、実はおいらせ町は、ニューヨークと北緯40度40分という同じ緯度で結ばれていることから、北緯40度40分の「4」を象徴として、本場ニューヨークの自由の女神像(高さ93m)の4分の1のスケールでつくられたのだ。

地元では「ももちゃん」の愛称で親しまれているが、これは旧町名である「百石(ももいし)」に由来する。

ソフトクリームをもって自由の女神になりきる栗本さん

我、自由の女神なり

公園内にあるカフェではソフトクリームを販売しているので、自由の女神になりきってみてほしい。

<スポット詳細>
  • スポット名:日本一の自由の女神像
  • 住所:青森県上北郡おいらせ町いちょう公園内
  • 電話番号:0178-52-6744(いちょう公園体育館)
  • 駐車場:有(約100台)
  • URL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_3181.html(青森県公式観光サイトより)

 

ロードサイドに突如現れるガンダムの大群

ガンダム像が並ぶ元理髪店

道沿いにガンダムが見えたので立ち寄ってみることに

国道338号線を北上していくと、ロードサイドに突如現れるガンダムたち。ここはかつてスズキ理容という理髪店だったが、2024年に閉店。

敷地にはモビルスーツやゲーム・アニメ関連のキャラクターが20体ほど並んでおり、見学は自由。なんと巨大なガンダムの顔は、後頭部にあるハッチを開けて、中に入ることもできる。以前はカラオケボックスとしてレンタルしていたという。ガンダムの頭部でカラオケできたのは、世界広しといえどここだけではないだろうか。

ビームライフルを構えるガンダム像の前に投降する栗本さん

ビームライフルを向けてくるガンダムに投降することもできる。国道を通りかかった旅行者が引き返して記念撮影をすることもあるそう、気持ちはわかる

ガンダムのキャラクター像とZR-V

ガンダム感のあるフロントグリルは、ZR-V用純正アクセサリー

なぜここに自由の女神? ガンダム? と、“異世界ドライブ”は、日常から少し外れる違和感から始まった。

<スポット詳細>

 

“異世界ドライブ”次のポイントは、キリストの墓とピラミッド!?

今回は八戸市から北上していったが、国道454号で内陸へ向かうと、また別の異世界が。新郷村(しんごうむら)には、“キリストの墓”や“ピラミッド”がある。

「ピラミッド」と「キリストの墓」が並ぶ案内標識

「ピラミッド」と「キリストの墓」が並ぶ案内標識

この地には「キリストが、実は密かに日本に渡っていた」という伝説があるのだ。丘に並ぶふたつの塚のうち、一方はキリストの墓。もう一方は、身代わりとなって亡くなったイスキリの墓だという。

新郷村のキリストの墓

キリストの墓が東北の片隅にあった! 毎年6月には「キリスト祭」が開催され、この地に古くから伝わる「ナニャドヤラ」の踊りが奉納される(写真:筆者撮影)

墓のそばにある資料館「キリストの里伝承館」では、日本語で書かれた"キリストの遺言書"や、かつて村で使われた農耕具や衣服などが、『月刊ムー』とコラボしながら展示されている。近くの売店「キリストっぷ」(土日祝のみ営業)には、「キリストのハッカ飴」「キリスト聖米」など、ユニークなオリジナルグッズが並ぶ。「不思議だなぁ」と乗ってみるのがここでのたしなみだ。

「キリストの墓」と並ぶもうひとつの異世界スポットが、十和利山(とわりやま)の山中に広がる巨石群「大石神ピラミッド」。

大石神ピラミッドの太陽石

大石神ピラミッドの太陽石(写真:筆者撮影)

山の中に分け入ると、周囲12mほどの大岩を中心に、それぞれ「方位石」「太陽石」「星座石」「鏡石」と名付けられた巨石が配置されている。太陽礼拝所として古代から使われていたと考えられているそうだ。三角形の幾何学的な形をしたエジプトのピラミッドと形は全く異なるが、ピラミッドとの類似がどこまでかは別として、ささやかなロマンを感じてもらえるといい。

<スポット詳細>
  • スポット名:キリストの墓
  • 住所:青森県三戸郡新郷村大字戸来字野月33-1
  • 電話番号:0178-78-3741
  • 営業時間:9時〜17時(キリストの里伝承館)
  • 休館日:水曜 ※夏休み期間中は無休 ※冬季休館
  • 駐車場:有(約30台)
  • URL:https://aomori-tourism.com/blog/2019/06/20767.html(青森県公式観光サイトより)
<スポット詳細>

 

季節限定、“黄色の絨毯”が広がる菜の花ロード

さて、ルートを戻して下北半島の中間部へ。陸奥湾に面する横浜町は、毎年5月になると菜の花の黄色に包まれる。

菜の花畑に挟まれた道路を走るZR-V

東京ドーム約20個分に相当する最大98haもの菜の花畑が、町内に広がる

南北に貫く幹線道路の両脇が、どこまでも黄色い花で埋め尽くされるその光景は、「黄色い絨毯」と表現されることも。実際にクルマを走らせてみると、そのスケール感に圧倒される。

菜の花畑と遠くに見える風車

菜の花畑の向こうに風力発電の風車のブレードが回る姿が見える

この菜の花は、なたね油の原料として作付けされた、れっきとした農作物だ。近くにある道の駅よこはま「菜の花プラザ」では、菜の花のなたね油をはじめ、菜の花はちみつや菜の花ドーナツなど、菜の花を使用したグルメも充実している。

菜の花畑を鑑賞する栗本さん

例年4月末が開花時季で、見頃は5月上旬〜中旬

夢の中のような黄色い絨毯が広がり、“本州の果て”へ向かう感覚を強くしていく。

<スポット詳細>
  • スポット名:横浜町の菜の花畑
  • 住所:青森県上北郡横浜町大豆田
  • 開花時季:例年4月末、見頃は5月上旬から5月中旬
  • 駐車場:有(約30台)
  • URL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_164.html(青森県公式観光サイトより)

 

本州の果てに近づくほど、景色が現実離れしていく

下北半島の北西側へ回り込むと、景色はさらに異世界めいてくる。 “最果てのロードサイド”を抜けた先に待っていたのは、日本とは思えない風景だった。

中央線の案内板

中央線の案内板が上にあるのは雪国ならではの光景(走行中、車内から助手席のフォトグラファーが撮影)

下北半島の鉞の柄の部分は、まっすぐな道が多くてドライブが楽しい。

起伏のある道路

起伏のある道が多く、ジェットコースターのような気分。スピードの出しすぎには注意!(走行中、車内から助手席のフォトグラファーが撮影)

今回は時間の都合で立ち寄れなかったが、下北半島を巡るなら外せないのが恐山だ。国道279号でむつ市に入り、県道4号の山道を登っていくと、日本三大霊場に名を連ねる「恐山」がある。恐山の最大の特徴は、地獄と極楽のような風景が共存していること。赤い太鼓橋が架かる「三途の川」を渡ると、火山岩の荒れ地に硫黄ガスが噴き出し、白い煙が立ち上る。

恐山の参道途中にある大師堂

恐山といえば、亡くなった子どもを供養するための色鮮やかな風車(写真:筆者撮影)

そして地獄を抜けた先に突如として現れるのが、「極楽浜」だ。カルデラ湖である宇曽利山湖(うそりやまこ)の湖畔に広がる白砂の浜辺と、透き通るエメラルドグリーンの湖面は、先ほどまでの荒涼とした風景が嘘のように美しい。

宇曽利山湖(うそりやまこ)の湖畔に広がる極楽浜

強い酸性のため生息できる生き物は限られているという、極楽浜(写真:筆者撮影)

毎年夏に行われる「恐山大祭」(7月20日〜24日)と、秋の「恐山秋詣り」(10月11日〜13日)において、イタコの口寄せが行われる。

<スポット詳細>
  • スポット名:恐山
  • 住所:青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
  • 電話番号:0175-22-3825(恐山寺務所)
  • 営業時間:6時~18時(※入山受付は16時30分まで)
  • 休業日:11月~4月末
  • 入山料:大人900円
  • 駐車場:有(約200台)
  • URL:https://aomori-tourism.com/feature/detail_48.html(青森県公式観光サイトより)

 

2kmにわたり奇岩が連なる仏ヶ浦を見下ろす

むつ市方面から国道338号を県道46号へ右折し、川内川渓谷沿いを進む。目指すは、下北半島の西側、津軽海峡の海岸沿いにある仏ヶ浦だ。

カーナビに曲がりくねったルートが表示されている

国道338号の一部である、別名「海峡ライン」は、その名の通りシーサイドラインだが、しばらくは曲がりくねった山道を進む

仏ヶ浦は、「如来の首」「五百羅漢」「一ツ仏」「極楽浜」など、仏教にちなんで名付けられた奇岩が2kmにわたって連なる景勝地で、死者があの世へ旅立つときや、この世に戻ってくるときに立ち寄るとされる神聖な場所だ。

クルマでも近くまで行けるが、駐車場からは足場の悪い遊歩道を往復40分ほどかけて歩くため、自信のない人は観光船や遊覧船で向かうのがおすすめ。海上からだけの絶景を味わえる( 船の運航は5月初旬から10月下旬頃まで)。

今回は時間の都合上、仏ヶ浦駐車帯の展望台から見下ろすことに。

仏ヶ浦駐車帯

仏ヶ浦駐車帯。クルマの駐車スペースと展望台がある

木々の間から見える仏ヶ浦の景色

木々の向こうに幻想的な光景が広がる

仏ヶ浦を撮影する栗本さん

ダイナミックな光景を前に、撮影がはかどる

ZR-VのUSB PDチャージャー

スマホで絶景を撮りまくったので充電を。ZR-Vにはフロント席にも後席にもUSB PDチャージャーが。なんて便利!(モデル・グレードにより装備されている位置が異なります)
<スポット詳細>
  • スポット名:仏ヶ浦
  • 住所:青森県下北郡佐井村長後 縫道石国有林地内
  • 電話番号:0175-38-2244(仏ヶ浦海上観光)
  • 時刻表:佐井発10:30、13:00(多客時は臨時便を随時運航)
  • 休業日:11月〜4月は船は運休
  • 遊覧船乗船料:大人往復3000円
  • 駐車場:有(約30台、遊覧船利用時は佐井港に約100台)
  • URL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_57.html(青森県公式観光サイトより)
<スポット詳細>
  • スポット名:仏ヶ浦駐車帯
  • 住所:青森県下北郡佐井村長後
  • 電話番号:0175-38-2111(佐井村役場)
  • 駐車場:有(約20台)

 

漁師まちだからこその、穫れたて「生ウニ丼」ランチ!

仏ヶ浦の絶景を過ぎ、さらに北へ6〜7km。山道を下りきった先に開けた場所があり、青色の屋根に白字が映える「仏ヶ浦ドライブイン」の文字が見えてくる。

仏ヶ浦ドライブイン

昭和のレトロさがそのまま残る、仏ヶ浦ドライブイン

海辺にぽつんと現れる小さな集落、佐井村の福浦(ふくうら)地区は、ウニ漁の盛んな漁師まち。その集落の一角にある素朴な食堂が、仏ヶ浦ドライブイン。名物はミョウバンを使わない「ウニ丼」だ。

仏ヶ浦ドライブインを切り盛りする柳田さん

昭和15年生まれの柳田イシさんがひとりで切り盛りする

息子さんが漁師だそうで、朝獲れたばかりの大ぶりな生ウニを、そのまま丼に惜しみなくのせて出す。定食形式で提供され、この日はお刺身やメバルの煮付け、庭でとれたミョウガの酢漬けともやしあえ、たくあん、味噌汁がセットになっていた。内容は日によって変わる。ウニが獲れる時季は5月から8月頃まで。

ウニ丼に刺身、メバルの煮つけ、漬物やみそ汁が並ぶ

このボリュームでなんと3000円(※価格は仕入れ状況により変動する可能性もあり)。「一人でやっているから、忙しくない日はいろいろ副菜が付くときもあるし、その日による」とのこと

仏ヶ浦ドライブインのウニ丼

大ぶりのウニは口の中でとろけ、濃厚な甘みが広がる

長距離ドライブの疲労が吹き飛ぶ、おいしいウニ丼だった。

<スポット詳細>
  • 店名:仏ヶ浦ドライブイン
  • 住所:青森県下北郡佐井村大字長後字福浦川目85
  • 電話番号:0175-38-5825
  • 営業時間:10時30分過ぎ頃〜14時頃
  • 定休日:不定休(冬期は休業)
  • 駐車場:有(約30台)
  • URL:https://aomori-tourism.com/blog/2016/06/736.html(まるごと青森より)

昭和香るドライブインは、他にも青森県内の各所に残っている。ドライブインを紹介している、まるごと青森のブログはこちら。
https://aomori-tourism.com/blog/2025/09/28752.html

 

さっき食べたウニが獲れたという福浦漁港へ立ち寄り、一時休憩したら、目指すは本州最北端の大間崎!

小型漁船が並ぶ船揚場

小型漁船が船揚場に並び、波打ち際近くまで切り立った山が迫る風景は、どう切り取っても美しい

R-VのUSB PDチャージャーでパソコンを充電する様子

さて、これまでの行程についてメモしておくか……と、パソコンを開く。USB PDチャージャーで充電しながら作業できるありがたさ!

ZR-Vの車窓から見える矢越岬

福浦地区から海峡ラインを北上していく。高さ100mもの巨大な願掛岩がふたつ並ぶ矢越岬を横目にドライブ

 

いよいよ“本州の先っぽ”大間崎へ

海峡ラインを北へ北へと走り続けると、やがて道は海に突き当たる。

人口5000人ほどの小さな漁師町・大間町の先端には、「こゝ本州最北端の地」と刻まれた石碑が立っている。津軽海峡を挟んだ対岸には北海道が見える。

大間崎に到着したZR-V

ついに来た、マグロの名産地・大間崎!

青森の最北端の位置を示すカーナビ

「本州の最北端まで来た」という到達感がすごい。記念にカーナビで現在地の写真を収めた

大間崎に着くと、まず目に飛び込んでくるのが「マグロ一本釣りモニュメント」だ。大間の漁師が釣り上げた440kgのクロマグロを実際のモデルとして制作されたこの像は、全国から訪れる旅人の記念撮影スポットとして人気。

マグロモニュメントと記念撮影する栗本さん

マグロモニュメントでは、自分も一本釣りした気分を味わえる。自分より大きい!

本州最北端大間崎到着証明書を発行できるという案内が書かれた看板

モニュメントのそばにある売店では、「本州最北端大間崎到着証明書」を発行してくれる(有料)

本州最北端大間崎到着証明書を掲げる栗本さん

本州最北端まで来たぞ〜〜〜!

本州最北端のポスト

本州最北端のポストも。絵ハガキと切手を買って、ここから手紙を出したら記念になりそう
<スポット詳細>
  • スポット名:大間崎
  • 住所:青森県下北郡大間町大字大間平17-1
  • 電話番号:0175-37-2111(大間町産業振興課)
  • 駐車場:有(約40台)
  • URL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_43.html(青森県公式観光サイトより)

 

せっかくなら大間のマグロを堪能しよう!

佐井村でウニ丼を食べたばかりではあるものの、せっかくなら大間で、大間のマグロを食べたい! と、少し早めの夕食のために、魚喰いの大間んぞくへ。元マグロ漁師の店主が、最高のマグロを味わってほしい、という思いから2010年にオープンした飲食店だ。

魚喰いの大間んぞくの外観

賑やかな看板が出迎える

同店ではマグロを1本買いしているため、水揚げ期間中は運がよければ、マグロの解体を見られる場合も。もちろん時季が外れても、-60度で急速冷凍した絶品のマグロを年中味わえる。

大漁旗や、マグロの産地証明シールで飾られた店内

店内は大漁旗や、マグロの産地証明シールで埋め尽くされている

丼や定食の他にも「マグロ胃袋酢みそ和え」や「マグロ血合い唐あげ」、「マグロキモ(心臓)焼き」など、珍しい部位を使った漁師メシも食べられるが、今回は、オーソドックスな「3色マグロ丼」を注文。

大トロ、中トロ、赤身の乗った3色マグロ丼

大トロ、中トロ、赤身を一度に楽しめる「3色マグロ丼」3960円

脂ののったマグロの切り身

表面の薄い油膜がキラキラと輝いている……もちろん口の中でとろけた

ウニ丼を食べたばかりでも、ペロリと食べられてしまった。おいしいものってのは別腹なんだな〜。

<スポット詳細>
  • 店名:魚喰いの大間んぞく
  • 住所:青森県下北郡大間町大間字大間平17-377
  • 電話番号:0175-37-5633
  • 営業時間:8時〜18時
  • 定休日:不定休
  • 駐車場:有(約20台)
  • URL:https://aomori-tourism.com/blog/2017/11/17150.html(青森県公式観光サイトより)

 

反対側の本州最北東端の地、尻屋崎へ

大間崎からさらに、本州最北東端である尻屋崎へ向かう。道すがらにあったのは、下風呂温泉郷。今回は立ち寄れなかったものの、文豪・井上靖が小説『海峡』で「ああ、湯が滲みて来る。」と書き表した硫黄泉の名湯に、いつかゆっくり入ってみたい。

尻屋崎へ向かうZR-V

下風呂温泉郷の目の前に広がる津軽海峡を横目に進む

尻屋崎の方向を示す標識

最終目的地、尻屋崎へ!

大間の反対側にある尻屋崎は、高さ32.82m、レンガ造りの灯台としては日本一の高さを誇る尻屋埼灯台と、厳寒にも耐えるという「寒立馬」が一緒に見られるスポットだ。

尻屋埼灯台に向かうには、ゲートを通る必要がある。尻屋崎ゲートに着いたのは16時45分。な、なんと……ちょうどゲートが閉まる時間だった。

尻屋崎ゲート

尻屋崎ゲート。クマ出没注意の看板も

寒立馬に手を振る栗本さん

ゲートから寒立馬が見えたので、「おーい」と声をかけてみるも馬たちは草を食むだけだった(ものがなしい)

尻屋崎ゲートを後にするZR-V

ゲートの開放時間は7時~16時45分(4月は8時~15時45分)。しっかり覚えておき、同じ轍を踏まないでほしい

尻屋崎の位置を示すカーナビの画面

ここまで来たぞ! という記念を残したかったので、カーナビで現在地を撮影しておいた。広域にすると先端に見える(豆知識)
<スポット詳細>
  • スポット名:尻屋崎
  • 住所:青森県下北郡東通村
  • 電話番号:0175-27-2111(東通村商工観光課)
  • 営業時間:7時〜16時45分(※4月は8時〜15時45分)
  • 休業日:冬期間(12月1日~3月31日)閉鎖
  • 料金:尻屋埼灯台 参観寄付金300円(中学生以上)※悪天候時はのぼれない場合あり。日々の参観状況は燈光会HP参照
  • 駐車場:有(約30台)
  • URL:https://www.tokokai.org/(燈光会)
  • URL:https://aomori-tourism.com/spot/detail_49.html(青森県公式観光サイトより)

ふたつの本州最北端まで辿り着いた(ということにしてほしい)ので、再び八戸へ戻る。往路は陸奥湾側を通ったので、復路は太平洋側を通ることに。国道338号を南へ走らせていると、“異世界”だった景色が少しずつ日常へ戻っていく……かと思いきや、寒暖差のせいで霧が発生していた。

霧が立ち込める夜の八戸大橋

幻想的な光景に包まれた八戸大橋(走行中、車内から助手席のフォトグラファーが撮影)

あれ、私ちゃんと日常に帰ってこられたんだっけ? もしかして、まだ異世界の中……?

青森には、“クルマでしか辿りつけない異世界”があった。

ZR-VのLEDテールゲートライト

八戸に到着した頃にはすっかり夜。テールゲート開閉に連動する純正アクセサリーのLEDテールゲートライトが手元を照らしてくれるので心強かった

 

SUVらしい力強さで、下北半島を駆け抜けてくれた相棒

菜の花畑を背景にしたZR-V

今回の旅の相棒:Honda ZR-V e:HEV X プレミアムクリスタルガーネット・メタリック

海岸線を走る道も、山あいのワインディングロードも、上質な乗り心地と安定した走行で駆け抜けてくれたのが、今回の旅の相棒ZR-V。

洗練されたデザインは自由の女神やガンダム、仏ヶ浦の奇岩群など、どんな風景の中にあっても引けを取らず、ロングドライブを彩ってくれた。

長距離ドライブの疲れを軽減し、移動そのものを楽しみに変えてくれた相棒よ。君は青森にとっても合うから、残っていってくれないか?

 

取材協力/青森県観光政策課
文/栗本 千尋
写真/蜂屋 雄士
編集/山尾 信一(TAC企画)