海鮮! 鍋! 海の幸を食べ尽くす「限界痛風旅」

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「急なんですが、海鮮食い倒れ旅をして、その様子を記事にしてくれませんか?」

2024年の年末、カエライフ編集部から急な依頼が飛び込んできました。いやいや、猫も走るほど忙しいこんな年末にそんな暇は……と思ったんですが、気付いたら親指が「ぜひ、よろしくお願いします!」と返事をしていました。

改めまして、こんにちは。ライターの少年Bです。うまいものが大好きです。よろしくお願いします。

ところでカエライフ編集部さん、いったいどうして急にそんな依頼を?

「冬といえば海鮮がおいしい時期じゃないですか。そこで、限界痛風旅と銘打って、Bさんたちにはプリン体をたくさん摂取してもらおうと思いまして」

なるほど。最近ちょっと健康に気を遣ってダイエットを始めていたんですが、そういうことなら仕方ありません。お仕事ですからね、しょうがないですね。

というわけで、ちょっとギルティな旅に出かけるとしましょう!

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少年B
旅と温泉とうまいものをこよなく愛するフリーライター。おいしいぶどうを求めて、岡山までクルマで駆けつけるなど、無駄な行動力には定評がある。
X: @raira21

目次

茨城へ向けて出発

このドライブに出かけたのは12月26日。まだ仕事納め前の木曜日なので、SNSを覗いてみると、会社員のフォロワーはまだ仕事をしているようでした。みんなが仕事納めに向けて一生懸命働いている日に食い倒れドライブだなんて、ちょっと罪悪感があります。

でも深夜に食べるハイカロリーめしとか、〆のラーメンとか、いわゆる「罪の味」っておいしいじゃないですか。そういう意味では絶好の日程かもしれません。うーん、さっそくギルティですね……!

一緒にドライブするミュージシャンの杉本清隆さん

さて、今日一緒にドライブするのは、ミュージシャンの杉本清隆さん。かつてBEMANIシリーズの制作に携わり、ORANGENOISE SHORTCUTというバンドで活動していた方です。現在も個人名義で音楽活動を続けており、音楽ゲームに楽曲提供をしたり、都内を中心にライブをするなど、各方面で活躍しています。

「茨城で海鮮食い倒れドライブをするんですが、よかったら一緒にどうですか?」と聞いたところ、「海鮮は何でも好きなのでぜひ~!」と、二つ返事で来てくれました。持つべきものは友達です。

Hondaフリードを運転する少年Bさん

今回もホンダアクセスさんからクルマを借りてお出かけです

さて、最初に向かうのは茨城県の最北端に位置する北茨城市。松戸市にある我が家から一気に北上し、うまいものを食いながら戻ってこようという作戦です。

北茨城市には茨城県随一のまき網漁港として、年間数万トンの漁獲量を誇る大津港があります。大津港はしらす漁が有名ですが、冬ならではの絶品グルメもあるそうです。楽しみですね!

ドライブのお供は学園祭学園の「ユートピアをさがして」

車内BGMには学園祭学園の「ユートピアをさがして」という曲を流していました

北茨城市にあるユートピアを目指して、クルマを走らせること2時間ちょっと。インターを降りると、目の前には大きく広がる海が見えてきました。

北茨城市の海が見える道を車で走る

太平洋が目の前にどーん!

ここまで来れば目的地は目前。大津港に併設されている大津漁協直営市場食堂に向かいますよ! 「大津漁協直営」「市場食堂」……。もう字面からしてうまそうですよね。そうに決まってる。

大津漁港にある市場食堂に到着

「市場食堂」の文字が誇らしげ

大津港で「どぶ汁」を堪能

さぁ、さっそく食堂に入ってみましょう。大津港・冬の名物とはいったい何でしょうか。

大津漁協直営市場食堂のどぶ汁

現れたのは「どぶ汁」。

ど、どぶ……!? と思いましたが、これはあんこう鍋の一種。あんこう鍋といえば味噌味や醤油味のものが多いそうですが、こちらは生のあん肝を鍋に入れ、炒めながらスープを作っていくのが特徴なんだとか。

あん肝が溶けだしたスープが赤茶色に濁り、どぶのように見えることからこの名前が付いたそうです(所説あります)。なるほど、名前でちょっと身構えてしまいましたが、こんなどぶなら大歓迎ですね!

あん肝はプリン体を多く含む食べものですが、鍋ならまぁ問題ないでしょう!

どぶ汁をお店の方が作っているところを眺める少年Bさんと杉本清隆さん

本来、どぶ汁の具材はスープに沈んでいるのですが、「ちょっと見た目が映えねっから~」と、お店の方が特別にあんこうの肉を後から乗せてくださいました。取れ高にも気を遣っていただけるの、ありがたすぎる。

完成したどぶ汁の蓋を開けて歓喜する少年Bさんと杉本清隆さん

ひと煮立ちして、あんこうの身に火が通ったらいよいよ完成です! あまりにもおいしそうな香りに、二人ともつい顔がほころんでしまいました。

完成したどぶ汁をおたまですくう少年Bさん

赤茶色のスープにネギの緑が映えますね

完成したどぶ汁をよそる杉本清隆さん

杉本さんはあんこうの身をたっぷりと

それではさっそくいただきましょう。どぶ汁のお味はいかに。

どぶ汁のおいしさに感動する少年Bさんと杉本清隆さん

この顔で伝わりますでしょうか

うま~い!!!

あんこうは脂が乗っていて、プリプリとした食感。それでいてクセがなく、いくらでも食べられそう! あん肝が溶け込んだスープは濃厚で、うまみがたっぷりです。

「これ超うまくないですか!?」
「最高だね~!」

小学生並みの感想を言い合いながら、お箸はどんどん進んでいきます。

どぶ汁のしずる写真

どぶ汁のサービスショットです。アップでどうぞ

正直に白状すると、わたしはあん肝があまり得意じゃないんですよ。下戸なので、いわゆる珍味とはあまり縁がなかったこともありますが……。でも、これは本当にうまいと思いました。

どぶ汁の汁まで完食する少年Bさん

いやまさかね、残ったスープをひとりじめするだなんて、自分でも思っていなかったわけです。ギルティ……でも、罪の味っておいしいもんね。仕方ないね……。

それにしても、あん肝が苦手なわたしがこんなにおいしくいただけてしまうだなんて、どぶ汁恐るべし。この時期しか食べられない北茨城の名物、ぜひとも挑戦してみてください!

大津漁協直営市場食堂のあんこう料理メニュー

どぶ汁を食べたいなら、予約していったほうがよさそうですよ

大津港をぶらぶら散策しよう

大津港の資料館の壁にあったイラストの前で記念撮影

おじさんとあんこうのキャラクターが印象的

大津漁港には他にもまだまだ色んな施設があります。せっかくなので覗いてみましょう。

大津漁港直売所に入る少年Bさん

こちらは直売所。年末の平日なので比較的空いていましたが、なかなかおもしろそうなものが並んでいました。

大津漁港直売所の中はこんな感じ

直売所の中はちょっとした市場のようになっています。

大津漁港直売所の中で売られていたどんこう

とくに干物が豊富で、こちらは「どんこう」と書かれた魚が。300円ですって!

大津漁港直売所に売られていた魚の丸干しを眺める少年Bさん

こちらはアジやほうぼうの丸干し。1串で300~400円とお買い得です。干物好きにはたまらないかも!

北茨城市漁業歴史資料館の看板

・(中黒)が船の舵輪になっているのがおしゃれ

北茨城市漁業歴史資料館「よう・そろー」も併設されています。今回は時間の都合で立ち寄りませんでしたが、大津御船祭りで使用される「祭事船」が展示されているそうです。この祭事船、5年に一度の本祭りでは実際に使われているんですって。

漁具の展示やあんこうコーナーも充実しているみたいなので、次回はぜひ合わせて見学したいな~!

大津港でHondaフリードとパシャリ

そうそう、このあたりで今回の旅のお供となるクルマの紹介をさせてください。日本カー・オブ・ザ・イヤー2024-2025を獲得した、ホンダのフリードです。今回はCORSSTARをお借りしました。

HondaフリードクロスターにはUSBポートが2つ

運転しながらスマホの充電もできます。しかも2人分

大型ながら運転しやすく、加速もスムーズ。スマホの充電に使えるコネクタもなんと2つ装備。

今回はミュージシャンの杉本さんとのドライブということで、車内では常にお互いの好きな音楽をかけながら走っていたんですが、充電を気にせずドライブができたのでよかったです。

HondaフリードについていたHonda Dogのエンブレムを指差す少年Bさん

今回お借りしたのは純正アクセサリー装着車ということで、「Honda Dog」のエンブレムもついていました。反対側には肉球のエンブレムもありましたよ。

Hondaフリードの車内後部の天井に設置された収納棚

トランクもカスタム済みとのことで、上や脇にも収納が十分あります。

Hondaフリードのラゲッジスペースは広々

トランクの下もこの通り。我々のバッグを置いてもまだ余裕がありそうです。カスタムってあんまり興味がなかったんだけど、こうしてみるとおもしろいな……。

大津港をバックにフリードと一緒に記念撮影

<スポット詳細>

名称:大津漁協直営市場食堂
住所:〒319-1713 茨城県北茨城市関南町仁井田789-3
電話番号:0293-30-2345
営業時間:午前11時から午後2時30分まで
定休日:水曜日
駐車場:大型バス20台 普通車100台 自動二輪200台
公式サイト:https://ootsuichisyoku.main.jp/

道の駅 日立おさかなセンターで浜焼きをしよう!

ドライブでは共通の趣味の話が盛り上がる

車内では音楽談議に花が咲いていました。この時の話題は「フリッパーズ・ギターの1stアルバムについて」

さて、大津港を出た我々は南へ向かいます。目指すは「道の駅 日立おさかなセンター」。カエライフ編集部からは「ここのグルメはスゴいですよ!」と聞いています。具体的なことはまったくわかりませんが、とにかく楽しみです。

道の駅 日立おさかなセンターに到着した少年Bさん

「おさかなセンター」って名前がいいですよね

運転すること約1時間。道の駅 日立おさかなセンターに到着です!

道の駅 日立おさかなセンターの建物まで歩く少年Bさんと杉本さん

いま気付きましたが、杉本さんは魚をモチーフにしたトレーナーを着ていました

さっきどぶ汁をいただいたばかりですが、むしろお腹はさらに空いています。今ならいくらでも食べられるぜ!

道の駅 日立おさかなセンターのみなと町横丁商店街の入り口で記念撮影

ということで、道の駅 日立おさかなセンターの中にある「みなと町横丁商店街(あかつ水産)」にやってきました。ここに絶品グルメがあるんですね。なになに……?

道の駅 日立おさかなセンターの新名物 味勝手丼と浜焼きの看板

味勝手丼と海鮮浜焼き???

いやいや、こんなん字面だけで絶対うまいやつじゃん……! これは期待が持てますね。まずは浜焼きコーナーに行ってみましょう。

浜焼きご利用の流れの看板

最初にご利用の流れをチェック

まずは受付をして、席を確保してから鮮魚コーナーに向かいます。

浜焼きの利用料金の看板

利用プランは70分コースと90分コースの2種類。今回は70分コースにしました。延長はできないので、自分たちの食べる量とスピードを計算に入れておきましょう。

浜焼きのコーナー

鮮魚コーナーにはおいしそうな海鮮が勢ぞろい。何にしようか迷いますね……。

北海道産大玉ほっき貝600円

杉本さんは大きなホッキに狙いを定めました。

ホタテにサザエ、蟹味噌を取る杉本清隆さん

続いてサザエ、ホタテ、さらにはカニ味噌と、浜焼きの王道メニューをどんどん取っていきます。

浜焼きコーナーで何を取るか迷っている少年Bさん

わたしは銀ジャケとほたてグラタンをいただきました。浜焼きにしては若干変化球ですが、こういうのもいいものですよ

海鮮浜焼きセット3000円

盛り合わせになっている浜焼きセットも

ちなみに、家族やグループには「浜焼きセット」がよさそうでした。お店の方にうかがったところ、こちらの売店は浜焼きだけでなくお土産コーナーも兼ねているので、遅い時間になると品切れになってしまうそう。早めの時間に来ることをおすすめします。

味勝手丼を作って食べよう!

味勝手丼コーナーには何があるのか興味津々の少年Bさんと杉本清隆さん

もちろん味勝手丼コーナーも充実

続いては味勝手丼コーナーに行きましょう。こちらもたくさん具材があって目移りしちゃうな……!

あかつ名物 味勝手丼 なんでも好きな物を!

海鮮はもちろん、生卵やめかぶなど、相性のいい具材もたくさん。

味勝手丼のコーナーには茨城の特産品 納豆も

なんと納豆までありました! 茨城県らしいラインナップです。

味勝手丼コーナーで大量に食材を取る杉本清隆さん

「見て、あん肝があるよ~!」と杉本さん。さっきどぶ汁を食べたばかりなのに、ここで追いあん肝とは。だいぶわんぱくですねぇ。これは負けちゃいられないな。

少年Bさんはネギトロやいくらを中心に

わたしのラインナップです。ネギトロを中心に、納豆や大葉、いくらをチョイス。健康のためにプリン体を少なめに……と思ったら、じつは納豆は意外とプリン体含有量が多く、枝豆の2倍以上。なんと、杉本さんが選んだホタテよりもギルティな食べものらしいです。知らなかった!

味勝手丼コーナーで購入した食材とともに記念撮影

写真を振り返ってみると、2人とも本当に幸せそうな顔をしているなぁと思いました

でも……おいしいから仕方ないですよね。お仕事だし。ねっ!

レジ前に置いてあったご飯の種類の看板

ご飯は種類と量が選べます

ご飯は選べる3サイズ。わたしは迷わず大盛にしましたが、読者のみなさんは無理のない量にしてくださいね。

席について浜焼きを始める少年Bさんと杉本清隆さん

さぁ、料理が揃ったところでさっそく焼いていきますか。先に焼き始めることで、味勝手丼を食べている間に浜焼きができあがるという、我ながら完璧な計画です。隙を生じぬ二段構え。

カニ味噌にバターをのせていただく杉本清隆さん

杉本さんはカニ味噌に、追加購入したバターを乗せて焼き始めました。いやぁ、これはギルティですね……! さて、焼いてるあいだに味勝手丼を盛り付けちゃいましょう。

完成した味勝手丼

これがおれたちの味勝手丼だ!

味勝手丼は自分たちで盛り付けていく楽しさもあっていいですね。左がわたしの、右が杉本さんの味勝手丼です。ご飯の量が違うので、よく見るとわたしの丼のほうがひと回り大きいですね。

ちなみに、魚卵はプリン体が多そうなイメージがありますが、じつはいくらはプリン体が極めて少ない食品。ノーギルティです。まぁ、その分あん肝と牡蠣が死ぬほどギルティなんですが……。ちなみに、しらすも通常そんなに量を食べないので問題ありませんが、100gで量るとあん肝よりもプリン体含有量が多いそうです。マジか!!!

とはいえ、そんなことを考えてたら何も食えなくなっちゃいますからね。今日は気にせずいただいちゃいましょう!

杉本清隆さんの味勝手丼のしずる

サービスショットを載せておきますね

ちょっと乗せ切れなかった具材もありましたが、それもまぁご愛敬ということで。

完成した味勝手丼を手に持って記念撮影

お店で売っているような、見た目にもきれいな丼ができたので記念撮影です。さぁ食べるぞ~!!!

味勝手丼をいただく少年Bさん 顔がニヤニヤ

思わず笑ってしまうおいしさ

うんめぇぇぇぇぇぇ~!!!

味勝手丼を食べて美味しそうな顔をする杉本清隆さん

うまさを噛みしめているこの顔

「いやー、これはうまいね」と杉本さん。偶然にも「静と動」みたいな写真が撮れてて笑いました。

浜焼きの網の上にはいい感じに焼き上がった食材が

さて、そうこうしているうちに浜焼きも焼きあがってきましたよ。

焼き上がったサザエを食べようとする杉本清隆さん

サザエはぷりっぷり。たまりませんね。

少年Bさんは焼き上がったホタテを

湯気が立ち上るほど、熱々に熱されたホタテ。

牡蠣を頬張る杉本清隆さん

けっこうな量でしたが、気付いたらあっという間に完食してしまいました。我々のユートピアは茨城にあったんですね。

痛風? 気にしたら負けです……。

<スポット詳細>

名称:あかつ水産(みなと町横丁商店街(第3センター))
住所:〒319-1223 茨城県日立市みなと町5779-24
電話番号:0294-54-1008
営業時間:冬季(1月〜3月)午前9時から午後5時まで(浜焼き最終受付午後4時)
     通常期 午前9時から午後6時まで(浜焼き最終受付午後5時)
定休日:水曜日
駐車場:普通車85台 大型車5台

限界痛風旅を満喫

せっかくなので、道の駅 日立おさかなセンターの魅力をもうちょっとだけご紹介しちゃいましょう。

道の駅内にある日立海鮮市場に立ち寄る少年Bさん

日立海鮮市場(井戸道丸漁業)では新鮮な海産物がたくさん並んでいます。見てるだけでも楽しい!

「おさかな下処理します」の看板の下にさまざまな魚が並んでいる

お魚の下処理もしてくれるので、家で魚をさばいたことがないという人も安心ですね。

マグロの解体ショー

また、運がいいとマグロの解体を見ることもできます。

2人がかりでマグロを解体しているところを見学している少年Bさん

2人がかりで解体していきます

この距離でマグロの解体を見れること、なかなかないような気がします。すごい迫力!!!

市場にはサメも並ぶ

この日はなんとサメが仕入れてありました。思いもよらない掘り出し物と出会えるかもしれません。

道の駅 日立おさかなセンターにはたくさんのお店が

お寿司や天丼、ラーメンもあるので、海鮮が好きな方も苦手な方もぜひ寄ってみてください

<スポット詳細>

名称:道の駅 日立おさかなセンター
住所:〒319-1223 茨城県日立市みなと町5779-24
電話番号:0294-54-0833
営業時間:冬季(1月〜3月)午前9時から午後5時まで
     通常期 午前9時から午後6時まで
定休日:1月1日(各店舗により定休日、営業時間が異なります)
駐車場:普通車85台 大型車5台
公式サイト:https://hitachi-osakana-center.com/

夕暮れ時の大洗の海岸沿いを歩く少年Bさんと杉本清隆さん

さて、公園で休憩をしつつ、さらに南下して大洗町を目指します。気付けばだんだん日も暮れてきました。

運転手は杉本清隆さん

杉本さんが「ちょっと俺も運転したいな~」と言うので、ここからは運転手交代。いつもは一人旅が多いのでずっと運転席なんですが、たまには助手席もいいもんですね。

夕焼けがいい感じの大洗町

ふと横を見ると、最高の景色が広がっていました。さて、最後の目的地に急ぎましょう!

めんたいパーク大洗は明太子好きの聖地だった

目的地のめんたいパークの看板が

目的地が見えてきました

最後の目的地はこちら。辛子明太子で有名な「かねふく」が運営する、全国初の明太子テーマパーク・めんたいパーク大洗です!

めんたいパークの前で記念撮影する2人

めんたいパークは全国に6ヶ所あるんですが、一番最初にできたのがここ大洗なんですって。

入り口にあったマスコットキャラクターのタラコン博士と氷川きよしさん、その手にはタラピヨ

なんとめんたいパークにはマスコットキャラクターもいて、左が「タラコン博士」。氷川きよしさんが手に持っているのが「タラピヨ」というそうです。

めんたいパークの建屋の上には巨大なタラピヨが

そういえば建物の上にも超巨大なタラピヨがいましたね……。

めんたいパークのお土産コーナー

めんたいパークでは、工場直売のできたての明太子が買えちゃうんです! 試食もできてサイコー!

でも、それだけじゃないんです。今回は限界痛風旅。ということは……?

めんたいパークのフードコーナー

そう、フードコーナーも併設されているんです!

めんたいパークのフードコートのメニュー看板

メニューはぜーんぶ明太子!!! 主食はもちろん、軽食やデザートまで明太子という徹底っぷりです。すげぇな!

めんたいパークのめんたい丼とおにぎり

明太子がこれでもか! というぐらい乗った、鬼盛り!めんたい丼。930円とは思えないほどのボリュームです。これはなかなかギルティなのでは……!

あと細かいことですが、海苔の形がタラピヨなのがちょっといいですね。かわいい。

めんたいパークのめんたい丼は明太子がたっぷり

明らかにご飯より明太子のほうが多い

明太子好きだという杉本さんが、鬼盛り!めんたい丼に手を伸ばしました。

めんたいパークのめんたい丼を頬張る杉本清隆さん

そばから見てもわかる幸せ度合い。わたしはジャンボおにぎりをいただきましょう。

めんたいパークのフードコートで記念撮影

このおにぎりはかなり大きいので、小顔効果があるんじゃないでしょうか。

めんたいパークのおにぎりは大きいし具がいっぱい詰まってる

しかもこれ、見てくださいよ。端の端まで、これでもか! というくらい、ぎっしり具が詰まっています。全世界のお店はこの気前のよさを見習ってほしい。

めんたい丼に付属の海苔と旨ダレをかけていただきます

鬼盛り!めんたい丼は付属の刻み海苔と旨たれで味変ができます。杉本さんも「味が一気に変わった!」とびっくり。その味はぜひ、ご自身の舌で確かめてみてください!

めんたいパークのフードコートの目の前は絶景

撮影の都合上、窓際の2人席を確保したんですが……。夕焼けのせいか、おじさん2人にも関わらず、なんというか謎にロマンチックな雰囲気が出てしまいました。

ちなみに、入口でUFOキャッチャーにいそしむ若いカップルの姿もあったので、明太子好きさんたちのデートコースとしても普通にアリだと思いますよ!

追加でつぶつぶめんたいソフトクリームを購入した杉本清隆さん

ちなみに、杉本さんは食後にちゃっかりつぶつぶめんたいソフトクリームを購入。この身体のどこにそんな量が入るんでしょうか……! 「明太子なのに甘くて不思議な味~!」とご満悦でした。

めんたいパーク大洗を楽しみ尽くせ!

めんたいパーク大洗には、まだまだ楽しい施設がいっぱいあります。

めんたいパーク内の工場見学ギャラリー入口

見学ギャラリーがありました

こちらは見学ギャラリー。奥では工場見学ができるそうです。

めんたいパークの工場見学ギャラリーを楽しむ2人

ボタンを押したり、扉をめくると明太子情報が現れる仕掛け。子どもが喜びそうです。

見学ギャラリーには子供が楽しめるアイテムがたくさん

暗い通路を抜けると、突如現れるタラピヨキッズランド。大きなすべり台もあって、子どものころのわたしなら、永遠に遊び続けていそうです。

工場見学の大きな窓から工場を眺める2人

大きな窓ガラスからは、明太子を作っている様子を見ることができます。時間が遅かったので、みなさんは片付けを終えて工場の掃除をしているところでした。今日も1日お疲れさまです。

しってる?めんたい豆知識コーナー

他にも、めんたい豆知識のコーナーがあったり……

めんたいパーク大洗のフォトスポットで記念撮影

パッケージ風の写真が撮れるフォトスポットがあったり……

めんたい神経衰弱を楽しむ杉本清隆さん

めんたい神経衰弱なるゲームがあったりしました。

出口付近には折り紙などのお土産コーナーも

迷路や折り紙など、お土産も豊富なのもうれしい。大人も子どもも楽しめそうです。

めんたいパークの入口にあったパネルで記念撮影

あと、タラコン博士が意外と大きくてびっくりしました。帽子まで身長に入れるのはズルくない?

めんたいパークのお土産コーナーで買い物を楽しむ2人

お土産コーナーも充実。

めんたいパークのお土産「明太クランチチョコレート」を手に持つ少年Bさん

明太子はあまり得意じゃないんだよな……という人には、明太クランチチョコレートや、めんたいクッキーといったお菓子もあります。明太子の可能性は無限大! わたしはめんたいパーク限定の明太子せんべいを買って帰りました。

大洗港が望めるロケーション 夕焼けと大型フェリーが美しい

外に出ると、もう夜になろうかというところでした。

めんたいパークのイルミネーションがすごい

めんたいパークもいつの間にか夜仕様です。イルミネーションがすごい

Hondaフリードのラゲッジスペースにお土産を置く少年Bさん

自分と杉本さんのお土産を積んで、帰路に着くとしましょう。

Hondaフリードのヘッドライト

<スポット詳細>

名称:かねふくめんたいパーク大洗
住所:〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8255-3
電話番号:029-219-4101
営業時間:平日 午前9時から午後5時まで
     土日祝 午前9時から午後6時まで
・フードコート
  平日 午前9時30分から午後4時30分まで
  土日祝 午前9時30分から午後5時まで
・工場稼働時間
  午前9時から午後4時30分まで
  ※日曜、祝日は稼働していないことがございます
定休日:年中無休
駐車場:普通自動車120台 大型バス12台
公式サイト:https://mentai-park.com/ooarai/

と、いうことで痛風の恐怖をちょっと近くに感じながらも、おいしい海鮮を浴びるようにいただいてしまいました。

でも、時にはこんな旅もOKですよね。生活習慣病対策は日頃の食生活や運動習慣が大事! 気を付けながらも、たまには羽目を外して楽しんじゃいましょう

えーっと、それはそれとしてカエライフさん、次の取材はいつにします? また次回もうまいものを食べまくる企画がいいんですけど……ごにょごにょ。

今回の記事で使用したクルマ

FREED e:HEV CROSSTAR Active-Tough Style

FREED e:HEV CROSSTAR Active-Tough Style
ボディーカラー:デザートベージュ・パール
純正アクセサリー装着車

 

文/少年B
写真/KEI KATO(ヒャクマンボルト)