アウトドアの達人・小雀陣二さんと西湖でキャンプ×MTB!【番外編】

西湖でマウンテンバイクツアー

アウトドアコーディネーターの小雀陣二(こすずめ じゅんじ)さんご協力のもと、季節にあわせたキャンプの楽しみ方を紹介する合宿企画。

前編に続き、マウンテンバイク(MTB)×贅沢キャンプのこぼれ話を番外編としてお届けします。

 

f:id:hondaaccess:20190530172713j:plain

小雀陣二(こすずめ じゅんじ)

“チュンチュン”の愛称で親しまれ、アウトドアコーディーネーターとして数多くの雑誌、メディア、イベントで活躍中。イベントなどでアウトドアの楽しさを発信するとともに、『ダッチオーブン極楽クッキング』、『山グルメ』、『3ステップで簡単!ご馳走 山料理』など著書も多数。

富士の麓はマウンテンバイク天国です!

今回の目的地は、都心からのアクセスが便利な山梨県・西湖。

東名高速や中央道のICから近い山中湖、河口湖と比べると観光客の姿は少なく、静かにキャンプやアクティビティを楽しみたい人にオススメのエリアです。

そこで、小雀さんが選んだアクティビティはMTB。富士山の麓に位置するこのエリアは、樹海や小さな山々のあいだに、蜘蛛の巣のようにたくさんのトレイルが張りめぐらされているMTB天国なのです!

森の中をのんびりMTBをこぐことはもちろん、山頂からトレイルを一気に下ったり、観光名所をめぐることもできます。ルート選びが難しいところですが、そこは地元を知りつくしたガイドさんに一任することにして、現地に向かうことにしましょう。

 

西湖周辺をトレイルする様子

西湖周辺には、レベルに合わせて選べるトレイルが豊富に点在しています。

 

今回レンタルしたMTB

フロントやリアにサスペンションがあり、太いタイヤを履いていることがMTBの特徴。

初めてなら、道具はすべてレンタルでOK

MTBを楽しむには、自転車以外に必要な道具はさほど多くありません。

ケガを防止するためのヘルメットとグローブ、あとは水分補給用の水筒、急な天候の変化に対応できるレインウェア、それらを携行するための小さなバックパックがあればOK。服装は動きやすいものであれば、専用のウェアでなくても大丈夫です。自転車を含め、必要な道具はすべてレンタルでまかなうこともできます。

「ひと口に“MTB”といっても、値段もスタイルもさまざまです。まずは、レンタルで体験していただいてから、自分の好みに合わせて道具をそろえていくのがいいのではないでしょうか」とは、今回ガイドを務める「アロハバイク トリップ」高柳さんの弁。

「僕も最近、久しぶりにフレームから自転車を組んだんです。このフレームはカナダのものでね、これに合わせてタイヤはこの太さにして、ギアはこれにして…」と夢中で説明する小雀さんを見ると、MTBは道具をそろえるところから、男子心をグラグラ揺さぶる遊びなのだということがよくわかります。プラモデルを作ったり、車をカスタムしたりするのと同じような感覚なのでしょう。  

ひとつだけ覚えておくべきルールは、常に歩行者が優先ということ。トレイルで登山者とすれ違うときは、バイクを降りて安全を確保し、「こんにちは!」と元気よく挨拶しましょう。

 

愛車の準備をする小雀さん
愛車の準備をすすめる小雀さん。愛車の説明を始めると、もう愛があふれ出して止まりません。
ガイドの高柳さんからレクチャーを受ける様子
出発前にルートの説明と基本的な乗り方のレクチャーをするガイドの高柳さん。初めてでも安心です。
西湖周辺はツーリングに最適な道路環境だというイメージ
西湖周辺はツーリングにも人気のエリアなので、自転車環境が整えられていて、安全に楽しめます。
涼しい森の中をマウンテンバイクで走る様子
涼しい森の中、美しいトレイルが続きます。小雀さん、すっかり顔がゆるんでますよ!

 

話し込む新入部員の二人

仕事を忘れ、話し込む新入部員の2人。その内容は、くだらな過ぎてここでは書けません……。

 

いざ、トレイルへ出発!

道を登ったり、下りたりする様子

こんな感じの道を登ったり、下りたり。近年は、海外からのゲストにも人気なのだとか。

 

MTBは初体験だという新入部員の種平くん、深澤くんの2名も合流し、ツアーがスタート。未舗装の森の中のトレイルを軽く走りつつ、まずは肩慣らしです。

街で乗る自転車との違いに、慣れるまではつい余計な力が入ってしまうものなのですが、なんだか深澤くんは余裕の様子。わざと難しいルートを選んでみたり、岩をジャンプで乗り越えたりしています。

「僕、モトクロスのバイクに乗っているので、バランスをとったり、スピードを出したりする感覚は近いんですよ。MTBも楽しいな~」

「え、経験者ってこと? それは初耳だよ。じゃあ、初心者は僕だけってことじゃん!」と焦っていた種平くんも、徐々に慣れてきた様子。

こもれ日がさし込む森の中は適度に気温も低く、なんだか空気も濃く感じられます。心地いい汗とともに、日ごろの疲れやストレスがデトックスされていくようです。

「次は山頂に登ってみましょう。登り坂はちょっと大変ですが、一気に下る感覚は最高ですから、みなさんがんばってください!」

先頭を走るガイドの高柳さんの背中を追って、急な坂をじわじわと上がってきます。本格的なMTBさえあれば、凸凹の悪路も軽々乗り越えられるし、ギアを軽くすれば急坂だってなんのその。車と一緒で、最大限に楽しむためには目的に合った道具選びが大切なんですね。

 

手作りスイーツでパワーを補給する様子
手作りスイーツでパワーを補給。夏場はとくにこまめな水分と栄養補給をお忘れなく。
MTB初体験の種平くん
ツアーの後半になると、MTB初体験の種平くんもカメラ目線で余裕の表情に。
樹海の中に点在する洞穴
コース取り次第では、樹海の中に点在する洞穴に立ち寄ることもできます。夏でも気温はひと桁!
深澤くんのメガネが曇る様子
洞穴の中と外の気温差が大きかったので、深澤くんのメガネがみごとに曇っちゃいました。

 

展望台からの眺望

展望台からの眺めは、がんばった人へのごほうび。10月下旬〜11月半ばは紅葉もすばらしいそう。

 

「道具をそろえる」ことも楽しみのひとつ

たどり着いた展望台で、一旦のんびりと休憩タイムをとることにしました。

富士山を背に、高柳さんの奥さん手作りの絶品スイーツをいただきます。これ、うまい! とくに夏場は、水分補給とカロリー補給が必須なので、もぐもぐタイムをとることも大切です。

休憩後は、ここから眼下に見えるキャンプ場まで、トレイルを一気に下っていきます。さすがのバイクコントロールを見せる深澤くん。種平くんも徐々にスピードを上げていきます。この風をきるスピード感と緊張感も、MTBの魅力のひとつです。

「いやっほー!」

マイペースで楽しむ2人の脇を猛スピードで駆け抜けていくおじさん(小雀さん)が、いちばん楽しんでいるご様子。はしゃぎ過ぎて、自転車をパンクさせるというオチまでつけていただきました。大の大人がこんなに夢中になれることこそ、やっぱりアウトドアのいいところですね。

夜には、男3人で焚き火を囲みながら、アウトドア談義に花が咲きます。

「いやー、モトクロスバイクとは、また違った楽しみがありました。僕もマウンテンバイク1台買っちゃおうかな。キャンプ道具もそろえたいし、迷いますね」

「マウンテンバイクもキャンプも、アウトドアの遊びは道具をいろいろ選ぶ時間もすごく楽しいよね。僕も今年、自転車買うときは相当悩んだけど、あの迷っている時間は幸せだったなあ。深澤くんなら、マウンテンバイクもすぐに上達すると思うよ。種平くんは……まあ、若くて体力あるよね」

「ちょっと、小雀さん! もう少しほかに僕もほめるところあるでしょ!」

新たな顔ぶれが加わり、男臭さの増したメンバーたち。さて次はどこでなにをして遊ぼうか。みなさん、今後の活動をお楽しみに。

 

ゴールのキャンプ場に到着

ゴールのキャンプ場に到着。西湖では、季節に合わせてカヤックやSUP、釣りも楽しめます。

 

キャンプで楽しんだ肉料理

前編ではおいしそうな肉料理を紹介しましたが、実はシーフードもバッチリいただきました。

 

朝ごはんのいい香りに、起き出してきた種平くん

朝ごはんのいい香りに、起き出してきた種平くん。いい夢、見られたかな?

 

夕飯に引き続き、朝食も豪華

夕飯に引き続き、朝食も豪華! こんな贅沢なキャンプなら、毎日でもしたいですね。

 

深澤くんの感想コメント

種平くん

正直なところ、軽いオートキャンプくらいの経験があったので、そんなに目新しいことはないだろうと思っていました。が、甘かった。小雀師匠のキャンプスキルを目の当たりにして、自分のオートキャンプのお粗末さ加減に気づかされました(僕のはタープの下でBBQして車の中で寝るくらい)。キャンプとはなんぞや……? まだまだ奥が深そうです。

 

種平くんの感想コメント

深澤くん

ロケでしたが、本気で楽しんだ1泊2日。小雀先輩の料理が好きすぎて、思い出すだけでおなかが減ってきます。「キャンプ飯」もっと教えてください! 料理の基本から学ばなくてはいけませんが……。

 

アロハバイク トリップのガイド高柳さん
【shop data】今回、お世話になったのは…
アロハバイクトリップ
富士山周辺でのMTBトリップを計画するなら、まずはこちらにご相談を。隅々のトレイルまで把握しているガイドの高柳さんが、さまざまなレベルに合わせてツアーをアレンジしてくれます。自転車からヘルメットなどの小物にいたるまで、必要な道具はすべてレンタル可能。手ぶらでMTBの魅力を体験することができます。

 

取材・撮影協力:山梨県「キャンプビレッジ・ノーム

 

*この記事は、2018年8月30日、Circle hに掲載したものです。Circle hは、ホンダアクセスが運営するショッピングモールです。

夏合宿前編