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クルマのお祓い徹底ガイド!東京・明治神宮で交通安全祈願を受けてきました

車祓い、クルマの交通安全祈願のアイキャッチ

車祓い、クルマのお祓い、自動車の交通安全祈願について、時間、料金(金額)、初穂料(祈祷料)の渡し方、のし袋の書き方、服装などの疑問にお応えします!

新車を手に入れたなら、無事故・無違反で楽しいカーライフを過ごしたいものですね。最近のクルマは安全装備も充実していますが、より一層安心してカーライフを楽しむために車祓い(くるまばらい)、神社でクルマの交通安全祈願を受けてみてはいかがでしょうか。

神様に祈願する儀式を通じて、ドライバーがいま一度、心を引き締めて安全運転への意識を高めることにつながります。ただ、頻繁におこなうことではないため、「予約は必要? 」「料金はいくらかかるの? 」「方法やマナーは?」などわからないことも。

そこで今回、カエライフ編集部が実際に、おすすめの神社・明治神宮(東京都)で交通安全祈願を受けて、神職の方から正しいマナーをお聞きしてきました!

特別な許可を得て撮影しています

 

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目次

 

そもそも「車祓い」とは?

明治神宮の車祓所

大きな神社に出かけた際に、しめ縄で囲われた場所や屋根付きの建物に「車祓所」と書かれた光景を目にしたことがある人もいると思います。

そもそも「車祓い(くるまばらい)」とは、神社でクルマとドライバーが穢(けが)れをお祓いして交通安全を祈願する儀式のこと。神様にお祈りして安全運転を誓うことで事故を防ぎ、気持ちを引き締めて交通安全への意識をいっそう高めます。

クルマが普及してからはじまった儀式ではありますが、その原点を遡れば航海や旅行の安全を祈ること。交通安全の神様が全国各地の神社で祀られていることからもわかる通り、旅行や交通の安全を祈願して神前でお祓いを受けることは古くからおこなわれてきた風習です。

 

神社と寺院では、内容はどう違う?

明治神宮の鳥居

神社の場合は、その神社の御祭神である神様の前でお祓いを受けます。

また寺院の場合は、ご本尊の仏様に祈願します。たとえば交通安全祈願で有名な寺院の川崎大師ですと、御本尊の不動明王に祈ることで煩悩と迷いを断ち切って交通安全につながるとされます。

お納めする謝礼も神社の場合は初穂料(はつほりょう)、仏教の場合は祈祷料(きとうりょう)と呼ぶなどの違いもありますが、大事なのは神様や仏様の前でお祈りするという心持ちです。

どこの神社・お寺で車祓いを受けるべきか迷っているときは、地元の神社やお寺が交通安全祈願を受け付けているか聞いてみたり、ドライブや旅行を兼ねて、交通安全祈願で有名な神社や寺院に参拝するのもいいのではないでしょうか。

 

実際に明治神宮で交通安全のご祈祷を受けてみた!

明治神宮の本殿

明治神宮の本殿

 

明治神宮とは

明治神宮の神楽殿

明治神宮の神楽殿

というわけで今回は、実際に交通安全祈願を受けてみました。取材にご協力いただいたのは東京都渋谷区にある明治神宮です。初詣では例年日本一の参拝者数であり、神社のなかでもとりわけ全国的に有名で親しまれる存在。

明治神宮は、1920(大正9)年に創建され、明治天皇と昭憲皇太后をご祭神とする由緒ある勅祭社(祭祀の際に天皇から勅使が派遣される神社)であり、原宿から代々木にかけて約22万坪にも及ぶ広大な神域を有することから、都会のオアシス、憩いの場としても親しまれています。

明治天皇と昭憲皇太后が仲睦まじくいらっしゃったことから、夫婦円満や縁結び、家内安全にご利益があるとされます。そのため神前結婚式も人気で、初宮詣や七五三詣、厄除けのご祈願で訪れる参拝者で一年中賑わっています。

 

最大の見どころは「永遠の杜」

明治神宮の北参道

北参道

そして明治神宮といえば、まさに都会のオアシス、東京都渋谷区にあるとは思えない緑の豊かさが魅力であり、都民のお散歩スポットとしても愛されています。

もともとこの場所は、肥後藩主・加藤家の別邸、彦根藩主・井伊家の下屋敷を経て、南豊島御料地(皇室の所有地)となった場所であり、御料地の周辺には畑や荒地が広がっていたそう。

1915年(大正4年)から造営工事がはじまり、全国から約10万本の木が奉献され、のべ約11万人の奉仕作業による植林によって明治神宮の杜が誕生しました。

 

明治神宮の北参道

北参道

「永遠の杜」をめざしてつくられた明治神宮の杜は、今年で101年目になる人工林。関東ローム層の土壌に合わせて常緑広葉樹を主体に構成されており、林学者・造園家の本多静六氏が中心となって、仁徳天皇陵の植生を参考に計画されました。150年を経過したとき極相林(生態系が安定した森のこと)になるように計算されています。

明治神宮では参道を頻繁に清掃していますが、その落ち葉ひとつ外に出したり燃やしたりすることなく杜に返すことで、落ち葉や枯れた神木が土壌に還り、やがて種が芽吹くことで自然のままに植物相が遷移するように配慮されています。

 

明治神宮の森

その結果、当初の計画では150年を経たときに仁徳天皇陵のような「永遠に変わらない極限の林叢」になるとされていましたが、100年目を記念して調査をおこなったところ、234種約3万6000本の樹木と新種や絶滅危惧種を含む約3000種の生物が報告され、当初の計画よりも早く遷移が進んでいることや、都内では非常に希少な多様な生態系ができ上がっていることが明らかとなっています。

つまり何が言いたいかというと、明治神宮で車祓いを受けるとなれば、この貴重な杜の中に愛車と一緒に入ることができるのです!

 

車祓いの流れを写真とともに説明します

明治神宮の車祓所

明治神宮の車祓所

ではいよいよ実際に車祓いを受けてみましょう。

個人で車祓いを受ける場合は、予約の必要はありません午前9時〜午後4時20分であれば受け付けてくれます(ご注意:1月1日〜10日のみ、初詣の参拝者で混雑するため、車祓いの受け付けは休止しています)。ディーラーで新車を購入し、納車が終わって、そのままお祓いを受けにくる人も多いそうです。

 

明治神宮の北参道口

車祓いを受ける際は、代々木側に位置するこちらの北参道口から入ります。原宿駅に近い表参道口からではないのでご注意を。

明治神宮のWebサイトに、車でのアクセスについてくわしい地図がありますので、こちらをご参照ください。

 

明治神宮の北参道口に立っている警備員さん

北参道口の付近にクルマで近づくと、警備員さんがやってきますので、「車祓いを受けにきました」と伝えて、道順を教えてもらいましょう。

車祓いの際は、参拝者が進む北参道ではなく、神楽殿・車祓所へ向かう右側の舗装された道路に入っていきます。

 

北参道から車祓所へ向かう

明治神宮の北参道から車祓所へ向かう森の中の道を走るヴェゼル

今回お祓いを受けたクルマは、VEZEL Urban Style(ヴェゼル アーバンスタイル)。ボディカラーはプレミアムクリスタルレッド・メタリック。街乗りにもアウトドアにも活躍するSUVです。

VEZEL Urban Styleは、ホンダアクセスの純正アクセサリーの数々で新型ヴェゼルをカスタマイズした特別モデル。

 

明治神宮の北参道から車祓所へ向かう森の中の道を走るヴェゼル

境内の舗装路を20km/h以下の徐行運転で進んでいきます。センターラインはありませんが、対面通行できるよう、キープレフトを守るようにしましょう。

 

明治神宮の北参道から車祓所へ向かう森の中の道を走るヴェゼル

明治神宮の北参道から車祓所へ向かう森の中の道を走るヴェゼル

明治神宮の北参道から車祓所へ向かう森の中の道を走るヴェゼル

それにしても、明治神宮の境内にクルマで入る体験ははじめてなので、ワクワクしてきます!

 

明治神宮の神楽殿に向かう方向を示す看板

随所に看板があるので、迷う心配はまずないはず。車祓いを受ける方は神楽殿をめざしましょう。

 

明治神宮の森の中の道を走るヴェゼル

ほぼ道なりにまっすぐ進んで、突き当たりの道を右へ。

ちなみにVEZEL Urban Styleのベース車両はVEZEL e:HEV Z(FF)で、EVに近い乗り心地のハイブリット車と評判なだけあって、モーター走行中はほとんど無音。スーッと前に進むため、神宮の杜の静寂さとあいまって、街中では味わえない不思議な感覚でした。

目的地まで数分という短い間とはいえ、おごそかな気持ちで特別なドライブを体験できました。

 

車祓所の駐車場へクルマをとめる

車祓所の駐車場に停車しているヴェゼル

車祓所に到着しました。専用の駐車場に停車して、お祓いを受けるための手続きに向かいます。

 

明治神宮の車祓所

 

神楽殿でお祓いを受ける

明治神宮の神楽殿

こちらが、各種祈願の受付をおこなう神楽殿。神楽殿は、本殿に向かって右側(東側)に位置します。車祓所からはすぐ近くです。

 

明治神宮の神楽殿の受付と申込用紙の記入例

必要事項を神楽殿の正面受付で記入し、初穂料(はつほりょう)とともにお納めします。今回は1万円の初穂料をお納めすることにしました。

ちなみに明治神宮では、個人の祈願は5000円〜。1万円以上から、お札(祈願神符、きがんしんぷ)に名前を記載していただけます。

その後、神楽殿に昇殿し、身も心も清めるために神前でお祓いを受けました(神楽殿内は撮影不可です)。その儀式の次第は、神職から大麻(おおぬさ)によるお祓いと祝詞(のりと)の奏上、巫女さんによるお鈴の儀というものでした。

神職が私たちの住所と名前を読み上げながら祝詞を奏上する際は、あらかじめ渡された祈願御幣を袋から出して手に持って一緒にお祈りしました。従来は巫女舞とお神酒の授与(車祓いの際は、運転者以外の成年のみ)もあったそうですが、現在はコロナ禍のため一時中止しているとのことでした。

儀式が終わったあと、神楽殿の出口でお札とお下がり(撤下品、てっかひん)の授与を受けました。

 

祈願御幣

こちらの祈願御幣は、同封のひもで後ほど授与されるお札と結んで保管するのが正式な作法だそうです。車祓いのお札は小さめのため、ひもで結ばずに、袋に入れた状態で車内に保管したり、家のなかに神棚があればそこにお祀りしてもよいでしょう、とのこと。

 

明治神宮の車祓所にとめたヴェゼル

いよいよ、車祓い、クルマの交通安全祈願をしていただきます。

 

明治神宮の車祓所、拝殿の前にとめたヴェゼル

まず車祓所の拝殿の前にクルマを進めるのですが、真っ白な玉石の前にクルマを進めるのはなんだかドキドキして、ハンドルを握る手にも思わず力が入ります。

 

明治神宮の車祓所でお祓いを受けているところ

次に、クルマのドアをすべて開きます。そして神職の方が祝詞を奏上しながら大麻でお祓いをおこないます。クルマのドアをすべて開くのは、車内までしっかりとお祓いするため。

 

明治神宮の車祓所でお祓いを受けているところ

こちらは切麻(きりぬさ)といって紙と麻紐を混ぜたもので、神前を祓い清めるものだそうです。

 

明治神宮の車祓所でお祓いを受けているところ

神前に大麻をお返しして、車祓いは終了です。

何もかもはじめての体験だったため驚きの連続でしたが、そう言えばはじめてハンドルを握ったときも、今日と同じようにドキドキしていたことを思い出しました。

初心を思い出させてくれたのも、車祓いの「ご利益」だったのかもしれません。

 

交通安全祈願でいただくお土産、お神酒やお札などのお下がり(撤下品)

せっかくなので、頂いたお札とお下がりを拝見してみましょう。

明治神宮では、車祓いでいただくお札は、車内にお祀りできるように小さめのもの。また、交通安全のステッカーもついていました。

お下がりはお神酒(みき)と菊の御紋入りのかわらけ(お神酒用の盃)と神饌(羊羹など)。お神酒は明治神宮の神前にお供えしているものと同じ、豊島屋酒造の「金婚正宗」だそう。

 

明治神宮の交通安全祈願のお守り

また、明治神宮では各授与所で交通安全のお守りも授与しています。車祓いを受ける時間がとれない方や、公共交通機関でお参りに来たついでに交通安全を祈願したい方は、お守りをいただいて車内にお祀りしてもよいでしょう。

 

交通安全祈願についての疑問・質問・注意点

車祓所にとめたヴェゼル

きっと体験したことがない人も多いはずの車祓い。みなさんに代わって気になることや疑問点について明治神宮の方に伺いました(以下の質問に対する回答は、明治神宮の方からお聞きしたお話をもとに、一般的な知識も含めて編集部でまとめたものです)。

Q. 車祓いを受けるタイミングはいつがいいですか?

A. 結婚式などは、お日取りを気にする方もいらっしゃいますが、車祓いに関してはとくにいつがいい、というのはありません。ご祈祷を受ける方のご都合のよいタイミングで受けていただいて大丈夫です。

納車されてすぐ、そのまま新しく購入されたクルマに乗って祈願を受けられる方が実際には多いようです。新しくクルマを買ったときはもちろんのこと、運転免許取得日や、誕生日などを「安全安心の日」と定め、交通安全祈願をするのもいいのではないでしょうか。また、事故を起こしてしまったことをきっかけに車祓いを受けられる方もいます。

初詣と合わせて新年に車祓いするというのもいいでしょう。ただし、明治神宮の場合、三が日で約300万人が参拝に訪れるほど、初詣はたいへん混雑します。そのため新年10日ぐらいまでは車祓いの受付をお休みしているのでご注意ください(2022年は、車祓いの受付は1月11日より)。

Q. 車祓いは毎年すべきものでしょうか?

A. タクシー会社や運送会社など交通に関わる会社のなかには、毎年お祓いするところもありますが、個人の場合はかならずしも毎年受けなくてもいいと思います。お祓いを受けたクルマに乗っている間は、お札を大切におまつりしていただき、乗り換えのタイミングでふたたび新しいクルマとともにお祓いを受けるのがよろしいのではないでしょうか。

 

交通安全祈願でいただくお土産、お神酒やお札などのお下がり(撤下品)

Q. いただいたお札はどのようにおまつりすればいいでしょうか?

A. 交通法規を守りつつ、車内の粗雑に扱われない場所に置いてください。また、車内に適した置き場所がない場合は、ご自宅の神棚などにおまつりいただいても大丈夫です。クルマの乗り換えなどの際は、車祓いを受けた神社か、近隣の神社にお札をお返しするようにしてください。

 

初穂料と書いたのし袋

Q. 車祓いの際の初穂料の相場は? どのようにお渡しするのがいいでしょうか?

A. 個人で受ける場合は、5,000円〜1万円が相場でしょう。金額は神様へのお気持ちで決めるとよろしいでしょう。

また、現金をそのままお渡ししても構いませんが、できればのし袋を用意しましょう。のし袋の表面は、水引の上段に「初穂料」と書き、下段にはお祓いを受ける人の姓名を書きます。

明治神宮の場合、車祓いの個人の祈願は5,000円からです。ご祈祷の内容は金額によって変わりません。1万円以上からは、お札に名前を記載していただけます。また、お下がり(撤下品)の内容が多少変わることがあります。団体で祈願を受ける場合は、初穂料は3万円からとなります。

また本来は神社にお参りしてご祈願を受けるものですが、明治神宮では、諸事情によりどうしても参拝が難しい方のために郵送でも対応されていますので、そうした方法を利用されるのもひとつでしょう。

Q. 車祓いを受ける際に注意点などあれば、教えてください。

A. 神前に立って神様にお祈り、誓いをする儀式ですので、それに相応しい服装で参拝しましょう。肌の露出や素足は控え、カジュアルすぎる服装は避けましょう。目安として、ジーンズは許容範囲ですが、スウェットパンツはやめておきましょう。

 

開運スポット満載! 明治神宮の見どころを紹介

明治神宮の北参道口の案内板

車祓いを終え、すっかり心も浄化されて引き締まったところですが、明治神宮は東京を代表する観光名所でもあります。そのまま帰るのはもったいない! せっかくなので明治神宮を散策してはいかがでしょうか?

ここからは明治神宮を訪れたら外せない注目スポットをご紹介いたします。

 

明治神宮の本殿と夫婦楠

まず、かならず訪れておきたいところが本殿です。すでに参拝したことがある人も多いとは思いますが、三間社流造(さんけんしゃながれづくり)という平安時代にはじまる建築様式で建てられており、おしくも第二次大戦の戦火で焼失したため、1958年に再建されました。

本殿に向かって左脇にそびえる大きなご神木は「夫婦楠(めおとくす)」。明治神宮創建当初に寄進されたクスノキで、遠目から見ると1本のように見えますが、実は2本が寄り添うように立っています。楠の大木がこれほど近い距離で2本とも健全に育つのは非常に珍しいそうで、明治天皇と昭憲皇太后の仲睦まじいお姿を思わせることから、夫婦円満や縁結びの象徴とされます。

 

明治神宮の第二鳥居

表参道口から参拝する際に通るのが、この大鳥居と呼ばれる第二鳥居。高さ12m、幅17.1mという大きさは、木造の明神鳥居という様式では日本一を誇ります。現在の鳥居は1975年に再建されたもので、台湾産の樹齢1500年のヒノキが使われています。

 

明治神宮御苑「清正井」はパワースポットとして有名

明治神宮御苑のパワースポット清正の井戸

続いて訪れたのが、表参道から本殿に向かう途中にある明治神宮御苑。「うつせみの 代々木の里は しづかにて 都のほかの ここちこそすれ」と明治天皇が詠まれた場所であり、ここからは別途で維持協力金(500円)がかかります。

 

明治神宮御苑の隔雲亭

明治天皇が昭憲皇太后の御休所として建てられた「隔雲亭(かくうんてい)」。

もともと加藤家から井伊家を経て皇室へと受け継がれた敷地を、お身体が弱かった昭憲皇太后のために明治天皇が散策路として整備したもので、この場所に関しては天然更新だけでなく、ほどよく人の手を入れることで庭園として保たれています。

 

明治神宮御苑の南池

明治神宮御苑の南池。6〜9月はスイレンの花が咲く。写真提供:明治神宮

昭憲皇太后はたびたびこの場所を訪れ、南池に掛けられた御釣台で釣りを楽しまれた、という逸話も残っています。

 

明治神宮御苑の花菖蒲田

南池からさらに進むと、花菖蒲田が広がります。こちらは水田だったところを明治天皇の指示で八つ橋の掛かった菖蒲田に作り変えられており、現在では約150種1500株の花菖蒲が季節になると咲き誇ります。

 

明治神宮御苑の花菖蒲田

明治神宮御苑の花菖蒲田。見頃は6月。写真提供:明治神宮

明治神宮御苑の四阿(あずまや)

5〜6月頃の花の時期や、12月頃の紅葉の時期はとくに美しく、景色を一望できる高台には四阿(あずまや)が設けられています。

 

明治神宮御苑のパワースポット清正の井戸

そして御苑の最奥部に位置するのが「清正井(きよまさのいど)」。一年を通じて15度と安定した温度の水が毎分60リットルも湧く井戸であり、現在もその水は透き通った美しさを誇っています。

江戸時代、自然湧水の井戸は非常に珍しく、しかも一般的な縦に掘る井戸ではなく横方向に掘られた井戸であることから「こんなことができるのは、土木に長けた加藤清正公に違いない」ということから、「清正井」と呼ばれるようになったのだとか。

最近ではテレビ番組で紹介されたことをきっかけに、開運パワースポットとして注目を集めたことも記憶に新しいところでしょう。

車祓いを受けたついでに、ぜひとも神宮の杜を散策して新鮮な空気を吸い、美しい景色で目の保養をして心身ともにリフレッシュしてはいかがでしょうか。

 

まとめ

明治神宮の森の中を走るヴェゼル

実際に車祓いを受けてみて感じたことは、初心に帰って身が引き締まり、交通安全への意識が高まったのはもちろんですが、なにより神社の神域にクルマと一緒に入ることができたり、ふだんは入ることができない神楽殿のなかで厳粛な儀式を受けたりと、普段のお参りでは体験できない非日常感を満喫できたのが印象的でした。

考えてみれば結婚、出産、七五三、受験の合格祈願などのライフステージに合わせて、神社での祈願は設定されており、その折々でお祓いを受けることで、つつがない日々のありがたみを実感できるもの。クルマの購入もまた、人生における大きなイベントのひとつなので、次の乗り換えの機会に、ぜひ車祓いを受けてみることをおすすめします!

 

▼明治神宮 インフォメーション

明治神宮

住所:〒151-8557 東京都渋谷区代々木神園町1-1

電話:03-3379-9281

Webサイト:https://www.meijijingu.or.jp/

👇参拝や祈願のご案内は、こちらをご覧ください。https://www.meijijingu.or.jp/sanpai/

👇車祓い(交通安全祈願)のご案内は、こちらをご覧ください。https://www.meijijingu.or.jp/faq/?ca=4

ご注意:初詣のころはたいへん混雑するため、2022年1月の車祓いの受付は、1月11日から、となります。

 

【おまけ】全国の交通安全祈願で有名な神社・寺院を紹介

明治神宮の森

交通安全祈願で有名な神社・寺院のなかからいくつかご紹介します。お近くの神社やお寺に参拝する際に車祓いを受けたり、ドライブや観光旅行で少し足を伸ばして有名な神社・寺院を訪れてみてはいかがでしょうか。

神社・寺院によって交通安全祈願の受付時間や申し込み方法などが違いますので、それぞれのWebサイトなどで情報をご確認のうえ、安全運転でおでかけくださいね。

●笠間稲荷神社(茨城県笠間市)

住所:〒309-1611 茨城県笠間市笠間1

Webサイト:http://www.kasama.or.jp/

交通安全祈願の案内ページ:http://www.kasama.or.jp/virtue/index.html

●鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)

住所:〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中 2306-1

Webサイト:http://kashimajingu.jp/

交通安全祈願の案内ページ:http://kashimajingu.jp/pray/御祈祷・御払い/

●成田山新勝寺(千葉県成田市)

住所:〒286-0023 千葉県成田市成田1

Webサイト:https://www.naritasan.or.jp/

交通安全祈願の案内ページ:https://www.naritasan.or.jp/pray/kotsu/

●神田明神(東京都千代田区)

住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田2-16-2

Webサイト:https://www.kandamyoujin.or.jp/

交通安全祈願の案内ページ:https://www.kandamyoujin.or.jp/sanpai/

●谷保(やぼ)天満宮(東京都国立市)

住所:〒186-0011 東京都国立市谷保5209

Webサイト:http://www.yabotenmangu.or.jp/

交通安全祈願の案内ページ:http://www.yabotenmangu.or.jp/safety.html

●高幡不動尊金剛寺(東京都日野市)

住所:〒191-0031東京都日野市高幡699

Webサイト:https://www.takahatafudoson.or.jp/

交通安全祈願の案内ページ:https://www.takahatafudoson.or.jp/?page_id=19

●川崎大師(神奈川県川崎市)

住所:〒210-8521 神奈川県川崎市川崎区大師町4-48

Webサイト:https://www.kawasakidaishi.com/

交通安全祈願の案内ページ:https://www.kawasakidaishi.com/profit/car.html

●寒川神社(神奈川県高座郡寒川町)

住所:〒253-0195 神奈川県高座郡寒川町宮山3916

Webサイト:https://samukawajinjya.jp

交通安全祈願の案内ページ:https://samukawajinjya.jp/worship/prayer.html

●熱田神宮(愛知県名古屋市)

住所:〒456-8585 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1

Webサイト:https://www.atsutajingu.or.jp/

交通安全祈願の案内ページ:https://www.atsutajingu.or.jp/jingu/omairi/kurumabarai.html

●伏見稲荷大社(京都府京都市)

住所:〒612-0882 京都市伏見区深草薮之内町68

Webサイト:http://inari.jp/

交通安全祈願の案内ページ:http://inari.jp/grace/gokito/

●住吉大社(大阪府大阪市)

住所:〒558-0045 大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89

Webサイト:https://www.sumiyoshitaisha.net/

交通安全祈願の案内ページ:https://www.sumiyoshitaisha.net/worship/info.html

●宗像大社(福岡県宗像市)

住所:〒811-3505 福岡県宗像市田島 2331

Webサイト:https://munakata-taisha.or.jp/

交通安全祈願の案内ページ:https://munakata-taisha.or.jp/about_hetsu.html#page_content5

 

※ 本記事に掲載された情報は、記事公開時点のものです。

取材・文/廣田 俊介
写真/よねくら りょう
編集/平林 享子(LIG)