記事提供元/KURU KURA
文/くるくら編集部
免許取得時の学科試験にも出題され、時間が経つとつい忘れてしまう【道路標識】についてのクイズです。路上でよく見かけますが、標識が持つ意味を曖昧なまま運転していませんか? これから免許を取ろうと思う人や、ちょっとした気分転換をしたい方におススメです。今回は道路標識の基本、4つの標識を見分けてください。
青色の標識がちょっとややこしい!
【問題】 画像のA~Dそれぞれに該当する標識の種類を選んでください。
(1)規制標識
(2)指示標識
(3)警戒標識
(4)案内標識
【ヒント】規制標識は通行、指示標識は場所、警戒標識は注意、案内標識は目的と関係していると考えてみてください。
【正解】
Aは(4)案内標識
Bは(1)規制標識
Cは(3)警戒標識
Dは(2)指示標識
【解説】
(C)の警戒標識以外がどれも青色で悩むかも知れませんね。道路標識は「規制」、「指示」、「警戒」、「案内」の4種の「本標識」と、本標識の意味を補足するための「補助標識」があります。
・規制標識............基本的に赤色がメインで使われている標識は規制標識ですが、今回の例のように、制限や規制を赤、青、白を組み合わせた標識も多く存在します。「通行を禁止、制限、規制したもの」と覚えましょう。
・指示標識............横断歩道、優先道路、自転車横断帯など、特定の交通方法が可能、または道路交通法上で定められた「場所」を指示する際に用いられます。
・警戒標識............道路上の危険や注意する状況を道路利用者に知らせて注意を促します。警戒標識はどれもひし形に黄色地に黒の線や記号が使われているため、最も見分けやすいのではないでしょうか。
・案内標識............各地点の名称や方向、距離などを示すものです。国道番号や、高速道路上の緑色の標識も案内標識に含まれます。
※この記事は、KURU KURAに2023年5月26日掲載されたものです。