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懐かしい & 新しい! クルマ運転のあれこれを昭和と令和で比較! 〜文明の進化編〜

クルマの運転あれこれ昭和と令和で比較文明の進化編アイキャッチ

時代と共に進化するクルマの機能や装備。時代と共に消えた機能や装備を操作するしぐさは、新しい世代のドライバーには馴染みのない、不思議な行動に映ります

ここでは昭和時代と令和時代のしぐさを比較して紹介。今回は後編として、今や標準装備が当たり前、けれど昭和時代には存在しなかった、スマートキーとカーナビゲーションシステムにまつわるしぐさを取り上げます。

 

▼前編はこちら!▼

 

目次

<一番便利になったかも!? キーにまつわるしぐさを比較!>

 -昭和編-

 -令和編-

<混乱撲滅!? ナビしぐさを比較!>

 -昭和編-

 -令和編-

 

その1: 一番便利になったかも!? キーにまつわるしぐさを比較!

-昭和編- 「キーを鍵穴に挿してロックをオンオフ」

クルマで鍵を使ってドアを開けるイラスト

令和の現在、ほとんどのクルマのドアロックはスマートキー(電子キー)です。電池が切れた、あるいはクルマのバッテリーがあがった時だけ非常手段として、スマートキーに内蔵されているメカニカルキーを使用します。

昭和時代のドアロックは、基本的にメカニカルキーのみ。エンジンスタートはステアリングの根元付近にある、シリンダースイッチにメカニカルキーを挿し、イグニッションの位置に回転させます。

乗車の際、片手でキーを鍵穴に挿す必要があるため、大きな荷物を持っているときは不便を強いられます。悪天候時だとドライバーは傘をさしながら荷物を抱えなおし、ポケットからキーを取り出して鍵穴に挿すなど、悪戦苦闘しながらドアロックの操作を行いました。

 

-昭和編- 「昭和流インロック事件簿」

クルマのインロックイラスト

裏技的なテクニックですが、クルマは車外側のドアハンドルを引きながら車内側のドアをロックし、そのままドアを閉めることでドアの施錠ができます。昭和時代、多くのドライバーがこの手法を行っていました。

しかしキーを車内に残した状態でうっかり上記の操作を行うと、車内に入れない事態に! この状態を「インロック」と呼び、予備キーを取りに帰れない場所で起こしてしまうと、JAFなどサービスを呼んで開けてもらわねばなりませんでした。

 

-令和編- 「スマートキーにより、ドアに触っただけでロックがオープン!」

スマートキーでドアを触れるだけでロックオープンイラスト

昭和時代は鍵穴にキーを挿し、手動でドアロックの操作を行うと記しました。平成に入り、リモコンでドアロックの操作を行える「キーレスエントリー」が普及し、ほとんどのクルマに装備されます。

ほどなくして、キーを持っていればドアハンドルに触れるだけでロックがオープン。クルマから離れれば自動で施錠してくれる「スマートキー」が登場。

エンジンの始動もイグニッションスイッチひとつで行えます。今や新車で販売されるほとんどのクルマに、スマートキーが装備されるようになりました。

 

-令和編- 「キーが水没してガックリ」

クルマのキーが水没イラスト

前屈みになった拍子に、胸ポケットに入れたスマートキーを落とす。ユーザーにとっては想像するだけで恐ろしい出来事です。

精密な電子部品が用いられているスマートキー。落としたのがテーブルなら問題ないのですが、水たまりや水の流れる洗面台、お手洗いの中などに落とすと、漏電で壊れてしまうかも。

スマートキーのうっかり落下を令和しぐさとして定着させないよう、落としやすい上着の胸ポケットなどには入れないなど心がけましょう

 

その2: 混乱撲滅!? ナビしぐさを比較!

-昭和編- 「紙の地図を常備している」

シートの後ろのポケットに地図イラスト

ナビやカーナビこと「カーナビゲーションシステム」。現在と同じGPSで位置情報を測位するカーナビの登場は1990年(平成2年)なので、当たり前ですが昭和時代には存在していません。

カーナビがなかった頃、見知らぬ土地にある目的地までのルートは、新聞紙のように大きな紙や紙面に描かれた地図を見て、自力で、あるいは同乗者が判断し、決めていました

そのため遠くまで出かける人のクルマ(シート裏のポケットやグローブボックス、ドアポケット)には、高い頻度で地図が収納されてました。

 

-昭和編- 「バラバラ地図を助手席の人が解読」

クルマでバラバラになった地図を助手席の人が解読イラスト

ドライバーがひとりなら自分で地図を読んでルートを決めますが、同乗者がいるなら、ルートの決定と地図の読みあげは彼らの役目。

昭和時代、観光地などでは助手席に乗っている人が大きな地図を広げる、あるいは地図帳とにらめっこしている光景がよく見られました。

余談ですが、進む方角が正しければ、道を間違っても目的地に近づいているもの。ひとりでドライブする人は運転席の近くに方位磁針(コンパス)を装着し、地図の記憶と方位磁針をたよりに走行。ときおり停車し、地図を再確認してルートの修正を行っている人もいました。

 

-昭和編- 「地図の読み違いでケンカ」

クルマで地図の読み間違えでケンカイラスト

自身で運転していれば、移動した距離や時間、周囲の光景から、現在位置が推測できます。ですが助手席や後部座席では話は別。しかも外を見ずに地図とにらめっこしていれば、状況が分からないのもしかたありません。

もちろん、そのあたりはドライバーも承知はしています。しかし人は運転に疲れていたり、到着時間が遅れることにイライラすると、どうしても怒りっぽくなってしまいます。

誘導のミスが重なることでクルマに乗っているみんながイライラし、車内の空気がどんどん悪化。ついにはケンカがはじまり、ドライブの思い出は最悪なものに……。昭和時代のドライバーなら、一度や二度はそのような経験に心当たりがあるのではないでしょうか。

 

-令和編- 「カーナビ登場! 目的地を一度設定するだけでOK」

カーナビで目的地を設定するイラスト

その便利さから、カーナビは登場から急速に普及します。カーナビ自身の性能向上にくわえ、GPS衛星の数が増えるなどにより、カーナビの精度は年を追う毎に向上

もちろんスマホのナビアプリにも同様のことが言えます。今や出発前に目的地点を登録すれば、誰でも迷うことなく到着できます。

地図を片手に車内でケンカが起こるなんて事態は、すっかり過去のものとなりました。

 

-令和編- 「渋滞が事前に分かりゲンナリ」

カーナビで渋滞情報が出てゲンナリイラスト

週末、行楽地からの帰り道。それまで快適に走行できたのに、カーナビから「5キロメートル先、10キロメートル以上の渋滞が発生しています」というアナウンスが聞こえてガックリ。スマホで渋滞情報を調べると、一般道も主要ルートは真っ赤でゲンナリ……。

まるで未来を見通したような情報が手に入る令和の現代。しかし、その内容は明るいものばかりではありませんね。

とはいえ、せっかく事前に渋滞情報を得たのです。気持ちを切り替え、早めにサービスエリアによって渋滞の解消を待つ、あるいは渋滞に備えて腹ごしらえをするなど、状況に即した対策を取りたいですね。

 

昭和が終わってから、およそ30年。人々のしぐさは大きく変わりました。

前後編にかけてクルマに関わるしぐさを紹介しましたが、タイヤのパンクや交通ルールなど、まだまだたくさんの消えたしぐさ、新しいしぐさがあります。機会があれば、また取り上げたいと思います。

 

文/糸井 賢一
イラスト/柏原昇店

▼前編はこちら!▼