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愛犬と一緒にキャンプに行きたい! 芳美リンさんに聞くペットとのキャンプの楽しみ方 (入門編)

ペットとキャンプする女子キャンパーの芳美リンさんと内舘綾子さん

ソロキャンプ、ファミリーキャンプ、グランピングなど、それぞれのスタイルでキャンプを楽しむ人が年々増えてきています。

ペットと暮らしている人は、キャンプに行くときも大切な家族の一員として連れて行きたいと思うのが自然ですよね。それに一緒に連れていけば、ペットホテルに預ける必要もありません。

ペット歓迎のキャンプ場も増えていますし、自然の中で元気いっぱいに遊べば、お互いの絆もさらに深まるはず!

 

川原でキャンプする芳美リンさんと内舘綾子さん、ペットの犬と一緒に

モデルでキャンプ好きの芳美(よしみ)リンさんも、愛犬とのキャンプを楽しみ、その様子をInstagram( @lynn.lynn5)で発信しています。

ペット看護師の資格を持つリンさんに、愛犬とキャンプを楽しむための準備や心構えについて前編と後編にわけてレクチャーしてもらいます。

キャンプ大好きライターの私、内舘 綾子が、リンさんにお話をうかがい、後編では一緒にキャンプに出かけてレポートします!

 

目次

 

教えてくれる人

芳美リン
芳美 リンさん
神奈川県生まれ。モデル、リポーター。Instagramを中心に、旅とアウトドア、マリンスポーツに関する情報を発信中。ペット看護師、温泉ソムリエの資格を持つ。ドイツワイン特別大使など、多方面で活躍中。
Instagram @lynn.lynn5 

 

教えてもらう人

内舘綾子
内舘 綾子さん
東京都生まれ。フリーライター。Instagramをきっかけにキャンプメディアのライターを始める。キャンプ好きの父親の影響で子どもの頃からキャンプに親しむ。1歳と5歳の2児の母となった現在も、週末は家族でキャンプへ行くママキャンパー。
Instagram @___a.y.a.k0uchi__

 

リンさん直伝! 愛犬とのキャンプのために飼い主が準備すること

ペットのトイフォックステリアを抱いている芳美リンさん

モデル、リポーターとして活躍中の芳美リンさん。明るい笑顔がとっても素敵な女性です。Instagram のフォロワー数は34,000人超!(2019年10月時点)。 キャンプやSUPなどアウトドアライフを楽しむ様子を発信し、多くの人から支持を得ています。

動物が大好きで、現在も犬と猫を飼っているリンさん。2012年頃から愛犬とキャンプへ行き始め、ペット看護師の資格も取得。キャンプへ行くときはトイフォックステリアのトイくん(10歳)を連れて、一緒に楽しんでいるそうです。

そこで今回、愛犬とキャンプへ行く前に必要な飼い主の準備について、リンさんに教えてもらったポイントをご紹介します。

 

①「ペットOK」のキャンプ場を探そう

クッションの上で眠る犬(トイフォックステリア)

芳美リン

リンさん
キャンプ場によって「ペット不可」「ペット可」「ペット歓迎」と分かれているので、必ず事前にチェックしましょう。
「ペット可」のキャンプ場でも、「ゲージに入れること」などのルールを設けているところもあるので、あらかじめ確認が必要です。
おすすめは「ペット歓迎」のキャンプ場。ドッグランや犬専用プールがあったり、至れり尽くせり!

 

ペットによってはクルマが苦手だったり、環境の変化でストレスを感じる可能性もあるのでキャンプデビューは慎重に。

初めてのキャンプなら「ペット歓迎」とうたっているキャンプ場が安心ですね。この記事の最後で、リンさんおすすめのキャンプ場をご紹介します!

 

②予防注射について

犬の首輪につけた狂犬病予防注射済のプレート

首輪に「狂犬病予防注射済」のプレートをつけているワンちゃんも。そのとなりの肉球の模様がついたものは、虫除けクリップ。

狂犬病の予防接種(年に1回)は必ず受けるようにしましょう。混合ワクチンの接種と、ノミダニ、フィラリア予防は任意ですが、キャンプ場ではフィラリアを媒介する蚊や、ノミやダニなどの虫と接触する機会も増えます。他のペットと接する機会もあるかもしれないので、受けておくと安心ですね。

ペットOKのキャンプ場では、犬の入場条件に「狂犬病予防接種と混合ワクチンの接種が済んでいること」が含まれる場合があります。さらに狂犬病予防接種や混合ワクチン接種の証明書の提示を求められることもあり、証明書がないと入場をお断りされてしまうケースもあるので、念のためコピーを持参しておくと安心です。

初めてのキャンプ場であれば、事前にホームページなどで確認してから行くことをおすすめします。

 

③普段からの“しつけ”が大事

ペットの犬にしつけをする

キャンプ場に来ているのは、犬好きの方ばかりではありません。吠え癖や噛み癖を直したり、排泄の仕方など、普段からしっかりしつけておきましょう。そうすることでキャンプ場でのトラブル回避につながります。

リンさんはどのように、しつけを行なっているのか聞いてみました。

芳美リン

リンさん
子犬の頃から力関係をはっきりさせて、私のほうが強いぞと教えていました。無駄吠えについては、とにかく無視! 吠えても構ってもらえないということを覚えさせました。
排泄は外でするようにしつけ、キャンプ場でも外でしています。

 

愛犬との主従関係をはっきりさせて、しっかりマナーをしつけることがワンちゃんを守ることに繋がります。さらに絆もより深まって、いい関係を築けるんだなと、トイくんとリンさんを見ていて感じました。

普段からトイレシートに排泄する習慣のワンちゃんは、トイレシートを用意しましょう。
排泄物は、自宅へ持ち帰るか、キャンプ場に専用のゴミ箱があればそちらへ捨てましょう。

 

④夏場は要注意! 対策とは?

水を飲む犬(トイフォックステリア)

犬は人間よりも体温を調整する力が弱いため、暑さや湿気が苦手です。とくに小型犬にとって、真夏の暑さは負担が大きいもの。

犬も人間と同様に熱中症になる可能性があるので、水分をしっかり与えて、直射日光に当たらないようタープなどで日陰を作ってあげましょう。

テントの中にも扇風機を置いたり、前後のドアや窓を開けてメッシュにするなど、風通しをよくしておきましょう。

 

暑さ対策で、タオルで巻いた保冷剤の上に座る犬

芳美リン

リンさん
夏場の熱中症対策として、保冷剤や凍らしたペットボトルをタオルで巻いて当てたり、水に濡らした洋服を着せたりしています。テントの中では置き型の扇風機と、LEDランタン機能が付いた小型扇風機を回しています。

 

冬の寒い時期は、どうのような対策をしていますか?

ダウンを着た犬を抱く芳美さん

出典:Instagram @lynn.lynn5

芳美リン

リンさん
暖かいダウンを着せたり、ストーブをたいたり。電源サイトを利用して、テント内でホットカーペットを敷いて暖かくなるように工夫しています。

 

⑤安心できる場所を確保する

クッションの上に座る犬

いつもと違う環境に、排泄がうまくできなかったりと不安を感じてしまうペットもいます。テント内や外で落ち着ける空間を作ってあげると、安心して過ごせます。

芳美リン

リンさん
普段から家で使っているクッションを持って行っています。 調理中や就寝前など、落ち着いてほしいときに使うと効果的です。
うちの子は定位置を決めるより、テント内で動き回れるほうが好きなので、自由にさせています。

 

ペットに合わせた空間づくりをすることで、飼い主との絆もより一層深まりますね!

 

愛犬とのキャンプのために【用意する道具・持ち物】

防虫スプレー、蚊取り線香など、ペットとのキャンプに持っていくもの

①普段から使っている馴染みのあるアイテム

ペットが不安にならないよう、普段から愛用しているクッションやタオルのほか、食べ慣れているドッグフード、常備薬などを持っていきましょう。

 

②ウェア、ドッグガード、シューズ

レインコートを着て靴を履いた犬

夏はUVカットや防虫機能のあるウェアなどで対策を。冬は防寒を考え、暖かいウェアやコートを用意しておきましょう。

雨が降ることも想定して、ドッグガードやレインウェアも用意しておくと◎。ドッグガードは汚れやケガ防止にもつながるので、1着あると便利です。

また、夏場はコンクリートや砂が高温になっていることがあるので、足をヤケドしないように、シューズも用意しておくと安心です。

 

③虫除けスプレー

犬に防虫スプレーをかける

森や川、自然の豊かな場所では虫も多いため、虫除け対策も万全に。

芳美リン

リンさん
虫除け対策は、虫除けスプレー、蚊取り線香、バンド式虫除けなど、全て犬用のものを使っています。夏だけではなく、春や秋も油断できないので、スプレーはいつもたっぷりと吹きかけています!

 

虫除けスプレーはオーガニックで、犬にも使えるものが安心です(オーガニックでも動物にはNGの場合もあるので、注意が必要)。不安な場合は、かかりつけ医に相談して選ぶといいでしょう。

 

④トイレ、トイレシート、排泄物処理袋

防臭袋BOS (ボス)

防臭袋BOS (ボス) 。ペットの排泄物や赤ちゃんのおむつ、生ゴミなどの消臭に便利。写真:内舘 綾子

室内でしかできないペットは、トイレやトイレシートが必要。外で大をした場合は必ずビニール袋に入れて回収しましょう。

排泄物に関して「ゴミ出し可能」or「持ち帰り」なのかをキャンプ場で確認して処理しましょう。持ち帰りの場合、BOS(ボス)の防臭袋などを使うと、車内で悪臭に悩まされることもなくおすすめです。

 

⑤ケージ

 

モンベル「ドッグ キャリングパック」

モンベル「ドッグ キャリングパック」 右サイドは開閉式のメッシュパネルで、ケージとしても使用可。 写真提供:モンベル

キャンプ場によっては、ケージが必須な場合もあるので、事前にホームページなどでチェックしておきましょう。また、犬用のテントやキャリーバッグなど、アウトドアメーカーからキャンプ向けのペットグッズの展開があるので、ぜひ一度チェックしてみてください。

 

⑥リード、迷子札

迷子札をつけた犬

「ノーリードOK」と標記があるところ以外は、必ずリードをつけて離れないように気をつけましょう。万が一に備え、迷子札もつけておくと安心です。

 

⑦ドッグフード、食器

ペットの食事も忘れずに! 普段から食べ慣れているものを選び、つまみ食いや拾い食いなどをしないよう十分に注意しましょう。

 

⑧常備薬

万が一キャンプ場で体調を崩してしまったときのために、常備薬や包帯などの応急処置グッズを用意しておきましょう。念のため、多めに用意しておくと安心です。

 

⑨タオル

テント内に入る前に足や体を拭いたり、就寝後にかけてあげたり、いろいろと活用範囲が広いタオル。とくに雨や曇り予報のときは多めに用意しておきましょう。

目安:小型犬 タオル1〜2枚 / 大型犬 タオル3〜5枚

 

⑩ライフジャケット

モンベル「ドギーフローテーションベスト」

モンベル「ドギーフローテーションベスト」   写真提供:モンベル    

マリンスポーツを一緒にする場合は、犬用のライフジャケットを用意しておきましょう。

 

⑪ドッグアンカー、ドッグポール

スノーピーク「ドッグアンカー」

スノーピーク「ドッグアンカー」   写真提供:スノーピーク

キャンプ場のサイトによっては、木やポールがない場合があります。そんな時に役立つのがドッグアンカーやドッグポールと呼ばれるリードを繋ぐためのアイテム。代わりにペグを利用するキャンパーさんもいます。

 

芳美リンさんおすすめの、ペットと一緒に行けるキャンプ場

①青野原野呂ロッジキャンプ場

青野原野呂ロッジキャンプ場

写真提供:青野原野呂ロッジキャンプ場

●説明:神奈川県相模原市の道志川沿いにあるキャンプ場。大きな滝、飛び込み岩、吊り橋など、絵になるスポットが満載。バーベキュー、川遊び、魚釣りなどが楽しめる。直火で焚き火OK。宿泊用のバンガローもあり。
●住所:神奈川県相模原市緑区青野原931
●HP:http://norolodge.com/

 *ご注意:青野原野呂ロッジキャンプ場は、台風19号の被害により、2019年11月現在、営業を休止しています。2020年春、再開に向けて復旧作業中です。

②満願ビレッジオートキャンプ場

満願ビレッジオートキャンプ場

写真提供:満願ビレッジオートキャンプ場

●説明:埼玉県秩父・長瀞にあるオートキャンプ場。トレーラーハウス、木製コテージ、テントサイトに宿泊でき、それぞれペットと泊まれる棟(サイト)がある。隣接する秩父温泉「満願の湯」もおすすめ。
●住所:埼玉県秩父郡皆野町下日野沢3902-1
●HP:https://www.manganvillage.com/

③木崎湖POW WOW キャンプ場&アウトドアクラブ

木崎湖POW WOW キャンプ場&アウトドアクラブ

木崎湖POW WOW キャンプ場&アウトドアクラブ

写真提供:木崎湖POW WOW キャンプ場&アウトドアクラブ

●説明:北アルプスの麓、澄んだ水質で知られる木崎湖の湖畔にあるキャンプ場。カヌーやSUP 、釣りなどのアクティビティが楽しめる。キャンプ用品やハンモック、自転車などレンタルも充実。
●住所:長野県大町市平19004-1
●HP:http://kizakiko-powwow.com/

 

まとめ:準備万端で、いよいよキャンプ実践編へ!

しっかりレクチャーを受けて準備は整いました。

後編では、実際にキャンプ場に行って、リンさんがどんなふうにワンちゃんとのキャンプを楽しんでいるのか、密着取材します!

 

文/内舘 綾子
写真/木村 琢也

撮影協力/青野原野呂ロッジキャンプ場

*ご注意:青野原野呂ロッジキャンプ場は、台風19号の被害により、2019年11月現在、営業を休止しています。2020年春、再開に向けて復旧作業中です。