コールマンが伝授!初心者も安心なファミリーキャンプが新型ステップワゴンで叶う【連載:アウトドアブランドのプロが指南】

新型STEPWGN(ステップワゴン)でファミリーキャンプを楽しむ家族とコールマン神田さん

アウトドアのプロであるキャンプ用品メーカーのスタッフに、Hondaのクルマを使って個性豊かなキャンプスタイルを見せてもらうこの連載企画。第4回目は創業から120年以上経つ今もなお、世界中で愛されるアウトドアブランド「Coleman」(コールマン)のスペシャリストに登場いただきます。

コールマン製品の魅力は、豊富なラインナップと圧倒的なコストパフォーマンス! 初級者から上級者まで幅広い層から支持を得ており、ファミリー層向けのテントやアイテムも豊富。主催しているファミリー向けのキャンプイベントは毎回大人気です。

そこで今回は悩める初心者ファミリーキャンパーをゲストに迎え、Hondaの新型ステップワゴンを使用したキャンプスタイルを、コールマンのスペシャリストが伝授。小学校に入る前の小さなお子さんとでも、一緒にキャンプが楽しめるポイントや、クルマを活用したファミリーキャンプのお悩み解決策に、フォーカスしていきます!

 

目次

コールマン神田さんのプロフィール
ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部
神田 新悟さん
アパレル業界から転職し、2018年に入社。主にファミリーキャンパーをターゲットとした製品のプロモーションなど、販売促進業務及びPRを行う。最近は自身のお子さまと一緒に、近場の公園へテーブル・チェア・レジャーシートを持ち出し「パークキャンプ」を楽しむのが趣味。
コールマン 公式HP https://www.coleman.co.jp/
Instagram @coleman_japan
Twitter @coleman_Japan
新型STEPWGN(ステップワゴン)でファミリーキャンプを楽しむ家族のプロフィール
鈴木さんファミリー
もうすぐ4歳になる男の子とパパ、ママの3人家族。外遊びが大好きな子どもを連れてキャンプに挑戦するも、設営や撤収に時間がかかってしまったり、家族キャンプをどう楽しむか模索中の初心者ファミリーキャンパー。

 

小さい子どもがいる家族の悩みも解決! ホンダのステップワゴンでファミリーキャンプに挑戦

新型STEPWGN(ステップワゴン)のキャンプ場走行シーン

今回、鈴木さんファミリーにはHondaのステップワゴンに乗ってオートキャンプを体験していただきました。訪れたのは、千葉県山武市にある「有野実苑オートキャンプ場」。都心から約90分という好立地ながら、緑豊かな森と農園に囲まれ四季折々のキャンプが楽しめます。

車が横付けできるオートサイトの他に、雨の日も安心な屋根付きテラスサイト、ログキャビン、遊具で遊べる子ども広場など多彩な設備を完備。キャンプデビューにもぴったりの場所です。

 

キャンプ場で出迎えるコールマン神田さん

目的地に着くと、コールマンのスペシャリスト神田さんが爽やかにお出迎え。

神田さん:こんにちは〜! お待ちしてました。

パパ:こんにちは! とても気持ちの良い場所ですね。早速降りてみよう!

 

新型STEPWGN(ステップワゴン)搭載のオートサイドステップでクルマから降りる子ども

左側のスライドドアには開閉と連動して作動するオートサイドステップがオプションで搭載可能。小さな子どもからお年寄りまで安心して乗り降りできます。

 

新型STEPWGN(ステップワゴン)を背にあいさつする家族とコールマン神田さん

神田さん:かっこいいクルマに乗ってきたね! 今日は一緒にキャンプを楽しみましょう。

パパ:どうぞよろしくお願いします!

 

ファミリーキャンプのギア選び、ステップワゴンへの積載ポイントをチェック!

新型STEPWGN(ステップワゴン)の荷物の積載について話す家族とコールマン神田さん

ここからは神田さんにアドバイスをいただきながら、実際にキャンプをしていきます。まずは、ファミリーキャンプならではの道具選びや積載方法について教えていただきました。

家族の人数にもよりますが、何かと荷物が多くなりがちなファミリーキャンプ。鈴木さんファミリーもなにやらお悩みの様子です。

パパ:忘れ物がないようにと準備していると、色々と持ってきすぎちゃうんですよね。その結果、キャンプサイトやテント内がごちゃっとしてしまうんです。

ママ:とくに子どもの着替えやオムツ、替えの靴などは現地調達が難しいから、余分に持っていくことが多いです。

 

ファミリーキャンプの荷物についてレクチャーするコールマン神田さん

神田さん:何か起きたときのためにという不安感から、念のため持っていくという心理だと思います。ご家庭によってさまざまなので一概には言えませんが、“使わなかったキャンプギアは次回持って行かない”と決めてもいいかもしれません。

はじめからキャンプ道具を絞るのではなく、徐々に減らしていくという解決法! 回数を重ねるごとに家族みんなが成長していく、そんな過程を楽しむのもキャンプの醍醐味のひとつかもしれません。

他にもこんなポイントを教えていただきました。

お悩み【荷物が多くなりがち】
解決策
①軽量かつコンパクトなギアを選ぶ
②1台多役のギアを選ぶ
 例:網をのせれば調理でも使える焚き火台、ドリンク・食器兼用のシェラカップなど)
③レンタルサービスを活用する
④衣類やオムツは圧縮袋を利用する
⑤キャンプで何をするか目的に合わせて荷物を厳選する

パパ:なるほど! 最近はコンパクトで便利なキャンプ道具がたくさんありますよね。キャンプ場のレンタルサービスもチェックして、活用してみようかな。

ママ:圧縮袋は100円ショップなどで手軽に揃えられるので、早速取り入れてみます!

荷物の多さに悩んでいた鈴木さんファミリーのお悩みが解決したところで、神田さんが用意してくれたキャンプ道具を見ていきましょう。

 

新型STEPWGN(ステップワゴン)にのせるファミリーキャンプ用のコールマンキャンプギア一式

着替え類は除き、テント、クーラーボックス、テーブル、チェア、寝具、キッチン道具、ランタン、焚き火グッズ、ワゴンなど3人家族のキャンプに必要なギアが全て揃っています。

 

ファミリーが新型STEPWGN(ステップワゴン)に荷物を積んだ様子

「実はギアの積み方にも悩んでしまって……」とパパ。こちらが鈴木さんファミリーが積載した車内の様子ですが、神田さんに積載のポイントをレクチャーしてもらい、荷物を積み直すことにしました。

 

新型STEPWGN(ステップワゴン)の3列目を完全に収納したシートアレンジ

新型STEPWGN(ステップワゴン)の3列目を起こした状態
新型STEPWGN(ステップワゴン)の車内をフラットにした状態

ステップワゴンのシートは、シーンに合わせて自由にアレンジできるのが特徴。ファミリーキャンプのときは3列目を完全に収納すれば、5人まで乗車しつつ荷室を広く使えます(画像上)。3列目に友人を乗せても荷物の置き場所はきちんと確保(画像左下)。2〜3列目を倒せばフラットにでき、車中泊も難なくできます(画像右下)。

神田さん:これだけ荷室が広ければファミリーキャンプ用の大きなギア類も問題なく積載できますね。早速荷物を積んでみましょう。

 

新型STEPWGN(ステップワゴン)への荷物の積み方をレクチャーするコールマン神田さん

神田さん:まず荷物は寝かせて積み上げていくのではなく、立てて積載します。そうすることであとから荷物が取り出しやすく、どこに何があるかも見やすくなりますよ。重量が重いものや長いものなどは、無理せず寝かせて積んでも大丈夫です。

積み上げてしまうと下のものを取るのに一苦労……。立てるだけで発見しやすく取り出しやすくなるので、ぜひ取り入れてみてください。

 

ギアを収納する箱のサイズを統一すると便利なことを教えるコールマン神田さん

神田さん:キッチン道具やLEDライトなど、細々したものは収納BOXを活用します。箱のサイズを統一すると荷積みもしやすくなりますよ。コールマンの「ベルトコンテナ」は持ち運びやすく、使わない時は折りたたんでコンパクトに収納可能です。

 

コールマンのベルトコンテナ使用イメージ

パパ:頑丈でベルトもついているから、重たいものを運ぶのにも便利ですね!

ママ:撤収後に汚れたものを入れても丸洗いできる素材だから、ガシガシ使えるね!

 

車内のすきまにやわらかいものを詰め込む積載術の説明カット

神田さん:きちんと積載してもどうしてもできてしまう“隙間”には、寝袋やラグなど柔らかいものを間に詰めればOK! 座席の足元なども、乗車に影響のない程度に活用しましょう。

隙間を埋めることで荷崩れ防止にも繋がり、布を詰めることで車内を傷つける心配もなく安心です。

 

クーラーボックスとテントを荷室の前に出すとよいことを説明するコールマン神田さん

神田さん:最後に道中や到着してすぐに使いたいものは取り出しやすい位置に置きましょう。クーラーボックスは途中で買い物をしたり、喉が乾いたときにすぐ取り出せるように。キャンプ場に着いてすぐサイト設営をするのであれば、テントやペグケースなどを手前に置いておくとスムーズです。

お悩み【クルマに効率的に積載するには?】
解決策
①立てて積載していく
②小物類は収納BOXを活用する
③隙間には寝袋やラグなど柔らかいものを詰める
④すぐに使うものは取り出しやすい場所に置く

 

レクチャー前とレクチャー後の荷物積載比較

ポイントを抑えて積載すると、どこに何があるかも分かりやすくなりました。荷室用のアクセサリー「ラゲッジトレー」を敷いておくと、ギアについた汚れや濡れを気にせずに積むことができます。

パパ:すごく綺麗に積めました! どこに何があるかもパッと見でわかりやすいから、到着後もアタフタしないですみそうですね。

神田さん:隙間なく収まった車内を見ると気持が良いですよね。ぜひテトリスのようにゲーム感覚で楽しみながらやってみてください!

 

コールマンならではのキャンプアイデアを聞きました!

新型STEPWGN(ステップワゴン)から荷物を取り出すファミリー

それでは荷物を降ろして設営開始! ステップワゴンのテールゲートは開口部が大きく、床が低く設定されているため荷物の積み下ろしも負担が少なくスムーズにできます。

パパ:重たいクーラーボックスを運ぶのって毎度体力を使うんですよね……。

神田さん:そんな悩みにお応えしたのが「エクストリームホイールクーラー」。タイヤと伸縮ハンドルがついているので、持ち運びにとっても便利なんです。

 

コールマンのエクストリームホイールクーラーの使用イメージ

保冷日数は5日と驚異の保冷力をもつエクストリームクーラーシリーズ。サイズ展開が豊富で、汚れてもサッと拭くだけの素材を使用しているのでお手入れも簡単。タイヤがあることでキャンプはもちろん、普段の買い物にも役立ちます。

ママ:四隅にカップホルダーがついているから、テーブル代わりにもなるんだ。ちゃんと水切りできるように工夫されているところもいいですね!

神田さん:そうなんです! しかも大人が座っても大丈夫なタフな作りなので、チェアとしても活用いただけます。それではテントを設営していきましょうか!

 

コールマンのカーサイドテントの設営を学ぶファミリー

今回使用するテントは、クルマと連結できる「カーサイドテント」。サイドシェードのようにリビング使いや荷物置きとして活用でき、インナーテントを吊り下げれば寝室としても使えます。

 

コールマンのカーサイドテントと別売りのキャノピーポール

入り口手前の2本のポールがキャノピーポール(別売り)

神田さん:カーサイドテントは設営後に車を動かせないというのデメリットもありますが、別売りのキャノピーポールがあればテントを自立させられます。通常のテントのように使うことができて便利ですよ。

 

コールマンのカーサイドテントの設営シーン

コールマンのカーサイドテントの設営。ポールの通し方について

神田さん:設営手順は簡単。まずフライシートをクルマの横に広げます。キャンプサイトが狭いときは、ポールを折りたたんだ状態のままスリーブに通す度に伸ばしていくのがポイントです。ポールを長く伸ばしたまま作業すると、クルマを傷つけてしまったり、人に当たってしまうので注意しましょう。

 

コールマンのカーサイドテントの設営。車体への吸盤の取り付け
コールマンのカーサイドテントの取り付け完了時の写真

神田さん:フライシートとクルマは吸盤で固定するため、車体を傷つけることなく安心。吸盤上にあるネジを回すだけで簡単に吸着して取り付けしやすいです。

 

コールマンのカーサイドテントの設営。子どもと一緒にペグ打ち

神田さん:外は急に風が強まることもあるので、しっかりとペグダウンして固定していきます。お子さんの年齢にもよりますが、ぜひテントの設営も一緒にやってみてください。キャンプだからこそできる体験は、達成感や満足感から自信に繋がります。とはいえ無理強いはせず、子どもの“やりたい”や“楽しい”を1番に考えてあげましょう!

 

コールマンのキャンプギアを使ったキャンプサイトの完成図

完成したサイトがこちら! カーサイドテントはリビングとして使用。キッチンテーブルと焚き火台をプラスでセットすれば、快適なファミリーキャンプサイトができました。

パパ:カーサイドテントは初めて建ててみたけど、意外と簡単だね! 急に雨が降ってもテント下のものは濡らさずに、すぐにクルマへしまえるから安心。

ママ:移動や行動範囲が狭い分、いつもより時間を有効活用できちゃうよね。見た目もスタイリッシュだし、このテント欲しくなっちゃった!

神田さん:使い勝手が良く、長く愛用していただけるアイテムですよ。せっかくなのでインナーテントもつけてみましょう!

 

コールマンのカーサイドテントにインナーテントを取り付けた様子

コールマンのカーサイドテントのインナーテントでくつろぐファミリー

インナーテントはフライシートに吊り下げるだけで簡単に装着完了。定員は4〜5人と十分な広さで、鈴木ファミリーもゴロゴロと満喫しています。

神田さん:お休み中のところ失礼します(笑)。よかったらステップワゴンの中もテントと同じように、快適な空間へとアップデートしてみませんか?

 

フラットにした新型STEPWGN(ステップワゴン)の車内

2〜3列目を倒し、フラットにした車内の様子がこちら。このまま寝ると、シートの隙間や段差が気になってしまいますが……。

 

新型STEPWGN(ステップワゴン)の車内に、コールマンの「キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブル」を敷いた様子

自動で膨らむコールマンの「キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブル」を敷けば解決。横幅は128cmと家族3人で使うのにぴったりなアイテムです。

ステップワゴンにもご覧の通りシンデレラフィット! 約10cmもの厚さがあるため、車内にある微妙な段差も気にならず快適に寝られます。

 

コールマンのキャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブルの空気圧調整の説明
コールマンのキャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブルの空気圧調整の説明

神田さん:空気圧を調整したいときは、収納袋に空気を溜め、底面の空気穴をマットにセットすれば、さらに空気を送り込むことができます。これでご自宅のマットレスと同様に、朝までぐっすり眠れますよ!

さらに、Hondaの純正アクセサリーを使ってステップワゴンを車中泊仕様にカスタムしていきましょう。

 

新型STEPWGN(ステップワゴン)のアクセサリー「プライバシーシェード」の取り付けシーン
新型STEPWGN(ステップワゴン)のアクセサリー「プライバシーシェード」の取り付けシーン

外からの人目をシャットアウトしてくれるプライバシーシェードは、窓に吸盤を取り付けるだけで簡単に取り付け可能。

 

新型STEPWGN(ステップワゴン)のアクセサリー「セパレートカーテン」の取り付けシーン
新型STEPWGN(ステップワゴン)のアクセサリー「セパレートカーテン」の完成図

運転席と後部座席を仕切るセパレートカーテンを使えば、 車中泊はもちろんサービスエリアで休憩する際にも便利です。

 

車中泊仕様になった新型ステップワゴンで家族3人車中泊をしているイメージ

シェードとカーテンをを使えば車内は真っ暗に。優しい灯りを照らしてくれているのは、コールマンの「ハンギングEライト」。マグネット入りでポールなどにもくっつけられ、モバイルバッテリー機能もあるためスマートフォンへの充電も可能です。

神田さん:せっかくのキャンプだからテントで眠りたいという方も多いと思いますが、慣れない環境だと子どもも不安で寝付けなくなってしまうかもしれません。そんなときは車内であれば、シェードとカーテンで自宅のような空間ができて子どもも安心できますし、扉をロックすれば防犯性も確保できます。

 

子どもと一緒に過ごすファミリーキャンプの楽しみ方

キャンプ場で遊ぶ子ども

神田さん:子どもがキャンプに飽きてぐずってしまうという相談もよくあります。そんなときは新しいアクティビティに挑戦したり、子どもと一緒にできそうな事を見つけて楽しんでみましょう! 例えばこんなことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

お悩み【子どもがキャンプに飽きてぐずってしまう】
解決策
①一緒に料理を作る
②自然とふれあう
③アクティビティに挑戦する
④焚き火を体験
⑤設営や撤収などお手伝いしてもらう

神田さん:過ごす場所が家から外になることも貴重な体験ですが、外だから経験できること、しないといけないことをお子様にもたくさんやらせてあげてほしいなと思います。ただし、無理強いはしないで大丈夫ですよ!

パパ:設営もひととおり終わったので、子どもにも何をしたいか聞いて一緒にチャレンジしてみます!

 

コールマンのダブルパンクッカーを使ってオムライスを作るファミリー
調理の様子

ママ:お昼はコールマンの「ダブルパンクッカー」を使ってまんまるオムライスに挑戦。息子が“卵を割りたい”と言うので一緒に作ってみます!

 

まんまるオムライスの材料
コールマンのダブルパンクッカーを使って作るオムライスの材料と調理シーン
材料は冷凍のチキンライスとたまご、調味料だけ! 子どもと一緒にチャレンジできる簡単メニュー

コールマンのダブルパンクッカーを使って作ったオムライス完成図

キャンプ場で食事を楽しみながら、家族団らんしているシーン

「美味しい!」と感動するパパとママを横目に、お手伝いをしたからかなんだか得意気な息子くん! ご飯を作って食べる、という普段なら何気ない日常も、キャンプだと非日常的で特別な時間になります。

子ども:おなかいっぱいたべたし、あそびたいな。

 

キャンプ場で自然とふれあったり、ボール遊びをしたりして家族団らんしているシーン

キャンプ場で自然とふれあったり、ボール遊びをしたりして家族団らんしているシーン
キャンプ場で自然とふれあったり、ボール遊びをしたりして家族団らんしているシーン

パパ:家族みんなでキャンプ場を散歩したり、遊んだり、夢中になって虫を探している息子の楽しそうな姿をみると「キャンプに来てよかった!」と改めて思いますね。

 

コールマンの神田さんに焚き火の楽しみ方を教えてもらっているファミリー

コールマンの神田さんが焚き火を組んでいる様子
火を起こすコールマンの神田さん

神田さん:焚き火は着火剤を使わなくても大丈夫。乾いた木の皮や松ぼっくり、小枝など火種になる「たきつけ」を下に詰め、上に薪をくべていきます。「たきつけ」に火をつけたら、火吹き棒で空気を送りこみ火を起こします。

初めて焚き火に挑戦するなど慣れていない場合は、着火剤を使うのがおすすめです。100円ショップのアウトドアコーナーなどでも販売していますよ。

今回は扱いやすいと評判の焚き火台「ファイヤーディスク」と、火ばさみ・火吹き棒・ショベルがセットになった「ボンファイアーツールセット」を使用しています。

 

コールマンのファイヤーディスクで焚き火をしている様子

 

「頑張りすぎなくていい。」コールマンが語るキャンプの魅力

焚き火を前におしゃべりするファミリーとコールマンの神田さん

たくさん遊んだあとは、みんなで焚き火を囲みながら少し休憩。今回コールマンのキャンプギアを体験した鈴木さんファミリーから、ファミリーキャンプの疑問や神田さんが思うキャンプの魅力について、あらためてお聞きしました。

パパ:今日はありがとうございました! 家族でキャンプをする楽しさをあらためて感じました。

神田さん:こちらこそありがとうございました。他に聞きたいことがあればなんでも聞いてください!

パパ:今日のキャンプ場はとても良いところでしたが、普段自分たちでファミリーキャンプをするときはどんな点に気をつけて場所を選べばいいのでしょうか?

神田さん:ポイントは「近場を選ぶ」「設備で選ぶ」「目的で選ぶ」の3つですね。
キャンプを始めたての人は設営なども時間がかかりますし、移動時間(渋滞など)も考慮すると慌ただしくなりがちです。ゆったりキャンプの時間を楽しみたい方は近場から始めることをおすすめします。

設備面では、初心者には高規格キャンプ場を勧めています。サイトの環境のよさはもちろん、売店やレンタルサービス、サポートしてくれるスタッフの方もいるからです。周辺にスーパーやお風呂、病院が近くにあるかもチェックしておけばさらに安心です。

最後に目的。大自然や絶景を満喫したい、色んなアクティビティを楽しみたいなど、キャンプ場でできそうなこと、したいことを考えておくとより充実したキャンプになると思います。

 

コールマンの神田さんに質問するファミリーのママ

ママ:他に初心者が見落としがちなミスって何かありますか?

神田さん:一番多いのは忘れ物ですね。特にテントの付属品・燃料・消耗品などの小物は事前準備を怠らない、購入後中身をチェックしておくことが重要です。こうした小物は今回使った「ベルトコンテナ」などにまとめて入れっぱなしにしておけば、忘れにくいと思いますよ。

あとは天気・気温のチェックも重要です。キャンプ場の夜は思った以上に寒いことがありますので、最低気温をチェックしておけば良いでしょう。急な風や雨にも対応できるよう、テントの設営はペグダウン、ロープ張りもしっかり行ってください。

パパ:慣れないうちは下準備が重要なんですね。

神田さん:とはいえ、最初から全て上手くいくなんてことはないです。あとになって振り返った際に失敗した経験が活きてきますし、いい思い出になります。安全には気をつけながらも、失敗を恐れず楽しんでください!

 

コールマンのキャンプギア例
コールマンのキャンプギア例
コールマンのキャンプギア例
コールマンのキャンプギア例

ママ:今日使わせてもらったギアも使い勝手がよかったです!

神田さん:ありがとうございます。コールマンの製品は誰もが手軽で簡単に、安心してお使いいただけるモノを提案し続けています。昨今のアウトドアブームよりもっともっと前からアウトドア・キャンプの魅力を伝えてきましたので、長い歴史の中で培ったノウハウが製品に活かされていると思っています。

ですが、道具選びやキャンプスタイルに正解や不正解はないと思っています。特にファミリーキャンプは子どものお世話に手がかかってしまいます。ですから、子どもに手がかかる分、キャンプは頑張りすぎずシンプルなスタイルでもいいんです。道具に縛られることなく、一番大切な家族の時間や思い出を作ることに時間をかけてほしいですね。

 

ファミリーキャンプの楽しみ方を語るコールマンの神田さん

パパ:神田さんはいつ頃からキャンプを始めたんですか?

神田さん:初めてキャンプをしたのは6歳頃でしたね。引率の大人と子どもだけで行うキャンプ体験イベントでテント泊や川遊びなどを体験しました。実家の周りはそれほど自然があるエリアではなかったので、このときをきっかけに自然の楽しさや外遊びの魅力を感じていたと思います。

社会人になってから、はじめはアパレルセレクトショップを運営する企業に勤めていました。キャンプとは真逆なところですね(笑)。ある日、コールマンの求人を見つけたときに、幼い頃の自然体験した記憶を思い出して、「楽しそうだな」と思い、入社にいたりました。

ママ:息子も大人になったときに、今日の体験を思い出してもらって、将来に繋がればうれしいです。

神田さん:そう言ってもらえてうれしいです! 私たちコールマンはアウトドアの中で、「家族」「仲間」「自然」が触れ合い生まれる心の繋がりを日々大切にするというブランドコンセプトがあるんですよ。

 

コールマンのロゴ

神田さん:テーマは『灯そう。』。ランタンの炎を灯すように、キャンプを通して人と人との間に明かりを灯せるよう、製品開発や体験の場をこれからも創っていきたいと思っています。

 

新型STEPWGN(ステップワゴン)で家族3人で車中泊をしているイメージシーン

 

ステップ ワゴンで叶うファミリーキャンプのニューフリースタイル!

新型STEPWGN(ステップワゴン)の外観。左上から時計回りに正面、背面、サイド
新型STEPWGN(ステップワゴン)の外観。左上から時計回りに正面、背面、サイド

新型STEPWGN(ステップワゴン)の外観。左上から時計回りに正面、背面、サイド

最後に、今回使用したステップワゴンを紹介します。2022年5月にフルモデルチェンジしたばかりの「#素敵な暮らし」をグランドコンセプトに一人ひとりのライフスタイルに合わせ暮らしを豊かにするアイテムとなることを目指し、開発されました。

せっかくなので、最新車種に乗った感想をファミリーに聞いてみました。

 

新型STEPWGN(ステップワゴン)に乗っているファミリー

パパ:初めて乗ったけどすごく運転しやすい! 車内のサポートも充実していて快適なドライブでした。

家族の安心と自由をコンセプトに使い勝手の良さを追求したステップワゴン。パパとママが感動したという機能やアクセサリーをチェックしてみましょう。

 

新型STEPWGN(ステップワゴン)のアクセサリー、ルーフコンソールの使用イメージ
新型STEPWGN(ステップワゴン)のアクセサリー、ルーフコンソールのティッシュボックス

運転席と助手席の頭上にはオプションで大型のルーフコンソールが取り付けられます。高さも奥行きも十分にあるため、サコッシュや財布などちょっとした小物を入れるのにぴったり。BOXティッシュを収納すると、下からサッと取り出せる機能も便利です。

 

新型STEPWGN(ステップワゴン)のアクセサリー、リア席モニターの使用イメージ

ママ:映画やアニメを流せば、ドライブ中子どもが退屈することもなさそうです!

ママが注目したのは、15.6インチと大画面で見やすいリア席モニター。TVやDVDはもちろん、SDカードやUSBメモリーデバイスに保存した映像も視聴できます。また、HDMI接続ケーブルを使えば、ご自身のスマートフォンで撮影したキャンプの思い出も見ることができます。

 

子ども用アクセサリー、ジュニアシートの使用イメージ

3〜12歳頃まで、幅広い年齢層に対応したジュニアシートも便利だと感じたママ。着脱しやすいショルダーガイド付きで、身長に合わせて頭部と肩部のガードが簡単に調整できるのもポイントです。

ママ:全体をしっかりとホールドしてくれて、シートカバーが汚れたら洗えるのもありがたい!

 

ファミリーキャンプの第一歩を踏み出そう

新型STEPWGN(ステップワゴン)でキャンプを楽しんだファミリーとコールマンの神田

自然の中で家族と過ごすキャンプは、自由かつ開放的で、かけがえのない想い出がたくさん生まれる場所。そのためにも「安全な環境」をつくることが大切。コールマン製品はそんな家族の1番の味方であり、長く寄り添ってくれる存在です。

そんな楽しいキャンプへ連れて行ってくれるクルマも重要。安心と自由をカタチにしたステップワゴンなら、道中も家族みんながご機嫌で過ごせます。帰りのクルマで「またキャンプ行こうね」と子どもが声をかけてきたら、パパもママも嬉しくて仕方ないですよね!

子どもと一緒にキャンプへ行きたいけれど、ハードルが高いと感じているファミリーの皆さん。コールマンの神田さんが教えてくれた「キャンプに正解や不正解はない」「キャンプはシンプルでいい」という言葉とともに、一歩踏み出してみませんか?

文/内舘 綾子
写真/井手 勇貴
編集/井上 寛章(LIG)
撮影協力/有野実苑オートキャンプ場