【キャンプにおすすめのポータブル電源】選び方や達人6名が愛用中のアイテムも紹介

こんにちは! ファミリーキャンプ歴5年のライター内舘 綾子です。

キャンプや車中泊では、ポータブル電源があると一気に快適度がアップします。しかし、いざ購入しようと思っても、「何を基準に選べばいいかわからない……」という方も多いはず。

電力容量や値段、出力ポートの種類(AC・USB・DC)、本体の蓄電方法、見た目のルックスなど、比較する項目がたくさんあって迷ってしまいますよね。

そこで今回は、キャンプや車中泊にぴったりなポータブル電源の選び方を徹底解説注目の最新機種やキャンプや車中泊の達人6名が愛用中のポータブル電源もご紹介しますので、ぜひポータブル電源選びの参考にしてみてください!

 

目次

 

本記事で紹介しているキャンプにおすすめのポータブル電源一覧

本記事で紹介しているキャンプにおすすめのポータブル電源一覧

 

【ポータブル電源の選び方】キャンプで使うなら消費電力(W)・電力容量(Wh)・出力(W)をチェック!

まずは、キャンプや車中泊で使うポータブル電源を選ぶときにチェックしておきたいポイントをご紹介します。

先におすすめのポータブル電源について読みたい人はこちらをクリック!

キャンプや車中泊で使うポータブル電源は、 消費電力(W)・電力容量(Wh)・出力(W)をチェックして選ぶのが大切です。

  • 消費電力(W/ワット):使いたい家電や電化製品が消費する電力量
  • 電力容量(Wh/ワットアワー):ポータブル電源のバッテリー容量
  • 出力(W/ワット):ポータブル電源が出力可能な電力(定格出力)

ポータブル電源を購入してから「失敗した! 」と後悔する原因の多くは、「使おうと思っていた家電・電化製品の消費電力が、購入したポータブル電源の電力容量や出力をオーバーしていて使えなかった」というケースです。

キャンプや車中泊用にポータブル電源を購入する際には、そのポータブル電源に、使いたい家電や電化製品が消費する電力量をまかなえる電力容量や出力があるかをしっかり確認しましょう!

ただ、「具体的にどうやって確認すればいいの? 」と疑問に感じる方も多いでしょう。そこでここからは、ポータブル電源選びにおける3つのステップを具体的に解説していきます。

 

STEP1:使いたい家電・電化製品を考える

最初に、自分がキャンプや車中泊で使いたい家電・電化製品から、どのくらいの電力容量や出力が必要なのか考えてみましょう。

キャンプや車中泊でよく使われる家電・電化製品の一般的な消費電力は以下のとおりです。

◆キャンプや車中泊でよく使う家電・電化製品の消費電力
スマートフォン 5〜10W
ノートパソコン 20〜50W
電気毛布(ブランケット)5〜55W
LEDランタン 20〜100W
小型冷蔵庫 30〜100W
小型炊飯器 100W
ハンディ掃除機 100〜200W
扇風機・サーキュレーター 50〜300W
ブレンダー・ミキサー 100〜500W
プロジェクター 20〜500W
ホットカーペット 500〜800W
ドライヤー 600〜1,200W
ファンヒーター 500〜1,200W
ホットプレート 500〜1,400W
電気ケトル 1,000〜1,500W

※上記の値や価格は目安です。正確な消費電力(W)は使いたい家電・電化製品の取扱説明書を参照してください

例えば、消費電力が1,500Wの電気ケトルを使用したい場合には、1,500W以上の出力が可能なポータブル電源が必要です。

また、「電気ケトルのほかにサーキュレーターやファンヒーターも使いたい」と、同時に複数の家電・電化製品を使いたい場合には、複数の家電・電化製品の電力をまかなえるだけの出力が必要となります。

ただし、ポータブル電源は出力が大きければ大きいほど「高いスペック」とされており、高価になる点には注意が必要です。

 

◆ポータブル電源の価格相場

  • 消費電力100W以下の家電・電化製品に対応するポータブル電源:3~5万円
  • 消費電力500W以下の家電・電化製品に対応するポータブル電源:5~7万円
  • 消費電力500Wを超える家電・電化製品に対応するポータブル電源:10万円以上

 

費用を抑えてポータブル電源を購入したいのであれば、「消費電力が500W以下の家電・電化製品が使える5~7万円の価格のポータブル電源を購入して、どうしても電気ケトルやドライヤーを使いたいときだけ、AC電源(コンセント)が利用できるキャンプ場や施設を利用すればいいや」と考えるのも一案です。

キャンプや車中泊で使いたい家電・電化製品を考えるとともに、ご自身の予算も考慮してポータブル電源のスペックを定めていってくださいね。

 

STEP2:必要な電力容量をチェックする

キャンプや車中泊で使いたい家電・電化製品や、ポータブル電源の予算についてイメージができたら、必要な電力容量も考えてみましょう。

使いたい家電・電化製品の消費電力を満たしているポータブル電源でも、電力容量が少なければ長時間にわたって家電・電化製品を稼働させるのは難しくなります。

家電・電化製品を動かすのに必要な電力容量を、以下の計算式で算出してみてください。

 

◆電力容量(Wh)の計算方法

家電・電化製品を使いたい時間(h)×家電・電化製品の消費電力(W)=電力容量(Wh)

  • 例1:電気毛布を6時間、弱モードの5Wで使いたい場合は6×5=30で、必要な電気容量は30Wh
  • 例2:ミキサーを1分(=0.01時間)、強モードの500Wで使いたい場合は0.01×500=5で、必要な電気容量は5Wh

 

計算自体は決して難しくないので、キャンプや車中泊で使いたい家電・電化製品とその消費電力をピックアップして、必要な電力容量もしっかり確認しておきましょう!

ちなみに、ポータブル電源のスペック表は「電力容量:403Wh/3.6V/112,000mAh」「出力:500W」といったように、いろいろな単位が表記されています。

ただ、A(アンペア)とV(ボルト)のアルファベットが入った単位は、とりあえず無視してOK!

なぜなら、A(アンペア)に関わる単位は、V(ボルト)の値によって変動する単位なうえに、メーカーによって値が異なるため比較に向いていないのです。

その点、Wh(ワットアワー)やW(ワット)は変動しない単位なので、こちらで比較したほうが、ポータブル電源のスペックを比較しやすいです。

★記事のいちばん最後に、もう少し詳しいスペックの関係性をまとめたので、気になる人は参考にしてくださいね。

 

STEP3:デザインや機能に注目する

使いたい家電・電化製品の消費電力を賄える出力と電力容量があるポータブル電源であれば、キャンプや車中泊で十分に活用できるでしょう。ただ、より便利に活用するためには、デザインや機能面にも注目してみるのがおすすめです。

具体的には、以下のポイントに注目してみてください。

 

  • サイズ:持ち運びや収納がしやすいサイズ、重さであるか
  • 形状:取っ手が付いていたり、パネルやボタン表示がわかりやすかったりする形状であるか
  • デザイン性:カラーが豊富、スタイリッシュなデザインなどデザイン性に富んでいるか
  • 出力ポートの種類や数:使いたい家電・電化製品の種類や数を満たせる出力ポートがあるか
  • 充電の方法や時間:充電方法はAC電源からなのかソーラーからなのか、満充電までにどのくらいの時間がかかるのか
  • 拡張性:拡張バッテリーにより出力や電力容量の拡張は可能か
  • 耐久性:防水や防塵など、アウトドアでハードに使える耐久性があるか

 

どういったポータブル電源が便利と感じられるかは、キャンプや車中泊のスタイルによっても大きく異なります。

すべてのポイントが優れているポータブル電源は高価な傾向があるため、予算とも相談しながら「特に自分が重視したいポイント」を満たしているかをチェックしてみてください。

また、ポータブル電源を使用したことがない方の場合、デザインや機能は考慮せずに安価なポータブル電源を購入し、お試しで使ってみるのも1つの方法です。実際に使用する中で必要な機能やデザインが見えてきたら、高価なポータブル電源への買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

 

最新のポータブル電源をチェック! キャンパーが注目するキャンプにおすすめのモデル3選

ポータブル電源の選び方がわかったところで、キャンプや車中泊にぴったりなポータブル電源を見ていきましょう。

ここでは、多くのキャンパーから注目を集めている、おすすめの最新モデルを3つご紹介します。

 

【1】EcoFlow(エコフロー)「DELTA(デルタ) 2」:これ一台あれば電化製品の90%以上が利用可能な高出力&大容量

2017年の設立から、瞬く間にポータブル電源ブランドの代表格に上り詰めたEcoFlow(エコフロー)。

そんなEcoFlowから販売されている「DELTA(デルタ) 2」は電力容量1,024Wh、出力1,500Wの超パワフルなポータブル電源です。

専用のエクストラバッテリーを接続すれば、電力容量を2,048Whまで拡張可能。一般的な電化製品の90%以上を稼働できる大容量&高出力で、キャンプや車中泊に限らず、日常使いや防災用としても役立ちます。

大容量でありながら、わずか50分で80%まで充電可能なため、手軽に使いやすいのも魅力です。

EcoFlow(エコフロー)「DELTA(デルタ) 2 」基本スペック
電力容量:1,024Wh
AC出力:1,500W(X-Boostモードでは最大出力1,900W)
バッテリー:リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
サイズ:約400mm×211mm×281mm
重量:約12kg
出力ポート:USB-A×2、USB-A急速充電×2、USB-C×2、DC5521×2
シガーソケット:あり
本体フル充電所有時間:約80分(ACアダプタを使用時)
Amazon参考価格:143,000円(2022年10月18日現在)

 

【2】Jackery(ジャクリ)「ポータブル電源 708」:バランスのよいスペックとコスパのよさが魅力

2012年にアメリカで生まれたJackery(ジャクリ)は、世界初のリチウムポータブル電源を開発したことでも有名なメーカーです。Jackeryのポータブル電源はいずれもソーラー充電が可能なため、アウトドアや非常時の電源確保に役立つとして人気を集めています。

Jackeryの「ポータブル電源 708」は出力500W、電力容量708Whと十分なパワーがありつつも、オーバースペックにはならない、ちょうどよい使い心地が特徴的。

価格は8万円台と初めてポータブル電源を購入する方からすると、少し高価に感じられるかもしれません。しかし、キャンプや車中泊でしっかり使えるパワーがあることを考えれば、非常にコストパフォーマンスの高い製品です。

Jackery(ジャクリ)「ポータブル電源 708」 基本スペック
電力容量:708Wh
AC出力:500W
バッテリー:リチウムイオン電池
サイズ:約299.7mm×191.5mm×190.5mm
重量:約6.8kg
出力ポート:USB-A×1、USB-C×1、QC3.0×1
シガーソケット:あり 
本体フル充電所有時間:約5時間(ACアダプタを使用時)
Amazon参考価格:84,500円(2022年10月18日現在)

 

【3】JVC(ジェイブイシー)「BN-RB37-C」:サイズも価格もコンパクトなお手頃ポータブル電源

ポータブル電源 JVC「BN-RB37-C」(画像提供:株式会社JVCケンウッド)

ポータブル電源 JVC(ジェイブイシー)「BN-RB37-C」(画像提供:株式会社JVCケンウッド)

国内家電メーカーであるJVC(ジェイブイシー)が手掛けるポータブル電源「BN-RB37-C」は、サイズも価格も抑えたいと考えている方にぴったりの製品です。

約23cm×17cm×13cmで重量は3.6kgと、キャンプや車中泊での持ち運びはもちろん、自宅に収納しておくのにも邪魔にならないサイズ感。200W(瞬間最大400W)の出力と375Whの容量で、ちょっとした家電・電化製品であれば十分に使えるパワーがあります。

無期限でのテクニカルサポートも付いているなど、国内メーカーならではの安心感のあるサポートも魅力です。

ポータブル電源 JVC「BN-RB37-C」(画像提供:株式会社JVCケンウッド)

ポータブル電源 JVC(ジェイブイシー)「BN-RB37-C」(画像提供:株式会社JVCケンウッド)
JVC(ジェイブイシー)「BN-RB37-C」 基本スペック
電力容量:375Wh
AC出力:200W(瞬間最大出力400W)
バッテリー:三元系リチウムイオンバッテリー
サイズ:約231mm x 268mm x 134mm
重量:約3.6kg
出力ポート:AC×1、USB-A×2
シガーソケット:あり 
本体フル充電所有時間:約12.5時間(ACアダプタを使用時)/約6~7時間(ソーラーパネル利用時)
Amazon参考価格:39,645円(2022年10月18日現在)

 

キャンプ&車中泊の達人6名が愛用中のポータブル電源! 使い道やメリット・デメリットもご紹介

ここからは、キャンプ&車中泊の達人6名が愛用中のポータブル電源をご紹介! 選んだ決め手や使い道、メリット・デメリットなどをお伝えします。

中には現在販売終了しているモデルもありますが、選び方や使い道の参考になるはずですよ。

※インタビューは2020年に実施されたものです。

 

【1】こいし ゆうかさん:Anker(アンカー)「Anker PowerHouse(アンカー パワーハウス)」でキャンプ場でも仕事を快適に

こいし ゆうかさん

こいし ゆうかさん
イラストレーター、キャンプコーディネイターとしてテレビやラジオなど幅広いメディアで活躍。キャンプ歴は11年、「女子キャンプ」の言葉の生みの親。オリジナルテント「PANDA」のデザインも手がける。http://koishiyuka.com/

 

Anker(アンカー)「Anker PowerHouse(アンカー パワーハウス)」はこんな人におすすめ

Anker(アンカー)Anker PowerHouse(アンカー パワーハウス)

Anker(アンカー)「Anker PowerHouse(アンカー パワーハウス)」 写真:すべて本人提供

 

  • 容量が大きくなくてもいい
  • 高級感のあるデザインが欲しい
  • 同時に複数台を充電したい
  • 重量が軽いものが欲しい

 

ポータブル電源の購入のきっかけと使用例は?

こいし:キャンプ場で仕事をすることが増えて、そのままキャンプ場に泊まったりすると充電に困ってしまって…。PCやスマホ、LEDランタンなど、必要最低限のアイテムが充電できるスペックのポータブル電源が欲しくなったんです。

Anker PowerHouse(アンカー パワーハウス)」を選んだ理由は、知り合いのカメラマンさんが使っているのを見て、「使い勝手がよさそうだな」と思ったからです。身近な人が使っているので安心感がありました。その後、Amazonでセールをやっているのを発見して購入を決断!

仕事で必要なPCやスマホ、LEDランタンなどを充電しています。USBポートが4口あるので、キャンプイベントのときは自分だけで使うのではなく、みんなの充電器としても活用しています。

こいし ゆうかさん【ANKER(アンカー)】Anker PowerHouse(アンカー パワーハウス)使用イメージ

 

使ってみてよかった点、残念な点はありますか?

こいし:よかった点は、持ち手を畳むと真四角になるデザインです。クルマにも積載しやすく、家のリビングに置いてもインテリアの邪魔をしません。重量も4.2kgとコンパクトサイズなのも気に入っています。停電などの非常時にも使えるので、購入してよかったと思います。

残念な点は、AC出力(=コンセントを使う出力)が120Wまでと弱いところ。以前キャンプの撮影で、ミキサー(=AC出力が最大500W必要)を使おうと持っていったら、ポータブル電源のAC出力が足りなくて使えなかったんです…。

購入時、Ankerのポータブル電源は「Anker PowerHouse」以外にもう1種類ありましたが、AC出力は100Wまで。電気容量も今使っている容量434Whよりも、もっと小さい容量の213Whなんです…。

もし次に買うとしたら、AC出力が大きいものを選びたいです。その候補に挙がっているのは、LACITA(ラチタ)の「エナーボックス」(④三沢 真実さんが愛用)。アウトドアにマッチするデザインと、オリジナルのカバー(別売)がおしゃれなところも気になっています!

 

Anker(アンカー)「Anker PowerHouse(アンカー パワーハウス) 」基本スペック
電力容量:434Wh/14.4V/120,600mAh
AC出力:120W
出力波形:純正弦波
バッテリー:鉛蓄電池
サイズ:約200mm×165mm×145mm
重量:4.2kg
出力ポート:AC×1、USB×4
シガーソケット:あり 
本体フル充電所有時間:約8時間(ACアダプタを使用時)
スマートフォンフル充電回数:約32回
Amazon参考価格:34,000円(2022年10月18日現在)

 

【2】野あそび夫婦さん:Smart Tap(スマートタップ)「Power ArQ(パワーアーク)」は夏や冬のキャンプを快適にするマストギア

野あそび夫婦さん

野あそび夫婦さん
アウトドアライフプランナーとして、日本初となるビギナー向けキャンプ施設「キャンプ民泊NONIWA」のオーナーを務めている、夫のアオさんと妻のエリーさん。キャンプ歴は5年。2020年春からカスタムしたキャラバンで車中泊もスタートさせる、仲良し同級生ご夫婦。
https://noasobifufu.com/
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Smart Tap(スマートタップ)「Power ArQ(パワーアーク)」はこんな人におすすめ

Smart Tap(スマートタップ)Power ArQ(パワーアーク・型番008601C-JPN-FS)

Smart Tap(スマートタップ)Power ArQ(パワーアーク・型番008601C-JPN-FS) 写真:すべて本人提供

 

  • カラーが豊富で見た目にもこだわりたい
  • 使いやすい容量のものが欲しい
  • 持ち手が固定された持ち運びやすいものがいい
  • 口コミ件数の多い順で選びたい

 

ポータブル電源の購入のきっかけと使用例は?

野あそび夫婦:キャンプで連泊するときにスマホの充電が不安で、前々から必要性を感じていました。そんなときキャンプ初心者の友人と、冬に電源のないキャンプ場に行くことになり、電気毛布を使うため購入を決意!

私たちが選ぶときのポイントにしたのは、重要なものから「大容量→AC(コンセント)使用可→ソーラーパネル対応(別売)→見た目」の4点。比較記事やレビューを読み込んで、いちばんしっくりきたのがSmart Tap(スマートタップ)の「Power ArQ(パワーアーク)」でした。

 

【Smart Tap】Power ArQの使用イメージ

野あそび夫婦:夫婦でキャンプの仕事をするとき、おもにPCやスマホの充電として使っています。ほかに夏は扇風機、冬は電気毛布が使えるので、かなり快適にキャンプを楽しめます。

 

使ってみてよかった点、残念な点はありますか?

野あそび夫婦:私たちが購入した際、「Power ArQ」には全3種類のラインアップがありましたが、その中でいちばん大きなスペックの機種を選びました。容量626Wh、AC出力300Wあり、私たちがキャンプで使いたい電化製品ならひと通り使えて、とても満足しています。

あとはオリーブカラーが気に入っています。2019年グッドデザイン賞を受賞していて、キャンプ場やおうちでも、あえて見せる収納に並べておきたくなるほど、オシャレでかわいい!

ポータブル電源って意外と見た目の存在感があるから、デザインで選ぶのもいいと思います。カラーを選びたい人には赤やベージュなど豊富にそろっているのでおすすめです。

 

【Smart Tap】Power ArQの使用イメージ

野あそび夫婦:持ち手が固定されていてグラグラせずに持ち運べるのですが、クルマに積載するときに意外と持ち手の出っ張りが邪魔になってしまうことはデメリットかもしれません。ただ、「Power ArQ2」では、持ち手が収納できてフラットになるよう改善されているようです! これから車中泊を始めるので、そちらも気になり始めています。

Smart Tap(スマートタップ)「Power ArQ(パワーアーク)」 基本スペック
電力容量:626Wh/3.6V/174,000mAh
AC出力:300W(最大瞬間500W)
出力波形:純正弦波
バッテリー:リチウムイオン
サイズ:300mm×242mm×193mm
重量:6.0kg
出力ポート:AC×1、DC×2、USB-A×3
シガーソケット:あり
本体フル充電所有時間:8〜9時間(ACアダプタを使用時)
スマートフォンフル充電回数:約46回
Amazon参考価格:66,000円(2022年10月18日現在)

 

【3】野毛 陽平さん:GOAL ZERO(ゴールゼロ)「Yeti 400 Solar Generator R2」のフォルムに惚れて6年愛用

野毛 陽平さん

野毛 陽平さん
神奈川県小田原市の人気アウトドアショップ「sotosotodays(ソトソトデイズ)」店長。幼少期から外遊びを楽しみ、キャンプ歴25年、ショップスタッフ歴10年以上と生粋のアウトドアマン。雑誌をはじめとする多くのメディアで活躍中。
GOAL ZERO(ゴールゼロ)「Yeti 400 Solar Generator R2」はこんな人におすすめ

【GOAL ZERO】Yeti 400 Solar Generator R2

GOAL ZERO(ゴールゼロ)Yeti 400 Solar Generator R2 ※現在この機種は販売終了 写真:すべて本人提供
  • 人と被らないものが欲しい
  • アメリカンなデザインが好き
  • 使いやすい容量のものが欲しい
  • 同時に複数台を充電したい

ポータブル電源の購入のきっかけは?

野毛:ポータブル電源の存在を知っている人も持っている人もほとんどいない、2014年ごろに購入して、いまも現役で愛用しています。

当時のキャンプ場では、クルマのシガーソケットからスマホやカメラの充電をするために、クルマのエンジンをかけている人がいて、マナー的によくないなと感じていました。そんなときにあるキャンプ道具の展示会でGOAL ZERO(ゴールゼロ)のポータブル電源の存在を知って、ショップに仕入れるとともに自分用にも購入しました。

購入の決め手は、大容量のスペックとアメリカ的な雰囲気を感じるデザインとカラーに惚れたこと。「理想のギアに出合えた!」と運命を感じました。いまでも同じタイプを持っている人をあまり見かけないので、人と被りにくいという点でもおすすめです。

 

ポータブル電源のおもな使い道は何ですか?

野毛:キャンプに行ったとき、スマホ、LEDライト、GoPro(=動画撮影の小型カメラ)などの充電に使用しています。子どもと一緒のキャンプではプロジェクターで映画を見たり、冬はUSBで充電できるブランケットにつないだりと、オールシーズンで活躍しています。

 

【GOAL ZERO】Yeti の使用例

野毛:就寝前にその日使った電気機器をいくつもポータブル電源につないで充電しています。出力ポートがAC2口、DC3口、USB2口と多いので、同時に複数台使えるのが便利です。電力容量が400Whあるため、2〜3日連泊してもポータブル電源の本体の電力が不足することはほとんどなく、災害時の備えとしても安心できます。

 

長年愛用していて、デメリットを感じたことはありますか?

野毛:1つ挙げるとしたら、古いタイプなのでバッテリーが鉛電池を使っており、本体の重量が13.2kgあって、とにかく重い…! 現在ではラインアップも増えていて、505Whの電力容量で本体重量が5.85kgの軽いモデルも販売されています。

GOAL ZERO(ゴールゼロ)「Yeti 400 Solar Generator R2 」基本スペック
電力容量:400Wh/12V/33,000mAh
AC出力:300W
出力波形:正弦波
バッテリー:鉛蓄電池
サイズ:260mm×203mm×203mm
重量:約13.2kg
出力ポート:AC×2、DC×3、USB×2
シガーソケット:あり
本体フル充電所有時間:約5時間(ACアダプタを使用時)
スマートフォンフル充電回数:約30回(※現在のスマホの充電容量で算出)
Amazon参考価格:取扱なし

※上記の野毛 陽平さんが使用している機種は、2022年10月現在、販売終了しています。最新モデルについては公式サイトを参考にしてください。

 

【4】三沢 真実さん:LACITA(ラチタ)「エナーボックス スプラッシュプルーフ」はキャンプでも車中泊でも大活躍!

三沢真実さん

三沢 真実さん
アウトドアクリエイターズユニット「CAMMOC(キャンモック)」代表。キャンプ歴16年、車中泊歴2年。6歳の男の子をもつママキャンパー。デザイナー業の傍ら、アウトドア雑誌の表紙を飾るなど幅広く活躍中。Instagram
LACITA(ラチタ)「エナーボックス スプラッシュプルーフ」はこんな人におすすめ

LACITA(ラチタ)エナーボックス スプラッシュプルーフ(ソーラーパネルは別売)

LACITA(ラチタ)エナーボックス スプラッシュプルーフ(ソーラーパネルは別売) 写真:すべて本人提供
  • 使いやすい容量のものが欲しい
  • 同時に複数を充電したい
  • 防水・防塵の性能が欲しい
  • 男前で無骨なデザインが好み

 

ポータブル電源の購入のきっかけは?

三沢:私は車中泊の旅やファミリーキャンプで使用しています。購入するまえはスマートフォンやLEDライトの充電がなくならないかハラハラ…。カメラのバッテリーやPCなども充電できず不便で、ポータブル電源があったらもっと快適に旅ができるのになぁと思っていました。

そんなとき、ソーラーパネルで充電ができるLACITA(ラチタ)の「エナーボックス」と出合って、これなら災害時にも心強くていいなと思い、2018年10月にソーラーパネル(別売)と一緒に購入しました。

その後、業界初という防水防塵性を備えた、最新機種の「エナーボックス スプラッシュプルーフ」が発売されたので、2020年3月に新調しました。子連れのキャンプで使うので、水とホコリに強いことは心強いです。クルマの足元に置いても気を使わなくなりました。ただしメーカー価格が14万円以上とお高めです(お得なキャンペーンを狙えば7万円台になることも! )。

 

ポータブル電源のおもな使い道は何ですか?

三沢:車中泊やキャンプのためにLEDランタン、スマホ、一眼レフカメラ、充電式電池、トイドローンの充電など、1年中フル稼働しています! 夏はサーキュレーター、グループキャンプではプロジェクター上映、長旅ではノートPCの充電などに使っています。出力400Wまでなら一度にいろんな電気製品を使えるので、とても頼りになります。

 

エナーボックスの使用実例

三沢:あと、現在使っている「エナーボックス スプラッシュプルーフ」は、本体のカラーは1色しかありませんが、別売りで専用カバー(上写真)が3種類ほど展開されています。機能的なマルチポケットが充実していて、USBコードや充電中のスマホを収納できて気に入っています。

晴天や曇りなど日照条件で充電時間が左右されますが、屋外でもソーラー充電ができるのは、とても便利です。クルマのシガーソケットにつなげば走行充電もできるので、ソーラー充電と組み合わせることで連泊や長旅でも安心して使えます。

LACITA(ラチタ)「エナーボックス スプラッシュプルーフ 」基本スペック
電力容量:444Wh/3.7V/120,000mAh
AC出力:400W
出力波形:純正弦波
バッテリー:三元系リチウムポリマー電池
サイズ:303mm×134mm×184mm
重量:約5kg
出力ポート:AC×3、DC×2、USB×3
シガーソケット:あり
本体フル充電所有時間:約7時間(ACアダプタを使用時)
スマートフォンフル充電回数:約32回
Amazon参考価格:69,800円(2022年10月18日現在)

 

【5】ダッくん:suaoki(スアオキ)「S270」&「G500」を使い分け!ポータブル電源は車中泊のよき相棒

ダッくん

ダッくん
車中泊歴37年、キャンプ歴45年。かつて愛犬のダックスフンドとキャンプを楽しみ、仲間たちからダッくんの愛称で親しまれている。Hondaの軽自動車N-VANオーナー。看板屋さんとして埼玉を拠点に全国を飛び回り、年間60泊以上をN-VANで過ごす車中泊キャンパー。
suaoki(スアオキ)「S270」と「G500」はこんな人におすすめ

suaoki(スアオキ)(右・中央)S270、(左)G500

suaoki(スアオキ)(右・中央)S270、(左)G500 写真:すべて本人提供

◆S270

  • 比較的安く、コスパの良いものを選びたい
  • コンパクトで軽量のものが欲しい
  • 手軽に使えて持ち運びたい
  • 同時に複数充電したい

◆G500

  • 本体をあまり持ち運ばない
  • 車中泊や防災用に持っておきたい
  • しっかり容量のあるものが欲しい
  • 収納しやすいスッキリしたデザインがいい

 

 

なぜ、同じメーカーのポータブル電源を3台お持ちなのでしょう?

ダッくん:電力容量が大きいものを1台、小さいものを2台、合計3台を同時購入したのは、電力を使い分けしたかったからです。

もともと仕事でも電源を使うために、クルマにサブバッテリーを積んでいました。それが遊びでも車中泊を楽しみたくて、クルマをN-VANに買い替えたことをきっかけに、ポータブル電源のほうがクルマの外でも、手軽に使えそうだと思って移行しました。

suaoki(スアオキ)のポータブル電源は種類が豊富で、値段も手頃でコスパがいい。持ち手を畳むことができ、余計な出っ張りのない四角いフォルムになるので、クルマに積載がしやすいです。

 

ポータブル電源の小サイズ「S270」の使い道は?

【suaoki(スアオキ)】S270の使用例

ダッくん:小サイズの「S270」は電力容量が150Wh。スマホ・タブレット・PCの充電、ACコンセントのLED照明、スピーカー、スリムヒーターなど、軽微な電力のものに使っています。車中泊で連泊することが多いので、念のため2台購入しました。

 

ポータブル電源の大サイズ「G500」の使い道は?

【suaoki(スアオキ)】G500の使用例

ダッくん:大サイズの「G500」は電力容量が500Wh。冷蔵庫など大きな電力を使うものに使っています。ENGEL(エンゲル)の冷蔵庫(上写真)を20時間使用したときも、冷蔵庫に入れた中身は最低限保冷がキープされているのに、バッテリー残量が半分以上残っていてスペックの高さに驚きました。

 

使いやすいのは小サイズ「S270」ですか?

ダッくん:いまは小サイズの「S270」を普段使いすることが多いです。重量が1.3kgと圧倒的に軽いし、電力容量は150Whと小さいのですがその分充電も早く、クルマのシガーソケットから走行中に満タンにできます。停車中にソーラーパネル(別売・下写真)で充電することもあります。

ソーラーパネルで充電する様子
S270をソーラーパネルで充電する様子

 

使ってみて残念な点はありますか?

ダッくん:大サイズの「G500」は、主電源のオンオフのやり方が少し煩わしくて、緊急用や中電力用としてスタンバイしている状態です。

ボタンを2〜3秒長押しして主電源を入れたあと、ACかDCのどちらか使いたいほうの出力ボタンをまた2〜3秒長押しして出力をオンにする必要があります。未使用時が続くと自動的に主電源が切れますが、自分で主電源をオフにしたいときは、やっぱりボタンを長押ししないといけない。

それに比べると小サイズの「S270」は、電源のオンオフがワンプッシュでできて手軽に使いやすいです。

suaoki(スアオキ)「S270」基本スペック
電力容量:150Wh/3.6V/40,540mAh
AC出力:100W(最大瞬間150W)
出力波形:修正正弦波
バッテリー:三元系リチウムイオン
サイズ:185mm×109mm×119mm
重量:1.3kg
出力ポート:AC×2、DC×4、USB-A×4
シガーソケット:なし。ただし専用アダプタ使用で利用可
本体フル充電所有時間:約8時間(ACアダプタを使用時)
スマートフォンフル充電回数:約11回
Amazon参考価格:17,600円(2022年10月18日現在)
suaoki(スアオキ)「G500」 基本スペック
電力容量:500Wh/3.8V/137,700mAh
AC出力:300W(最大瞬間600W)
出力波形:純正弦波
バッテリー:三元系リチウムイオン
サイズ:280mm×190mm×210mm
重量:6.8kg
出力ポート:AC×2、DC×2、USB-A×2、USB-C×1
シガーソケット:あり
本体フル充電所有時間:8〜10時間(ACアダプタを使用時)
スマートフォンフル充電回数:約37回
Amazon参考価格:取り扱いなし

 

【6】えりたく夫婦さん:EcoFlow(エコフロー)「RIVER500(リバー500)」は車中泊Youtuberの必需品

えりたく夫婦さん

えりたく夫婦さん
2019年から車中泊で日本中を旅しながら暮らしているYouTuber。夫のたくさんはWebデザイナー。2020年にポタブルンというポータブル電源の紹介サイトを運営。妻のえりさんはCarstay株式会社の運営するメディアVANLIFE JAPANのライター兼編集長を務める。年間200日以上車中泊をしているベテラン仲良しご夫婦。
たくさん Twitter @sugawaratakuyan
えりさん Instagram
EcoFlow(エコフロー)「RIVER500(リバー500)」はこんな人におすすめ

EcoFlow(エコフロー)RIVER500

EcoFlow(エコフロー)RIVER500(リバー500) 写真:すべて本人提供
  • 本体の充電速度の早いものが欲しい
  • 複数台を同時に充電したい
  • しっかりとした容量のものが欲しい
  • 持ち手が固定された持ち運びやすいものがいい
  • 人と被らないおしゃれなデザインがいい

 

ポータブル電源の購入のきっかけと使用例は?

えりたく夫婦:購入する前は電源利用可能のカフェで仕事をしていたのですが、通いつめると出費が増えてきて…。それなら「大容量のポータブル電源を購入して車内で仕事をしよう! 」ということに。僕と奥さんは車中泊しながらリモートワークをしているので、1人1台使えるように2019年10月に2台購入しました。

 

【EcoFlow】RIVER500の使用例

えりたく夫婦:ポータブル電源選びでとくに重要視したのは、本体の充電速度の速さ。「RIVER500(リバー500)」は3〜4時間でフル充電できるスペックが最大の魅力でした。PC、スマートフォン、Wi-Fi、LEDランタンなど、半日以上同時に複数台使用するため助かっています。

 

【EcoFlow】RIVER500のソーラーパネル

えりたく夫婦:充電方法はシーンに応じて3WAYで充電しています。走行中はシガーソケットから充電。停止中は純正品のMPPT方式のソーラーチャージャー(別売・上写真)をクルマの屋根などに置いて充電。電源のあるところではAC(コンセント)を利用しています。

※MPPT方式とは、曇りの日でも比較的安定した充電が可能

 

使ってみてよかった点、残念な点はありますか?

えりたく夫婦:「RIVER500」はブラックでマットな質感と丸みのあるフォルムが気に入っています。MacのノートPCと並べて置いても見た目の統一感があります。

また、持ち手が固定されているのでグラグラせず、女性でも持ち運びやすい。持ち運びに便利な専用のケース(下写真)も落ち着いたカラーがオシャレで、内側にコード類が収納できるポケットがついていて便利。奥さんも気に入ってくれています!

【EcoFlow】RIVER500の使用例
【EcoFlow】RIVER500の使用例

えりたく夫婦:「RIVER500」の残念な点は、AC出力が500Wまでなこと。電子レンジやドライヤーなど、消費電力500W以上が必要な家電を利用したくても、出力が足りなくて使えません。とはいえ今のところ、それらの家電を使わなくても車中泊はできるので不便はありません。

ちなみに、同じくEcoFlow(エコフロー)の「EFDELTA(イーエフデルタ)」が気になっています。容量1,260Wh・AC出力1,600Wとかなり高性能で、これなら電子レンジやドライヤーなどの家電が使用可能に! 災害時の備えとしても今までにないほど十分なスペックなので、これ1台あればかなり心強いだろうなと思っています。

EcoFlow(エコフロー)「RIVER500(リバー500)」 基本スペック
電力容量:403Wh/3.6V/112,000mAh
AC出力:500W(最大瞬間1,000W)
出力波形:純正弦波
バッテリー:リチウムイオン
サイズ:250mm×160mm×208mm
重量:5.2kg
出力ポート:AC×2、USB-C×2、急速給電USB×2、USB×2
シガーソケット:あり
本体フル充電所有時間:約3時間(AC2口同時充電時)
スマートフォンフル充電回数:約30回
Amazon参考価格:取り扱いなし

※上記のえりたく夫婦さんが使用している機種は、2022年10月現在、販売終了しています。最新モデルについては公式サイトを参考にしてください。

 

ポータブル電源はキャンプや車中泊を快適にしてくれる! 自分のスタイルに合ったものを選ぼう

ポータブル電源は、キャンプや車中泊の際に便利な家電・電化製品を使ったり、スマホの充電やPCで仕事をするために使ったりと、さまざまな使い道があります。

使い道や選ぶときのポイントは人それぞれ。使いたい家電・電化製品の消費電力や価格、デザインや機能などから、自分にぴったりのポータブル電源を選んでみてくださいね。

今回ご紹介したポータブル電源の選び方やおすすめ商品を参考に、お気に入りのものを見つけて、キャンプや車中泊を快適にしましょう!

 

★本記事でご紹介したおすすめのポータブル電源を一覧でもう一度チェックしたい人はこちらをクリック!

森 風美さんのリベイドE500

森 風美さん愛用のポータブル電源。HondaリベイドE500 写真:本人提供

以前、カエライフの記事では車中泊キャンパーの森 風美さんの連載でポータブル電源の使い方を紹介してもらったので、そちらも参考にしてくださいね。

Honda「リベイドE500」の詳細はこちら!

 

 

ポータブル電源のスペック表記のまとめ

◆W(ワット)の仲間

W
(ワット)
電力。家電・電化製品を動かす力/W=V×A
kW
(キロワット)

1kW=1,000W
(例:500W=0.5kW、1,000W=1kW)

Wh
(ワットアワー)

1時間(h)に使うことができる電力(W)の容量/Wh=W×h
(例:500Wのアイテムを1時間使用=500Wh、500Wのアイテムを2時間使用=1,000Wh)

◆A(アンペア)の仲間

A
(アンペア)
電流。電力が流れる量/A=W÷V
mA
(ミリアンペア)
1Aの1,000分の1/1,000mA=1A
Ah
(アンペアアワー)

1時間(h)に流し続けられる電流(A)の容量
※Ah表記をWhに変換するには「Ah×V=Wh」「mAh×V÷1,000=Wh」で計算できる

◆V(ボルト)

V
(ボルト)
電圧。電力を押し出す力
 
内舘綾子さん
ライター 内舘 綾子
東京都生まれ。Instagramをきっかけにキャンプメディアのライターを始める。キャンプ好きの父親の影響で子どものころからキャンプに親しむ。1歳と5歳の2児の母となった現在も、週末は家族でキャンプへ行くママキャンパー。
Instagram @___a.y.a.k0uchi__

取材・文/内舘 綾子
編集/LIG
参考サイト/ポタブルン

 

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