もしも○○に遭遇したら!? 知っておきたいクルマの災害対策クイズ

もしも○○に遭遇したら!? 知っておきたいクルマの災害対策クイズ

災害大国日本に住むからこそ、クルマに乗っているときに災害に突然遭遇する可能性もゼロではありません。楽しいカーライフをおくるためにも、日頃から災害への備えはしておきたいところです。

そこで、「地震」「水害」、これから訪れる冬の「雪害」というつのシチュエーションで、災害時の対策をクイズで確認!「もしも」のときに困らないように、正しい対応策を知っておきましょう。

 

目次

もしも「地震」に遭遇したら!?

地震とクルマのイメージ

Q. 運転中に地震。揺れを感じたときに取るべき行動はどっち?

A 揺れを感じたらその場に停車させてすぐにクルマの外にでる
B 揺れを感じたらクルマを左端に寄せて揺れが収まるまで待機する

答え 
B 揺れを感じたらクルマを左端に寄せて揺れが収まるまで待機する

慌てて車外に飛び出すと逆に危険! 揺れが収まるまでは、車内にとどまり、ラジオなどで情報収集しましょう。

 

Q. 揺れが収まってクルマから出るときの正しい対応方法はどれ?

A ドアをロックして、キーはクルマから外していく
B ドアをロックせず、キーはクルマから外していく
C ドアをロックせず、キーはクルマにつけていく

答え
C ドアをロックせず、キーはクルマにつけていく

状況によって誰でもクルマを移動できるように、クルマのドアをロックせず、キーをつけたままに。キーレスエントリーキーの場合は、例えばスピードメーター付近など目立つ場所にキーを置いておきましょう。

こちらの記事でより詳しい対処方法を確認!

 

もしも「水害」に遭遇したら!?

水害とクルマのイメージ

Q. 豪雨で浸水! 運転しても支障がない水の深さは何センチまで?

A 10センチまで
B 30センチまで
C 50センチまで

答え
A 10センチまで

車体が水に沈んだ深さ(浸水深)が10cmを超えそうという時点で、まずはクルマを安全な場所へ移動して避難。浸水深が50cm以上になると、水圧でドアが開かなくなる可能性があるそうです。

こちらの記事でより詳しい対処方法を確認!

 

Q. 災害でクルマに閉じ込められたときのために備えておきたいアイテム「スマートレスキュー」。これで出来ないことは何?

スマートレスキューのイメージ

スマートレスキュー

A ベルトを切る
B 窓ガラスを割る
C 笛を鳴らす

答え
C 笛を鳴らす

スマートレスキューは、水没や事故などでクルマのドアが開かないときに使うアイテム。ふだんは運転席からすぐ手が届く、運転席側のグラブレール(天井側のハンドル)に装着しておくと安心です。

こちらの記事でより詳しい使用方法を確認!

 

Q. 水害でクルマのドアが開かない! スマートレスキューもない! そんなときの正しい行動はどれ?

A 慌てずにしばし待つ
B クルマの中にある道具で窓が割れないかチャレンジする
C 笛などで大きな音を立てて知らせる

答え
A 慌てずにしばし待つ


車内に水が入って、外と中の水位の差が小さくなると、圧力の差が縮まってドアが開けやすくなるため、ドアが開きそうな状態になったタイミングで、力を込めて一気に押し開けると脱出できるとのこと。でも、これは最後の手段の脱出方法! 水位があがりはじめた時点で、車内から避難しましょう。

こちらの記事でより詳しい対処方法を確認!

 

もしも「大雪」に遭遇したら!?

雪とクルマのイメージ

Q. 大雪でホワイトアウト! 取るべき行動はどれ?
※ホワイトアウト:雪などにより視界が真っ白になり、方向感覚を失ってしまう状態のこと。

A 徐行でとにかくホワイトアウトから抜けられる場所まで移動
B 近くのコンビニなど安全な場所にクルマを止めるか、ハザードランプを点灯させて停車

答え
B 近くのコンビニなど安全な場所にクルマを止めるか、ハザードランプを点灯させて停車

ホワイトアウトになると、数10cm先でも見えなくなります。前後左右だけではなく、上下感覚さえも失う状態なので、無理に動くのは危険です。

 

Q.大雪の中、クルマで身動きが取れなくなったとき、どうやって寒さをしのぐ?

A エアコンをかけてアイドリング状態にして暖を取る
B 窓を開けて空気の通り道を除雪。毛布などで寒さをしのぐ

答え
B 窓を開けて空気の通り道を除雪。毛布などで寒さをしのぐ

雪でマフラーの排気口がふさがれると、一酸化炭素中毒になって死に至ることも。寒いですが、エンジンは停止し、窓を開け、空気の通り道を確保。毛布などを常備しておき、寒さをしのぐようにしましょう。

こちらの記事でより詳しい対処方法を確認!

 

「もしも」のときはいつくるかわからない!

こういった「もしも」のときは、いつ訪れるかわからないからこそ怖いもの。対処方法を確認することに加え、おうちと同じように必要な防災グッズもクルマに備えておきましょう。

 

文・編集/ミノシマタカコ、TAC企画

 

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