子どもと二人きりでアウトドアを楽しみたい!
一人でテントを立てると時間がかかるし、その間に子どもが退屈してキャンプに行きたくない! となってしまわないかなど心配な方も多いのではないでしょうか。
そんな方に朗報!
今回は、車中泊系YouTuberのちょもかさんからステップワゴンで行く子連れ車中泊でコーディネートを教えてもらいました。
カーサイドタープを使った過ごし方から子どもが退屈しないグッズについて、今すぐにでも取り入れやすいアイデアをご紹介します。
- ちょもかさん
- 茨城県出身のちょもかさんは根っからの旅行好き。バックパッカーとして国内外を周り、現在は全国に出かけてバンライフを楽しんでいる。旅の様子はYouTubeやXで発信中。最近ではソロキャンプイベントにインフルエンサーとしてゲスト出演することも。
- YouTube @chomocamp
X(旧Twitter) @chomocamp
子どもを見守りつつ効率的に準備するコツ
今回使用する車両は、Hondaのステップワゴン スパーダ。カーサイドタープを張るだけで、一気にアウトドア感がでますね!
ちょもかさん:今回のコーディネートのテーマは「母と子で行く、快適車中泊!」というコンセプトで、子どもが退屈しないように短時間で設営できるカーサイドタープを選びました。 カーサイドタープは、前室のような空間を作ることができます。食事はこっち、寝るときは車内と分ければ匂いも気にならず快適に過ごせると思いました。
設営するときのコツはありますか?
ちょもかさん:まずはじめに、汚れないようにシートを敷いて子どもがくつろげる空間を作ります。その間に、カーサイドタープや車内に置くマットの設営と装飾を済ませます。
ここが、即席くつろぎスペースですね!
ちょもかさん:設営中の間は、子どもがお絵描きをしたり宿題をするスペースとなるよう意識しました。
机に置いてある水色のランタンなど割れ物を積載するときは、どのように対策していますか?
ちょもかさん:ランチョンマットやひざ掛け、ラグなどのやわらかいもので包むようにしています。また、子どもがうっかり落としてしまったときや踏んでしまったときのために、割れにくい丈夫なガラス素材でできた小物を選ぶようにしています。その他にも外側にカバーがついているものを選ぶのもオススメですよ。
かわいいがいっぱい詰まった装飾たち
実際に友人の子どもと一緒に車中泊へ行ったときに、子どもが反応してくれたコーディネートだそう。それぞれ詳しく紹介していただきましょう。
全体的に色合いが統一されていますね!
ちょもかさん:はい、そうなんです。ベージュにベージュを重ねて、木のアイテムを取り入れることで柔らかく、優しい印象の空間をつくりました。 また、子ども向けに赤色や水色、黄色といったポップな色を差し色に入れてみました。
ネコちゃんと目が合いました(笑)
ちょもかさん:このネコちゃん、ポットなんです♡ 小物をかわいくするだけでもテンション上がります。
オリジナリティ溢れるアイテムで自分らしく
レザーのガス缶カバーは、黒で引き締まりますね!
ちょもかさん:このCB缶カバーは、デザイナーでありレザー職人であるDANKE MEISTERさんとのコラボ商品の「一点物レザーCB缶カバー【牛革】」です。レザーは、経年劣化で風合いが出るので自分らしく染めやすいのがポイント。また、車中泊コーディネートを手軽にそろえたい人は、まずはコースターを木材にして机のテイストとそろえることで一体感が出ますよ。
コースターであれば、100均でも購入することができるので、すぐ手に入りますし、取り入れやすいですね。その他のグッズもみていきましょう。
ランタンに付いているタグのようなものはなんですか?
ちょもかさん:気づいていただきありがとうございます! これは、遊び心が強いのですが、オイルを補充する際、液だれを防ぐために作った「富士山ランタンエプロン」です。CB缶同様にレザー職人のDANKE MEISTERさんとのコラボで、デザイナーさんが考案し商品化しました。商品名の通り、富士山をモチーフにしています。こちらもレザーでできているので、お手入れをしつつ、染みていくオイルの風合いを楽しんでいただきたいです。
薪バックもコラボ商品と伺いましたが...
ちょもかさん:薪バッグは、北海道でオリジナルのアウトドアグッズを作っているmonosoさんとコラボした「 chomoso風防薪バッグ」です。薪って束ねられて販売されていることが多いですが、意外と重くて持ちにくいんですよね。そんなときに、このバッグが一つあれば、そのまま持ち帰れるので便利です。薪バッグはサイト上完売となっていますが、DMを送付いただければ対応可能です!
たしかに! 薪って手ぶらで買いに行きがちですが、バッグ一つあると楽になりそう。このオシャレな焚火台はなんですか!?
ちょもかさん:焚火台は、今回持参したキャンプギアの中でも一番大きいです(笑) 火を灯すと柄が地面に浮かび上がるので、子どもは大喜び。さらに、子どもを喜ばすために、焚火に入れると火が七色に光るグッズは必需品ですね!
浮かび上がる柄も七色に光る炎も見てみたい...。
車内空間も抜かりなく!
ステップワゴンは、Honda車の中で荷室が一番広く大容量。さらに、室内サイズは室内長2,845㎜、室内幅1,545㎜でHonda史上最大の広さがあるので、足を延ばしてゆったりくつろぐことができます。
子連れで車内で過ごすとき、快適空間にするためのちょもか流アレンジを伝授いただきましょう。
車内空間の配色もかわいい! ちょもかさんのこだわりがたくさんつまっているのが伝わってきました。 そして、気になる寝床事情。快適な寝床をつくるポイントはありますか?
ちょもかさん:ステップワゴンは完全にフルフラットになるわけではないので、分厚いマットを活用しました。それだけだと足元が下がってしまうため、家にあるラグやひざ掛けで隙間を埋めて平らに調整しています。
家にあるものでひと手間加えるだけで、快適さが向上しますね! その他のグッズも見ていきましょう。
ちょもかさん:ステップワゴン用純正アクセサリーのプライバシーシェード と セパレートカーテンを使えば、周囲からの視線を気にすることなく、安眠することができるので安心ですね。サイズがぴったりで取付けが簡単なのが純正品のいいところ。車内が真っ暗だと子どもが怖がってしまうので、星型のライトを取り入れると一気に車内も子どもの表情も明るくなります。この星型ライトは、電池式なので安心して使えますよ。
ちょもかさん:さらに、車内にもグリーンを取り入れるだけで雰囲気がぐっと変わります。オレンジの灯りは心を落ち着かせてくれるうえに、キャンドル風なライトのゆらめきがリラックス効果をもたらしてくれます。
テールゲートまわりに飾っている電飾はどのように取付けているのでしょうか。
ちょもかさん:テールゲートの隙間を活用して装飾しています。余った先は、後部座席のグラブレールに引っ掛けるようにして取付けています。この電飾も電池式です。乾電池の液漏れが心配なので使用するとき以外は、外すようにしています。
ちょもかさん:荷室の目隠しには大判ストールがオススメです。一枚あるだけで見た目もすっきり! このように無地であれば、プロジェクターのスクリーン替わりにもなりますし、私は何枚もクルマに積んでいます(笑)
時間に捉われないのが車中泊の魅力
ちょもかさんにとって、車中泊の魅力をお聞かせいただけますか?
ちょもかさん:好きな場所で寝れることでしょうか(笑) クルマを走らせていい景色を求めたり、おいしいご飯や温泉へ行くこともできるので、行く先々の空気を楽しんでいます。また、キャンプ場でなくともRVパークや道の駅でも休憩できますし、トイレさえあれば、時間に拘束されることなく行動できるところですかね。
これから車中泊を始めたい方へのアドバイスもお願いします!
ちょもかさん:平らな場所を選ぶこと。傾斜があると身体の見えないところで負担がでてきます。なのでクルマはフラットなところを選んで停車することをオススメします。次に安全面ですね。車内でガスを使うと一酸化炭素中毒になってしまうので、火器は必ず外で実施すること。自分の身は自分で守りましょう! 最後に、テンションの上がる小物を取り入れること。お気に入りが近くにあるだけでモチベーションが上がります。子連れなら子どもも喜んでくれますしね。
いかがしたでしょうか。装飾にひと手間アレンジを加えることで、自分も子どももテンションの上がる車内空間に早変わり。配色のバランスやグリーンを取り入れたり、ちょっとの工夫で車内空間が明るくなりますね。
子どもの成長とともに一緒に装飾を楽しんでみませんか?
今回コーディネートした車
- Honda STEP WGN SPADA
- タイプ:e:HEV SPADA / FF
ボディカラー:
(外装)スーパープラチナグレー・メタリック
(内装)ブラック※純正アクセサリー装着車
文・写真・編集/カエライフ編集部
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