お正月気分が抜けないうちにやってくる日本最大級のカスタムカーの祭典、東京オートサロン。いろいろなジャンルのカスタムカーの他にチューニングカーやモータースポーツ関連のクルマが展示されます。
展示車だけでも見どころ満載ですが、東京オートサロンは音楽ライブや体験コンテンツも充実しています。また、クルマをカスタマイズするステッカーやパーツの販売を行っているブースやオートサロン限定グッズをゲットできるかも!?
「東京オートサロン2024」イベント当日の様子を振り返りながら、初めて参加する方々向けにその魅力と楽しみ方、そして参考となる情報をお届けします!
有意義に過ごすための事前の下調べ
東京オートサロンに行ってみたい! と思った方へ、少しでも有意義な時間となるように事前準備のポイントをご紹介します。
開催情報の確認
まずは、東京オートサロンの開催情報を確認しましょう。正確な日程、開催場所、アクセス方法などを把握することで、スムーズな移動が可能となります。
また、会場内では、先着順や事前申し込みが必要なブース、予約制コンテンツもあります。主催者の公式Webサイトはもちろんですが、気になるメーカーのサイト、関連ニュースソースから最新情報を入手しましょう。
東京オートサロン2024
【日時・料金】
1月12日(金)14:00〜19:00 4,000円(税込)
1月13日(土) 9:00〜19:00 3,000円(税込)
1月14日(日) 9:00〜18:00 3,000円(税込)
【場所】幕張メッセ
近隣の駐車場は大変混雑します。公共交通機関を利用するようにしましょう。
近隣ホテルも出展社や関係者で早い段階で満室になります。宿泊を伴う方は、早めに予約することをおすすめします。
チケットの入手方法
東京オートサロンへの参加には電子チケットが必要です。コロナ禍以降、チケットはオンラインでの販売のみとなりました。
購入するためには、三栄IDへの登録がマストなのでお忘れなく。
2024年は当日券の販売が無かったため、参加日程の前日までに必ず購入してくださいね。
また、開場前後は入場するのに大変混雑しますので、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
快適に楽しむために
イベントを隅々までじっくり楽しみたいなら、持ち物や服装などしっかり準備していくと快適に過ごせます。ここでは、あると便利なグッズや服装のポイントをお伝えします。
最低限これさえあればOK! 持ち物リスト
幕張メッセの全展示ホールに国内外378社、893台もの展示車両が出展しています。
会場内はとても広く長時間歩くため、動きやすく、脱ぎ着しやすい服装がおすすめ。外気温は低くても身体は温かくなりがちですが、屋外を歩くこともあるので、上着は脱いでもかさばらずコンパクトになるものだと便利です。
各ブースノベルティやパンフレットなどたくさんの配布物があるので、カバンはA4サイズが入るリュックやショルダーバッグがおすすめ。写真を撮りたいときなど、両手が空くためストレスフリーで行動できると思います。
スマートフォンで写真を撮るなら、モバイルバッテリーもあると安心ですよ。
- リュックもしくはショルダーバッグ(A4サイズが入る大きさだと◎)
- コンパクトになる上着
- 飲料水
- 軽食
- スマホ充電用バッテリー
- ウェットティッシュ
- 筆記具(マップに書き込む用のペン)
- 現金
- マスク
また、グッズを購入する際は、キャッシュレス決済が便利! ただし、ブースによっては、電子決裁ができない場合やコインロッカーに荷物を預けることも考えられるので、予め現金も持っておきましょう。
各エリアには、たくさんのコインロッカーが常設されています。
グッズを買いすぎてしまったときや、ノベルティをたくさんもらって荷物が重いなんてときに活用しましょう。
幕張メッセのウェブサイトでは、フロアマップにコインロッカーやモバイルバッテリースタンドの位置が掲載されていますので、チェックしておくと安心です。
幕張メッセ フロアマップhttps://www.m-messe.co.jp/facility/
子どもと一緒でも楽しめる東京オートサロン
子どもと一緒にカスタムカーを見たい! という読者も多いのではないでしょうか。もしも迷子になってしまったときのために、エントランス横には、氏名と携帯番号を記入できるシールの用意がありました。
万が一に備え、お子様と一緒に来場される場合はブースを回る前に記入しておきましょう。
スケジュールの組み方
事前にまわるスケジュールを組んでおくことで、より充実した体験をすることができますよね。ここでは初めての方でもブースまで迷わず、楽しめるスケジュールの組み方をご紹介します。
注目のイベントスケジュール
イベント当日何を観るか決める前に、事前にイベントスケジュールを確認しましょう。豪華アーティストによるライブや、プロドライバーによるデモランといった様々なコンテンツが用意されています。
公式ウェブサイトでは、イベントプログラムが公開されているので、自分が観たいイベントの時間をリストアップしましょう。
ブースを事前にチェック
どの順番で出展ブースをまわるかシミュレーションしておくと、自分の観たいものを見逃すことなくじっくり楽しむことができます。
公式ウェブサイトでは、会場全体のマップが公開されているので、気になるメーカーやブースを事前にチェックしておきましょう。自動車メーカーやタイヤメーカーのブースでは、レーシングドライバーや有名人のトークショーなどが行われています。
お気に入りのメーカーのウェブページやSNSも要チェックです。
場内では会場マップが記載されたパンフレットをもらうことができます。
当日、持ち物リストにも入れたペンで、会場マップに印をつけるのもおすすめです。
編集部が行ったときには、エントランス横でライフガードが配布されていました。これから長時間歩くにはうれしい差し入れでした。次は、注目の出展ブースについてご紹介します。
編集部が注目したブース
東京オートサロンでは、カスタマイズによって魅力が最大限に引き出された展示車両が観られることが魅力の一つ。
ここからは、アウトドアが好きなカエライフ読者に刺さりそうなおすすめのカスタムカーをピックアップしてみましたよ!
アウトドアなクルマ① スノーピーク「フィールドトレーラー」
カエライフ読者で知らない人はいないであろうスノーピークからは、大型カーゴトレーラーとルーフトップテントを組み合わせた「フィールドトレーラー」を初公開。
スノーピークのターゲット層でもあるファミリー層に向けて展開しているとのこと。
店頭受注は、3月開始予定です。気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
アウトドアなクルマ② トイファクトリー「ランドクルーザー 70用ベッドキット」
4WD車のパーツメーカー「JAOS」のブースでは、キャンピングカーの楽しさを提案する「トイファクトリー」の、ランドクルーザー70専用ベッドキットが初公開されていました。
構造はシンプルで荷室にスチール製のフレームを設置し、そのフレームから折りたたんだセカンドシートの上に渡って、ベッドマットを載せて設置していました。
マットの生地は、トイファクトリー専用の汚れに強くお手入れが簡単で優れた強度を持つ「プレミアムスエード」生地を採用しており、アウトドアシーンで大活躍すること間違いなしです!
アウトドアなクルマ③ ビンテージ感漂うジムニー
ブース内を歩いているとかわいらしいデザインが施されたジムニーに出会いました。2台ともオールドカントリーな雰囲気の中に今っぽさを感じます。
白とオレンジがかわいいFUSIONのジムニーは、フロントフェイスグリルがとても印象的です。
ブラウンとベージュのBEYONDのジムニーシエラは、メッキのバンパーやオリジナルのグリルがクラシカルな雰囲気をより高めています。
忘れちゃいけないHondaブース
Hondaブースでは、計15台の車両を展示していました。コンセプトカーからモータースポーツカーまで幅広く展示していました。
2024年3月22日発売予定の新型SUV「WR-V」をベースにカスタマイズされた「WR-V FIELD EXPLORER CONCEPT」。海や山へのアウトドアから街中にいたるまで、遊ぶフィールドを選ばずに冒険できる相棒となれるWR-Vを目指しカスタマイズしています。
このカスタムモデルは、カエライフ運営も行っているホンダアクセスのデザイナーがデザインしているんです!
「Honda Magazine」では、デザイナーインタビューが掲載されているのでぜひ覗いてみてくださいね。
Honda Magazine デザイナーインタビューはこちら https://www.honda.co.jp/magazine/article/202401vol01/
老若男女楽しめるコンテンツも充実
オートサロンの楽しみは展示車両以外にも様々なコンテンツが用意されていること。トークショーの様子をお届けします。
Hondaブース内にある無限ブースでは、SUPER FORMULAトークショーが開かれていました。Honda純正アクセサリーアンバサダーの大津弘樹選手と岩佐歩夢選手、チーム無限の田中洋克監督が登壇。
マイクを握っているのは、木村偉織選手。たまたま会場内にいたそうで岩佐選手が電話で呼び出していました(笑) 。急なサプライズがあるのもイベントの醍醐味ですよね。
SUPER FORMULAを知らない方にも分かりやすいトークが繰り広げられていました。
その他ブースのトークショーでは、プロフリークライマーとして活躍する野口啓代さんのトークショーも行われていました。
話題は、クライミングシーンでのクルマの活用方法について。アスリートが語るクルマのリアルな使い方を聞くことができるのはなかなかレアです。
例年大賑わいの体験コンテンツである「グランツーリスモ」。ブースは、eスポーツエクスペリエンス内にありました。体験時間は10分で、フリー走行を体験することができました。
サーキットコースやエンジン音がリアルに再現されているだけでなく、ハンドルコントローラーのリアルな操作感も再現されてました。
eスポーツに興味がある方は、この機会に体験してみてはいかがでしょうか。
気になるランチ事情調べました!
お昼時のレストランは行列必至ですが、飲食店の他にお弁当の販売がありました。お弁当は、午後1時頃には完売している店舗もあったので、早めに購入されるのがおすすめです。
各エリアにはコンビニや休憩スペースもあります。
休憩スペースは多いですが、こちらもレストラン同様にお昼時は大変込み合うのでお気を付けください。
イベントならではの限定品やグッズを要チェック
イベントでは、お土産や記念品の購入も楽しみの一つですよね。ここでは、イベント限定のアイテムやおすすめのお土産についてご紹介します。
東京オートサロンオリジナルグッズ
オフィシャルグッズショップでは、東京オートサロンオリジナルグッズが販売されています。
Tシャツ、キーホルダー、ステッカーなどの定番アイテムから、キャラクターやイメージガールとのコラボ商品、会場でしか購入できないプリントクッキーまで多種多様。ショップでぜひ手に入れて、その日の思い出を残しましょう。
トミカの販売ブースでは、毎年東京オートサロン開催記念トミカを販売しています。とくに編集部が注目したのが、カエライフ読者に刺さりそうな「トヨタ ハイエース カスタマイズデザイン仕様」。
いかがでしょうか!?
車中泊やアウトドアなイメージを連想させるデザインで、このまま荷物を積み込んでお出かけしたい気分になりました。
その他グッズのご紹介
通常よりお買い求めやすい価格で販売されていたり、個性的な商品が並んでいて見ているだけでもワクワクしました!
まとめ
イベントは弾丸で楽しむのももちろんいいですが、初めて行く際は事前にしっかり下調べをしてスケジュールを組み準備をしておくと、よりスムーズに、心の余裕をもって楽しむことができます。
いつか行ってみたい! といった方へ参考となればうれしいです。
※本記事は2024年1月12日時点の情報を掲載しています。
文・写真・編集/カエライフ編集部
▼過去の東京オートサロンの記事はこちら▼
▼その他おすすめ記事▼