【実例8選】HondaのN-VANをキャンプ・車中泊仕様にカスタム!

N-VANカスタムまとめ記事のアイキャッチ

HondaのN-VAN(エヌバン)は、燃費のよさと広々とした車内が特徴的な軽バンです。

広々とした車内は、キャンプや車中泊などといったアウトドアで使い勝手がよいうえに、カスタムも楽しみやすいことからアウトドアを楽しむ人々から高い人気を集めています。

今回は、これまでカエライフに登場したN-VANのカスタム実例をまとめて紹介します。カスタムしたN-VANでどのようにアウトドアを楽しめるのかや、便利な純正アクセサリー・アイテムなども紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

 

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目次

 

N-VANのカスタム実例8選! 十人十色のおしゃれなカスタマイズに注目

さっそく、N-VANのカスタム実例を紹介していきます。

どのようなカスタムをしているかは十人十色で、それぞれ違った特徴や魅力があります。どれもおしゃれかつ便利に工夫されているので、これからN-VANをカスタムする際の参考になるはずですよ!

 

N-VANカスタム実例①winpy-jijiiさん:DIYでアウトドア仕様にカスタム!

森の中のキャンプ場にて、N-VAN(エヌバン)の横で釣竿をもって立つYouTuberのウィンピージジイさん

winpy-jijii(ウィンピージジイ)こと中村カズヒロさんは、キャンプ歴50年を超えるベテランキャンパー。これまでの経験で得たアウトドアの知識やDIYのアイデアなどをYouTubeに投稿しており、チャンネル登録者数はなんと20万人以上!(2021年3月時点) 旅の相棒はDIYによって収納力と居住性を高めた、車中泊仕様のN-VANです。どんなカスタムを施しているのか詳しく教えてもらいました。

YouTuberのウィンピージジイさん
中村 カズヒロさん
1950年生まれ。大阪の難波出身で、現在は滋賀の琵琶湖のほとりで奥さんと二人暮らし。根っからの趣味人で、アウトドアや写真、料理、バイク、クルマなど幅広く楽しむ。定年をきっかけに始めたYouTubeでの動画配信が人気を博し、「winpy-jijii(ウィンピージジイ)」として一躍有名YouTuberに。著書に『Life is Camp winpy-jijiiのキャンプスタイル』(玄光社)がある。
YouTube winpy-jijii
Instagram @jijii_70

 

N-VAN(エヌバン)の荷室に座るYouTuberのウィンピージジイさん。N-VAN車中泊キャンプ、改造カスタム

 

N-VANを選んだ理由を教えてください

中村さん:車中泊しやすいというのが一番の理由ですね。それからスタイルの良さ。車内空間が広くてフルフラットにすればゆったり寝られますし、高さもあるので座っていて窮屈さを感じない。しかも軽自動車だから経済的です。

前に乗っていたのはN-BOXで、それも車中泊用にカスタムしていましたが、N-VANを見たら欲しくなってしまって……。妻を説得して買い換えました(笑)。

 

車中泊用にどのようなカスタムをしていますか?

中村さん:専用のベッドキットを設置し、床下は収納スペースにしています。

私は登山をするので荷物はできるだけ少なく、コンパクトにまとめるのが習慣でして。ゴチャゴチャと持ち物を増やさず本当に必要なアイテムだけを持ち、収納で工夫して車内をより広く使えるようにしています。

 

N-VANのリアゲートを開けたところ。N-VAN車中泊キャンプ、改造カスタム

グレーの床板はMGR Customs社製の車中泊専用ベッドキット。取り付けると車内がフルフラットになり、寝袋に包まるだけで就寝準備完了

 

車中泊ベッドの下の収納スペースに食器やブランケットが入っている

床下の収納スペースにはキャンプや釣り、登山の道具などを。普段から一式まとめて積んでいるので、思い立ったらすぐに出発できるのも魅力

 

N-VANの荷室に自作のテーブルを設置して座っているウィンピージジイさん

 

その他にはどのようなカスタムを?

中村さん:DIYでN-VAN用の組み立て式テーブルを作りました。

1枚板をノコギリでカットし、使わなくなったタープのパイプを脚にしています。使ったノコギリが電動じゃないので、天板の角の丸みをきれいに出すのが大変でした(笑)。

 

f天井に取り付けたカーゴネット。N-VAN車中泊キャンプ、改造カスタム

ブランケットやマットなどの軽いギアは天井に取り付けたカーゴネットに収納

 

N-VANにDIYで取り付けたテーブルでコーヒーを入れているところ

 

今後N-VANに乗ってやってみたいことは?

中村さん:妻とN-VANに乗って「日本一周の旅」に出かけたいです。せっかくこんなにカスタムしたんだから、思い切り遊ばないと!

劇作家バーナード・ショーの「年をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばないから年をとるのだ」が私の好きな言葉。いくつになっても少年と少女のように、人生遊び尽くしたいですね。

 

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N-VANカスタム実例②岩見 兼次さん&眞由美さん:夫婦での車中泊を快適に

N-VAN(エヌバン)の2段ベッドで車中泊旅を楽しむ定年後のシニア夫婦・岩見さん

定年を迎えたシニア世代のあいだで、車中泊を趣味にする方々が増えています。岩見さんご夫婦もその一組で、N-VANを車中泊仕様にカスタムして日本各地へ旅を楽しんでいます。

居住性を追求した車内には随所に工夫が施され、夫婦でくつろげるのが特徴的。N-VANに乗って充実のセカンドライフを送るお二人にカスタムのポイントを伺いました。

N-VANカスタムオーナー・岩見さん夫婦のプロフィール
岩見 兼次(いわみ けんじ)さん&眞由美(まゆみ)さん
今年(2021年)69歳の兼次さんと65歳の眞由美さんは、結婚して33年を迎える。以前は奈良県に住んでいたが、2008年ごろに滋賀県の琵琶湖近くにセカンドハウスを購入。2018年には本宅も滋賀県へお引っ越し。現在は2つの家を行ったり来たりしながら、クルマの旅や釣り、庭いじりなどをゆったりと満喫している。

 

N-VANの横でお茶を飲みながら談笑する岩見さん夫婦

 

N-VANを選んだ理由を教えてください

兼次さん:気に入った点はいくつもありますが、一番の決め手は「荷室のスペースの広さ」。天井が高く、食事や着替え時でも窮屈に感じません。

以前のクルマではかがんだ姿勢で動きまわっていたので、そのときと比べるとかなり快適になりました。

大きく開くスライドドアや、ピラーレス(助手席と後部座席の柱がない仕様)に低い床と、大きな荷物を乗せやすいのもポイント。引っ越しのときには2メートルあるベッドをN-VANに載せて運びました。

あとはシニアの運転ということで、安全性も重視しています。Honda SENSING」など安全運転を支援するさまざまな装置がついているのはありがたいですね。

 

N-VANのカスタムを解説する岩見さん

 

カスタムしはじめたきっかけは?

兼次さん:15年くらい前からふたりで車中泊を楽しんでいたのですが、ぼくの定年後、クルマを夫婦で1台からひとり1台にしまして。「自分専用のクルマなら好きなようにいじれる!」と快適に過ごせる車内空間作りに挑みはじめました。

眞由美さん:カスタムはすべて主人が担当しています。試作品を作るたびに見せてくれるので「また夢中になってるな」と、横にいる私も楽しいです。

 

N-VANの車内で車中泊するシニア世代の夫婦・岩見さん

 

お気に入りのカスタムを見せてください

兼次さん:寒い時期に重宝しているのが自作したコタツ。

ふたり用掛け布団は荷室の幅より大きく、端がめくれてしまうんですね。そのままだと冷気が入って寒いので、いっそ木の板で布団を囲んでしまおうと。荷室の左右の壁に作った収納棚に板を渡し、下に布団を収めれば冷気がカットされます。湯たんぽも入れて「簡易コタツ」の完成です。

布団を抜けばテーブルに、天板の位置を変えれば春夏用二段ベッドにだってなります。

 

N-VANにDIYカスタムで取り付けたコタツに入り、テレビを見る岩見さん

コタツに入ったままテレビが見られる収納式のモニターも製作

 

N-VANの車内をカスタムして高低差のある2段ベッドを作成

コタツを使わない春夏の時期は、天板を組み替えれば二段ベットに変身

 

N-VANをカスタムして取り付けた仕切り板を倒すとテーブルになる仕組みを説明する岩見さん

コタツ側面の仕切り板を下げると、調理台やテーブルとして使えるリアゲートキッチンがお目見え

 

N-VANの後部座席をカスタムし、和風の壁紙を貼った戸棚

自作の戸棚には和風の壁紙を貼り、和室の落ち着いた雰囲気を演出している

 

すごい職人技ですね! なぜこんなに高度なカスタムができるのですか?

眞由美さん:主人は定年するまで文具メーカーの技術職だったんです。もともと組み立てや金属加工が得意なんですよ。

兼次さん最初から完璧な図面を引くのではなく、やりながら固めていくスタイルで進めています。仮置きできるものをとりあえず作り、実際にクルマと合わせて調整していく。

職人言葉の「現場合わせ」と呼ばれる手法ですが、修正やアップデートをしやすいのでDIY初心者でもチャレンジできると思います。2018年からN-VANをカスタムしていますが、これからも少しずつ改良を続けるつもりです!

 

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N-VANカスタム実例③堀 琢磨さん:釣り道具とバイクのトランポ仕様にカスタム

トランポ仕様にカスタムしたN-VANに乗る堀琢磨さんと奥様

コンパクトながら驚きの積載力を持つN-VAN。千葉県在住の堀 琢磨さんは、そんなクルマの個性を活かしたカスタムを施し、充実のアウトドアライフを送っています。

特に大好きなのがバス釣りと二輪。N-VANなら数々の釣り道具だけでなく、オートバイをクルマに載せられる=トランポも楽しめます。

堀さんのこだわりが詰まったガレージ仕様カスタムは、参考にできるポイント盛りだくさんです。

トランポ仕様にカスタムしたN-VANを所有する堀琢磨さんと奥様のプロフィール写真
堀 琢磨(ほり たくま)さん (写真右)
1970年生まれ。千葉県在住。ハーレーダビッドソン正規販売店のメカニックとして長年にわたってキャリアを積んだのち、退職。プライベートにおいても数々のバイク、クルマと付き合ってきたため、乗り物に対するセレクト眼はかなりのもの。休日は奥様の友紀子さん(写真左)と一緒に外遊びを楽しむのが定番。
Instagram @taku4555

 

山道を走るトランポ仕様にカスタムしたN-VAN

 

N-VANを選んだ理由を教えてください

堀さん:軽自動車ならではの取り回しの良さやランニングコストの低さ、そしてなにより、高い収納力と拡張性が決め手です。

車内にユーティリティーナットやフックが複数配されているので、自作したパーツをスムーズに装着できます。

今まで20台以上のクルマに乗ってきましたが、いずれも自分でボルト穴を開ける必要がありましたから、N-VANはかなりカスタムしやすかったです。

 

トランポ仕様にカスタムしたN-VANの助手席サイドに積まれたスーパーカブ

 

トランポはどのようにするのでしょう?

堀さん:助手席と後部座席の左側シートを倒して、荷室半分をフラット仕様にします。リアゲートには折り畳み式三段ラダーを設置し、そこからバイクを車内に。

助手席裏に接続したホイールクランプへ前輪を載せて固定した上で、ベルトでさらにロックしていきます。

少しコツのいる作業ですが、N-VANにはいろいろな場所に荷物固定用のU字フックが付いていますから、初心者でもやりやすいと思います。

 

トランポ仕様にカスタムしたN-VANの車内にスーパーカブを積み込むオーナーの堀さん

コンパクトな折り畳み式三段ラダーなら、車内に置きっ放しでもスペースを取らず便利

 

トランポ仕様にカスタムしたN-VANの車内にスーパーカブを積めるようセットするオーナーの堀さん

ベルトはハーレーがアメリカから輸送されてくる際に使われている梱包資材を再利用

 

デリケートな釣り道具はどのように収納を?

堀さん:繊細なロッドやボート釣りに必要なエレキモーター、船内の足場になるハイデッキなど、車内にそれぞれ固定して運びます。

使用するのはデフォルト装備のユーティリティーナットに取り付けた自作のアタッチメントたち。

また、車内の随所に薄手のスポンジクッションを置き、傷や故障が生じるのを防いでいます。

 

トランポ仕様にカスタムしたN-VANの荷室側面

本来は家の壁に設置する用途の折り畳み式サーフボードラックを、ユーティリティーナットに合わせて改造。ロッド置き場として利用している

 

釣り道具が積み込まれたトランポ仕様にカスタムしたN-VANの荷室

エレキモーターをボートにマウントするためのバウデッキ(車内左側面、ドア近くに固定)は、不要になったエレキモーターのシャフトをカット&溶接して作った専用のホルダーに

 

トランポ仕様にカスタムしたN-VANに積まれていたスーパーカブで走るオーナーの堀さん

 

N-VANと出会って変わったことはありますか?

堀さん:N-VANでトランポできるようになって、遠方の釣り場でもバイクが使えるようになりとても便利です。二輪なら狭いエリアに停められるので駐輪場所に困りません。

クルマはパーキングに待機させ、釣りスポットまでバイクでスイスイ。ちょっと奥まった場所でも、バイクがあればすぐにクルマまで戻れますから、釣り道具の交換だってノーストレスになりました!

 

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N-VANカスタム実例④加美 卓也さん:軽キャン仕様でアウトドアを満喫!

N-VAN COMPOのオーナーで、サイクリングやキャンプで使用している加美さん

軽自動車のバンやワゴン、軽トラックなどをキャンピングカー仕様にカスタムした「軽キャンピングカー」が、アウトドア好きの間で注目を集めています。

なかでもHonda純正用品メーカーのホンダアクセスと、キャンピングカービルダーの「ホワイトハウス」が共同企画で生み出した「N-VAN COMPO」は、 アウトドアフリークを刺激するカスタマイズが随所に施されています。

N-VAN COMPOのオーナーの一人、加美 卓也さんに使い勝手を教えてもらいました。

N-VAN COMPOのオーナー加美さん
加美 卓也(かみ たくや)さん
千葉県在住の1974年生まれ。釣り歴20年、自転車歴15年、キャンプ歴10年。普段はエクステリアと造園の会社で、設計から営業、施工管理までを務めており、休みの日は2019年の8月に納車されたN-VAN COMPOでアウトドアライフを楽しんでいる。

 

N-VAN COMPOのフロント

 

N-VAN COMPOを選んだ理由を教えてください

加美さん:どんなクルマを買おうか悩んでいた当初は、中古の安いクルマを買えば十分だと考えていました。ですが、いろいろ見ているうちにN-VANは「乗用車の快適さ」と「商用バンの機能性」の両方があることに気付いたんです。

さらにN-VAN COMPOのことを知って、純粋に「このクルマに乗ってみたい!」とワクワクして。ちょっと奮発しなきゃいけませんでしたけど、買うのを止められませんでした(笑)。

 

亀山湖で釣りを楽しむ加美さん

 

以前はクルマに乗っていなかったのですか?

加美さん:数年前にクルマを手離してから、ずっとバイクに乗っていました。

クルマを買おうと思ったのは趣味のため。月2回ほどバス釣りに行くのですが、早朝出発するためには前日からレンタカーを借りる必要があり、効率が悪かったんです。僕の場合はロッドやルアーなど、荷物がかなり多いためバイクではダメなんですよ。

自由にフィッシングを楽しむにはマイカーが必要だと感じ、購入に踏み切りました。

 

N-VAN COMPOのポップアップルーフ

 

N-VAN COMPOの使い勝手はいかがですか?

加美さん:収納力があり車中泊も快適にできるおかげで、釣りだけでなくキャンプやロードバイクといったほかの趣味も、より深く楽しめるようになりました。

ポップアップルーフとフラットシートに敷いたマット、この2つの寝床があるので友人とアウトドアに出るのもラクに。

いままではソロキャンプすることが多かったですが、キャンプやアウトドアの楽しみ方が広がりました。

 

N-VAN COMPOに装備されたサイドオーニング

ルーフからサイドオーニングを引き出し、ポールで固定するだけでキャンパーモードに変更。アウトドアの空気を満喫できるリビングの出来上がり

 

N-VAN COMPOのポップアップルーフの内部。大人2人が入れる広さ

ポップアップルーフがあるので、テントを張らなくても寝室ができるのがN-VAN COMPOの魅力。外から見るより広く、着替えにも最適なスペースとして使える

 

N-VANから自転車を出す加美さん

助手席と後部座席をフルフラットにすれば、自転車だってそのまま収納可能。助手席側のドアはピラーレスのため大きく開き、降ろすのもラクチン

 

N-VAN COMPOの車内、天井のバーに釣り竿を収納

天井のバーに釣り竿がかけられたり、リアゲートを開けても虫が入ってきにくいスライド&リアゲートネットが配されていたりと、アウトドアで嬉しいギミックが多数備わっている

 

N-VAN COMPOを使ったキャンプイメージ

 

N-VAN COMPOは加美さんにどんな影響を与えましたか?

加美さん:かつての自分にとって、キャンプは釣りやサイクリングをする上での「ついで」的行為。バイクだと荷物を最小限にしないといけませんし、早朝から動くため現地に前泊するという感じで、キャンプそのものを楽しむ余裕はなかったんです。

それが、N-VAN COMPOを迎えてからは趣味の一つに。アウトドアのワクワクを味わえるようになったのが嬉しいです。

 

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N-VANカスタム実例⑤野外のもりこさん&こうへいさん:夫婦・ソロでキャンプと車中泊を楽しむ!

Hondaの軽自動車N-VANで車中泊・キャンプ、ゆるキャン聖地巡りを楽しむ野外のもりこさん夫婦

幼い頃からキャンプに触れ、アウトドアをテーマにした漫画『ゆるキャン△』に出会ってキャンプ熱が再燃したという野外のもりこさん。

純正アクセサリーを中心にカスタムを加えたN-VANに乗って、結婚後も夫の「こうへいさん」と一緒にキャンプに出かけたり、ソロキャンプや車中泊も楽しんでいます。

そんな野外のもりこさん&こうへいさんに、N-VANでの週末キャンプの魅力を伺いました。

Hondaの軽自動車N-VANで車中泊・キャンプ、ゆるキャン聖地巡りを楽しむ野外のもりこさん夫婦プロフィール
野外のもりこさん(左)・ こうへいさん(右)
静岡県在住。週末を中心に、月2〜4回ほどキャンプを楽しんでいる。2019年にN-ONEからN-VANへ乗り換え、本格的に車中泊キャンプも開始。『ゆるキャン△』のモデル地巡りと無骨ギアがとにかく好き。
YouTube 野外のもりこ
Instagram @yagai_no_moriko
Twitter @yagai_no_moriko

 

Hondaの軽自動車N-VANのドアを開けて並んで座る野外のもりこさん夫

 

N-VANを選んだ理由を教えてください

もりこさん:以前はN-ONEに乗っていて、ソロキャンプや夫婦キャンプならまったく問題なく使えていました。

N-VANを知ったのは、クルマの乗り換えを検討していたとき。軽自動車でおしゃれにキャンプを楽しむキャンパーをSNSでチェックしていて、N-VANに乗っている人も多かったんです。

そこで「私も挑戦してみよう!」とN-VANに決めました。

商用車ベースなのに、普段使いや通勤車として使っても違和感のないデザインは、他の軽バンにはない魅力だと思いますね!

 

Hondaの軽自動車N-VANに積載したキャンプ道具

 

カスタムのポイントは?

もりこさん:Hondaの純正アクセサリーを中心に使ってカスタムしています。

通常はフロントグリルとミラーがガーデングリーン、エンブレムがシルバーですが、ちょっとかわいすぎると思ったので、無骨なデザインにしたくて。所々にワンポイントでブラックが入るから引きしまって見えるのかな。

 

Hondaの軽自動車N-VANのフロントグリル(艶消しブラック)
Hondaの軽自動車N-VANのブラックエンブレム
Hondaの軽自動車N-VANのドアミラーカバー(艶消しブラック)
Hondaの軽自動車N-VAN。ホイールキャップを外している写真
無骨なデザインが好みのもりこさん。純正アクセサリーの 「フロントグリル(艶消しブラック)」、 「ブラックエンブレム」、 「ドアミラーカバー(艶消しブラック)」でカスタムしている

 

Hondaの軽自動車N-VANのルーフキャリア

ルーフキャリアも純正品を使用。「ゲーム『どうぶつの森』シリーズに出てくるクルマのような愛らしい見た目にしたかった」と、もりこさん

 

Hondaの軽自動車N-VANの後部座席両側に取り付けた4×6 インチボックス型 リアスピーカー

運転中の音楽にもこだわっていて、後部座席の両側には「4×6 インチボックス型 リアスピーカー」を装着。クルマ全体に立体的な音が広がって聴こえるのがお気に入り

 

N-VANの魅力はどのような部分だと感じますか?

もりこさん:床が低いので荷物の積み下ろしがラクです。天井も高いので、軽なのに広く感じます。

こうへいさん:以前乗っていたN-ONEは、キャンプから帰宅した後は毎回荷物を積み下ろしてました。そうしないと普段使いのときは車内が狭くなってしまって……。

でも、N-VANは荷物を載せっぱなしにしても積載量が十分あるから便利ですよね。

 

Hondaの軽自動車N-VANを使った車中泊スタイルの画像。車内でくつろぐもりこさん

ソロで車中泊を楽しむこともあるというもりこさん。助手席側がフルフラットになるので寝心地がよく、天井が高いので圧迫感もないそう

 

Hondaの軽自動車N-VANで車中泊キャンプを楽しむもりこさん

テールゲートをタープ代わりにすれば、設営の手間を省いてキャンプが楽しめるのも魅力

 

キャンプサイトとHondaの軽自動車N-VANが一緒に映った写真

 

N-VANを使った車中泊キャンプのメリットは?

もりこさん:ラクしてキャンプができるところですね。デイキャンプやオートキャンプなら、撤収のことを考えなくてもいいし、ストレスが一切ないです。

こうへいさん:お互いに自分の時間を持ちたいので、寝るときは妻が車中泊、僕がテント泊にして、ソロキャンプ気分を楽しむこともあります。

自分のペースで過ごしながら、キャンプの楽しみも共有できて、いいとこ取りができます。今後もお互いの時間を尊重しながら、気楽にキャンプをしていきたいです!

 

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純正アクセサリーでN-VANをカスタム! 3つのカスタムをキャンプ&車中泊のプロがチェック

広い荷室を持ち、自由なスタイルも楽しめるN-VANはキャンプや車中泊との相性抜群! 充実の純正アクセサリーを取り入れれば、よりアウトドアにマッチしたクルマに簡単にカスタムできます。

ここからはカスタム実例を交えながらアウトドアで大活躍してくれるN-VAN専用のアクセサリーやアイテムの使い勝手、メリットを紹介。

ベテラン女子キャンパーのこいしゆうかさん、カエライフでおなじみの女子キャンパー森風美さん、軽自動車で日本一周した野田クラクションべべーさんにレポートしてもらいました。

 

N-VAN純正アクセサリーでのカスタム実例をこいしゆうかさんがチェック!

こいしゆうかさんと一緒に、 Hondaの純正アクセサリーを使ってカスタムしたN-VANのメリットや活用例をチェックしていきます!
こいし ゆうか さんのプロフィール
こいし ゆうか さん
イラストレーター、キャンプコーディネイターとしてテレビやラジオなど幅広いメディアで活躍。キャンプ歴は11年、「女子キャンプ」の言葉の生みの親。オリジナルテント「PANDA」のデザインも手がける。
>>こいし ゆうか さんのHP

 

マルチボードを活用しよう

もともとN-VANは地上から荷室床までが52.5cmと低いため、荷物の積み下ろしがしやすい設計です。さらに純正のマルチボードをプラスすると荷室が2段構造になり、効率良く荷物が積めて出し入れまでスムーズに。

「マルチボードの下にも荷物が置けるのは車中泊で最大のメリット。下段に荷物を収納しつつ、寝るスペースもしっかり確保できるんです!」とこいしさん。車中泊を視野にいれるなら、マストアイテムとなりそうです。

 

ルーフキャリアのメリットは?

N-VAN専用のルーフキャリアがあれば、荷室に収まりきらない荷物を載せることも。ただし、落下しないようベルトでしっかり固定することが大切です。このとき、フロントガラスにあるHonda SENSINGの単眼カメラに干渉しないよう注意しましょう。

また、荷重制限がありますので少しでも軽いソフトケースを使うのがオススメです。

 

テールゲートカーテンはどう使う?

サッと被せるだけでプライバシー空間を確保できるテールゲートカーテンは、簡単に設営できるのが特徴です。

「ただし、リラックスできる広さはないので、簡易的な作業場と考えるのが良いでしょう」とこいしさん。

すぐに片付けができるのもテールゲートカーテンのメリットなので、キャンプ場で着替えたいときなどに役立ちます。

 

外部電源入力キットは付けるべき?

N-VANに取り付けた外部電源入力キット

オートキャンプ場の電源サイトから差し込むだけでAC100Vが使えるようになる外部電源入力キット。エンジン停止状態でも車内で電化製品を稼働させることができ、キャンプ場での過ごし方がより幅広くなります。

「ポータブル電源を繋げてスマートフォンやLEDライトを充電したり、パソコンやプロジェクターを繋いだり、かなり重宝すると思いますよ」とこいしさんもオススメします。

 

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車中泊向きのオプション装備でカスタムしたN-VANを森 風美さんがチェック!

 

Hondaの軽自動車N‐VANと森風美さん

N-VANには、マルチボードやルーフインナーラックなど車中泊向きのオプション装備も数多く存在します。
そこで、カエライフでもおなじみの車中泊好き女子キャンパーの森 風美さんに、オプション装備でカスタムしたN-VANをチェックしてもらいました!
森風美さんのプロフィール写真
森 風美(もり ふうみ)さん
年間80泊するほどキャンプを愛し、女子でも楽しめるキャンプスタイルをSNSで発信している女子キャンパー。女性向けアウトドアWEBメディア「なちゅガール」の編集長も務めるほか、雑誌・テレビ・イベント出演など幅広い分野でも活躍中。
Instagram @fu_u.m
Twitter @fu_uyu

 

N-VANの運転席を倒してマルチボードと同じ高さにする森さん

車中泊するためのベッドスペースはシートを倒し、マルチボードを設置すれば出来上がり。

ほぼ水平な状態で、クイックマットを敷けば、ストレスなく就寝可能になります。荷物はマルチボードの下に収納しておけば、ベッドメイクがスムーズに。

 

N-VANのルーフインナーサイドパイプにポンチョをかける森さん

ルーフインナーラックは車中泊に欠かせません。マルチボードの下に入れたものは外からでないと取り出せないので、着替えや車内で使いたい小物などを収納します。

「ハンガーを使って、洋服やタオルをかけておくこともできますね」と森さん。夜寒くなったら羽織れるよう、ポンチョをルーフインナーサイドパイプにかけました。

 

N-VANの有孔ボードに磁石付きの小物入れをくっつける様子

軽自動車はスペースに限りがありますが、N-VANなら有孔ボードを使って無駄なく収納が可能。

「限られた空間をデコレーションする楽しみがありますし、女性やカップル、夫婦での車中泊にも良さそうですね!」と、森さん。車中泊を楽しみたい女性にもぴったりなクルマとなってくれそうです。

 

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車中泊向きアイテムでカスタムしたN-VANを野田クラクションべべーさんがチェック! 

Hondaの軽自動車N-VANと、軽自動車で日本一周をした経験のある野田さん

N-VANには、N-VAN専用エアマットやウィンドウメッシュなど、車中泊を快適にしてくれるアイテムがそろっています。

軽ワゴン車で日本一周達成した野田クラクションべべーさんに、便利なアイテムで車中泊仕様にカスタムされたN-VANの使い心地や、車中泊におけるメリットをレポートしてもらいました。

軽自動車で日本一周をした経験のある野田さん
野田クラクションべべー さん
1994年生まれ。東京都御徒町にあるWeb制作会社・株式会社LIGに勤務。 "全国のLife Is Goodな人・モノを世の中に届ける" をコンセプトに、2016年4月からおよそ1年間、中古の軽ワゴンで日本一周を行っていた。旅を通じてサウナの魅力にもはまり、現在は長野県信濃町にある「The Sauna 」の支配人、サウナプロデューサーとして活動中。
The Sauna https://lamp-guesthouse.com/sauna/
Twitter @nodaklaxonbebe

 

N-VANで車中泊を楽しんでいるイメージ

「僕の車には収納がなかったので布団が敷きっぱなしでした」という野田さんに、N-VAN専用エアマットを体験してもらいました。

車中泊をするなら、快適な寝心地を確保するためにもマットは必須。エアマットなら昼間は半分に折りたたんで、空いたスペースを有効活用できるのもポイントです。

 

N-VANの純正オプション、ウインドウメッシュ

カーテンだと虫が入ってきてしまいますが、ウインドウメッシュは涼しい上に安心。磁石式で簡単に取り外せるのもラクラク可能。

「豊富なオプションはいろいろと自分で用意するのが苦手な、僕みたいなタイプに向いていますよ(笑)」と野田さん。

 

N-VANの外部電源入力キットを活用する

僕は仕事をしながらの車中泊日本一周だった」という野田さんは、パソコンとスマホの充電がすぐに足りなくなり、コンセント席のあるファミレスやカフェに行くことも多かったそう。

外部電源入力キットがあれば、オートキャンプ場でワーケーションも可能です。

 

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キャンプにも車中泊にもベストマッチ!N-VANは自分のニーズに合わせて無限大にカスタムが楽しめる

様々なN-VANのアウトドア系カスタムを紹介しましたが、キャンプや釣り、車中泊など、オーナーの使い方次第で自由にアップデートできるのがわかったと思います。

DIYが得意な方は、車内にあるユーティリティーナットに自作のラックやパーツを組み合わせることで、自分専用のカスタムが施しやすいのも大きな特徴といえるでしょう。DIYが苦手な方や初心者の方でも、N-VAN専用のアクセサリーを使えば気軽にアウトドア・車中泊仕様にできるのもポイントです。

目的に合わせてアレンジしたN-VANを使えば、ビギナーからベテランまでさらに便利にアウトドアが楽しめるはず。気になるアクティビティやシチュエーションがあるなら、ぜひN-VANと一緒にチャレンジしてみてください!

 

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文/金井 幸男
写真/木村 琢也、長野 竜成、蓮池 ヒロ、よねくら りょう、矢野 宗利
編集/井上 寛章(LIG)